プロセスコントロールシステムの オープンネット...

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プロセスコントロールシステムの オープンネットワーク化! PROCESS AUTOMATION

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プロセスコントロールシステムのオープンネットワーク化!

PROCESS AUTOMATION

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オープンネットワーク事業の推進

当社では、IEC標準として定められたフィールドバスの中で、“オープンネットワーク”として、産業界での実績が格段に多いPROFIBUSに着目し、Siemens AG(ドイツ)及びシーメンス株式会社と2001年10月に結んだ提携を基に、システムインテグレーション事業を展開しています。

コストダウン、標準化、上位あるいはFA分野と共通のネットワークの構築、診断情報の有効活用、保守性の改善向上といった皆様への利便性に寄与できるフィールド・コントロール・システムを提案させていただくことで、お客様のご要求にマッチした、“システム・ソリューション”の提供に邁進しております。

加盟団体

NPO法人 日本プロフィバス協会NPO法人 日本フィールドバス協会一般社団法人 日本電気計測器工業会一般社団法人 日本計量機器工業連合会一般社団法人 日本粉体工業技術協会

R

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プロフィバス概要…………………………2

プロフィバス導入のメリット ……………3

プロフィバスの特長………………………4

プロフィバスファミリー …………………5

ネットワーク構築例 …………………6~7

SIMATIC PLC ……………………8~9

SIMATIC PCS7 ………………10~11

プログラミングソフトウェア……………11

SIMATIC リモートI/O …………12~13

インターフェース ………………………13

PROFIBUS-DP用スレーブ …………14

PROFIBUS-PA用スレーブ……15~16

目   次ノーケンとフィールドバス

今日、世界的にIT技術の活用と導入の優位性が議論されいますがITを実現させるためには「デジタル化」、「分散化」、「ネットワーク化」そして「オープン化」がキーワードになります。フィールドバスは、プロセスコントロールシステムにおける最新のIT技術です。フィールドバスは従来の4-20mA信号に代表されるアナログ制御に代わり、全てをデジタル化、ネットワーク化することができます。プラント管理室からフィールド機器の隅々にわたる情報を監視・制御することができ、オフィスネットワークと融合することによりEnterprise Automationの実現も可能です。

フィールドバスの国際標準規格(IEC61158)ではマルチプロトコルとして、9種のタイプ仕様(Fieldbus Foundation H1、Fieldbus Foundation HSE、PROFIBUS、ControlNet、INTERBUS、P-NET、World FIP、 SwiftNet、PROFINET)が規定されています。

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Internet

RS-485/光ファイバ IEC 1158-2

AS-Interface

PROFInet

PROFIBUS-DP PROFIBUS-PA

組立・加工 プロセス

OS OS

IPCPLC

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❶スピード、通信データ量等の機能面で非常に優れていること。❷異なったベンダーの製品が同一バス内に存在しても、  接続が簡単なこと。❸多くの工場で実績があるため、安心して使用できること。❹新しい技術を取り入れているため、常に最新技術を提供  できること。

があります。PROFIBUSは、その使用目的によって最適な使い分けができるように、3種類のバスでファミリーを構成しています。

従来のアナログ信号(4-20mA DC)を中心としたシステム構成に使用されていた現場計器もProfibus-DP対応のET200リモートI/Oステーションを使用することにより継続利用することができます。

●従来システム

●PROFIBUS ファミリー

各種のネットワーク

制御室

4-20mA

現場機器

PROFInetは、現場機器用のバスではなく産業用イーサネットレベルで機能しているIEC規格上のオープンバスです。Ethernetを使ったコントローラ/MESレベル通信の標準規格で、異なるベンダー機器(コントローラ・インテリジェントステーション等)、また、フィールドバスを統合し工場ネットワークを構築するオープンなバスです。Profibus-DPは、ハイスピード信号処理(12Mbps最大)でFA用途もカバーでき、普及度世界一のオープンフィールドバスです。Profibus-PAは、防爆仕様をベースにプロセス用に仕様を強化したオープンフィールドバスです。

プロセスコントロールシステムの世界はこの2大技術を軸にネットワーク化が急速に進んでいます。当社は、「Siemens社」と「smar社」のサポートのもと、フィールドネットワークの2大技術で計装のオープンネットワーク化を展開していきます。

●PROFIBUSが幅広いユーザーとベンダーにサポートされる理由…

従来システムからPROFIBUSオープンネットワークシステムへ

ROFIBUSは、1989年に完成したオープンネットワーク技術で、すでに25年を超える歴史を持っています。2012年は350万台の設置となっており、全世界での累計台数は4360万台に到達しています。次世代ネットワークとして注目を集めている産業用Ethernet・PROFINETは2011年と比較して、年間設置ノード数が20万台増の150万台となり、累計集荷ノード台数は580万台に達しました。アプリケーション別では、プロセス産業は750万台のPROFIBUS機器が設置されています。当社はPROFIBUS技術を先導してきた「Siemens AG社」と提携しPROFIBUSの普及に努めると共に、日本プロフィバス協会の一員としても活動を進めています。

普及実績はPROFIBUSが4360万台、PROFINETが580万台を突破!

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プロフィバス導入のメリット

デジタル通信技術の進歩に伴い、工場内での通信にも、デジタル通信を用いたプロフィバスを使いたい、また、デジタル技術を使うならば異なったメーカの製品もつなげるオープンなプロフィバスを使いたいという要求が強くなってきました。これは従来の信号配線方法、または特定メーカだけのデジタル通信バスと比べて、オープンなプロフィバスには下記のようなメリットが期待されているからです。

一本の配線で複数の信号を伝達できます。

データを正確に通信できます。

配線コストが大幅に削減されます。

システムの構築が容易です。

データ通信以外にも用途が広がります。

IEC61131-3に準拠したプログラミング開発環境(STEP7)です。

リモートI/Oを用いて従来システム(DCS)からの移行を実現できます。

プロフィバスは、一つの機器から複数の信号を取り出すことが可能であり、また一本のバスに複数の機器を接続し、それぞれの機器からも複数の信号を取り出すことができます。信号の種類も測定データに限らず、メッセージ、アラーム、機器データ等も通信できます。

工場のオートメーションで使われているPLCやDCSは、デジタルデータにて演算しています。そのため、従来のアナログデータはA/D変換された後、PLCまたはDCSに取り込まれます。プロフィバスを使うとデジタル信号のまま、通信が行われますのでA/D変換、D/A変換の誤差が生じません。また、プロフィバスによっては、2バイトデータだけでなく、4バイトデータの通信もサポートし、より高精度なデータ通信に対応しているものもあります。

プロフィバスを使うと、従来タイプの信号線の布設に比べてケーブルコスト、配線作業、パネルコスト、設計エンジニアリングのトータルで大幅に経費が低減できるとされています。

機器ごとに通信条件を定義するGSDファイルというテキストファイルが用意されています。このファイルをコンフィギュレーションソフトに追加するだけで、システムの構築ができます。また、実行しているPROFIBUS上に機器を追加または削除するときも、オンラインで行えます。

一般にプロフィバスは、現場データを通信するだけでなく、エンジニアリングのデータも通信できるようになっています。この機能を使って、パソコン等で、プログラムを作ったり、アラーム解析をしたり、また機器の校正等もできるようになります。

STEP7では、IECに準拠した主要6言語のすべてを使い、またそれらを組合わせたプログラミングが可能です。たとえばシステム全体の流れをSFCで記述し、ピット処理をラダーで、数値演算を高級言語で、PIDの周期割込みをコンティニュアスファンクションチャートで書くということが可能です。

Profibus-DPに接続するリモートI/Oユニットが販売されています。(シーメンスET200シリーズ)フィールド計器は従来と同じメーカーの製品であっても、このリモートI/Oユニットを用いれば、PROFIBUSによるフィールドネットワークを容易に構築できます。フィールド計器の使用実績やメンテナンスの観点から、Profibus-DP、PA計器に切り替えることなく、フィールドネットワークの構築が簡単にできるわけです。

●IEC言語ST「SCL(スタンダードコントロール ランゲージ)」

●IEC言語SFC「S7-Graph(グラフ)」

IEC61131-3のST(Structured Text)に相当します。パスカルライクな高級言語で、複雑な演算やデータ処理に適しています。

IEC61131-3のSFC(Sequential Function Chart)に相当します。この「S7-Graph」では、まず工程をタスクごとに各ステップに分割し、直列または並列のファンクションチャートを構成します。各ステップには、I/Oのセットリセット、タイマー・カウンターの起動や、サブルーチンの呼び出しなどをマクロとして埋め込みます。

●「CFC(コンティニュアスファンクションチャート)」CFCは、SIMATICのエンジニアリングツールの中でも特異な存在です。イメージとしては、DCSなどで多く見られるプロセスフローチャートです。ファンクションボックスのパラメーターどうしを、エディタ上でつないで制御させます。

HMI HMI

PCPLC

Ethernet

Profibus-DP

Profibus-DPProfibus-PA

フィールドデバイス

ドライブ(インバータ)

リモートI/O

リモートI/O

伝送器

分析計 伝送器

スイッチ ポジショナ

ポジショナ 接点出力

従来形フィールド計器Profibus-PA計器

DP/PAカプラ/リンカー

Ai Di

コントローラ

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プロフィバスの特長

■ バスの基本仕様がパワフルです。

■ 通信方式がフレキシブルです。

■ 接続が簡単です。

■ アプリケーションがパッケージ化されています。

■ 設計時間、配線チェック時間も短縮されます。

Profibus-DPでは、9.6kbpsから12Mbpsまでの高速通信をサポートしています。Profibus-PAは、IEC61158-2に準拠しているために、31.25kbpsのスピードになっています。Profibus-DPは、同じバス上に共存でき、Profibus-DPとPAはカプラ/リンカーを介して簡単に接続できます。Profibus-DPでは、一本のバス上に最大125のステーションを接続することができ、最大244バイトのデータを一回の通信で送ることができます。また、通信線として、RS485または光ファイバが用意されています。

プロフィバスはオープンなフィールドバスですので、たくさんのメーカがプロフィバスの対応製品を販売しています。異なるメーカの製品を同じバス上にスムーズにつなげることは、オープンなフィールドバスの基本的な条件となります。プロフィバスでは世界の主なPLCのメーカが、プログラムを簡単に組めるツールを販売しています。また、全てのスレーブステーションはGSDファイルと呼ばれる通信条件を定義するファイルを持ち、このGSDファイルとプログラムツールを組み合わせて、簡単にシステムの構築ができます。もし、お手持ちの機器のGSDファイルを紛失した場合でも、プロフィバス協会のホームページから全ての機器について、GSDファイルをダウンロードできますので、心配は要りません。また、使用しているプロフィバス上に機器を追加、または削除するときも、オンラインで実行できます。

プロフィバスでは、一般的に使用されるアプリケーションを効率よく動かすことができるように、プロファイルという概念を定めています。このプロファイルを用いると、異なるメーカの製品でもマスターステーションからは同じようなデバイスとして、アクセスすることができます。例えば、ドライブ(インバータ)の場合、スタート、ストップ、緊急ストップなどのコマンド、停止中、運転中、アラームの有無、コントロール状態などのステータスを表すビットが決められています。したがって、異なった場所にある様々なメーカのドライブでも、同じように運転をコントロールすることができます。プロファイルの種類は、ドライブだけでなく、エンコーダ、NC、HMIなど様々な種類のものが用意されています。

プロフィバス上に接続される機器の情報は、コンフィギュレータで常に最新の情報を確認することができます。従来のように配線設計図と現場の配線の不一致に悩むことはありません。また、ソフトウェアを使って容易に機器の追加等ができますので、実際の配線布設作業のみでなく、エンジニアリング作業、配線チェック作業のコスト、時間も大幅に削減されます。

プロフィバスの通信方式はハイブリッド方式と呼ばれ、マスターステーション(PLC、PC等)とスレーブステーション(現場機器等)の間の通信は、マスター・スレーブ方式を採用しています。マスターステーションはデータを収集したり、設定したりしますので、通信を始めるリクエストは常にマスター側から起動されます。スレーブステーションはマスターステーションのリクエストにより、要求されたデータをマスターステーションに返送したり、与えられたデータを自分のデータ領域に格納します。マスターステーションが常に通信の状態を管理しているために、通信のプロトコルが簡単で、高速の通信が実現できます。さらに、プロフィバスでは複数のマスターステーションがバス上で動作することができます。この時、2台以上のマスターステーションが同時に通信のリクエストを出さないように、マスターステーション間でトークンパッシング方式を採用しています。トークンパッシング方式とは、トークンを持ったマスターステーションだけが通信を始める権利を持つという通信方法で、通信を終了したマスターステーションはほかのマスターステーションにトークンをまわすことで、ある時点で通信を開始できるステーションを限定する方法です。プロフィバスの通信方式は、以上のマスター・スレーブ方式と、トークンパッシング方式の組み合せのため、ハイブリッド方式といわれています。ハイブリッド方式のメリットは、マスター・スレーブ方式のわかりやすさとトークンパッシング方式で可能になるマルチ・マスターを同時に実現した点です。

通信方式

伝送媒体

コネクタ

接続ノード数

ネットワークトポロジィ

ケーブル長

伝送データ数

ハイブリッド方式

STPケーブル、光ファイバ

RS-485

最大125ステーション

バス、ツリー、スター

最大4.8km(リピータ接続時)

最大244B

通信速度9.6, 19.2, 93.75, 187.5,500, 1500, 12000(kbps)

Profibus-DP基本仕様

GSDファイルを用いたシステム構成

PROFIBUSコンフィグレーション

システムコンフィグレーション

デバイスデータベースファイル GSD-file

リモートI/O ドライブ  センサ  リモートI/O HMI フィールドデバイス

PROFIBUSによるオープンなシステム構成

PROFIBUS

SPS

PLC

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PROFINET

PROFIBUS-DP

PROFIBUS-PA

Profibus-DPは、高速で信頼性の高いデータ通信と、PLC、DCS、PC、リモートI/O、HMI、インバータ、バルブ等、工場で使われる殆どの制御機器に接続できるフレキシビリティを持ち、PROFIBUSのファミリーの中でも最も多く使われています。本来はコントローラとリモートI/O間のデータ通信用として開発されましたが、今では使用される範囲も自動車、電機、半導体等のFA分野だけでなく、化学、食品等のPA分野にも使われています。

Profibus-PAは、特に防爆機器が求められるプロセスオートメーション向けに、Profibus-DPの機能を拡張したものです。Profibus-PAは、従来の2線式伝送器と同じように、信号線と電源を共有します。温度計、圧力計、流量計、レベル計などのプロファイルも充実しています。

フィールドに近いレベルのネットワークと、上位レベルの通信との標準化は、近年のオフィスオートメーションの進展に伴って、会社あるいは工場の経営レベル(ERPレベル)と工場レベルの垂直統合の要求が強まってきたことにあります。同時に工場内の各工程はそれぞれ自動化が進んでいますが、各工程を独立させ、分散化制御を進めようとするとき、工程間の通信(情報の交換)が必要になってきます。この水平レベルの通信を簡単に実現するには、既存の設備を生かしながら、かつ新しい技術に対応して、ネットワークの垂直および水平統合が実現されることです。PROFINETはPROFIBUSのプロトコルをEthernet上に拡張、または新たに開発するのではなく、現在市場にて普及しているEthernet及びIT標準をそのまま使用し、オープンで実現性の高い通信を提案します。PROFINET上の機器とシステムはそれぞれPROFINET Componentというオブジェクトとして定義され、各オブジェクトは入力と出力の端子を持ちます。

プロフィバスファミリー

PROFINETの特長

① IT標準を用いたオープンなコミュニケーション。②オブジェクト指向を取り入れた分散オートメーション。③ベンダーに依存しないエンジニアリング。

プロフィバス協会の会員は、PROFINETの規格・Version.1.2をwww.profibus.comより自由にダウンロードできます。

コントロールレベルの通信標準化に…

SIEMENS SIMATIC PCS7 システムアーキテクチャー

PROFINETとフィールドバスの統合

PROFINETの構築手順

エンジニアリングHMI

Ethernet

PROFIBUSフィールドバス X

フィールドデバイス

エンジニアリングHMI

ドライブ

インテリジェントフィールドデバイス

コントローラ

オープン化 既存設備の継続利用

エンジニアリング I/FデータI/F

情報

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PROFIBUS・Hartなど、ノーケンでは上位システムからフィールド機器にいたるすべてのSiemensネットワーク製品をご提供いたします。

ネットワーク構築例システム製品

フィールド機器

S7-400

PA-Link

超音波レベル計LU 02

バルブポジショナSIPART PS2

超音波レベル計LU 10

マイクロウェーブ式レベル計SLR200L

マイクロウェーブ式レベル計 SLR250XF

圧力トランスミッタSITRANS P

エンジニアリングステーションプログラミングツールSTEP7

インテリジェントリレーLOGO!

DP/AS-InterfaceゲートウェイPAカプラ/リンカー

viaSmartLinx

viaSmartLinx

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産業用Ethernet

Profibus-DP

Profibus-PA

HART通信

AS-Interface

4~20mA DC

SIMATIC PDMはHART・PROFIBUS等、多彩なインターフェースで動作する汎用機器コンフィギュレーションツールで、グラフィカルなプラットフォームでフィールド機器のパラメータの設定や変更が可能です。

S7-400

I/OステーションET200M

I/OステーションET200M

超音波レベル計LU 02

超音波レベル計LU 10

I/OステーションET200M超音波流量計

SITRANS F US

マイクロウェーブ式レベル計SLR250XF

電磁流量計 SITRANS F M

オペレータステーションSCADAシステムSIMATIC WinCC

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中規模システム用PLC「SIMATIC S7-300シリーズ」

「SIMATIC S7-300」は、最も幅広いアプリケーションにご使用いただける中規模システム用のPLCです。CPU312IFMでのマイクロPLCレベルの簡単な制御、CPU314でのスタンドアローンのマシン制御、CPU315-2DPとリモートI/Oとを併用した分散型システムまで、幅広いラインアップでさまざまなアプリケーションをカバーします。多くの国際規格(DIN、UL、CSAなど)に対応し、もちろん全機種ともCEマーキング。一部機種ではジャーマンロイズの認定も受けておりますので、輸出向け船用機械など特殊なケースにもご使用いただくことができます。

安全PLC「SIMATIC S7-300F」

「SIMATIC S7-300F」は、ハイエンド安全PLC S7-400F/FHの姉妹機として、コンパクトで且つハイコストパフォーマンスが大きな利点です。安全PLCがお手軽な値段でご利用になれます。シーメンスは、1980年に安全PLCを開発して20年の歴史と実績を有しており、その信頼性は多方面より高く評価されております。S7-300Fシステム(ET200M、ET200S PROFIsafeI/Oモジュール)は、以下の安全規格に適合しています。

S7-300のハードウェア構成「SIMATIC S7」の大きな特長は、「ハードウェアでの設定がない」ということ。パラメーターやプロパティの設定は全てプログラミングツール「STEP7」を使っておこない、CPUがそれらのデータを保持します。したがってハードウェア自体は実にシンプルで、I/Oの配線をする以外にはなにもする必要がありません。

電源モジュールはAC120/230V共用、もちろん日本国内での使用も可能。DC24V出力なので、盤内で安定したDC24Vが得られる場合には、必ずしも必要ではありません。

CPUにはLED、モードスイッチ、プログラミングボード、DC24V供給端子、FEPROMのスロット、MMCバックアップが付いています。DPマスタ機能付きのCPUにはリモートI/O用のポートも付いています。

端子台はケーブルの固定方法によって2タイプあり、モジュールとは別売です。

マウントラックは125mm幅のDINレールで、電気的なデバイスはなにも付属していません。

モジュール間の接続はカスガイ型のバスコネクタでおこないます。

IEC/EN61508

EN954-1

SIL1~SIL3

Category 1~4

●システムの適合安全規格

コンパクト&ハイコストパフォーマンス…安全PLC SIMATIC S7-300F

SIMATICPLC

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大規模システム用PLC「SIMATIC S7-400シリーズ」

安全PLC「SIMATIC S7-400F/FH」

「SIMATIC S7-400F/FH」は、危険を自動的に認識して機械の運転を安全に停止させたり(Fシステム)、異常発生部分を自動乖離して安全な状態で継続運転制御を行うPLCです(FHシステム)。シーメンスは、1980年に安全PLCを開発して20年の歴史と実績を有しており、その信頼性は多方面より高い評価を受けております。S7-400F/FHは、以下の安全規格DIN/IEC/ENに適合。更には、ドイツ技術安全審査機関であるTUVによる適合認定がなされています。

S7-400のハードウェア構成S7-400は、一般的なPLCと同様にバスを備えたマウントラックを使用し、最大で18枚のモジュールを1ラックに挿入できます。

「SIMATIC S7-400」は大規模なプラント制御までカバーするPLCシリーズで、「SIMATIC」のハイエンドに位置します。プログラム容量としては16Kステップから666KステップまでのCPUをラインアップし、最大2666Kステップまでの拡張も可能です。今後プログラミングの主流となっていくIEC言語での使用を前提として開発しているため、グラフィカル言語に特有な消費メモリの増加にも余裕のパフォーマンスで対応します。マスタ間、リモートI/Oとの通信はS7-300と比べても格段に強化されて高速です。

電源モジュールにはAC120/230V入力タイプとDC24V入力タイプの2種類があります。

CPUにはLED、モードスイッチ、プログラミングポート、DC24V供給用端子、RAM/FEPROMのスロット、バックアップバッテリが付いています。DPマスタ機能付きのCPUにはリモートI/O用のポートも付いています。

端子台はケーブルの固定方法によって3タイプあり、モジュールとは別売です。

端子台は入力タイプごとにキーが付き、入力タイプの異なるモジュールには挿入できないようになっています。

マウントラックはS7-400の専用ラックとなります。モジュールの種類によって挿入できるスロットが決まっています。

DIN 19250

IEC61508

EN954-1

AK1~AK6

SIL1~SIL3

Category 1~4

●システムの適合安全規格

●安全PLCS7-400F/FHの適用分野

・・

S7-400F/FHは、特に人と設備の保護を強く求められる以下の分野に適合します。

1) 自動車製造2) 金属加工工程(プレス、ベンダーなど)3) 化学プラントの計測・制御システム4) 燃焼設備(バーナー制御)5) 旅客輸送(電車、バス、エレベータ、エスカレータなど)

高度診断機能で制御信頼性向上…SIMATIC安全統合システム

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SIMATICPCS7

システム構成

SIMATIC PCS7は自動制御におけるすべてのレベルにおいて冗長化を提供。

すでに一つのOS(オペレータステーション)サーバのデータに対して複数のクライアントがアクセスできる、マルチクライアントアーキテクチャーを実現させています。 また、OSサーバ2台間での記録データアップデートも可能です。

さらにAS417Hは、標準のコネクションを通して標準のASシステムと交信します。 これらの通信はISO/OSIとTCP/IPの両プロトコルをベースとしています。両プロトコルは一つのネットワークの中で同時に働かせることができます。

幾つかのProfibus-DPライン(各ASの一部)はProfibus-DPインターフェースまたは更なるCPを使用して分散されたI/Oに接続することができます。セントラルI/OをAS417Hサブラックに挿入することもできます。

ET200M冗長化分散I/Oシステムは、ET200Mステーション先頭部において特殊バスモジュールにより接続された2台のIM153-2モジュールにより達成されます。Profibus-PAのI/Oも同様に2台のIM157DP/PAリンクモジュールにて冗長化DPバスに接続されます。

AS417Hからのパラメータを表示させるためには、各ESにS7-400Hオプションパッケージが必要です。

AS(自動制御システム)とOSあるいはES(エンジニアリングステーション)との通信、またはAS間どうしの通信は10Mbps/100Mbpsの速度を有するIndustrial Ethernetにて行われます。新製品AS417H冗長化システムはEthernet communications pro-cessor(CP)モジュールを使用して互いに通信することができます。従来のAS、OS、およびESはCPを使用してPlant busに接続するのみです。

ISO/OSIはAS417H冗長化システムを含むプラントの通信プロトコルとして使用されます。 H-connectionsは、このプロトコルを使用してハンドリングされています。H-connectionsとはOSとAS417H間の冗長化通信に使用されるものであり、 これらはH-layerを使用したAS417HやオプションのS7-REDCONNECT コンポーネントを使用したOSのために実行されます。 また、これらは各PCに対して別々にオーダされなければなりません。 ESは標準のコネクションを通してAS417Hや標準のASシステムと交信します。

さらにマルチVGAカードを使用することによりOSにて4台までマルチスクリーンも可能です。

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プログラミングソフトウェア「STEP7」IEC61131に完全対応したS7-300/400共通の開発環境。

プロセスコントロールシステム「PCS7」

STEP7は、S7-300/400シリーズ用のプログラミングツールです。いち早くWindowsに対応し、バージョンを重ね極めて安定した開発環境をご提供します。IECに対応したラダー表記をはじめ、ニーモニック表記、ファンクションブロック表記を標準装備。オプションを追加すればSFCやパスカルライクな高級言語、さらにはCFC(ファンクションチャート)を使ったプログラミングが可能です。プログラムエディタに加えて、モジュールのパラメータをソフト的に設定するツールや、デバイスリスト作成ツール、通信パラメータ設定ツール、設計図書作成サポートなども付属しております。STEP7は、単なるプログラマではなく、オートメーションシステムの開発ツールを目指しています。

STEP7 V5.3

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世界のグローバル・スタンダードであり信頼と実績のあるSIMATICで構成するトータル・プロセス計装制御用アプリケーションツール

オートメーション・システム(AS)エンジニアリング・ツール オペレータステーション(OS)エンジニアリング・STEP7(LAD、STL、FBD)・HW/NetPro(ハードウエア/ネットワーク・コンフィグレーション)・CFC(コンティニュアス・ファンクション・チャート)・SFC(シーケンシャル・ファンクション・チャート)・SCL(ストラクチャード・コントロール・ランゲージ)・プロセス制御専用ライブラリ 他

・WinCC(SCADA)・ビジュアルSFC・4台までのマルチVGA・サーバ/クライアント

OSテクニカルフェイスプレートブロック内蔵CFC用ライブラリー

OSエンジニアリング

ユーザOSフェイスプレート

バッチフレキシブル・レシピエディタ

安全システム用エンジニアリングブロック

ネットワーク/ハードウエァコンフィグレーション

オートメーション・システム用エンジニアリング SIMATIC PDMフィールドデバイス用パラメータ設定ツール

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ET200M-S7-300モジュール使用、拡張性の高いリモートI/OET200MはSIMATIC S7-300用モジュールをリモートI/Oとして使用するため、I/O点数の多いリモートステーションに最適のシステムです。保護等級は一般的なIP20です。

ET200Mのハードウェア構成ET200Mは、以下のパーツから構成されます。

ET200iS-防爆エリアでの分散制御に適したリモートI/O ET200iSは、防爆規格が必要な危険場所での分散制御に最適のシステムです。(ケミカルプラント、薬液プラント、エナメル塗装ライン、セメント製造プロセス等)

・125mmDINレール・電源モジュールPS307・プロフィバスインターフェースモジュールIM153・S7-300用モジュール(1台のIM153につき8枚まで)

・本質安全防爆規格取得「ファインモジュラーサイズI/O」。 (モジュラー部及びPROFIBUSへの接続部はEExib ; Zone 1、接続 されるアクチュエータやセンサ部はEEia ; Zone 0)・運転中のモジュラー取り外し、ワイアリングが可能な独立結線タイプ のファインモジュールI/Oを使用。・Profibus-DP上で1.5Mbpsまでのスピードに対応。・各種診断機能オプションが用意済み。・HART機器用アナログI/Oモジュール(入出力)。 Profibus-DPバス上のホストよりET200iSの HARTモジュールに 接続された機器のパラメータ値、診断情報などにアクセスして セントラルデータマネジメントに組み込むことが可能。

AC120/230Vを電源とする場合にはS7-300用電源モジュールPS307が必要となります。(DC24Vの場合は、ET200Mに直接DC24Vを入力します。)IM153にはいくつかのタイプがあり、タイプによってプロフィバスへの接続方法や使用できるS7-300用モジュールに制限があります。1台のIM153に挿入できるS7-300モジュールは8枚です。

SIMATICリモートI/O

注).安全領域に絶縁トランスを置き、ET200iSに直列に結線  することにより、標準Profibus-DPを本質安全防爆   Profibus-DPに変えることにより、上記各機能を可能  にします。

 電源部【本質安全(耐圧)防爆規格準拠】

通信インターフェイス

I/Oモジュール(EEx ib)

バスターミネータ

EEx ia/ ib ターミナル

Profibus-DP EEx ia/ ib 接続脱着ボタン

24V DC

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インターフェース

S7-300用マスタモジュール

DP/ASi ゲートウェイLink 20E

Profibus DP/PA用カプラ

Profibus DP/PA用Link

ET200S-最も革新的なリモートI/O

ET200X-IP65、リモートI/Oボックス不要のシステム

ET200Sは、ET200シリーズの中でも最も革新的なリモートI/Oシステムです。バラエティーあふれるモジュールを組み合わせてリモートI/Oステーションを構成することにより、従来のデジタル入出力だけのリモートI/Oとはまったく異なる機能的なシステムを実現することが可能です。また各モジュールは省配線・省スペースを徹底的に考慮しているので、配線工数の80%削減、スペースの50%削減を実現できます。(弊社比較)リモートI/OにCPU機能を持たせることもできるので、本格的な分散制御への展開も可能です。

ET200Xは、単体で保護等級IP65/67を実現したリモートI/Oシステムです。そのまま現場環境に設置することができるので、リモートI/O用の制御盤を必要としません。したがって、コンパクトかつ安価なリモートI/Oステーションを構成することが可能です。

CP343-2はSIMATIC PLC S7-300シリーズやリモートI/OET200Mに接続できるASiのマスタモジュールです。62台までのASiスレーブを接続でき、アナログ信号もサポートしています。ASi仕様(V2.1)に規定されているASiマスタとしての全ての機能を有し、スレーブの動作状態やエラー(電圧異常、設定異常等)を正面のLEDで表示できます。

Link 20Eは、Profibus-DPとASiを接続するためのインターフェースです。Link 20Eは、Profibus-DPのスレーブであると同時にASiのマスタとして働きます。62台までのASiスレーブを接続でき、アナログ信号もサポートしています。ASi仕様(V2.1)に規定されているASiマスタとしての全ての機能を有し、またASiケーブルから電源を供給されるので別電源は必要ありません。

DP/PAカプラは、小規模、低速でのシステムに使用されます。DP/PAカプラを使用することによりDP側の通信スピードは、45.45Kbpsに固定されますが、PA側機器は直接上位のPLC等と通信可能になります。

DP/PA Linkは、大規模、高速でのシステムに使用されます。DP/PAカプラと組み合わせて使用することにより、DP/PA LinkはDPのスレーブとして12Mbpsまでの通信スピードをサポートすると同時にPAマスタとして働きます。

CP343-2

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PROFIBUS-DP用スレーブ

Field devices

超音波式レベル計 : LU 10

超音波式レベル計 : LU 02

超音波式レベル計 : LU 01

超音波式レベル計 : MultiRanger 100/200

ループコントローラ : SIPART DR

● プログラム処理能力の高速化を実現。● ワイドな表示機能と演算処理能力の高度化。● 精度0.25%F.S.、分解能2mmの高精度計測。● 特許A.L.F.アルゴリズム搭載。● 異なるタイプのセンサ(10タイプ)を接続可能。● 高い信頼性を誇る世界最先端の超音波技術。

● プログラム処理能力の高速化を実現。● ワイドな表示機能と演算処理能力の高度化。● 精度0.25% F.S.、分解能2mmの高精度計測。● 特許A.L.F.アルゴリズム搭載。● 異なるタイプのセンサ(2タイプ)を接続可能。● 高い信頼性を誇る世界最先端の超音波技術。

● プログラム処理能力の高速化を実現。● ワイドな表示機能と演算処理能力の高度化。● 精度0.25% F.S.、分解能2mmの高精度計測。● 特許A.L.F.アルゴリズム搭載。● 高い信頼性を誇る世界最先端の超音波技術。

● 高い信頼性を誇る世界最先端の超音波技術を提供。● 計測長に合わせたセンサ接続(最大2点まで)が可能。● 多彩なオプションから用途に合わせた選択が可能。● 配線コストの削減/アイソレーション出力を標準装備。● ワイドな表示機能を搭載/溢れ防止機能装備。● 電源電圧を選ばないACフリー電源。

● DR機器内に用意された現場 直接の制御機能群。● PROFIBUS上でのコントロー ラ間と上位システム間の通信。● コンパクトなDRでのフィール ド信号の処理。● 制御機能の追加により、コント ローラの冗長化をはかれる。● 上位システムのCPUの負荷を 軽減。● DR間メッシュループを組む ことにより、安全運転機能が はかれる。

SIMATIC S5/S7Control,PID

上位よりの遠隔PID制御機能

DRコントローラ

発信器や操作端

M M

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PROFIBUS-PA用スレーブ

Field devices

圧力トランスミッタ : SITRANS P

超音波流量計 : SITRANS F US

電磁流量計 : SITRANS F M

温度トランスミッタ : SITRANS T

マイクロウェーブ式レベル計 : SLR200L/250/260/460/560

バルブポジショナ : SIPART PS2

● 液体・気体・蒸気の流量と液位・密度・圧力の測定に使用可能。

● 導電性液体及び非導電性液体用の超音波流量計で、液体の流量、 積算流量(ネット、方向別)、流速、液中音速、超音波アンプリチュード、 管内温度などが計測可能。

● 導電性液体用の電磁流量計で、温度・圧力・密度・粘性には依存せず、 導電性液体であれば流量計測が可能。● 水処理、電力、化学、薬品、食品業界などで多数の納入実績。

● マルチ入力タイプの温度トランスミッタ、サイズがコンパクトなので センサBOX内に収納することも可能。

測定対象物にマッチした動作原理(パルスレーダ方式&FMCW方式)の選択が可能。 ● 粉粒体計測用マイクロウェーブ式レベル計 : SLR460(FMCW方式)  セメントサイロのような高温で激しい粉塵の伴う環境下でも信頼性の高い計測が可能。  特殊仕様(エクステンションパイプタイプ)にて最高プロセス温度:200℃を実現。 ● 液体計測用マイクロウェーブ式レベル計 : SLR300(パルスレーダ方式)  電源電圧を選ばないフリー電源(24~230VAC/DC)を実現。   豊富なアンテナバリエーションにより、用途に合わせた選択が可能。

● リニア又はロータリーバルブ用の高機能・高精度電空ポジショナです。● 設定が簡単でオートセットアップ機能も搭載。● ピエゾ部の密閉構造化により、エアー漏洩がほぼゼロ。

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圧力トランスミッタ : LD 303

温度トランスミッタ : TT 303

FI 303(プロフィバス信号⇒4~20mA)

IF 303(4~20mA⇒プロフィバス信号)

FP 303(プロフィバス⇒20~100kPaGコンバータ)

FY 303(プロフィバスバルブポジショナ)

● 受圧部に実績のある静電容量式センサを搭載した圧力伝送器。● 液体・気体・蒸気の流量と液位、密度、圧力の測定に使用でき、 Profibus-PA仕様のデジタル信号として出力可能。● AI、DSPなどのファンクションブロックをサポート。

● 熱電対・温度抵抗体・直流電圧(mV)及び抵抗(Ω)を入力として、 Profibus-PA仕様のデジタル信号に変換して伝送する温度伝送器。● 温度測定素子をはじめ各種の入力信号(電圧信号:500mV Max. 抵抗信号:2000Ω Max.)に対応するインテリジェントタイプのマルチ入力伝送器。● ほとんどの温度素子の特性曲線がメモリ内に記録されており、 温度素子のタイプを選択するだけで使用可能。

● 既存のインバータやバルブアクチュエータ等、アナログ入力のコントロール機器 資源を活かし、プロフィバスシステムに取り込むためのコンバータ。

● 既存のレベルセンサや圧力伝送器等、アナログ出力発信器の資源を活かし、 プロフィバスシステムに取り込むためのコンバータ。

● 既存の20~100kPaG空気圧でコントロールされるバルブ等を、 プロフィバスシステムに取り込むためのコンバータ。

● コントロールバルブのエアーアクチュエータ用高機能、高精度バルブポジショナ。● オートセットアップ機能搭載。

PROFIBUS-PA用スレーブ

Field devices

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本 社 /〒564-0052 大阪府吹田市広芝町15-32 本社営業部/〒564-0052 大阪府吹田市広芝町15-29      TEL.06-6386-8141㈹ FAX.06-6386-8140東 京 支 店/〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸67 TEL.03-5835-3311㈹ FAX.03-5835-3316名古屋営業所/〒464-0075 名古屋市千種区内山3-10-17 TEL.052-731-5751㈹ FAX.052-731-5780九 州 営 業 所/〒802-0001 北九州市小倉北区浅野2-14-1 TEL.093-521-9830㈹ FAX.093-521-9834

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発売元

製造元 smar・

CAT. NO. 971D