MC-505 q j - Roland...

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はじめに このたびはローランド グルーブ・ボックス MC-505 をお買い求 めいただきまして、ありがとうございます。 MC-505 は、1996 年ダンス・シーンに鮮烈にデビューしたグルー ブ・ボックス MC-303 をさらに進化させた機種です。最先端のサ ウンドやパターンに加え、高性能シンセサイザー音源や抜群のリ アルタイム性を誇るシーケンサーなど、数々の強力な機能を凝縮 した、まさにダンス・ミュージックのために作り出された「音楽 を編集する楽器」です。 楽器が全く弾けないかたでも、これ 1 台で手軽に上質のダンス・ ミュージックを構築でき、DJ 必須アイテムとしてはもちろん、ダ ンス・ミュージックをコンポーズする際の音源としても幅広くお 使いいただけます。 本機の優れた機能を十分にご理解いただき、末永くご愛用いただ くために、この取扱説明書をよくお読みくださるようお願い申し 上げます。 取扱説明書の読みかた MC-505の取扱説明書は「クイック・スタート」、「取扱説明書」 の 2 冊構成になっています。 「クイック・スタート」は、MC-505 の基本的な使いかたについて 説明しています。はじめにお読みください。 「取扱説明書」は、MC-505 のさまざまな機能の詳しい説明や、資 料などを記載しています。 「クイック・スタート」および「取扱説明書」では、簡潔に説明す るために次のように表記しています。 ● ボタン名は[PLAY]のように[ ]で囲んでいます。 ●PAGE[<][>]などは、どちらかのボタンを押すことを表 しています。 ● 文章の頭に※印がついているものは注意文を表しています。 ● 文中の(p.**)は参照ページを示しています。 ● インジケーターの消灯/点灯/点滅の状態は、以下のよう に区別しています。 fig.0-0 和英 ※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。 点灯 点滅 消灯 この機器を正しくお使いい ただくために、ご使用前に 「安全上のご注意」(取扱説 明書 p. 2、3)と「使用上の ご注意」(取扱説明書p. 13) をよくお読みください。ま た、この機器の優れた機能 を十分ご理解いただくため にも、クイック・スタート と取扱説明書をよくお読み ください。クイック・スタ ートと取扱説明書は必要な ときにすぐに見ることがで きるよう、手元に置いてく ださい。 クイック・スタート © 1997 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

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Page 1: MC-505 q j - Roland Corporationlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810171/MC-505_q...AC電源コード ご注意 演奏前の準備 MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ

はじめにこのたびはローランド グルーブ・ボックスMC-505をお買い求めいただきまして、ありがとうございます。MC-505は、1996年ダンス・シーンに鮮烈にデビューしたグルーブ・ボックスMC-303をさらに進化させた機種です。最先端のサウンドやパターンに加え、高性能シンセサイザー音源や抜群のリアルタイム性を誇るシーケンサーなど、数々の強力な機能を凝縮した、まさにダンス・ミュージックのために作り出された「音楽を編集する楽器」です。楽器が全く弾けないかたでも、これ1台で手軽に上質のダンス・ミュージックを構築でき、DJ必須アイテムとしてはもちろん、ダンス・ミュージックをコンポーズする際の音源としても幅広くお使いいただけます。本機の優れた機能を十分にご理解いただき、末永くご愛用いただくために、この取扱説明書をよくお読みくださるようお願い申し上げます。

取扱説明書の読みかたMC-505の取扱説明書は「クイック・スタート」、「取扱説明書」の2冊構成になっています。「クイック・スタート」は、MC-505の基本的な使いかたについて説明しています。はじめにお読みください。「取扱説明書」は、MC-505のさまざまな機能の詳しい説明や、資料などを記載しています。「クイック・スタート」および「取扱説明書」では、簡潔に説明するために次のように表記しています。

●ボタン名は[PLAY]のように[ ]で囲んでいます。● PAGE[<][>]などは、どちらかのボタンを押すことを表しています。

●文章の頭に※印がついているものは注意文を表しています。●文中の(p.**)は参照ページを示しています。●インジケーターの消灯/点灯/点滅の状態は、以下のように区別しています。

fig.0-0和英

※文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

点灯 点滅 消灯

この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(取扱説明書 p. 2、3)と「使用上のご注意」(取扱説明書 p. 13)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、クイック・スタートと取扱説明書をよくお読みください。クイック・スタートと取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。

クイック・スタート

© 1997 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

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演奏前の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

接続のしかた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3電源の入れかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4電源の切りかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5製品出荷時の状態に戻すには?(ファクトリー・プリセット) ・・・・・・・・・・・・・・・・5

MC-505の内部の構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

デモ・ソングを聴いてみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

「ロー・ブースト」で低音の鳴りを調節する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

いろいろなパターンを再生してみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10

「ミュート」機能で楽器の編成を変える ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12「パート・ミキサー」で楽器ごとの音量や定位を変える ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14「プレイ・クォンタイズ」でパターンのノリを変えてみる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・16「リアルタイム・トランスポーズ」でパターンを転調する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

いろいろな音を鳴らしてみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18

パッチを切り替えて鳴らしてみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18リズム・セットを切り替えて鳴らしてみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

つまみで音色を変えてみよう(リアルタイム・モディファイ) ・・・・・・・・・・・・・・22

「カットオフ・フリケンシー」で音の明るさを変える ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22「レゾナンス」でクセのある音にする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23「LFO1」で音を揺らす ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

音に特殊な効果をかける(エフェクト) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26

「リバーブ」で音に深みをつける ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26「ディレイ」でやまびこ効果をかける ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28「EFX」でいろいろな種類の効果をかける ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30

フレーズを組み合わせて違うパターンを作る(メガミックス) ・・・・・・・・・・・・・・ 33

押さえたコードでアルペジオ演奏をする(アルペジエーター) ・・・・・・・・・・・・・・ 34

指一本でいろいろなフレーズを再生する(RPS) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36

「Dビーム・コントローラー」でパターンにいろいろな効果をかける ・・・・・・・・・・・・38

テンポとピッチを同時に下げる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38カットオフとレゾナンスを変える ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39アドリブ演奏をする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40

簡単なパターンを作る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41

ドラムを録音する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42ベースとコードを録音する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45アルペジオを録音する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48リードと効果音を録音する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50スネア・ドラム・フィルインを録音する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53仕上げをする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55パターンを保存する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56最初から録音し直す ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57

ソングを再生する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58

簡単なソングを作る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60

ソングを保存する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61ソング構成表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63

デモ・ソング/パターン制作者のプロフィール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64

2

目次

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3

接続のしかたMC-505にはアンプやスピーカーは内蔵されていません。音を出すためにはキーボード・アンプやオーディオ・セット、またはヘッドホンなどをご用意ください。下図を参考にしてMC-505と外部機器を接続してください。

オーディオ・ケーブル、MIDIケーブル、ヘッドホン、ペダル・スイッチは付属していません。別途販売店にてお買い求めください。fig.0-1和英

1 接続をする前に、すべての機器の電源がオフになっていることを確認します。

他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

2 付属の電源コードをMC-505に接続し、電源コンセントに差し込みます。

3 図のようにオーディオ・ケーブル、MIDIケーブルを接続します。

必要に応じてヘッドホン、ペダル・スイッチも接続してください。

ご注意

THIS DEVICE COMPLIES WITH PART 15 OF THE FCC RULES. OPERATION IS SUBJECT TO THE FOLLOWING TWO CONDITIONS: (1) THIS DEVICE MAY NOT CAUSE HARMFULINTERFERENCE, AND (2) THIS DEVICE MUST ACCEPT ANY INTERFERENCE RECEIVED, INCLUDING INTERFERENCE THAT MAY CAUSE UNDESIRED OPERATION.

S2M-5/S4M-5RISK OF ELECTRIC SHOCKDO NOT OPEN

CAUTION

RISQUE DE CHOC ELECTRIQUE NE PAS OUVRIR

WARNING:TO REDUCE THE RISK OF FIRE OR ELECTRIC SHOCK, DO NOT EXPOSE THIS APPLIANCE TO RAIN OR MOISTURE.

ATTENTION:THIS CLASS B DIGITAL APPARATUS MEETS ALL REQUIREMENTS OF THE CANADIAN INTERFERENCE-CAUSING EQUIPMENT REGULATIONS.CET APPAREIL NUMÉRIQUE DE LA CLASSE B RESPECTE TOUTES LES EXIGENCES DU RÈGLEMENT SUR LE MATÉRIEL BROUILLEUR DU CANADA.

The DBeam has been licensed from Interactive Light, Inc.

外部MIDI機器

ペダル・スイッチ

ステレオ・ヘッドホン

キーボード・アンプ オーディオ・セット

MIDI OUT

電源コンセントへ

MIDIケーブル

オーディオ・ケーブル AC電源コード

ご注意

演奏前の準備

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MC-505の性能を最大限に生かすために、ステレオで使用されることをおすすめします。モノラルで使用するときは、必ずMIX OUTPUTジャックのL(MONO)に接続してください。また、DIRECT1/DIRECT2ジャックから音を出したい場合は、各OUTPUTジャックからキーボード・ミキサーなどに接続します。

fig.0-2

製品出荷時の設定では、DIRECT1/DIRECT2ジャックからは音は出ないようになっています。

DIRECT1/DIRECT2ジャックから音を出すには?→「パートごとにEFXをかける/出力先を選ぶ(パートEFX/アウトプット・アサイン)」(取扱説明書、p. 104)→「リズム・トーンごとにエフェクトを調節する/出力先を選ぶ」(取扱説明書、p.76)

電源の入れかた

1 電源を入れる前に次のことを確認します。

• 外部機器と正しく接続されている。• 本体や接続しているアンプ類のボリュームが最小になっている。

正しく接続したら(p. 3)、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありません。

ご注意

メモ

ご注意

ご注意

4

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5

2 MC-505のリア・パネルにある[POWER]スイッチをオンにします。

fig.0-3

回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しません。

3 接続しているアンプ類の電源をオンにします。

4 キーボード・パッドを弾きながら、[VOLUME]つまみを回してボリュームを調節します。

アンプ類のボリュームも適当な音量に調節します。

電源の切りかた

1 電源を切る前に次のことを確認します。

• 本体や接続しているアンプ類のボリュームが最小になっている。

2 接続しているアンプ類の電源をオフにします。

3 MC-505の[POWER]スイッチをオフにします。

製品出荷時の状態に戻すには?(ファクトリー・プリセット)音色の設定やパターンのデータを製品出荷時の状態に戻すときは、ファクトリー・プリセットの操作をします。すべての設定を一度に製品出荷時の状態に戻したり、パッチの設定だけ、システムの設定だけなど、一部分を選んで製品出荷時の状態に戻すこともできます。

MC-505の本体内に大切なデータがあるときは、バルク・ダンプの操作で外部MIDIシーケンサーなどにデータを保存しておくか、ユーザー・バックアップの操作で、データをメモリー・カードに退避させてください。

ご注意

ご注意

POWERONOFF

VOLUME

MAXMIN

2 41 2 3 4 5 6 7 8 9 1010 11 12 13 14 15 16

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→「パターンやパッチのデータを外部シーケンサーに保存する(バルク・ダンプ)」(取扱説明書、p. 177)→「本体の全設定をカードに保存しておく(ユーザー・バックアップ)」(取扱説明書、p. 160)

fig.0-5

1 [SHIFT]を押しながら[POWER]スイッチを押します。

ディスプレイにファクトリー・プリセット画面が表示されるまで[SHIFT]を押し続けます。

2 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで製品出荷時の状態に戻したい項目を選びます。選択できる項目は次の3種類です。ALL: 本体内のすべての設定を製品出荷時の状態に戻します。PATCH: 本体内のユーザー・パッチを製品出荷時の状態に戻します。SYSTEM: システムの設定を製品出荷時の状態に戻します。[EXIT]を押すと通常の画面(パターンP:001が選ばれた状態)に戻ります。

3 [ENTER]を押します。

ディスプレイに実行画面が表示されます。fig.0-6

4 もう一度、[ENTER]を押してファクトリー・プリセットを実行します。

実行中はディスプレイに次のように表示されます。fig.0-6-1

ファクトリー・プリセットが完了すると、自動的に通常の画面に戻ります。

「ALL」を選んで実行すると、完了までに約4分かかります。ファクトリー・プリセットを実行したら、通常の画面に戻るまでは絶対に電源を切らないでください。

ご注意

POWERONOFF

SHIFT

1

2

ENTEREXITVALUE

DEMO

DEC INC PAGE

CATEGORY

3,4

メモ

6

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7

MC-505内部の各セクションの役割や、信号の流れは次のようになっています。fig.0-7和英

U:01P:001

TONE SELECT

CYM TOM/PERC HIT OTHERS

TONE SWITCH

BD SD HH CLP

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCERPLAY QUANTIZE

VELOCITYTIMING

SHUFFLE

GROOVE

GRID

SOLO

0

FILTER/AMPLIFIER

CUTOFFTONE LEVELRND PAN

LPF

BPF

HPF

PKG

RESONANCETONE PAN

LFO 1SELECT

PITCH

FILTER

AMP

DEPTHRATE

ENVELOPE

RSADEPTH D

PORTAMENTO

TIME

ON

WAVE PITCHSELECT

COARSE TUNEFINE TUNE

PART MIXER

ARPEGGIATOR

RANGEACCENT RATE

ON

LOW BOOSTVOLUME

OCTAVEMAXMIN MAXMIN

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1212 1313 1414 15 16

アルペジエーター

複数の楽器パートの 演奏データ

RPS

SONGPTN/

音色データ

Dビーム・コントローラー

キーボード・パッド

P:A001 音源部 音を発生させる楽器パート

シーケンサー部

エフェクト部

パート・ミキサー

ミュート

パターン ソング

プレイ・クォンタイズ

MEGAMIX

リアルタイム・トランスポーズ

パッチ

1つの楽器パートの演奏データ

RPSを16個ならべたもの

音を鳴らしたり、音に変化をつける P:017

RPS

RPSセット

コントローラー部

転調する

フレーズを差し替える

アルペジオ演奏をする

ノリを変える

パターンを順番に つなげたもの

TRANS-POSE

PART PART PART PART PART PART PART PART

Keyboard Pad 1

Part 4

SETRPS

CALLPTN

PATCH

各楽器パートの音量や定位を変える

音にいろいろな効果をかける リバーブ(音に響きをつける)

ディレイ(音に山びこ効果をつける) EFX(汎用マルチ・エフェクター)

音の流れ

選択

演奏データの流れ

ロー・ブースト 重低音サウンドを作る

楽器パートを ミュートする

演奏データを選ぶ

音色を 選ぶ

演奏データを 再生、録音する

再生

録音 演奏

キーボード・パッドから パターンを呼び出す

P:052

パターン・セット

Keyboard Pad 1

SETPTN

キーボード・パッドから再生する

REVERB DELAY EFX

EFX OUTPUT LEVELDELAY LEVELREVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

ON

D BEAM CONTROLLER

AD LIB

TURN-TABLECUT+RESO

MC-505の内部の構成

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まず最初に、MC-505の高品位な音色やパターンを使ったデモ・ソングを聴いてみましょう。

fig.0-8

1 [EXIT]と[ENTER]を同時に押します。

デモ・プレイ画面に入り、ディスプレイにデモ・ソング番号と曲名が表示されます。

2 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、聴きたいデモ・ソングを選びます。

1: Psy Trance Copyright © 1997 Roland Corporation2: NU-NRG Copyright © 1997 Roland Corporation3: Detroit Techno Copyright © 1997 Roland Corporation4: Industrial Copyright © 1997 Roland Corporation5: Drum'n'Bass Copyright © 1997 Roland Corporation6: Hip Hop Copyright © 1997 Roland Corporation7: House Copyright © 1997 Roland Corporation

3 [PLAY]を押すとデモ演奏が始まります。

6: Hip Hopを再生中にノイズのような音が出ますが、故障ではありません。

4 デモ・ソングを停止するときは、[STOP]を押します。

5 デモ・ソング画面から抜けるときは、[EXIT]を押します。

これらのデモ・ソングを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。デモ・ソングの演奏データはMIDI OUTコネクターからは出力されません。

デモ・ソングやパターン制作者のプロフィールは?→「デモ・ソング/パターン制作者のプロフィール」(p. 64)メモ

ご注意

34

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER

2

ENTEREXITVALUE

DEMO

DEC INC PAGE

CATEGORY

15

8

デモ・ソングを聴いてみよう

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9

次にロー・ブーストを使って迫力のある重低音にしてみましょう。fig.0-9

1 LOW BOOSTセクションの[LOW BOOST]つまみを回して、低域の音量を調節します。

[PLAY]を押して、パターンを聴きながら調節するとよいでしょう。右に回すほど低音が強調されます。パターンを止めるときは[STOP]を押します。

つまみを右に回しすぎると、低音が割れてしまうことがあります。音が割れない程度の位置に調節してください。

→「いろいろなパターンを再生してみよう」(p. 10)

2 LOW BOOSTセクションの[OCTAVE]を押します。

インジケーターが点灯して、もとの音に加えてさらに1オクターブ低い音が鳴るようになります。お好みに応じてお使いください。

[OCTAVE]をオンにしても、パッチによっては効果のわかりにくいものもあります。ベース系のパッチを低い鍵域で鳴らすと、効果がよくわかります。

推奨パッチP:A079 House BassP:A092 FM Super BsP:A096 Def Bass 1P:A097 Def Bass 2P:A098 Sine Bass 1

音が割れたり歪んだりするときは、[LOW BOOST]つまみを左に回して、低音のブースト量を調節してください。特にスピーカーから大音量で音を出す場合は、[OCTAVE]をオンにすると超低音でスピーカーを破損する可能性がありますので、低音の出過ぎには十分注意してください。

→「いろいろな音を鳴らしてみよう」(p. 18)メモ

ご注意

メモ

ご注意

LOW BOOST

OCTAVEMAXMIN

2

1

「ロー・ブースト」で低音の鳴りを調節する

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MC-505には、あらかじめ多くの演奏パターンが内蔵されています。パターンを次々に切り替えていくだけで、さまざまな演奏を楽しめます。実際にパターンの再生を聴きながら、どのようなパターンが入っているのか確かめてみましょう。

fig.0-19

1 MODEセクションのPTNインジケーターが点灯していることを確認します。

点灯していないときは[MODE]を押して、PTNのインジケーターを点灯させます。fig.0-20

2 DISPLAYセクションの[PTN/SONG]を押します。

インジケーターが点灯して、ディスプレイに現在選ばれているパターンのバンク、ナンバー、ネームが表示されます。

fig.0-21TEXT

3 BANKセクションの[PRESET]を押して、パターンのバンク(プリセット・バンク)を選びます。

4 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルでナンバー(001~714)を選びます。

また、[PRESET]を押すたびに、ナンバーが100ずつ変わります。

NEXTCURRENT

ナンバー

バンク

ナンバー

ナンバー

ネーム

SONG

PTNMODE

4,6

ENTEREXITVALUE

DEMO

DEC INC PAGE

2

DISPLAY BANK

SONGPTN/

/MIXERTEMPO

SETPTN

SETRPS

PATCHPRESET USER CARD

3 57

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER

REVERB DELAY EFX

CATEGORY

10

いろいろなパターンを再生してみよう

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 10

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11

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プリセット・パターンは、カテゴリー別に次のように分類されています。Techno P:001~P:098、Drum'n' Bass P:099~P:132、Hip Hop P:133~P:181House P:182~P:216、Jazz P:217~P:228、Reggae P:229~P:237Latin P:238~P:248、RPS用パターン素材 P:249~P:714

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P:232のパターンを選ぶと、停止中でもノイズのような音が出ますが、故障ではありません。

5 [PLAY]を押すと、パターンの再生が始まります。

6 パターンの再生中に[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、次に再生するパターンを選ぶことができます。

ディスプレイには新しく選ばれたパターンのバンク、ナンバー、ネームが表示されます。現在再生しているパターンを最後まで再生したら、自動的に次に選んだパターンに切り替わります。いろいろなパターンを選んで再生してみましょう。

P:249以降のパターンには、パターンの長さが1小節しかないものがあります。このようなパターンでは、再生中に次のパターンを選べない場合もあります。いったんパターンを停止して次のパターンを選ぶか、PAGE[<][>]でパターンを切り替えてください。

7 パターンの再生を停止するときは、[STOP]を押します。

パターンについて詳しく知りたいときは?→「パターンを再生する」(取扱説明書、p. 19)パターンの再生テンポを変えるには?→「テンポを変える」(取扱説明書、p. 20)どのようなパターンがあるか知りたいときは?→「プリセット・パターン一覧表」(取扱説明書、p. 203)

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<パターンをすぐに切り替える>パターンの再生中にPAGE[<][>]を押すと、1つ前や1つ後ろのパターンに、すぐ切り替わります。また、このときは常にそのパターンの最適なテンポで再生されるので、パターンを次々に順番に聴きたいときに便利です。

<すばやく値を変える>パターン・ナンバーを選ぶときに、[SHIFT]を押しながら[INC][DEC]や[VALUE]ダイヤルを操作すると、ナンバーを10ずつ変更できます。すばやくパターンを選びたいときに便利です。この機能はパッチを選んだり、パラメーター値を設定するときにも使えます。

<カテゴリー・ジャンプ>パターンの停止中にプリセット・パターンを選ぶときにPAGE[<][>]を押すと、各カテゴリーの先頭のパターンだけを次々に選ぶことができます。この機能は、プリセット・パッチを選ぶときにも使えます。

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メモ

ご注意

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「ミュート」機能で楽器の編成を変える通常、パターンはいくつかの楽器パートの集まりで形成されています。MC-505では、いらないパートの演奏をミュートして、パターンの編成を変えることができます。リアルタイムに編成を変えることで、同じパターンでも雰囲気を変えて演奏させることができます。では、実際にパターンの構成を変えて演奏に変化をつけてみましょう。

fig.0-22

1 P:203のパターンを選びます(p. 10)。

2 [PART MUTE]を押します。

インジケーターが点灯し、PARTボタンの[R]~[7]でパートごとのミュートができる状態になります。

3 [RHYTHM MUTE]を押します。

インジケーターが点灯し、RHYTHMボタンの[BD]~[OTHERS]でリズム・パート内のリズム楽器グループごとのミュートができる状態になります。[R]~[7]、[BD]~[OTHERS]のインジケーターに、現在のミュート状態が表示されます。点滅・・・演奏データがミュートされている状態です。点灯・・・演奏データがミュートされていない状態です。消灯・・・演奏データが入っていない状態です。

4 [R]と[BD]以外で点灯しているボタンをすべて押して、次のような状態にします。

fig.0-23

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

点灯 消灯または点滅

7

MUTERHYTHM

SELECTTONE

SELECTPART

MUTEPART

QTZ SELECT MUTE CTRL

TONE SELECT

CYM TOM/PERC HIT OTHERS

TONE SWITCH

BD SD HH CLP

8

3 64 5

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER2

12

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 12

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13

5 [PLAY]を押します。

リズム・パートのバス・ドラムだけが鳴っている状態でパターンが再生されます。

6 小節の頭のタイミングに合わせて[HH]を押します。

インジケーターが点灯し、バス・ドラムに加えてハイ・ハットが再生されます。

7 同じ要領で[2]と[3]を同時に押します。

インジケーターが点灯し、シンセ・ベース(パート2)とコード・バッキング(パート3)が追加されます。

8 [R]を押します。

インジケーターが点滅し、リズム・パート全体がミュートされます。このような手順で、他の楽器やリズム楽器についてもミュートのオン/オフを試してみましょう。ミュートする順番や組み合わせを変えていくだけで、いろいろなバリエーションを作ることができます。

パターンのミュートについて詳しく知りたいときは?→「パターンをミュートする」(取扱説明書、p. 21)メモ

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「パート・ミキサー」で楽器ごとの音量や定位を変えるつぎに、パネル中央の8本のスライダーを使って、各楽器パートの設定を変えてみましょう。

fig.0-24

1 P:009のパターンを選んで再生します(p. 10)。

2 PART MIXERセクションの[MIXER SELECT]を数回押して、LEVELのインジケーターを点灯させます。

fig.0-25

3 パート・スライダー[R]を動かして、リズム・パート全体の音量を変えます。

スライダーを上げると、音量が上がります。スライダーを下げると、音量が下がります。同じ手順で他の楽器パートの音量も変えてみましょう。

4 PART MIXERセクションの[MIXER SELECT]を数回押して、PANのインジケーターを点灯させます。

fig.0-26

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

R

L

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

127

0

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL PART MIXER

MEGAMIX

2,4

53

14

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 14

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15

5 パート・スライダー[2]を動かして、ベース(パート2)の定位を変えます。

スライダーを上げると、定位が右によります。スライダーを下げると、定位が左によります。効果がわかりにくいときは、他のパートをミュートします。同じ手順でほかの楽器パートの定位も変えてみましょう。

音量や定位のほかにも、スライダーで各楽器パートの音の高さやエフェクターのかかり具合などを設定することができます。→「パート・ミキサーでパターンの設定を変える」(取扱説明書、p. 24)→「パートごとのリバーブ音量を調節する(パート・リバーブ・レベル)」(取扱説明書、p. 80)→「パートごとのディレイ音量を調節する(パート・ディレイ・レベル)」(取扱説明書、p. 84)→「パートごとにEFXをかける/出力先を選ぶ(パートEFX/アウトプット・アサイン)」(取扱説明書、p. 104)

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

<一度に設定を変える>

同時に複数のスライダーを操作すると、複数の楽器パートの設定を同時に変えることができます。

<フェード・イン効果>

あらかじめ、スライダーを下げて音量をゼロにしておき、パターンの再生に合わせて徐々に上げていくと、そのパートがフェード・インするような効果を得られます。

fig.0-27-0

<グラフィックで表示>

[TEMPO/MIXER]を押すと、ディスプレイに現在の各スライダーの位置がグラフィックで表示されます。

fig.0-27

このとき、[INC][DEC]で設定値を1ずつ変えることができます。

<逆方向にパラメーターを選ぶ>

[SHIFT]を押しながら[MIXER SELECT]を押すと、インジケーターの点灯が下から上に移動します。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

/MIXERTEMPO

R 1 2 3 4 5 6 7 Current Part

メモ

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「プレイ・クォンタイズ」でパターンのノリを変えてみるプレイ・クォンタイズを使うと、パターンの再生中にそのパターンのノリを変えることができます。では、実際にドラムとベースの演奏のノリを変化させてみましょう。

fig.0-30

1 P:184のパターンを選んで再生します(p. 10)。

2 パート3~6をミュートし、パート7のミュートを解除します(p. 12)。

3 PLAY QUANTIZEセクションの[QUANTIZE]を何回か押して、SHUFFLEインジケーターを点灯させます。

fig.0-31

4 [TIMING]つまみを回して、演奏のノリを調節します。

fig.0-32

目盛りの中央の位置から少しずつ右方向に回していきます。しばらくするとドラムとベースのノリが「跳ねた感じ」に変わっていきます。図の目盛の位置あたりで、ちょうどよいスイング感が得られます。

5 元のノリに戻すときは、[QUANTIZE]を数回押して、3つのインジケーターをすべて消灯させます。

プレイ・クォンタイズについて詳しく知りたいときは?→「パターンのノリを変える(プレイ・クォンタイズ)」(取扱説明書、p. 113)メモ

VELOCITYTIMING

SHUFFLE

GROOVE

GRID

PLAY QUANTIZE

VELOCITYTIMING

SHUFFLE

GROOVE

GRID

3,5

4

16

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「リアルタイム・トランスポーズ」でパターンを転調するリアルタイム・トランスポーズを使って、再生中にパターンを転調してみましょう。

1 P:019のパターンを選んで再生します(p. 10)。

2 KEYBOARD PADセクションの[TRANSPOSE]を押しながら、[VALUE]ダイヤルまたは[INC][DEC]を操作してトランスポーズ量を「4」(長3度上)にします。

ボタンを押している間、ディスプレイにはトランスポーズ量が表示されます。fig.0-29

ボタンから指を離すと、長3度高い調に転調します。このような手順でいろいろな調に転調してみましょう。

3 元の調に戻すときは、もう一度[TRANSPOSE]を押して、ボタンのインジケーターを消灯させます。

リアルタイム・トランスポーズについて詳しく知りたいときは?→「再生中に転調する(リアルタイム・トランスポーズ)」(取扱説明書、p. 22)

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

メモ

NEXTCURRENTTRANS-

HOLD POSE

VALUEALUE

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MC-505はパターンを再生するために8つの楽器パートを持っています。パートというのは、楽器の演奏者のようなもので、8人の演奏者によるアンサンブル演奏ができるわけです。8つのパートのうち、パート1~7で使う楽器のことをパッチと呼び、打楽器を演奏するリズム・パートで使う楽器をリズム・セットと呼びます。パッチやリズム・セットを切り替えて、それぞれの音を聴いてみましょう。どのようなパッチやリズム・セットを選ぶことができるかは、プリセット・パッチ一覧表(取扱説明書、p. 192)、プリセット・リズム・セット一覧表(取扱説明書、p.196)をご覧ください。

パッチを切り替えて鳴らしてみようfig.0-10

1 DISPLAYセクションの[PATCH]を押します。

インジケーターが点灯します。

2 KEYBOARD PADセクションの[PTN CALL]と[RPS]のインジケーターが消灯していることを確認します。

点灯しているときは、ボタンを押して消灯させます。fig.0-11 TEXT

3 [PART SELECT]を押します。

PART[R]~[7]のうち、インジケーターが1つだけ点灯します。パッチを鳴らすパートを、パート1~7の中から選びます。ここではパート1を選んでみましょう。

PTNCALL RPS

消灯

6

ENTEREXITVALUE

DEMO

DEC INC PAGE

1

MUTERHYTHM

SELECTTONE

SELECTPART

MUTEPART

QTZ SELECT MUTE CTRL

TONE SELECT

CYM TOM/PERC HIT OTHERS

TONE SWITCH

BD SD HH CLP

DISPLAY

SONGPTN/

/MIXERTEMPO

SETPTN

SETRPS

PATCH

5

3 4

BANKPRESET USER CARD

REVERB DELAY EFX

CATEGORY

18

いろいろな音を鳴らしてみよう

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 18

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4 PART[1]を押して、パート1を選びます。

インジケーターが点灯し、ディスプレイに現在パート1で選ばれているパッチのバンク、ナンバー、ネームが表示されます。

fig.0-12 TEXT

5 BANKセクションの[PRESET]を押して、パッチのバンク(A~D)を選びます。

[PRESET]を押すたびにプリセット・パッチのバンクが切り替わります。fig.0-13

6 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルでナンバー(001~128)を選びます。

7 キーボード・パッドを弾くと、選んだパッチの音が鳴ります。

MIDIキーボードを接続している場合は、MIDIキーボードの鍵盤を弾いても同じように、選んだパッチの音が鳴ります。

fig.0-14

このような手順で、いろいろなパッチを選んで鳴らしてみましょう。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 1010 11 1212 1313 14 1515 16

PRESETREVERB

PRESETREVERB

PRESETREVERB

NEXTCURRENT

バンク

バンク

ナンバー

ナンバー

ネーム

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 19

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●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

<鍵域を変える>

キーボード・パッドの鍵域よりも高い音や低い音を鳴らしたいときは、オクターブ・シフト機能を使います。KEYBOARD PADセクションのOCTAVE[+]を1回押すたびに、鍵域が1オクターブ上がります。OCTAVE[-]を1回押すたびに、鍵域が1オクターブ下がります。OCTAVE[-][+]を同時に押すと、瞬時に通常の鍵域に戻ります。

fig.0-15

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

リズム・セットを切り替えて鳴らしてみよう次に、リズム・セットを使って打楽器の演奏をしてみましょう。パッチとは異なり、押さえるパッド(鍵)によってさまざまなリズム楽器(打楽器や効果音)が鳴ります。

fig.0-17

1 DISPLAYセクションの[PATCH]を押します。

インジケーターが点灯します。

2 KEYBOARD PADセクションの[PTN CALL]と[RPS]のインジケーターが消灯していることを確認します。

点灯しているときは、ボタンを押して消灯させます。

3 [PART SELECT]を押します。

インジケーターが点灯します。

6

ENTEREXITVALUE

DEMO

DEC INC PAGE

1

MUTERHYTHM

SELECTTONE

SELECTPART

MUTEPART

QTZ SELECT MUTE CTRL

TONE SELECT

CYM TOM/PERC HIT OTHERS

TONE SWITCH

BD SD HH CLP

DISPLAY

SONGPTN/

/MIXERTEMPO

SETPTN

SETRPS

PATCH

5

3 4

BANKPRESET USER CARD

REVERB DELAY EFX

CATEGORY

OCTAVE

KEYBOARD PAD

OCTAVE

KEYBOARD PAD

OCTAVE

KEYBOARD PAD

NEXTCURRENTNEXTCURRENT NEXTCURRENT

20

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4 PART[R]を押して、リズム・パートを選びます。

インジケーターが点灯し、ディスプレイに現在リズム・パートで選ばれているリズム・セットのバンク、ナンバー、ネームが表示されます。

fig.0-18 TEXT

5 BANKセクションの[PRESET]を押して、リズム・セットのバンクを選びます。

6 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルでナンバー(01~26)を選びます。

7 キーボード・パッドまたはMIDIキーボードの鍵盤を弾くと、選んだリズム・セットの音が鳴ります。

このような手順で、いろいろなリズム・セットを選んで鳴らしてみましょう。このとき、オクターブ・シフトの設定を「-1」にしておくと、各リズム・セットの違いがよくわかります。オクターブ・シフトが「-1」のときは、各リズム・セットで次のようなリズム楽器が鳴ります。

fig,0-18-1

A#1鍵(オクターブ・シフトが「-3」のときのキーボード・パッド[12])以下の鍵や、D#7鍵(オクターブ・シフトが「+3」のときのキーボード・パッド[5])以上の鍵を弾いても音は鳴りません。

パッチ/リズム・セットについて詳しく知りたいときは?→「音源について」(取扱説明書、p. 14)→「キーボード・パッドで音を鳴らす」(取扱説明書、p. 22)→「音色(パッチ)を選ぶ」(取扱説明書、p. 23)

メモ

ご注意

リム・ショット ハイハット シンバル

タム スネア・ドラム バス・ドラム

ハンド・クラップ

NEXTCURRENT

バンク バンク ナンバー ナンバー

ネーム

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パネルのつまみを操作してリアルタイムに音色を変化させてみましょう。

「カットオフ・フリケンシー」で音の明るさを変えるfig.0-33

1 [PART SELECT]とPART[1]でパート1を選び、P:A035のパッチを選びます(p. 18)。

キーボード・パッドを弾くと、選んだパッチの音が鳴ります。オクターブ・シフトの設定は「-2」にしておくとよいでしょう。

2 [FUNC]のインジケーターが消灯しているのを確認します。

点滅しているときはボタンを押して消灯させます。

3 キーボード・パッドを弾きながら、FILTER/AMPLIFIERセクションの[CUTOFF]つまみを動かします。

つまみを右方向に回すと、明るい音色になります。つまみを左方向に回すと、柔らかい音色になります。

カットオフ・フリケンシーについて詳しく知りたいときは?→「音を明るくする(カットオフ・フリケンシー)」(取扱説明書、p. 40)メモ

FILTER/AMPLIFIER

CUTOFFTONE LEVELRND PAN

LPF

BPF

HPF

PKG

RESONANCETONE PAN

FUNC

32

22

つまみで音色を変えてみよう(リアルタイム・モディファイ)

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 22

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「レゾナンス」でクセのある音にする次に、音にクセをつけてみましょう。

fig.0-34

1 [PART SELECT]とPART[1]でパート1を選び、P:A034のパッチを選びます(p. 18)。

キーボード・パッドを弾くと、選んだパッチの音が鳴ります。オクターブ・シフトの設定は「-2」にしておくとよいでしょう。

2 [FUNC]のインジケーターが消灯しているのを確認します。

点滅しているときはボタンを押して消灯させます。

3 キーボード・パッドを弾きながら、[RESONANCE]つまみを動かします。

つまみを右方向に回すと、クセのある特徴的な音色になります。つまみを左方向に回すと、クセのない音色になります。

カットオフ・フリケンシーの値によっては、[RESONANCE]つまみを右方向に回しすぎると、急激に音が歪むことがあります。通常は、必要以上に右方向に回さない方がよいでしょう。

次にパターンを再生しながらカットオフ・フリケンシーとレゾナンスで音色を変えてみましょう。

4 P:014のパターンを選び、リズム・パートとパート2以外のパートをすべてミュートしておきます(p. 12)。

5 [PART SELECT]とPARTボタンの[2]で、パート2を選びます。

6 [PLAY]を押してパターンを再生します。

リズム・パートとパート2のパッチの音が再生されます。

ご注意

FILTER/AMPLIFIER

CUTOFFTONE LEVELRND PAN

LPF

BPF

HPF

PKG

RESONANCETONE PAN

FUNC

32

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 23

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7 [RESONANCE]つまみを図の位置にして、パターンの再生に合わせて[CUTOFF]つまみを動かしてみましょう。

fig.0-35

パート2のパッチの音が「ビヨビヨ」、「ミャオミャオ」というような、シンセサイザー独特の音色変化をします。カットオフ・フリケンシーとレゾナンスの組み合わせは、シンセサイザーでよく使われる音色変化の方法の一つです。[PART SELECT]とPART[R]でリズム・パートを選び、リズム・パートも同じように変化させてみましょう。

音が歪むときは、[LOW BOOST]を左に回して、音が歪まない程度にブースト量を調節します。

レゾナンスについて詳しく知りたいときは?→「音にクセをつける(レゾナンス)」(取扱説明書、p. 41)

「LFO1」で音を揺らすLFO1を使うと、音を揺らして周期的な変化をつけることができます。音の高さをLFO1で揺らして、音を変化させてみましょう。

fig.0-36

1 [PART SELECT]とPART[1]でパート1を選び、P:A035のパッチを選びます(p. 18)。

キーボード・パッドを弾くと、選んだパッチの音が鳴ります。オクターブ・シフトの設定は「-1」にしておくとよいでしょう。

2 [ENV SELECT]を数回押して、PITCHインジケーターを点灯させます。

LFO 1SELECT

PITCH

FILTER

AMP

DEPTHRATE

FUNC

3,5 4,52,6 7

メモ

ご注意

CUTOFFTONE LEVEL

RESONANCETONE PAN

24

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25

fig.0-37

3 [FUNC]のインジケーターが消灯しているのを確認します。

点滅しているときはボタンを押して消灯させます。

4 LFO1セクションの[DEPTH]つまみを図の位置まで動かします。

[DEPTH]つまみを動かすと、音の揺れが大きく/小さくなります。fig.0-38

つまみが中央の位置のとき、揺れがなくなります。

5 [FUNC]を押してインジケーターを点滅させ、[RATE]つまみを図の位置まで動かします。

[RATE]つまみを動かすと、音の揺れる速さが変化します。つまみを右に回すほど揺れが速くなります。

fig.0-39

6 キーボード・パッドを弾きながら[DEPTH]、[RATE]つまみを動かして、音の揺れを聴いてみましょう。

音の高さ(ピッチ)が周期的に高くなったり低くなったりします。[ENV SELECT]でFILTERを選び[DEPTH]つまみを動かすと、音の明るさが周期的に変化します。[ENV SELECT]でAMPを選び[DEPTH]つまみを動かすと、音量が周期的に変化します。

7 LFO1セクションの[WAVEFORM]を押して波形を変えると、音の揺れかたが変わります。

いろいろな波形で試してみましょう。

LFO1の設定について詳しく知りたいときは?→「音を周期的に変化させる(LFO)」(取扱説明書、p. 50)メモ

DEPTHRATE

FUNC

DEPTHRATE

FUNC

SELECT

PITCH

FILTER

AMP

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3系統のエフェクターを使ってパッチの音に特殊な効果をつけてみましょう。

「リバーブ」で音に深みをつけるリバーブを使うと音に残響がつき、深みのある音になります。

fig.40

1 P:239のパターンを選んで再生します(p. 10)。

2 PART MIXERセクションの[MIXER SELECT]を数回押して、REVERBのインジケーターを点灯させます。

fig.43

3 パート・スライダー[R]~[7]を動かして、各パートのリバーブのかかり具合を調節します。

スライダーを上げると、残響音が大きくなります。スライダーを下げると、残響音が小さくなります。

[REVERB LEVEL]つまみを左に絞りきった状態では、パート・スライダーを上げてもリバーブはかかりません。

4 [FUNC]を押して、インジケーターを点滅させます。

ご注意

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

FUNC

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL PART MIXER

MEGAMIX

25,8 73

4,6REVERB DELAY EFX

EFX OUTPUT LEVELDELAY LEVELREVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

26

音に特殊な効果をかける(エフェクト)

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27

5 REVERBセクションの[REVERB LEVEL]つまみを回すと、パート全体のリバーブのかかり具合が変わります。

fig.41

6 [FUNC]を押して、インジケーターを消灯させます。

7 [EFFECT SELECT]を数回押して、一番上のインジケーターを点灯させます。

8 [REVERB TIME]つまみを回すと、残響音の長さが変わります。

fig.42

リバーブの設定について詳しく知りたいときは?→「音に響きをつける(リバーブ)」(取扱説明書、p. 79)メモ

FUNC

REVERB

REVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

FUNC

REVERB

REVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

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「ディレイ」でやまびこ効果をかけるディレイを使うと、山びこのように音が何度も繰り返し聴こえます。

fig.44

1 P:001のパターンを選んで再生します(p. 10)。

2 PART MIXERセクションの[MIXER SELECT]を数回押して、DELAYのインジケーターを点灯させます。

fig.47

3 パート・スライダー[R]~[7]を動かして、各パートのディレイのかかり具合を調節します。

スライダーを上げると、繰り返し音が大きくなります。スライダーを下げると、繰り返し音が小さくなります。パターンをいったん止めたり、ディレイをかけるパート以外をミュートしたりしておくと、効果がよくわかります。

[DELAY LEVEL]つまみを左に絞りきった状態では、パート・スライダーを上げてもディレイはかかりません。

4 [FUNC]を押して、インジケーターを点滅させます。

ご注意

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

REVERB DELAY EFX

EFX OUTPUT LEVELDELAY LEVELREVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

FUNC

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL PART MIXER

MEGAMIX

25,8 73

4,6

28

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 28

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29

5 DELAYセクションの[DELAY LEVEL]つまみを回すと、パート全体のディレイのかかり具合が変わります。

fig.45

6 [FUNC]を押して、インジケーターを消灯させます。

7 [EFFECT SELECT]を数回押して、一番上のインジケーターを点灯させます。

8 [DELAY TIME]つまみを回すと、音の繰り返しの間隔が変わります。

fig.46

ディレイの設定について詳しく知りたいときは?→「音にやまびこ効果をつける(ディレイ)」(取扱説明書、p. 82)メモ

DELAY

DELAY LEVEL

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

FUNC

DELAY

DELAY LEVEL

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

FUNC

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 29

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「EFX」でいろいろな種類の効果をかけるEFXは、選んだタイプによってさまざまな効果をかけることができるエフェクターです。ここでは「ディストーション」のタイプを使って、音を歪ませてみましょう。

fig.48

1 P:079のパターンを選んで再生します(p. 10)。

選んだ直後は、パート4だけにディストーションがかかっています。

2 PART MIXERセクションの[MIXER SELECT]を数回押して、EFX/OUTのインジケーターを点灯させます。

fig.51

3 パート・スライダー[R]~[7]で、パートごとにEFXをオン/オフします。

スライダーを中心より上げると、EFXがかかり音が歪みます(そのパートのEFXがオンの状態)。スライダーを中心より下げると、EFXはかかりません(そのパートのEFXがオフの状態)。

fig.52

必要のないパートはミュートしておいたり、1パートずつ交代でEFXをかけていくと、効果がよくわかります。

EFX ON

EFX OFF

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

REVERB DELAY EFX

EFX OUTPUT LEVELDELAY LEVELREVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

FUNC

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL PART MIXER

MEGAMIX

25,8 73

4,6

30

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 30

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31

[EFX OUTPUT LEVEL]つまみを左に絞りきった状態で、パート・スライダーを中心より上げると(EFXをオンにすると)、そのパートの音自体が出なくなります。

4 [FUNC]を押して、インジケーターを点滅させます。

5 EFXセクションの[EFX OUTPUT LEVEL]つまみを回すと、すべてのパートの歪んだ音の音量が変わります。

fig.49

6 [FUNC]を押して、インジケーターを消灯させます。

7 [EFFECT SELECT]を数回押して、一番下のインジケーターを点灯させます。

8 [CTRL 3]つまみを回すと、歪んだ音の音質が変わります。

fig.50

EFXの設定について詳しく知りたいときは?→「音にいろいろな効果をかける(EFX)」(取扱説明書、p. 86)メモ

EFX

EFX OUTPUT LEVEL

FUNC

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

EFX

EFX OUTPUT LEVEL

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

FUNC

ご注意

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 31

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●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

リバーブ/ディレイ/EFXには、それぞれいろいろな種類のタイプが用意されており、演奏中でも簡単にタイプを切り替えたり、すべてのパートのエフェクト効果をオン/オフすることができます。

<タイプの切り替え>リバーブ: [EFFECT SELECT]を押しながら、[REV LEVEL]つまみを回してタ

イプを選びます。ディレイ: [EFFECT SELECT]を押しながら、[DELAY LEVEL]つまみを回して

タイプを選びます。EFX: [EFFECT SELECT]を押しながら、[EFX OUTPUT LEVEL]つまみを

回してタイプを選びます。または、[EFFECT SELECT]を押しながら、[VALUE]ダイヤルを回します。

[EFFECT SELECT]を押している間、ディスプレイには、各エフェクターごとに現在選ばれているタイプが表示されます。いろいろなタイプを選んで試してみましょう。

fig.0-53

どのようなタイプがあるか詳しく知りたいときは?→「タイプを選ぶ(EFXタイプ)」(取扱説明書、p. 86)

<エフェクトのオン/オフ>リバーブ: [EFFECT SELECT]を押しながら、BANKセクションの[PRESET]

を押します。ディレイ: [EFFECT SELECT]を押しながら、BANKセクションの[USER]を押

します。EFX: [EFFECT SELECT]を押しながら、BANKセクションの[CARD]を

押します。[EFFECT SELECT]を押している間、オンになっているエフェクトは[PRESET]/[USER]/[CARD]の各インジケーターが点灯します。

fig.0-54

<グラフィックで表示>[TEMPO/MIXER]を押すと、ディスプレイに現在の各スライダーの位置(EFXはオン/オフの状態)がグラフィックで表示されます。

fig.0-54-1

EFX (E):EFX オン

DRY (D):EFX オフ

このとき、[INC][DEC]で設定値を1ずつ変えることができます。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

Part

Current Part

/MIXERTEMPO

R 1 2 3 4 5 6 7 Current Part R 1 2 3 4 5 6 7 Current Part

ReverbOn/Off

DelayOn/Off

EFXOn/Off

PRESET USER CARDREVERB DELAY EFX

メモ

EFXDELAYREVERB

Reverb Type Delay Type EFX Type

32

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 32

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33

メガミックス機能を使うと、パターンを再生しながら、ある楽器パートの演奏データを別のパターンの演奏データに差し替えることができます。リミックス感覚で各楽器パートのフレーズを組み合わせて、全く別のパターンを作ることができます。

fig.0-63

1 P:011のパターンを選んで再生します(p. 10)。

あらかじめ、すべてのパートのミュートを解除しておきます(p. 12)。

2 PART MIXERセクションの[MIXER SELECT]を数回押して、MEGAMIXのインジケーターを点灯させます。

3 パート・スライダー[R]を図の位置に動かします。

しばらくすると、リズム・パートの演奏データが別のフレーズに差し替わります。fig.0-65

4 同じ手順で、パート・スライダー[2]~[7]を動かしてフレーズを差し替えてみましょう。

パート・スライダーの位置によって、差し替わるフレーズが変わります。いろいろなセッティングを試してみましょう。

5 メガミックスをやめるときは、[MIXER SELECT]を押してMEGAMIXのインジケーターを消灯させます。

どのパターンもパート1に演奏データは入っていないので、パート・スライダー[1]を動かしてもフレーズは差し替わりません。

メガミックスについて詳しく知りたいときは?→「フレーズを組み合わせて違うパターンを作る(メガミックス)」(取扱説明書、p. 119)

メモ

ご注意

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL PART MIXER

MEGAMIX

243

フレーズを組み合わせて違うパターンを作る(メガミックス)

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 33

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MC-505は、コードを押さえるだけで簡単にアルペジオ(分散和音)の演奏をすることができます。

fig.0-55

1 P:012のパターンを選びます(p. 10)。

2 [PART SELECT]とPART[1]でパート1を選び、P:A017のパッチを選びます(p. 18)。

キーボード・パッドを弾くと、選んだパッチの音が鳴ります。オクターブ・シフトの設定は「-1」にしておくとよいでしょう。

3 ARPEGGIATORセクションの[ON]を押します。

ボタンのインジケーターが点灯し、アルペジエーターがオンになります。

4 アルペジオの演奏スタイルを選びます。[ON]を押しながら、[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで「CLAVI CHORD」のスタイルを選びます。

[ON]を押している間、ディスプレイには、現在選ばれているスタイルが表示されます。

fig.0-59

5 次の図のようにキーボード・パッドを押さえてみましょう。

fig.0-56

押さえた音がアルペジオで演奏されます。いろいろなコードを押さえて演奏してみましょう。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1313 14 15 16

ARPEGGIATOR

RANGEACCENT RATE

ON

VALUEALUE

DEC INC

ARPEGGIATOR

RANGEACCENT RATE

ON

3,10

76TRANS-

HOLD POSEFUNC

8,9

34

押さえたコードでアルペジオ演奏をする(アルペジエーター)

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 34

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35

パターンを再生しながらアルペジオ演奏をすることもできます。2小節ごとに、キーボード・パッド[11]→キーボード・パッド[11][12]→キーボード・パッド[11]・・・の順に押さえてみましょう。

6 [FUNC]のインジケーターが消灯している状態で、ARPEGGIATORセクションの[ACCENT RATE]つまみを回すと、アルペジオ演奏の抑揚を調節できます。つまみを図の位置に動かします。

fig.0-57

7 [FUNC]を押してインジケーターを点滅させ、[RANGE]つまみを回すと、アルペジオ演奏の音域を変えることができます。つまみを図の位置に動かします。

fig.0-58

8 KEYBOARD PADセクションの[HOLD]を押すとインジケーターが点灯し、キーボード・パッドから指を離してもアルペジオを演奏し続けることができます。

アルペジオにはいろいろな演奏のスタイルが用意されており、演奏中でも簡単にスタイルを切り替えることができます。いろいろなスタイルを選んで試してみましょう。

9 アルペジオ演奏を停止させるときは、もう一度[HOLD]を押してインジケーターを消灯させます。

10 アルペジエーターをオフにするときは、[ON]を押してインジケーターを消灯させます。

アルペジエーターの設定について詳しく知りたいときは?→「コードを押さえてアルペジオ演奏をする(アルペジエーター)」(取扱説明書、p.105)

メモ

RANGEACCENT RATE

FUNC

RANGEACCENT RATE

FUNC

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 35

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通常は、キーボード・パッドを押すとそのキーの音が鳴ります。RPS(リアルタイム・フレーズ・シーケンス)は、キーボード・パッドを押さえたときにさまざまな演奏のフレーズを再生する機能です。押さえるパッドによって異なるフレーズを再生できるので、ライブ演奏でフィル・インの代わりに使ったり、複数のフレーズを組み合わせて1つのパターンを作ることもできます。

fig.0-60

1 P:002のパターンを選びます(p. 10)。

2 KEYBOARD PADセクションの[RPS]を押します。

インジケーターが点灯し、RPS機能がオンになります。

3 キーボード・パッドの各鍵を押してフレーズを再生してみましょう。

一度に8つのフレーズまで同時に再生できます。RPSのフレーズは、次のようにキーボード・パッド上に割り当てられています。

fig.0-61

パターンの再生中でも、RPS機能を使ってフレーズを再生することができます。ドラムのRPSを再生するときはリズム・パートをミュート、ベースのRPSを再生するときはパート2をミュートというように、パターンの再生とRPSがうまく差し替わるるように操作するとよいでしょう。

4 RPSを再生しながらKEYBOARD PADセクションの[HOLD]を押すと、インジケーターが点灯し、キーボード・パッドから指を離してもフレーズを再生し続けることができます。

[HOLD]のインジケーターが点灯したあとに押されたキーボード・パッドのフレーズは、キーボード・パッドを押している間しか鳴りません。ご注意

ベーシック・ドラム リズム・フィルイン シーケンス・フレーズ

ヒット コード ベース

67

ENTEREXITVALUE

DEMO

DEC INC PAGE

DISPLAY BANK

SONGPTN/

/MIXERTEMPO

SETPTN

SETRPS

PATCH PRESET USER CARD

2,8

4,5PTN

TRANS-HOLD

CALL

POSE

RPS

OCTAVE

KEYBOARD PAD

CATEGORY

36

指一本でいろいろなフレーズを再生する(RPS)

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 36

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37

5 フレーズの再生を停止させるときは、もう一度[HOLD]を押してインジケーターを消灯させます。

RPSのフレーズは、16個(キーボード・パッドの総数)で1つのRPSセットになっており、別のRPSセットを選ぶことで違うフレーズを再生できます。

6 DISPLAYセクションの[RPS SET]を押します。

インジケーターが点灯して、ディスプレイに現在選ばれているRPSセットのバンク、ナンバー、ネームが表示されます。

fig.0-62 TEXT

7 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルでナンバーを選びます。

RPSセットは、切り替わるのに多少時間がかかります。また、パターン再生中にRPSセットを切り替えると、パターンがもたついたりよれたりする原因になりますので、パターンの停止中に切り替える方がよいでしょう。

RPSセットは、各ジャンル別に用意されています。Drum'n' BassのRPSセットを使うときは、パターンもDrum'n' Bassのパターンを、Hip HopのRPSセットを使うときはパターンもHip Hopのパターンを使うというように、使用するRPSセットとパターンのジャンルを合わせておくと、最適なテンポでRPSを再生できます。また、パターンと一緒にRPSを使う場合にも便利です。

8 RPS機能をオフにするときは、もう一度[RPS]を押してインジケーターを消灯させます。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

<OCTAVEボタンで切り替え>

RPS機能がオンになっていると、ディスプレイの表示に関わらず、OCTAVE[-][+]を押してRPSセットを切り替えることができます。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

RPSの設定について詳しく知りたいときは?→「キーボード・パッドでフレーズを再生する(RPS)」(取扱説明書、p. 109)メモ

ご注意

NEXTCURRENT

バンク

バンク ナンバー

ナンバー

ネーム

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Dビーム・コントローラーを使うと、コントローラーに手をかざすだけで、パターンやパッチにいろいろな効果をかけることができます。

※Dビーム・コントローラーは、インタラクティブ・ライト社とのライセンス契約により搭載

しています。fig.0-66

テンポとピッチを同時に下げるパターンのテンポとピッチを同時に下げることで、ターンテーブルでピッチを下げたような効果をつけることができます。

1 P:028のパターンを選び再生します(p. 10)。

2 D BEAM CONTROLLERセクションの[ON]を押します。

インジケーターが点灯して、Dビーム・コントローラーがオンになります。

3 [TYPE SELECT]を数回押してTURN TABLEのインジケーターを点灯させます。

fig.0-68

4 Dビーム・コントローラーに手をかざし、ゆっくりと上下させます。

すべてのパートのテンポとピッチが同時に変化します。コントローラーに手を近づけるほど、大きく下がります。コントローラーから手を離すと、最初のテンポとピッチに戻ります。

5 Dビーム・コントローラーをオフにするときは、もう一度[ON]を押してインジケーターを消灯させます。

AD LIB

TURN-TABLECUT+RESO

ON

D BEAM CONTROLLER

AD LIB

TURN-TABLECUT+RESO

2,53

4

38

「Dビーム・コントローラー」でパターンにいろいろな効果をかける

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 38

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カットオフとレゾナンスを変えるすべてのパートのカットオフとレゾナンスを同時に変えて、パターン全体の音色を急激に変化させます。

1 P:029のパターンを選び再生します(p. 10)。

2 D BEAM CONTROLLERセクションの[ON]を押します。

インジケーターが点灯して、Dビーム・コントローラーがオンになります。

3 [TYPE SELECT]を数回押してCUT+RESOのインジケーターを点灯させます。

fig.0-67

4 Dビーム・コントローラーに手をかざし、ゆっくりと上下させます。

すべてのパートのカットオフとレゾナンスが同時に変化します。コントローラーから手を離すと、カットオフの値は127に、レゾナンスの値は0になります。

5 Dビーム・コントローラーをオフにするときは、もう一度[ON]を押してインジケーターを消灯させます。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

パターンを元の状態に戻したいときは、[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで同じパターンを選び直してください。パターンの折り返しのタイミングで元の状態に戻ります。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

再生するパターンによっては、音が割れたり歪んだりすることがありますので注意してください。このようなときは、[LOW BOOST]つまみを左に回して低音のブースト量を調節するか、[OCTAVE]をオフにしてください。

ご注意

AD LIB

TURN-TABLECUT+RESO

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アドリブ演奏をするパターンに合わせて、自由自在にアドリブを入れることができます。

1 P:004のパターンを選び再生します(p. 10)。

パート3、4、6をミュートし、パート7のミュートを解除します。[PART SELECT]とPART[1]でパート1を選んでおきます。

2 D BEAM CONTROLLERセクションの[ON]を押します。

インジケーターが点灯して、Dビーム・コントローラーがオンになります。

3 [TYPE SELECT]を数回押してAD LIBのインジケーターを点灯させます。

fig.0-69

4 Dビーム・コントローラーに手をかざし、ゆっくりと上下させます。

手をかざすと同時にパート1の音が鳴り始め、手を上下させると発音する音のピッチが変わります。コントローラーに手を近づけるほど、発音する音のピッチが高くなります。コントローラーから手を離すと、音は鳴りやみます。

5 Dビーム・コントローラーをオフにするときは、もう一度[ON]を押してインジケーターを消灯させます。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

<アドリブ演奏のキーやスケールを変える>

[ON]を押しながらキーボード・パッドを押すと、押された鍵の音がアドリブ演奏の主音になります。[ON]を押しながらPAGE[<][>]を押して、アドリブ演奏のスケールを選ぶことができます。再生するパターンのキーやジャンルによって、アドリブ演奏のキーやスケールも変えてみるとよいでしょう。例 PTN Part Patch Key Scale

P:189 1 P:C042 A HBL

P:096 1 P:A086 A MIN

P:133 1 P:D103 A CHR

どのようなスケールがあるか知りたいときは?→(取扱説明書、p. 126)

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

このほかにも、Dビーム・コントローラーでいろいろな効果をかけることができます。

Dビーム・コントローラーの設定について詳しく知りたいときは?→「Dビーム・コントローラーでいろいろな効果をかける」(取扱説明書、p. 121)メモ

メモ

AD LIB

TURN-TABLECUT+RESO

40

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 40

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41

MC-505は、次の3種類の方法でパターンを録音することができます。

弾いた演奏をそのまま録音する: リアルタイム・レコーディング1音ずつ音符を順番に録音する: ステップ・レコーディング1音階音別に1音ずつ録音する: ステップ・レコーディング2

次の楽譜を元に、実際に簡単なパターンを作ってみましょう。fig.0-70TEXT

一般に、ドラム→ベース→伴奏→リードの順に録音していきます。この順序で録音していくと、ドラムやベースの演奏を聴きながら伴奏やリードの録音ができるので、リズムを合わせやすくなります。ここでは、それぞれのパートを次の順序で録音していきます。

リズム・パート:ドラム(ステップ・レコーディング2)パート2: ベース(ステップ・レコーディング1)パート3: コード(ステップ・レコーディング1)パート5: アルペジオ(アルペジエーターを使ったリアルタイム・レコーディ

ング)パート4: リード(リアルタイム・レコーディング)パート6: 効果音(リアルタイム・レコーディング)パート7: スネア・ドラム・フィルイン(アルペジエーターとパート・ミキサ

ーを使ったリアルタイム・レコーディング)

パート2 (ベース)

パート3 (コード)

パート4 (リード)

パート5 (アルペジオ)

パート6 (効果音)

パート7 (スネア・ドラム・

フィルイン)

リズム・パート (ドラム)

タンバリン

クローズド・ ハイハット

オープン・ ハイハット

スネア・ドラム バス・ドラム

簡単なパターンを作る

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 41

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ドラムを録音するまず、ステップ・レコーディング2を使って、ドラムの演奏をリズム・パートに録音します。

fig.0-71

1 BANKセクションの[PRESET]を押して、[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルでU:TMP(テンポラリー・パターン)を選びます(p. 10)。P:001の1つ前のパターンがU:TMPです。

テンポラリー・パターンとは一時的にデータを入れておくパターンのことです。録音や編集をするときは、必ずこのU:TMPにコピーされたデータに対して作業が行われます。新規にパターンを作成するときは、U:TMPを選んで録音を開始します。

2 [PART SELECT]とPART[R]でリズム・パートを選んでから、ドラムを演奏させるリズム・セットを選びます。

[PATCH]を押してパッチ選択画面に切り替え、P:05「Techno 1」を選んでみましょう(p. 18)。オクターブ・シフトの設定は「-1」にしておきます。リズム・セットを選んだら、[PTN/SONG]を押して、パターン選択画面に戻しておきます。

3 SEQUENCERセクションの[REC]を押します。

インジケーターが点滅して、レコーディング・スタンバイ状態になります。パターンを新規に作成する場合、録音するパターンの拍子と小節数を設定しなければなりません。ここでは初期設定をそのまま使い、「4/4拍子」、「4小節」のパターンを作成します。次に、録音するパートを選びます。

4 PART[R]を押して、録音パートにリズム・パートを選びます。

インジケーターが点灯します。これで録音の準備は整いました。

5 もう一度、[REC]を押してマイクロ・スコープ画面に入ります。

1

MUTERHYTHM

SELECTTONE

SELECTPART

MUTEPART

QTZ SELECT MUTE CTRL

TONE SELECT

CYM TOM/PERC HIT OTHERS

TONE SWITCH

BD SD HH CLP

DISPLAY

SONGPTN/

/MIXERTEMPO

SETPTN

SETRPS

PATCH

11

9

2-1 2-2,4 6-2 6

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER

3,5

BANKPRESET USER CARD

REVERB DELAY EFX

42

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 42

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43

マイクロ・スコープ画面では、録音された演奏データを確認したり修正したりすることができます。

6 [PLAY]を押して録音を始めます。

ディスプレイには、現在選ばれているリズム楽器のネームと音の強さが表示されます。音符を入力する前に、これらのパラメーターを設定します。

fig.0-73TEXT

6-1 [SCALE]を押して、音符の単位を選びます。

一番下のインジケーターを点灯させて、「16分音符」を選びます。fig.0-74

6-2 PART[R]~PART[7]の各ボタンで、音の強さを決めます。

PART[7]を押して、「127」を選びます。

7 [SHIFT]を押しながらキーボード・パッドを押して、入力するリズム楽器を選びます。

最初にバス・ドラムの音を選びます。ここでは「TR909 Kick 4」を選んでみましょう。オクターブ・シフトの設定を「-1」にして、[SHIFT]を押しながら、キーボード・パッド[2](C3鍵)を弾くと「TR909 Kick 4」の音が鳴ります。これで「TR909Kick 4」が選択されました。

fig.0-75

8 図の位置のキーボード・パッドを押してインジケーターを点灯させます。

これで1小節目のバス・ドラムが入力されました。入力された音符がループで再生されます。

fig.0-761 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

SHIFT1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

SCALE

NEXTCURRENT

音の強さ

録音入力範囲 再生している小節、拍

リズム楽器のネーム

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 43

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9 [FWD]を1回押して、録音入力範囲を2小節目に進めます。

10 8.と同じ手順で、2~4小節目のバス・ドラムを入力します。入力する位置は1小節目と同じです。

11 入力が済んだら[BWD]を何回か押して、録音入力範囲を1小節目に戻します。

12 操作7.~11.と同じ手順で、クローズド・ハイ・ハット→オープン・ハイ・ハット→タンバリン→スネア・ドラムを順に入力していきます。

それぞれのリズム楽器は次のように選択します。各リズム楽器の入力位置は次のとおりです。すべての小節で同じ入力位置です。

クローズド・ハイ・ハット「TR909 CHH 1」

オクターブ・シフトを「-1」にして、[SHIFT]を押しながらキーボード・パッド[8](F#3鍵)を弾きます。音の強さは、PART[6]を押して「112」を選びます。

オープン・ハイ・ハット「TR909 OHH 3」

オクターブ・シフトを「-1」にして、[SHIFT]を押しながらキーボード・パッド[12](A#3鍵)を弾きます。音の強さは、PART[6]を押して「112」を選びます。

タンバリン「Tambourine 3」

オクターブ・シフトを「0」にして、[SHIFT]を押しながらキーボード・パッド[8](F#4鍵)を弾きます。音の強さは、キーボード・パッド[1]、[5]、[9]、[13]に入力するときはPART[5]を押して「96」を、その他のパッドのときはPART[4]を押して「80」を選びます。

スネア・ドラム「TR909 Snr 5」

オクターブ・シフトを「-1」にして、[SHIFT]を押しながらキーボード・パッド[6](E3鍵)を弾きます。音の強さは、PART[7]を押して「127」を選びます。

これで、ドラムの入力が終わりました。録音を終了せずに、そのまま次のステップにすすんでください。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

44

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45

ベースとコードを録音する次はステップ・レコーディング1を使って、ベースとコードの演奏を録音します。前の操作12.から引き続いて操作します。

fig.0-77-1

1 [PLAY]を押してマイクロ・スコープ画面に戻ります。

パターンが停止している状態からは、[REC]を2回押すとこの画面に入れます。

2 PART[2]を押して録音パートをパート2に変えたあと、ベースを演奏させるパッチを選びます。

[PATCH]を押してパッチ選択画面に切り替え、P:A016「Lead TB 4」を選んでみましょう(p. 18)。オクターブ・シフトの設定は「-2」にしておきます。パッチを選んだら、[PTN/SONG]を押して、マイクロ・スコープ画面に戻しておきます。

3 [REC]を押して録音を始めます。

ディスプレイには、現在選ばれている音符の単位、音の強さ、音を伸ばす割合が表示されます。音符を入力する前に、これらのパラメーターを設定します。

fig.0-78TEXT

3-1 [SCALE]を押して、音符の単位を選びます。

一番下のインジケーターを点灯させて、「16分音符」を選びます。

3-2 PARTボタンの[R]~[7]で、音の強さを決めます。

[6]を押して、「112」を選びます。

3-3 RHYTHMボタンの[BD]~[OTHERS]で、音を伸ばす割合を決めます。

[TOM/PERC]を押して、「80%」を選びます。

NEXTCURRENT

入力位置 小節 拍 クロック

入力する音符の単位 音の強さ 音を伸ばす割合

9

MUTERHYTHM

SELECTTONE

SELECTPART

MUTEPART

QTZ SELECT MUTE CTRL

TONE SELECT

CYM TOM/PERC HIT OTHERS

TONE SWITCH

BD SD HH CLP

3-3,102 7 3-2

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4 最初の音D2(レ)を入力します。

オクターブ・シフトの設定を「-2」にして、キーボード・パッド[4]を押します。キーボード・パッドを離すと値が確定され、次の音符が入力できる状態になります。

fig.0-79

5 以下の手順でそれ以降の音符を入力していきます。

8分音符は、[BWD]を1回押して、16分音符をタイでつないで入力します。fig.0-80

3~4小節目は、1~2小節目と同じフレーズです。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

間違って入力したときは、[SHIFT]を押しながら[BWD]を押すと、入力位置を1つ戻すことができます。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

楽譜のベース・パートは、実際に入力する音よりも1オクターブ高い音符で書かれています。

これで、ベースの入力が終わりました。

6 [REC]を押してマイクロ・スコープ画面に戻ります。

7 PART[3]を押して録音パートをパート3に変えたあと、コードを演奏させるパッチを選びます。

[PATCH]を押してパッチ選択画面に切り替え、P:B008「DOC Stack」を選んでみましょう(p.18)。オクターブ・シフトの設定は「+1」にしておきます。パッチを選んだら、[PTN/SONG]を押して、マイクロ・スコープ画面に戻しておきます。

ご注意

2 2 2

4 4 4

5

7

TIE

BWD

TIE

BWD 2

4 4

TIE

BWD TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD 2 2 2

4 4 4

TIE

BWD

TIE

BWD 2 2

4

TIE

BWD TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

NEXTCURRENT NEXTCURRENT

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

46

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47

8 [REC]を押して録音を始めます。

音符の単位は先ほどと同じ「16分音符」を使います。

9 PARTボタンの[R]~[7]で、音の強さを決めます。

[5]を押して、「96」を選びます。

10 RHYTHMボタンの[BD]~[OTHERS]で、音を伸ばす割合を決めます。

[TOM/PERC]を押して、「80%」を選びます。

11 コードの最初の音D5(レ)とA5(ラ)を入力します。

オクターブ・シフトの設定を「+1」にして、キーボード・パッド[4]と[11]を同時に押します。キーボード・パッドを離すと値が確定され、次の音符が入力できる状態になります。

fig.0-81

12 以下の手順でそれ以降の音符を入力していきます。

付点8分音符は、[BWD]を2回押して、16分音符をタイでつないで入力します。fig.0-82

3~4小節目は、1~2小節目と同じフレーズです。これで、コードの入力が終わりました。

13 入力が終わったら、[STOP]を押して録音を終了します。

14 録音した演奏を聴いてみましょう。

[PLAY]を押して再生します。

4

5

10

11

4

11 12TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

4

11

TIE

BWD

TIE

BWD

4

11

TIE

BWD

4

11

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

NEXTCURRENT NEXTCURRENT

4

5

11

4

11TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

4

11

TIE

BWD

TIE

BWD

4

11

TIE

BWD

4

11

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

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アルペジオを録音する次に、アルペジエーターの演奏を、リアルタイム・レコーディングで録音します。

fig.0-83

1 [PART SELECT]とPART[5]でパート5を選んだあと、アルペジオを演奏させるパッチを選びます。

ここではP:A074「Analog Seq」を選んでみましょう(p. 18)。オクターブ・シフトの設定は「0」にしておきます。

2 ARPEGGIATORセクションの[ON]を押してアルペジエーターをオンにします(p. 34)。

アルペジオのスタイルは「PORTAMENTO A」を選び、[ACCENT RATE]つまみと[RANGE]つまみを図の位置に動かします。

fig.0-84

設定を終えたら、すでに録音した伴奏に合わせてキーボード・パッドを押さえてアルペジオ演奏をしてみましょう。

3 [REC]を押します。

インジケーターが点滅して、レコーディング・スタンバイ状態になります。

4 PAGE[<][>]を数回押して、カウント・イン(録音開始の方法)の設定画面にします。

[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで「WAIT NOTE」を選びます。WAIT NOTEを選択すると、キーボード・パッドを押した瞬間に録音が始まります。

fig.0-85

FUNC

RANGEACCENT RATE

ON DEC INCFUNC

RANGEACCENT RATE

消灯:ACCENT RATE 点滅:RANGE

MUTERHYTHM

SELECTTONE

SELECTPART

MUTEPART

QTZ SELECT MUTE CTRL

TONE SELECT

CYM TOM/PERC HIT OTHERS

TONE SWITCH

BD SD HH CLP

1-1 1-2,6 6

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER

3

PAGE

4,5

ARPEGGIATOR

ON

2,9

48

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49

5 PAGE[<][>]を数回押して、ループ・レストの設定画面にします。

[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで「ON」を選びます。ループ・レストをオンにしておくと、録音中はパターンのつなぎ目に1小節の空白小節ができます。

fig.0-86

6 PART[5]を押して、録音パートにパート5を選びます。

7 準備ができたら、次のコードを押さえます。

1小節目の頭からアルペジオが演奏されると同時に、その演奏が録音されます。fig.0-87

楽譜のアルペジオ・パートは、実際に入力する音よりも1オクターブ低い音符で書かれています。

8 パターンの最後まで進むと1小節の空白小節が入るので、空白小節の再生中に指を離します。

先に録音した演奏と一緒に、録音したアルペジオ演奏が再生されます。

9 うまく録音できたら、アルペジエーターをオフにします。

これで、アルペジオの入力が終わりました。録音を終了せずに、そのまま次のステップに進んでください。

うまく録音できなかったときは、以下の操作をして録音した演奏データを消去したあと、録音をやり直します。

1 録音中に[REALTIME ERASE]ボタンを押します。

ディスプレイに、次のように表示されます。fig.0-88

REALTIME ERASE

EDIT

ご注意

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

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2 パターンの初めから終わりまで[REC]を押し続けます。

先ほど録音された演奏データが消去されます。

3 [REALTIME ERASE]または[EXIT]を押して、レコーディング画面に戻ります。

演奏データを消去したら、録音をやり直します。パターンの演奏に合わせてアルペジオを入れ直します。

リードと効果音を録音する次にリアルタイム・レコーディングで、リードと効果音を録音しましょう。

fig.0-89

前の操作9.から引き続いて操作します。

1 [REC]を押します。

インジケーターが点滅して、リハーサル状態になります。ディスプレイには次のように表示されます。リハーサル状態のときは、キーボード・パッドを弾いても録音されません。

fig.0-90

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

パターンが停止している状態からは[REC]→[PLAY]でリアルタイム・レコーディングが始まり、リアルタイム・レコーディング中に[REC]を押すとリハーサル状態になります。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

2 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、インプット・クォンタイズの設定をします。

インプット・クォンタイズは、演奏の「もたつき」や「よたり」を均一に揃えて補正する機能です。

4

MUTERHYTHM

SELECTTONE

SELECTPART

MUTEPART

QTZ SELECT MUTE CTRL

TONE SELECT

CYM TOM/PERC HIT OTHERS

TONE SWITCH

BD SD HH CLP

DISPLAY

SONGPTN/

/MIXERTEMPO

SETPTN

SETRPS

PATCH

5

3 9 13

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER

12 1,6,8,10

BANKPRESET USER CARD

REVERB DELAY EFX

METRONOME

50

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51

ここでは「�」を選びます。

3 PART[4]を押して録音パートをパート4に変えたあと、リードを演奏させるパッチを選びます。

[PATCH]を押してパッチ選択画面に切り替え、P:A010「Dual TB」を選んでみましょう(p. 18)。オクターブ・シフトの設定は「0」にしておきます。自分の弾いている音がわかりにくいときは、[PART MUTE]と各PARTボタンでリズム・パート以外のパートをミュートしておくとよいでしょう。余分なパートをミュートしたら、[PART SELECT]を押して元の状態に戻しておきます。次に、録音しやすいようにパターンのテンポを変えます。

4 [TEMPO/MIXER]を押します。

インジケーターが点灯して、ディスプレイには現在のテンポの値が表示されます。fig.0-91

5 [VALUE]ダイヤルで、テンポの設定をします。

自分が弾きやすいテンポに調節してください。設定が済んだら[PTN/SONG]を押して、リハーサル画面に戻します。SEQUENCERセクションの[METRONOME]を押して、メトロノームをオンにしておきます(もう一度押すと止まります)。録音済の演奏に合わせて、何回か練習してみましょう。

6 準備ができたら、[REC]を押してレコーディング状態にします。

7 録音済の演奏に合わせて、1小節目からキーボード・パッドを弾きます。

fig.0-92TEXT

入力後、次の繰り返しから録音した演奏が再生されます。これでリードの入力が終わりました。うまく録音できなかったときは、アルペジオの録音のときと同じ操作で、録音した演奏データを消去したあと録音をやり直します(p. 49)。

12 10 129 911 11 11 11 14

4 4 4 4 4 4 4 4 4 4右手

左手

NEXTCURRENT

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●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

どうしてもうまく録音できない場合は、ステップ・レコーディング1で入力することもできます。次の図の位置に従って入力してください(p. 45)。

fig.0-93

音符をのばす割合は、「HIT」を押して「100%」を選びます。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

次に、効果音を録音します。

8 [REC]を押してリハーサル状態に切り替えます。

9 PART[6]を押して録音パートをパート6に変えたあと、効果音を演奏させるパッチを選びます。

[PATCH]を押してパッチ選択画面に切り替え、P:C010「Smooth Jet」を選んでみましょう(p. 18)。オクターブ・シフトの設定は「-1」にしておきます。設定が済んだら[PTN/SONG]を押して、リハーサル画面に戻します。

10 準備ができたら、[REC]を押してレコーディング状態にします。

11 録音済の演奏に合わせて、1小節目からキーボード・パッドを弾きます。

fig.0-94

入力後、次の繰り返しから録音した演奏が再生されます。これで効果音の入力が終わりました。

12 録音が終わったら、[STOP]を押して録音を終了します。

13 録音した演奏を聴いてみましょう。

[PLAY]を押して再生します。うまく録音できていれば、次のステップに進みましょう。

11

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD

TIE

BWD12 10 129 911 11 11 11 14

4 4 4 4 4 4 4 4 4 4

NEXTCURRENT NEXTCURRENT

52

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53

スネア・ドラム・フィルインを録音する次に、アルペジオを使ったスネア・ドラム・フィルインと、パートミキサーの動きをリアルタイム・レコーディングで録音します。

fig.0-95

1 [PART SELECT]とPART[7]でパート7を選んだあと、スネア・ドラムを演奏させるパッチを選びます。

ドラムの音は通常リズム・パートで鳴らしますが、ここではパート7を使って、P:D093「TR909 Snare」のパッチを選んでみましょう(p. 18)。オクターブ・シフトの設定は「0」にしておきます。

2 ARPEGGIATORセクションの[ON]を押してアルペジエーターをオンにします(p. 34)。

アルペジオのスタイルは1/16を選び、[ACCENT RATE]つまみと[RANGE]つまみを図の位置に動かします。

fig.0-96

設定を終えたら、すでに録音した伴奏に合わせてキーボード・パッドを押さえてアルペジオ演奏をしてみましょう。練習が済んだら、リズム・パート以外のパートはミュートしておきます。

3 [REC]を押します。

インジケーターが点滅して、レコーディング・スタンバイ状態になります。先ほどの録音と同じようにカウント・インは「WAIT NOTE」、ループ・レストは「ON」で録音を開始します。

4 PART[7]を押して、録音パートにパート7を選びます。

FUNC

RANGEACCENT RATE

ON DEC INCFUNC

RANGEACCENT RATE

ARPEGGIATOR

ON

SELECTPART

MUTEPART

QTZ SELECT MUTE CTRL STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER

35

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL PART MIXER

MEGAMIX

1-1 1-2,498

2,7

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5 準備ができたら、[PLAY]を押して録音を始めます。

録音済の演奏に合わせて、2小節目からキーボード・パッド[6]を押さえます。スネア・ドラムが演奏されると同時に、その演奏が録音されます。

fig.0-97

6 パターンの最後まで進むと1小節の空白小節が入るので、空白小節の再生中に指を離します。

先に録音した演奏と一緒に、録音した演奏が再生されます。

7 うまく録音できたら、アルペジエーターをオフにします。

これで、スネア・ドラム・フィルインの入力が終わりました。次にパート・ミキサーを使って、2小節目の頭から徐々にスネア・ドラムがフェード・インしてくるようにスライダーの動きを録音します。

8 [MIXER SELECT]を数回押して、LEVELのインジケーターを点灯させます。

fig.0-98

9 パート・スライダー[7]を下から上に動かして、スライダーの動き(パート7の音量)を録音します。

空白小節の再生中にすばやくパート・スライダー[7]を一番下に下げておき、1小節目の頭から徐々に上に上げていきます。4小節目の最後で一番上の位置にスライダーがいくように、うまく操作してください。

fig.0-99TEXT

うまく録音できなかったときは、1小節目の頭からもう一度同じ操作をしてください。先に録音したスライダーの動きを消しながら、新たにスライダーの動きが録音されます。これで、全てのパートの録音が終わりました。[STOP]を押して録音を終了します。

空白小節 1小節目 2小節目 3小節目 4小節目 空白小節

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

54

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55

仕上げをする最後に、各パートの音量や定位、エフェクトのかかり具合を調節しましょう。

1 [TEMPO/MIXER]を押してテンポとパート・ミキサーの画面に切り替えます。

2 [VALUE]ダイヤルでテンポを「136.0」に設定します。

3 [MIXER SELECT]でパラメーターを選んだあと、パート・スライダーを動かして、各パートの音量、定位、エフェクトのかかり具合を、それぞれ次のように設定します(p. 14)。

fig.0-100

4 各エフェクトの設定は次のようにします。

fig.0-101

これでパターンが完成しました。[PLAY]を押して録音した演奏を聴いてみましょう。

REVERB DELAY EFX

EFX OUTPUT LEVELDELAY LEVELREVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

REVERB DELAY EFX

EFX OUTPUT LEVELDELAY LEVELREVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

REVERB DELAY EFX

EFX OUTPUT LEVELDELAY LEVELREVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

REVERB DELAY EFX

EFX OUTPUT LEVELDELAY LEVELREVERB LEVEL

EFX REVERB LEVEL

HF DAMP

REVERB TIME

EFX DELAY LEVEL

FEEDBACK

DELAY TIME

CTRL 3

CTRL 2

CTRL 1

EFXDELAYREVERB

Reverb Type Delay Type EFX Type

FUNC

[EFFECT SELECT]と各つまみでタイプを選択(P. 32)

一番上のインジケーターを点灯させてから操作 中央のインジケーターを点灯させてから操作

一番下のインジケーターを点灯させてから操作 [FUNC]のインジケーターを点滅させてから操作

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL 115 115 100 88 115 90 127 0

0 0 20 15 78 45 0 0 D D D D E D D D

0 0 0 L50 0 30R 63R 0 0 0 25 0 90 35 60 60

MEGAMIX

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 55

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パターンを保存する完成したパターンを保存しましょう。

1 パターンが停止しているのを確認します。

2 [PTN/SONG]の表示画面になっていることを確認します。

なっていないときは[PTN/SONG]を押してください。

3 [WRITE]を押します。

ディスプレイの表示は次のようになり、パターン・ナンバーの下に"_"(カーソル)が表示されます。

fig.0-102

パターンの保存を中止するときは、[EXIT]を押します。

4 [USER]を押して、保存先にユーザー・バンクを選びます。

5 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、保存先のパターン・ナンバーを選びます。

ここでは、U:001を選びます。

6 PAGE[>]を押します。

ディスプレイの2行目の先頭にカーソルが移動します。fig.0-103

7 パターンに名前をつけます。

[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで文字を指定します。選べる文字は次の通りです。スペース、A~Z、a~z、0~9、! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ ¥ ] ^ _ ` { | }

WRITE

INITIALIZE

56

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 56

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57

8 6.~7.を繰り返してパターン・ネームを入力します。

PAGE[<]を押すと、カーソルを左方向に戻すことができます。

9 [ENTER]を押します。

ディスプレイに実行画面が表示されます。中止するときは[EXIT]を押します。

fig.0-104

10 もう一度[ENTER]を押します。

fig.0-105

パターン・ライトが実行され、通常の画面に戻ります。これでパターンが保存できました。

パターン・ライト中は、絶対に電源を切らないでください。

最初から録音し直す最初から録音し直したいときは、次の操作をしてU:TMP(テンポラリー・パターン)を演奏データが何も入っていない状態(空パターン)にします。

1 U:TMPを選んだ状態で、[SHIFT]を押しながら[INITIALIZE]を押します。

fig.0-106

2 [ENTER]を押すと、テンポラリー・パターンが初期化されます。

SHIFT WRITE

INITIALIZE

ご注意

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 57

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パターンを演奏順にいくつも並べたものを、ソングと呼びます。実際にソングを再生してみましょう。

fig.0-107

1 [MODE]を押して、SONGのインジケーターを点灯させます。

fig.0-108

2 DISPLAYセクションの[PTN/SONG]を押します。

インジケーターが点灯して、ディスプレイに現在選ばれているソングのバンク、ナンバー、ネームが表示されます。

fig.0-109

3 BANKセクションの[USER]を押して、ユーザー・バンクを選びます。

ソングでは、ユーザー・バンクしか選べません。

4 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルでナンバーを選びます。

製品出荷時は、U:01~U:20にソングが入っています。

ご注意

NEXTCURRENT

バンク

バンク

ネーム

ナンバー

ナンバー

SONG

PTNMODE

4

ENTEREXITVALUE

DEMO

DEC INC PAGE

2

DISPLAY BANK

SONGPTN/

/MIXERTEMPO

SETPTN

SETRPS

PATCHPRESET USER CARD

3 56

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER

REVERB DELAY EFX

CATEGORY

58

ソングを再生する

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 58

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59

5 [PLAY]を押すと、ソングの再生が始まります。

ソングの再生が始まると、録音された順番通りにパターンが自動的に切り替わっていきます。自分でパターンを切り替えることはできません。それ以外は、パターン再生のときと同じように操作できます。最後のパターンを再生し終わると、自動的に再生を停止します。

6 途中で再生を停止するときは、[STOP]を押します。

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 59

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「簡単なパターンを作る」で作成したパターン(U:001)を使って、簡単なソングを作ってみましょう。まず最初に、ソングの構成を考えます。同じパターンを繰り返し再生するときは、ミュートの状態やパート・ミキサーの設定を毎回少しずつ変えていって、展開をつけながら進行させていくとよいでしょう。ここでは、p. 63の構成表に従ってソングを作ります。

fig.0-110

最初に録音するソングを選びます。

1 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、U:21のソングを選びます。

2 SEQUENCERセクションの[REC]を押します。

インジケーターが点灯して、レコーディング状態になります。ディスプレイには次のように表示されます。

fig.0-111

3 [USER]と[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、U:001のパターンを選びます。

4 [PLAY]を押すと、U:001のパターンを試聴することができます。

パターンを聴きながら、必要のないパートをミュートします。構成表に従って、ここでは[R]と[3]以外をミュートします。[STOP]を押すと、再生が停止します。

NEXTCURRENT

入力する順番 ナンバー

バンク ナンバー

ネーム

1,3-2

ENTEREXITVALUE

DEMO

DEC INC PAGE

5,647

STOP PLAY REC

/TIEBWD

/RESTFWD

MEASURE

SEQUENCER

2

DISPLAY BANK

SONGPTN/

/MIXERTEMPO

SETPTN

SETRPS

PATCHPRESET USER CARD

3-1

REVERB DELAY EFX

CATEGORY

60

簡単なソングを作る

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 60

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61

5 [ENTER]を押すと、U:001のパターンが1番目に再生するパターンとして確定されます。

CURRENTディスプレイの番号が2になり、2番目に再生するパターンの入力画面になります。

6 同じ手順で、構成表に従ってU:001のパターンの状態を変えながら、[ENTER]を押して順番に確定していきます。

7 14番目のパターンを確定したら、[STOP]を何回か押して録音画面から抜けます。

これで録音が終わりました。[PLAY]を押して、ソングを再生してみましょう。

ソングを保存する完成したソングを保存しましょう。

1 ソングが停止しているのを確認します。

2 [PTN/SONG]の表示画面になっていることを確認します。

3 [WRITE]を押します。

fig.0-113

ディスプレイには次のように表示され、ソング・ナンバーの下に“_”(カーソル)が表示されます。ソングの保存を中止するときは、[EXIT]を押します。

4 [INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、保存先のソング・ナンバーを選びます。

U:21にそのまま保存する場合は、そのまま次に進みます。

5 PAGE[>]を押します。

fig.0-114

ディスプレイの2行目の先頭にカーソルが移動します。

WRITE

INITIALIZE

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 61

Page 62: MC-505 q j - Roland Corporationlib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1810171/MC-505_q...AC電源コード ご注意 演奏前の準備 MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ

6 ソングに名前をつけます。

[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで文字を指定します。選べる文字は次の通りです。スペース、A~Z、a~z、0~9、! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ ¥ ] ^ _ ` { | }

7 6.~7.を繰り返してソング・ネームを入力します。

PAGE[<]を押すと、カーソルを左方向に戻すことができます。

8 [ENTER]を押します。

ディスプレイに実行画面が表示されます。中止するときは[EXIT」を押します。

fig.0-115

9 もう一度[ENTER]を押します。

ソング・ライトが実行され、通常の画面に戻ります。

fig.0-105

ソング・ライト中は、絶対に電源を切らないでください。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

ソング構成表の12番目と13番目のキー・シフトの設定のしかた

1. [MIXER SELECT]でKEY SHIFTを選びます。2. [TEMPO/MIXER]を押して、パート・ミキサーの画面にします。3. [PART SELECT]と[2]でパート2を選びます。4. [INC][DEC]でパート2のキー・シフトを「+2」にします。5. 同じ手順でパート3~5のキー・シフトも「+2」にします。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

ご注意

62

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 62

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63

ソング構成表

PART MIXER

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

CYM TOM/PERC HIT OTHERSBD SD HH CLP

CURRENT

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

PART MIXER

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

PART MIXER

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

/MIXERTEMPO

PART MIXER

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

PART MIXER

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

REVERB

DELAY

EFX/OUT

KEY SHIFT

PAN

LEVEL

MEGAMIX

/MIXERTEMPO

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 63

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MASA音楽効果、CM/イベント音楽制作業のかたわら、90年代前半よりサイケデリ

ック・トランスを中心としたパーティーにてライヴ活動を行う。

96年春イーストウエストよりアルバム「ジャスト・インサイド」をリリース

の他、国内初のサイケデリック・トランス・レーベルであるTOKYO TEKNO

TRIBE RECORDS、オーストラリアのPSY-HARMONICSなどからシングル

をリリースするなど国内外を問わない活動内容が注目を浴びている。

URL: http://www.ifnet.or.jp/̃masa-k/

DJ Q'HEY1989年よりDJ活動開始。ヨーロッパのムーブメントに影響を受け、ハウ

ス/テクノ系の音楽に傾倒し始めるようになる。都内を中心に大小を問わず

様々なクラブでプレイするかたわら、楽曲制作も熱心に行っており、間もなく

起ち上がる自身のレーベル“MOON AGE RECORDINGS”の第1弾として、

“IN THE EDGE OF NO CONTROL EP”をリリース予定している。

現在は台湾におけるダンス・シーンの育成や様々なパーティーのプロデュー

ス/プレイに力をそそぐ一方で、音楽専門誌にディスク・レビューの連載や、

TECHNO関係のホームページを紹介した記事を執筆するなど、幅広く活動中。

URL: http://www.moon-age.com/

YOJI BIOMEHANIKA(ヨージ・ビオメハニカ)日本が世界に誇るニューエナジーマスター。

大阪を活動の拠点にしながらもヨーロッパから数々のオリジナルトラックをリ

リースし、海外の多くのテクノ系クリエイターからリスペクトされている。最

近ではOZAKA OZ“REAL NIGHTMARE”がUKの巨匠ポール・オークンフ

ォールドに絶賛され、ポール氏プロデュースによるCD“PERFECTO

FLUOLO”に坂本龍一と共にコンパイルされ話題を呼んだ。

現在大阪CLUB NEOの週末を拠点にイベントOZAKA3000をオーガナイズ

し、JON THE DENTIST、RACHEL AUBURN、JOHN TRUELOVE、CHRIS

LIBERATORなどニューエナジー系のトップアーティストを海外から呼び寄

せ、日本におけるシーンの拡大を試みている。

HEIGO TANI(谷丙午)DJ WADAとATOM/Co-Fusion/AS TWO MENというテクノユニットを組

み、今までに日本(サブライムレコード)、NY(トライバル・アメリカ)、ド

イツ(プラスティックシティ)、UK(ポジティバUK)などのレーベルからレ

コードをリリースするDJ兼ミュージシャン及び楽器おたく。

またインターネットを中心に活動するurn(ウラン)という2人組みテクノユ

ニットにも参加、2台のMC-303を同期させてインターネットを交えたライブ

などを行っている。

URL: http://www.softbank.co.jp/music/urn/

64

デモ・ソング/パターン制作者のプロフィール

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 64

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65

Ryeland Allison(ライランド・アリソン)ロサンゼルスを中心に活躍しているハウス、テクノ系アーティスト。『オーデ

ィエンスの魂を揺さぶるような大音量のテクノ・サウンドで世界平和に貢献し

たい!!』彼が光栄に思うことは、このスローガンに基づく自分の作品を一人

でも多くの人に聴いてもらうことである。

Vince LaDuca(ビンス・ラドゥーカ)(Twister)カリフォルニア州ロサンジェルス出身のエンジニア、音楽製作者兼アーティス

ト。12 インチシングルのダンス音楽を自らプロデュースし、自分自身のレー

ベルである Uzziel Recordsからリリース。また、Motown Recordsや

Ruthless Records、Warner Brothers Recordsなどからの技術面での信望も

厚い。現在プロダクト・スペシャリストとして、ローランドU.S.に勤務してい

る。今後は何枚かのシングルをBassex/Black LicoriceRecord Labelからリリ

ースする予定。

母親のバンドで11才の時にツアーを始めて以来、電子楽器の進化を見続けて

きた彼はMC-505 に寄与できることに誇りを感じている。

DJ khuv(DJキューブ)91年からDJを始める。

ダブ~ジャズ、レアグルーブなどを経て94年からジャングルをかけだす。渡

英時、95年のL.T.J BUKEMのパーティspeedに、偶然遊びに行ったことが

引き金となり、Drum'n'Bassに移行。不定期にオーガナイズする自身のパーテ

ィや各クラブでプレイ。

音響~アートコアを中心にジャンルに捕らわれない縦横無尽なミックスを信条

とする。

98年初頭には二枚のシングルを同時リリースの予定。

supprt by yousuke"flatter"hirabayashi(sketch room)

DJ KENT(四街道ネイチャー)都内のクラブ数カ所でDJをするかたわら、四街道ネイチャーのDJとしても

活動中。その四街道ネイチャーでは、メンバーのKZAと共にプロデュースを

も担当している。現在アルバムの制作にとりかかっており、98年初頭にリリ

ース予定。

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A・L・M・AMC-303を始め、以前からコレボレート・ワークをしていた二人が、今回正式にユニットを結成した。影武者であっ

たDJ;ATOMがリサーチとレビューを、A・L・M・Aが打ち込みを担当。ALMA(魂)の通ったユニットとして今

後の期待は高い。

GIGBAG

1982年に単身渡米、バークリー音楽大学に在学中からプロ活動を開始。人気

ベーシストとしてボストンを中心にヨーロッパ、アジアなどで活躍。1991年

帰国後、ローランドに入社。ミュージックデータ、内蔵デモ・プレイ等の開発

に従事。1996年退社後、有限会社プレストを設立。現在代表取締役兼チー

フ・プロデューサー。

DJ;ATOM

1974年より、DJを始める。その後、六本木、横浜、沖縄などで数々のディ

スコ、クラブのDJ及び企画を努める。現在は、DANCE & BLACK MUSIC専

門のレコード店「ハイタイムズ」を経営するかたわら、クラブ「PLANET

CAFE」にて金、土曜日のレジデントDJ、FM番組の制作など精力的に活躍中。

SOULMATES MUSICAsoulmates are a sound design and graphics design team.member yhuji suzuki, hironobu fujiyoshi, isamitsu fujiyoshiURL: http://uhp10.solan.chubu.ac.jp/

66

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 66

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Jeff Fields(ジェフ・フィールズ)音楽家、作曲家兼アレンジャーで、ラテン音楽に精通している。アリゾナ州で

ジャズのトランペット演奏で学位を受け、その後カリフォルニア州ロサンジェ

ルスのDick Grove音楽学校で作曲と編曲の勉強を続ける。現在までにTito

Puente、Poncho Sanchez、秋吉敏子、Elaine Eliasなどの有名なアーティス

トと、トランペットで共演しており、現在ローランドU.S.で楽器のコーディネ

ーターとして活躍中。

Scott Tibbs(スコット・ティブス)アトランタ・シンフォニー・オーケストラなど、アメリカやカナダ、南米、日本

のいくつかのオーケストラで、演奏者、指揮者として活躍。さまざまな作曲活動

は、映画、劇、テレビ番組から、交響曲のコンサート・ステージまで広範囲に及

ぶ。UCLAで作曲の博士号を取り、この4年間はその大学で作曲と理論を教えて

いる。また、Dizzy Gillespie、Bill Cosby、Jerry Seinfeld、Bobby Shewなど、

数多くの有名なアーティストと共演している。

MC-505QuickStart.j 02.7.29 11:50 AM ページ 67

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01342456 '02-8-H1-31N

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