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Stereo Analyst for ArcGIS 10

クイックチュートリアル

2012/06/01 版

【目次】

はじめに............................................................................................................................................................................... 2

１．手順概要....................................................................................................................................................................... 2

２．クイック チュートリアル............................................................................................................................................ 3

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はじめに

Stereo Analyst for ArcGIS は、ArcGIS でフィーチャ収集及び、更新するためのステレオ環境を

提供する Extension です。ステレオ環境で見ることで画像をよりよく理解できるため、より正確なデ

ータ取得が可能となり、より高い精度でレイヤの作成などができます。

本資料では、Stereo Analyst for ArcGIS を使用して、屋根ポリゴンを取得する方法を簡単にご

紹介いたします。

１．手順概要

１) Stereo Analyst for ArcGIS の起動

２) 画像の追加

３) ポリゴンレイヤの追加

４) 屋根ポリゴンの取得

５) ３D モデルで表示

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２．クイック チュートリアル

１) Stereo Analyst for ArcGIS の起動

① ArcMap を起動します。

② “カスタマイズ”メニュー＞”エクステンション”をクリックして、”エクステンション”ダイアロ

グを開きます。”Stereo Analyst”をチェックし、”閉じる”ボタンでダイアログを閉じます。

③ “カスタマイズ”メニュー＞”ツールバー”をポイント＞”Stereo Analyst”をチェック

し、”Stereo Analyst”ツールバーを表示します。

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２) 画像の追加

④ “データの追加”ボタンで、ステレオ・ペア画像を ArcMap に追加します。

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⑤ 以下の手順で、データビューの画像を、”Stereo Window（⑥参照）”に合わせ回転させま

す。

・”Stereo Analyst”のプルダウンメニュー＞”Options”から、”Stereo Analyst Options”ダ

イアログを開きます。

・”ArcMap Display”タブ一番上の“Orient ArcMap document to Image Pair when Image

Pair Changes”にチェックを入れます。

・”OK”をクリックしてダイアログを閉じます。

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⑥ “Stereo Analyst”ツールバーの “Stereo Window”ボタンをクリックして、”Stereo

Window”を表示します。

“Stereo Window”は ArcMap 内にドッキングすることもできます。

⑦ “Stereo Analyst”ツールバーの”Image Pair”ドロップダウンリスト、または、 “Image

Pair Selection Tool”ボタンを選択後 ArcMap のデータフレームで、画像ペアを選択します。

※”Tools”ツールバーの “エレメント選択”ボタンをクリックすると、 ” Image Pair

Selection Tool”の選択が解除されます。

⑦

⑥

⑧ “Stereo Window”下の “3-Pane View”をクリックします。

⑨ “Stereo Analyst”ツールバーの ボタンをクリックして、”Fixed Cursor Mode”にします。

⑩ “Stereo Window”右のZサムホイールを調整して、対象のオブジェクトの頂点が左右の画

像で重なるように調整します。

対象のオブジェクトが見やすいよう Stereo View ツールバーの”拡大”、”縮小”、”パン”ツ

ールで表示を調整します。

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X,Y,Z サムホイール

３) ポリゴンレイヤの追加

⑪ “標準”ツールバーの “データの追加”ボタンで、フィーチャ取得用のジオデータベー

スやシェープファイルを ArcMap に追加します。

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４) 屋根ポリゴンの取得

⑫ “エディタ”ツールバーの”エディタ”プルダウンメニュー＞”編集の開始”をクリックします。

“編集の開始”ウィンドウで、編集対象のレイヤを選択後、”OK”をクリックして閉じます。

⑬ “フィーチャ作成”ウィンドウで対象のレイヤをクリックしてアクティブにし、ウィンドウ下の”

作成ツール”で”ポリゴン”を選択します。

⑭ “Stereo View”ツールバーの ボタンをクリックして “Fixed Cursor Mode”に設定します。

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⑮ アクティブになった ”Auto Toggle 3D Floating Cursor”ボタンをクリックするか、Stereo

Analyst 内を一度クリックしてから”F3”キーを押して、”3D Floating Cursor”モードにしま

す。

⑯ マウスのホイールボタンで左右の画像を微調整して屋根の頂点を合わせ、屋根ポリゴン

を描画します。

※ダブルクリックするか、右クリックメニューで”スケッチ終了”を選択して、屋根ポリゴン

描画を終了します。

Auto Toggle 3D Floating Cursor

Fixed Cursor Mode

⑰ “F3”キーを押して、”Floating Cursor Mode”を解除（”Fixed Cursor Mode”に設定）しま

す。

⑱ “エディタ”ツールバーの”エディタ”プルダウンメニュー＞”編集の保存”をクリック後、”編

集の終了”をクリックして、ポリゴンの編集を終了します。

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５) ３D モデルで表示

⑲ 取得したポリゴンを、ArcGIS のエクステンションである 3D Analyst を利用して表示した 3D

モデルの例を以下にご紹介します。

3D Analyst での表示例

以上