National Hospital Organization

Akita National Hospital No.48 92020

あきた病院だより―⑤

看護研究研修会 ～リモートで開催しました～ 副看護部長 武部 昭恵

　　令和2年8月3日（月）、看護部では、東北大学大学院

医学系研究科保健学専攻　老年・在宅看護学分野　

清水　恵先生を講師に看護研究研修会を行いました。

　　清水先生には、昨年度「看護師のための看護研究

の基礎」としてご講義いただきました。看護研究を始め

るには、臨床の中での疑問を構造化して研究疑問（リ

サーチクエスチョン：RQ）を立てること、RQをしっかり立

てることで意義のある看護研究となり結果が臨床に

フィードバックされるということを学びました。今年度の看

護研究は、この学びを基に各部署で研究計画書を作

成しました。清水先生には、部署ごとに研究進捗状況と

今後の進め方についてのヒアリングをしていただきまし

た。また、継続的に看護研究についての学びを深める

ため、研究デザインについてのご講義もいただきました。

　　本来であれば、あきた病院にお越しいただく予定で

したが、コロナウイルスの感染拡大もあり、リモートでのヒ

アリング、講義となりました。

　　３密を回避するために、各種会議等もリモートで行わ

れるようになっておりますが、看護部では初めての試み

でした。事務部長、庶務班長、SEの協力をいただき、会

場設定、機器設定を行い、滞りなく研修会を終えること

ができました。コロナ禍で、様々な研修や学会が中止と

なる中、今回の研修をうけ「何をすればよいのか見えて

きた」「研究へのモチベーションがアップした」との嬉し

い声が聞かれました。今回のリモート研修をきっかけに、

今後もリモートを活用するという新しいスタイルも視野に

入れて研修計画ができるのではないかと思いました。

ため、研究デザインについてのご講義もいただきました。

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