取扱説明書(保証書付)
シチズン電子体温計CTE707 わき専用
予測式 (15秒 )+実測式
●お買い上げいただき、ありがとうございます。● 正しくお使いいただくため、ご使用前に本書を必ずお読みください。●ご使用中は必ず本書をお手元に置いてください。
この表示の欄は人が傷害を負ったり物的損害が想定される内容ですので、ご注意ください。
表示部測温部(先端)
電源スイッチ
本体
各部の名前
ストラップ取り付け穴※ ストラップは付属していません。
収納ケース
体温計の正しい はさみかた
約30°
② わきの下のくぼみの中心部に測温部をあてます
① 体温計を斜め下方向(約30°)から押し上げます
③ わきをしっかり閉じます
④ 手のひらを上に向けます
こんなときは正しく測れません
● 正しい位置に入っていない場合
わきの中心から外れてしまう。 先端が出てしまう。
● 入浴・運動・飲食直後など入浴、運動、食事、お茶などのあとは、体温が上がっています。約30 分間は検温を避けてください。
● わきの下以外での検温本製品はわき専用です。わきの下以外(口中など)では使用しないでください。
● 汗をかいた状態汗でぬれていると実際よりも低い体温を示すことがあります。汗をかいたままの検温は避けてください。測る前に、わきの下の汗を乾いたタオルで軽く拭き取ってください。
● 起床直後起床直後に動いた場合は、比較的激しく体温が上昇しますので、検温は避けてください。起床直後に検温する場合は、動き出す前の安静時か、30 分以上経ってから測定してください。
● 検温中に動く検温中に体温計が動くと正しく測定できません。検温中は安静にしてください。
ピッ
2 わきの下にはさみ体温を測定します。わきの下のくぼみの中心部に体温計の測温部(先端)があたるように、斜め下方向(30°)からはさんでわきをしっかり閉じます。予測検温中は、予測マーク「 」
を表示します。約 15秒で予測検温が終了します。℃が点滅から点灯へ変わり、ブザーが『ピポピポ』と 5回鳴ったら取り出します。
3 電源を切り本体を収納ケースに入れます。電源スイッチを押して電源を切ります。● 電源を切り忘れても、約20分後に自動的に電源が切れます。
℃が点滅したらわきの下にはさみます。
表示部が全点灯します。
※ この時表示する は電池交換のお知らせではありません。
前回の測定値(メモリー)を表示します。※ 前回が実測検温の場合は予測マーク「 」は表示しません。
※ Lが表示しない時は、測温部(先端)が32℃以上になっている可能性があります。
その場合は、測温部 ( 先端 ) を水で冷やしてから、再度測定してください。
測定準備完了全点灯 メモリー
正しく測るために ● 測る前に、わきの下の汗を乾いたタオル等で軽く拭き取ってください。
予測マークを表示
点灯
42℃より高いとき
※ 続けて検温する場合は、電源を切り1分以上放置してからご使用ください。※ 冬季など体温計が冷えている場合、体温計を周囲温度になじませてから再度測定してください。※低温環境で測定した場合、測定完了までの時間が長くなる場合があります。
※ より正確な体温測定をするときは、実測検温をしてください。
実測検温するとき
予測検温のあと、体温計を取り出さずに検温を続けます。検温開始から約3分後に実測表示に切り替わります。約10分後にブザーが5 回鳴り、実測検温が終了します。
予測マーク「 」が消灯します。
ピー
カチッ
のロゴの向きをあわせます。
⑤ もう一方の手でうでを押さえてわきを密着させます
体温の測りかた
1 電源を入れます。体温計を収納ケースから取り出し、電源スイッチを押します。
● お子様の体温を測るときは、腕の外側から優しく押さえてください。
警 告 人が死亡または重症を負う可能性が想定される場合
強制
・ 検温結果の自己判断、および治療は危険です。必ず医師の指導に従ってください。→自己判断は、病気の悪化につながる恐れがあります。・ お子様だけで使わせないでください。→事故や故障の原因になります。・ 先端(測温部 )をかまないでください。→事故や故障の原因になります。・ 先端で目を突かないようにしてください。→けがなどの原因になります。・ 電池、電池カバー等お子様が飲み込まないように充分注意してください。誤って電池、電池カバー等を飲み込んでしまった場合、あるいは飲み込んだ恐れがある場合は、医師に連絡し、指示を受けてください。→けがなどの原因になります。・ 電池の液が目に入ったり、皮膚に付着したときは、すぐに多量の水で洗い流して、医師の治療を受けてください。→けがなどの原因になります。
注 意 人が傷害を負ったり、物的損害 *の発生する可能性が想定される場合
*物的損害とは、家屋、家財および家畜、ペットにかかわる拡大損害を示します。
禁止
・ 体温計を修理・改造・分解しないでください。→事故や故障の原因になります。・ 先端を持って振ったりしないでください。→事故や故障の原因になります。・ 人の体温測定以外には使用しないでください。→故障の原因になります。・ 携帯電話の近くで使用したり、強い静電気や電磁波、磁石等に近づけたりしないでください。→誤作動を起こす恐れがあります。・ 高温や直射日光の当たるところ、湿気の多いところ、ホコリの多いところでの保管は避けてください。→事故や故障の原因になります。・ 無理に曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えないでください。→故障の原因になります。・ 電池の+-の向きを間違えないようにしてください。→漏液、発熱、破裂などおこし、本体が破損する原因になります。
安全上のお願い ご使用前に、必ず読みください。 強制 必ず実行していただく「強制」内容です。 禁止 してはいけない「禁止」内容です。
お手入れ上の注意● この電子体温計は弾性材(ポリエステル系熱可塑性エラストマー)を使用しており、消毒用薬品、消毒方法により変色、変質、変形することがあります。
● 先端を消毒する場合には、消毒用アルコールを含ませたガーゼ等で軽く拭いてください。また、先端を長時間アルコールに浸漬したり、熱湯(50℃を超えるお湯)で消毒しないでください。故障の原因になります。なお、表示部およびその周辺は、消毒用アルコールを含ませたガーゼ等で拭かないでください。
● ご使用後は必ず清潔にして(水分をよく拭き取って)付属の収納ケースに保管してください。
● 汚れがひどい場合は、中性洗剤を含ませた布をよく絞ってから拭き取ってください。シンナーやベンジン、アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩、クロルヘキシジングルコン酸塩、次亜塩素酸ナトリウムなどは絶対に使わないでください。変色、変質、変形や故障の原因になります。
● イソプロパノールやエタノールに長時間(およそ30 分以上)浸漬させた場合、体温計が変形する可能性があります。
● 超音波洗浄はしないでください。故障の原因になります。
● 水洗いを行う場合は、洗面器等に貯めた水に体温計を浸してから、汚れを拭き取るようにしてください。本品は、IPX7および JIS T 1140:2014 に準じた防浸規格に適合しておりますが、本規格では流水等の高い水圧や、長時間の浸漬については保証されておりません。
体温ワンポイントメモ ● いつもより検温値が高いのですが 3~ 5分程度の実測検温と比べていませんか? 予測検温はわきを閉じてからわきの下が充分に温まる10分後の温度(平衡温)を予測して表示しています。
● 人の体温 大人の平均体温は約36.8℃で、幼児は大人より高めの体温と言われています。また、1日の中での体温の変動も大きくなっています。ふだんの検温で平熱の範囲を確認しておいてください。
● 検温はわきの下の正しい位置で 体温はわきのはさむ位置で異なりますので、常にわきの下の正しい位置で測定してください。
● 平熱を知っておきましょう 平熱は個人差もあるのでふだんから検温を心がけ、元気なときの体温を知っておきましょう。
測定ができないときは故障と疑われる場合には、まず下記の項目について点検をお願いします。それでも正常に作動しないときは、保証規定をお読みの上、修理・サービスを弊社お客様相談室にご相談ください。こんなとき 点検するところ 直しかた
スイッチを押しても何も表示しない
電池が正しく入っていますか? “電池交換の方法と注意”を参照して、正しく入れ直してください。
電池が消耗( マークが点灯)していませんか? 新しい電池に交換してください。
・ 先端がわきの下からはずれていませんか? ・ 測定前に体温計が低温環境に保管されていませんでしたか?・ 測定中の周囲温度が低く(10℃未満)ありませんか?
しばらく時間をおいて、先端を冷ましてから使用環境(10~ 40℃)にて本取扱説明書の表面の操作方法に従い、再度測定してください。
・ 測定前の周囲温度が高くありませんか?・ 連続して測定していませんか?・ ℃が点滅する前にわきの下にはさんでいませんか?
先端を水で冷やしてから、本取扱説明書の表面の操作方法に従い、再度測定してください。
センサー回路の断線等で計測回路に異常があった場合 弊社お客様相談室にご相談ください。
※本製品の仕様は、改良のために予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
※本製品、及び使用済みの電池は、お住まいの自治体で決められた廃棄方法にしたがって、正しく処分してください。
※ 取扱説明書に記載した以外の使用方法及び製造者以外によって行われた修理、改造、再調整などについて、当社はその責任を負いません。
製造販売元 医療機器認証番号 227ADBZX00109000(管理医療機器)
はシチズンホールディングス株式会社の登録商標です。
商品に関するご相談、お問い合わせは、弊社お客様相談室でお受けいたします。受付時間:10~17時
月~金(祝祭日、年末年始を除く)
0120-88-6295通話料金は無料です。
E-mail : [email protected]://www.citizen-systems.co.jp
わきを閉じてから、わきの下が体の内部と同じくらいの温度 ( 平衡温 ) になるのに10分以上かかります。本製品は平衡温を約15秒で予測します。
平衡温
10分後の体温を予測
約15秒予測検温
約10分実測検温
予測検温のしくみ
●約15秒で測れる予測式体温計●柔らかい先端部でわきにやさしくフィット● 防水仕様なので洗えて清潔(“お手入れ上の注意”を参照)●大きな文字で見やすい液晶表示●前回の測定値を表示する“メモリー機能”
本製品の特長
本製品の仕様 種 類 電子体温計 予測式 一般用 防浸形分 類 内部電源機器・BF形装着部 検 温 部 位 わき下 定格及び電源 DC1.5V ( :直流)、
LR41タイプ相当 1個消 費 電 力 0.5 mW 電 池 寿 命 予測:約2800回、実測:約900回体 温 表 示 数字3桁+℃、表示単位0.1℃最大許容誤差 ±0.1℃(恒温水槽で実測測定した場合)測 温 範 囲 32.0℃~42.0℃質 量 約15g(電池含む)寸 法 約 22 mm(幅)×139.5 mm(長さ)×11 mm(厚さ)防 水 性 IPX7、JIS T 1140:2014 による(防浸形)付 加 機 能 メモリー機能、電源自動OFF使 用 環 境 周囲温度:10~40℃
相対湿度:30~85% RH 保 管 条 件 周囲温度:-20~60℃
相対湿度:95%RH以下 付 属 品 収納ケース、モニター用電池(内蔵)、取扱説明書
(保証書付)、医療機器添付文書 /EMC技術資料EMC適合 本製品はEMC規格 IEC60601-1-2 :
2007に適合しています。
電池交換の方法と注意
電池交換の手順① コイン等を電池カバーの溝に入れ、反時計回り(約140度)にまわしてください。
② 電池カバーが上がってきますので、手で取り外してください。
③ 古い電池を取り外してください。
④ 電池の⊕側を上にして新しい電池をセットしてください。
⑤ 電池カバー側の ໐ 印と本体側の ໐ 印を合わせて、カバーを上から押さえながらコイン等で時計回りに元の位置までまわしてください。
電池交換の注意電池及び電池カバー等はお子様などがけがをしたり、飲み込まないように充分注意してください。
● が点滅したら、お早めに交換してください。
が点灯すると、検温ができなくなります。
● 電池は LR41です。なお、付属の電池はモニター用(機能確認用)ですので電池寿命が短い場合があります。
● 使用済みの電池は、お住まいの自治体で決められた廃棄方法にしたがって、正しく処分してください。
● 長期間使用しない場合、電池を取り外して保管してください。
側が上
◆ 保証規定 ◆1. 有効保証期間は、お買い上げ日から1年間です。2. ご使用中、故障が発生した場合は、お買い上げの販売店または弊社お客様相談室へ、本保証書に現品を添えてお申し出くださるかまたはお送りください。
3. ただし、下記の場合は保証期間中でも有料修理になります。① ご使用上で取り扱いの過誤(落としたり、強いショックを与えるなど)により発生した故障。
② 製品の改造、あるいは不当な修理により発生した故障。③ 火災、地震、水害等天災地変などの不可抗力による故障および損傷。
④ 故障の原因が本製品以外に起因する場合。⑤ 保証書のご提示がない場合および必要事項(お買い上げ日、販売店名など)の記入がない場合。
4. 本保証書は、日本国内においてのみ有効です。 This warranty is valid only in Japan.5. 本保証書は再発行いたしません。大切に保管してください。
検査証:本製品は弊社の定められた検査に合格しております。
保証書
販 売 名 電子体温計 CTE707お 客 様
様 TEL - -お 名 前ご 住 所 〒
ご購入日 年 月 日ご購入店
※以下につきましては、必ず販売店にてご記入、ご捺印をお願いいたします。
保証期間 ご購入日より1年間
製造販売元
本書は、お客様が取扱説明書にしたがって正しく使用したにもかかわらず、万一故障した場合、本保証規定にしたがってお買い上げ後1 年間は無料修理を行うことをお約束するものです。お客様に記入いただきました本保証書は、保証期間内のサービス活動およびその後の安全点検のために記載内容を利用させていただく場合がございますので、ご了承ください。
持込修理
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