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「関わる人の気持ちに配慮しながら気持ちの良い解決を目指します」
藤井雅子法律事務所弁護士
藤井雅子配慮─ hairyo ─
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子どものころから弁護士に憧れていたという藤井弁護士。
仕事をしながらだったこともあり、実に14年間を費やして司法試験に合格した。
そうして長年諦めることなくコツコツと努力を重ねた藤井弁護士は、
依頼者に対しても時間をかけて向き合い、じっくりと案件を進める。
法律という論理的な分野だからこそ、ドライに仕事を進める弁護士もいるだろう。
だが論理だけ振りかざしても、依頼者が納得できなければ真の解決には至らない。
相手の気持ちに寄り添いながら丁寧な説明を行い、
感情にも配慮した上で円満な解決へと導くのが藤井流だ。
PICK UP
THE PERSON
© 2017 USP-Management Co., Ltd.
関わる人の感情にも配慮しながら
晴れやかな気持ちになれる解決を目指す
弁護士
藤井 雅子千葉市出身。大学卒業後、知的障がい者の福祉施設に勤務しながら、司法試験の勉強を始める。制度の変更に伴って大学院で学び、司法試験に合格。法律事務所で経験を蓄積し、2016 年 7月に『藤井雅子法律事務所』を開業。現在に至る。
藤井雅子法律事務所千葉県千葉市中央区新田町11-1小川第2ビル4F
▼法律が関係する悩みごとがあっても、気軽に弁護士に相談できるという人はそう多くないだろう。「ちゃんと話を聞いてもらえるのか」「相談料が高いのではないか」「何を基準に事務所を選べば良いのか」─そんな不安を抱える人が多い中、『藤井雅子法律事務所』では「誰もが利用しやすい法律事務所」として、気軽に相談しやすいような雰囲気づくりに努めている。カラフルなロゴも、カフェのような内装も、相談者の心をホッとさせてくれるものだ。▼同事務所の相談者で多いのが、他所の先生に相談に行っ
たら怒られたとか、高飛車な態度だったという人だという。「過度な要求をされる方に対しても頭ごなしに怒るようなことはしません。少しずつ説明し、納得していただけるようにと思っています」と藤井弁護士。弁護士事務所に寄せられる問題の中でも、離婚問題は時間を要し依頼者の感情も乱れがちなもの。あまり受けたがらない弁護士もいるのだろう。その中で『藤井雅子法律事務所』は離婚問題に力を入れ、依頼者のための温かい駆け込み寺のような存在となっている。困った時には、同事務所を思い出してみよう。
VIEW POINT
誰もが利用しやすい法律事務所
『藤井雅子法律事務所』は離婚問題をメインに、相続や債務整理などを手掛
ける法律事務所だ。太陽のようなオレンジのカラーが印象的なロゴマークや、
カラフルなインテリアを使った内装などが、近寄りがたいという法曹界のイ
メージを払拭している。本日は俳優の志垣太郎氏が訪問し、藤井弁護士にイ
ンタビューを行った。
─藤井先生はどんなきっかけで弁護士に
なろうと思われたのですか。
私の父が一時、弁護士を目指して勉強し
ていたことがあったんです。その関係で
弁護士の先生とお会いする機会があって、
様々な問題を解決される姿を見て、格好良
いなと。法律を知っているのと知らないの
とでは大違いなんだと思いました。それで
私も弁護士を目指し始めたんですよ。
─けれど、弁護士といえば狭き門ですよ
ね。そう簡単にはなれないでしょう。
そうですね。優秀な先生はたくさんい
らっしゃいますが、私はできの悪いほうで
(笑)。仕事をしながら司法試験の勉強をし
ていたこともあり、12回目にしてようやく
合格できたんですよ。大学を卒業してから
は知的障がい者の福祉施設に勤務してい
て、その合間に勉強をしていたのですが、
途中で制度が変わりまして。法科大学院に
入って学ばなければ受験できなくなり、そ
こからはアルバイトをしながら学校で学ぶ
ようになりました。合格した時は37歳でし
たから、弁護士としては遅いスタートでし
たね。
─12回も受験される中で、途中で諦めず
に続けてこられたのは何故ですか。
正直なところ、もう後戻りできないとい
う思いでした(笑)。父は2〜3回受験し
たところで諦めたのですが、私のことは「や
れるところまでやれ」と応援してくれてい
ましたし、「父の分まで」という思いもあ
りました。制度が変わった時、司法試験を
受けられるのは5年以内3回まで(当時)
という制限ができたんです。私は14年ぐら
いかけて12回受験しまして、制限ができて
からは3回目、最後の年の合格でした。実
は母が試験の3カ月前に末期がんの手術を
受け、余命3カ月と言われていたんです。
何とか母が生きている間に合格の報告がで
き、最後の親孝行になりました。
─ご両親の存在が、先生を奮起させたよ
うですね。そうして弁護士としてスタート
されて、最初はどちらかの事務
所でお勤めを?
はい。千葉県の女性弁護士第
1号の方で、業界ではとても有
名な先生の事務所でお世話にな
りました。そちらで3年半ほど
勤務して、2016年7月に独
立したんです。不安はありまし
たが、弁護士としていずれは自
分の思うかたちで働きたいと
思っていましたから。動き出す
のが遅くなるほどモチベーショ
ンがなくなってしまうと判断
し、決心しました。
─現在はどのような案件を手掛けてい
らっしゃるのでしょう。
相続や債務整理、労働、交通事故など様々
な案件を手掛けますが、最も多いのが離婚
問題ですね。離婚問題は法律論ではなく、
感情論になってしまうことがほとんど。「法
律ではこうです」と言っても、それで誰も
が納得できるというわけではありません。
それに最近は、芸能人の離婚などで数千万
円〜数億円という慰謝料がテレビなどで報
じられることもあるでしょう。余程のお金
持ちでない限りそんな金額はあり得ないの
に、メディアの影響でそれぐらいの慰謝料
を取れると思っている方もいらっしゃるん
ですよ。そういう意味では、お気持ちに寄
り添いながらも丁寧な説明を行い、依頼者
様を説得しつつ進める必要があります。
─確かに離婚はナイーブな問題ですし、
皆さん感情的にもなるでしょうね。円満解
決に持っていくのは大変そうです。
大変だからこそ、全てが終わった時には
皆さん晴れやかな気持ちになります。そう
いう時は嬉しいですね。また最
近多いのが、親権の取り合いに
なるケースです。離婚をしても
お子さんがお父さんとお母さん
の間を行き来できるようなかた
ちで解決できた時は、双方に満
足していただけますし、依頼者
のお相手からお礼を言われるこ
ともあるんです。これは弁護士
冥利に尽きるもので、この仕事
をしていて本当に良かったと思
いますね。
─依頼者さんとそのお相手に
対する配慮も必要ですし、神経
を使うでしょうね。
ええ。中には最初から喧嘩腰の人もいま
すが、できるだけ穏便に話を進めていける
ようにと心がけています。離婚など家庭裁
判所の事件は、相手の気持ちに配慮しない
とスムーズな解決には至りませんから、細
やかにご対応したいですね。どんなケース
も「これが正解」というものはありませ
ん。一つひとつの案件に合わ
せて、臨機応変に対応したい
と思っています。
─先生のお人柄が出た、温
かみのある事務所という印象
です。
ありがとうございます。規
模を大きくするつもりはない
ので、これからも一つひとつ
の案件、一人ひとりとのつな
がりを大切にしながら、「あ
そこなら真摯に向き合ってく
れる」と言われる法律事務所
を目指していきたいです。
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「『優秀な弁護士はたくさんいる』と藤井先生はおっしゃいましたが、その謙虚なお人柄だからこそ相手の立場に立った対応ができるのかもしれませんね。相談される方にとっては、実はそこが一番大事なところなのではないかと思います。いくら知識や実績があっても、心が伴わない解決では、本当の解決とは言えませんからね。これからも相談者の心に寄り添いながら、先生ならではのお仕事を続けていって下さい!」
志垣 太郎(俳優)
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N時代と人を つなぐ
スペシリス
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