商工会青年部では、６月１０日の「商工会の日」（※ 全国商工会

連合会が１９８５年に制定。１９６０年の同日に商工会法が施行

されたことに由来。）にあわせて、全国約４５，７００名の部員が団

結し、全国統一事業として「“絆”感謝運動」を実施している。今年

も多くの青年部員が美化活動を中心に運動に取り組み、地域貢献

に繫がっている。

　今回は各地域の青年部の取り組みについて紹介する。

（詳細記事は８ページに記載）

機関紙「商工会やまなし」は、地域で頑張る経営者の皆様を応援していきます

全国の青年部員が団結し、地域への貢献活動を実施。部員同士の絆・地域との絆を再確認した！！　　

一人ひとりの経営力の向上をバックアップします

back up

平成２９年７月３１日発行 第２９０号 平成15年7月14日第三種郵便物認可

S H O K O K A I - Y A M A N A S H I■発行所／山梨県商工会連合会　■発行人／会長　中村己喜雄 　■住所／〒 400-0035 甲府市飯田 2-2-1 中小企業会館 3F

■ TEL ／ (055)235-2115　■ URL ／ http://www.shokokai-yamanashi.or.jp/

290平成２９年７月年６回１・３・５・７・９・１１月の末日発行

定価120円

会員の購読料は会費に含んでおります。

2ｐ�青年部交流研修会・主張発表大会　　 女性部関東ブロック交流研修会

3ｐ�全国展開支援事業　　　「いっぴんやまなしコーナー」販売促進事業

4ｐ�やまなしパワー／省エネルギー相談　　　地域プラットフォーム事業

5ｐ�消費税軽減税率制度説明会の案内　　　消費税軽減税率制度実施協議会

6ｐ�一歩夢向うへ7ｐ�景況調査／経営安定特別相談事業8ｐ�商工会なう／しあわせ調査員の　　　クチコミ情報

“絆”感謝運動“絆”感謝運動

平成15年7月14日第三種郵便物認可

2

平成２９年７月３１日発行第２９０号

最優秀賞に輝いた鶴田亮祐さん

　

県商工会

青年部連合

会（㓛刀孝

次郎会長）

は、七月八

日（

土

）、

昭

和

町

ア

ピオにおい

て、青年部

員の資質向

上と青年部

活動の活性化を目的に交流研修会を

開催した。

　

県内の青年部員、約一〇〇名が参

加する中、青年部活動や青年部員と

しての活動を発表する「主張発表大

会」が行われ、鶴田亮祐さん（韮崎

市商工会青年部）が見事、最優秀賞

（山梨県知事賞）に輝いた。

　

一人十

分の持ち

時間の中、

鶴田さん

は、摘果

ぶどうを

使った新

たな特産

品「アグ

リーダ」

の開発に

ついて発

表。九月

に神奈川

県厚木市で開催される関東ブロック

大会に本県代表として出場する。

　

また、その後の講演会では、全国

商工会青年部連合会の第二十一代会

長であり、現相談役である（株）デ

ネブ代表取締役の植村和宣氏から大

規模地震などの有事に備えた『防災・

災害支援対策マニュアル策定のスス

メ』を演題に、全国の事例を交えな

がら、災害支援の在り方についてご

講演いただいた。

　

主張発表大会の受賞者は左記のと

おり。

（左から望月さん、山口さん、鶴田さん、手塚さん）

鶴田亮祐さん（韮崎市）関東ブロック大会へ

～青年部連合会「交流研修会」を開催～

主張発表大会受賞者（敬称略）

最優秀賞　鶴田　亮祐（韮崎市）

優秀賞　　山口　大介（道志村）

優良賞　　手塚　俊輔（甲州市）

　〃　　　望月　裕二（早川町）

㓛刀三恵子さん（北杜市）が優秀賞を受賞

～関東ブロック商工会女性部交流研修会が開催される～

女性部の取り組みを発表する㓛刀三恵子さん

応援する本県女性部の皆さん

全国商工会青年部連合会・植村和宣相談役による講演

　

七月四日（火）、昭島市にあるフォ

レストイン昭和館において、関東

一都十県から約一、二〇〇名の参加

者のもと「関東ブロック商工会女

性部交流研修会」が開催された。

　

各都県の代表十一名による主張

発表大会では、本県代表の㓛刀

三恵子さん（北杜市商工会）が、

一〇〇名の本県女性部員が応援す

る中、「女性部活動と地域振興・ま

ちづくり～割干し大根は、おふく

ろの味～」と題して発表。北杜市

商工会女性部が地域と連携しなが

ら取り組んでいる地域特産品づく

りについて熱意を込めて発表した。

　㓛刀さんの発表は審査員の高い

評価を受け、全体の二位にあたる

優秀賞を

受

賞

し、

平成十九

年の同発

表大会以

来の入賞

となった。

　

その後、

フジテレ

ビの笠井

信輔アナウンサーから、東日本大

震災の際、被災地で多くの小規模

事業者と交流し、復興していく過

程で、商工会が大きな役割を担っ

ていたエピソードなどを聞くこと

ができた。商工会の役割と有事の

準備の大切さを改めて感じた講演

であった。

　

情報交換会では各都県からの情

報発信や芸能が披露され、本県か

らは、昨年よりさらにパワーアッ

プした、「スコップ三味線と甲斐の

踊り子パート２」を披露し、会場

を大いに盛り上げた。

平成２９年７月３１日発行 第２９０号 平成15年7月14日第三種郵便物認可

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　本事業は、全国各地の商工会が全国規模のマーケットを視野に入れて取り組む新たな特産品開発や観光

開発などに関する取り組みを支援する中小企業庁の補助事業で、県内商工会からは次の２件のプロジェク

トが採択された。

　商工会連合会では、商工会会員企業が開発した特産品の販路拡大を目的に、道の駅とよとみ・にらさき・

こすげ・ほったらかし温泉の４箇所に販売コーナーを設置している。本年度、さらなる売上向上やマーケ

ティング支援機能の強化を図るため、売場管理や販売促進等を ( 株 ) ＩＴＫプランニング（甲斐市商工会

会員企業）に業務委託することになった。

　( 株 ) ＩＴＫプランニングは、県内スーパーに長年従事したメンバーが設立した会社で、山梨県の地域

資源を活用して作られた商品の販路開拓や新商品の開発を行っている。

　今後は、同社が商品の発注・納品・陳列やコーナーの演出、販売実績分析に基づく商品改善提案をする

とともに、本会と連携しながらコーナー設置場所も県内全域に拡大していく。

　現在、新規出展者を募集しています。新たな特産品の販路開拓の一助としてご活用ください。

　詳しくは、お近くの商工会までお問い合わせください。　

〈 いっぴんやまなしコーナー 〉

○丹波山村商工会　「舞茸、鹿肉等を活用した特産品開発と自然を活かした観光プログラムの策定事業」

　昨年度の調査研究事業で、村内の既存の観光施設や各種団体・個人が行っ

ている観光に関する取組、村内にある地域資源の内容を把握した。

　本年度は、その結果を踏まえ、丸の内シェフズクラブのシェフのアドバイ

スを受けながら、特産品のまいたけ、鹿肉を使った商品開発を実施し、全国

展開に向けた丹波山村商品ブランドを作り上げる。

　また、村にある観光資源を有効に使い、まいたけの収穫作業などを体験す

る観光プログラムを開発する。

○甲斐市商工会　「甲斐市ふるさと名物『桑を活用した商品群』地域ブランド展開事業」

　甲斐市北部は、かつて養蚕業が栄えた地域で、現在でも多くの桑園が残されている。

　商工会では地域経済の活性化を図るため、地域資源の「甲斐の桑」を使っ

た地域活性化策に取組んでいる。昨年度の本事業では、市内の菓子製造業や

飲食店等１３社が桑葉パン・キャンディー・ソーセージなど１６アイテムの

試作品を開発し、テストマーケティングを行った。

　本年度は、その市場調査の分析結果を踏まえ、機能性表示、栄養機能表示

等を研究するとともに商品のブラッシュアップを進め、都内の展示会に出展

し、全国の食品バイヤーとの個別商談会を行う。

平成２９年度全国展開支援事業

地域資源の活用に県内２商工会がチャレンジ

道の駅など県内直売所へ出展者募集〜４箇所の「いっぴんやまなしコーナー」で販路拡大を支援〜

活発な意見交換会

平成２８年 新商品試飲会

道の駅とよとみ（中央市） 道の駅にらさき（韮崎市） ほったらかし温泉（山梨市） 道の駅こすげ（小菅村）

平成15年7月14日第三種郵便物認可

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平成２９年７月３１日発行第２９０号

事業拡大への県の支援策（電気料金軽減）

「やまなしパワー」引き続き受付中！

　

商工会連合会では本年度も経済産

業省の省エネ支援事業である「省エ

ネルギー相談地域プラットフォーム

事業」に取り組み、事業所の省エネル

ギーに関する相談を受け付けている。

　

この事業は、商工会が省エネに関す

る総合的な相談窓口となって、省エネ

計画の提案や、運用改善の指導、設備

更新へのアドバイスなどを行い、事業

所の省エネ推進による経営力アップ

を支援するもの。今年度はセミナー開

催も積極的に開催し、省エネに関わる

検 索

ファスト３００のご案内　下記、融資条件に該当する「商工貯蓄共済融資保証」については、『ファスト300』と称し、事前照会の内諾を一両日中に行うなどスピード感を持って対応しております。

●融資条件①申込金額が平均月商の3か月以内の運転資金である。②直近の決算書（個人は申告書）において、経常利益（個人は最終所得）を計 上している。③既存の商工貯蓄共済融資保証（運転資金）残高と申込金額（運転資金）の合計が300万円以内である。④返済期間が5年以内である。※ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

本　　　　店 甲府市飯田２-２-１（山梨県中小企業会館） TEL 055-235-9700　FAX 055-232-0160 フリーダイヤル　0120-970-260 URL：http://cgc-yamanashi.or.jp E-mail：shinpo-yamanashi@rondo.ocn.ne.jp富士吉田支店 富士吉田市下吉田2-31-14 TEL 0555-22-0992　FAX 0555-22-0921

当協会では、職員による無料相談を実施しております。経営改善・設備投資・新規開業など、経営に関するご相談を常時受け付けております。　　下記、お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

無料金融・経営相談について○当協会では、職員による無料相談を実施しております。経営改善・設備投資・新規開業など、経営に関するご相談を常時受け付けております。　　下記、お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

山梨県信用保証協会 検 索

　県では、事業拡大を進める中小企業を支援する

ため、電気料金の割引を行う「やまなしパワー」

を平成３０年１２月３１日まで受け付けている。

　「やまなしパワー」は、県が東京電力エナジー

パートナー株式会社と共同で昨年度より開始した

新たな仕組みで、事業拡大のために設備投資等の

供給条件を満たせば、３年間に亘って電力量料金

が６％割引される。

　既に「やまなしパワー」の３．５％の割引を受け

ている「既存企業」であっても切替えることが可能。 人材育成支援にも取り組んでいく。お

問い合わせは各商工会へ。

　様々な相談に応じます

○社内の省エネ意識の向上を図りた

い○コストをかけずに運用改善による

省エネを知りたい　

○現状のエネルギー使用量と省エネ

効果を知りたい

○設備更新の計画や補助金の申請・

資金調達について知りたい　

など

平成２９年度

＜設備投資等の「供給条件」（主なもの）＞

中小企業（県内への初進出企業は大企業も可）で、

契約電力２千ｋＷ未満の高圧受電であって、

○製造業、試験研究所、バイオテクノロジー利用

産業、物流業、情報サービス業、インターネット

付随サービス業、デジタルコンテンツ制作事業

又は「本社機能の移転等」の場合、新たな事業所

を設置、または売上高の１０％以上か１億円以上を

設備投資

○旅館・ホテル等の場合、新築、または延べ床面

積が１０％以上増加若しくは売上高の１０％以上

か５千万円以上を設備投資

○「経営革新計画」「既存の事業所を活用した製

造業の創業」「モモの光センサー設置」「陸上養殖

事業」等の場合（設備投資等の条件は異なります。）

（＊）詳しい条件は、山梨県ＨＰから「やまなしパ

ワー」で検索または下記問い合わせ先まで

問い合わせ先：山梨県企業局「やまなしパワー」

受付担当　０５５－２３４－５２７０

省エネルギー相談地域プラットフォーム事業

省エネルギーに関する相談を受付中

平成２９年７月３１日発行 第２９０号 平成15年7月14日第三種郵便物認可

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★★★税務署からのお知らせ★★★

「消費税軽減税率制度説明会」を開催します

　消費税の軽減税率制度は、平成 31年 10 月１日からの消費税率の 10％への引上げと同時に実施さ

れます。

　軽減対象品目の取扱いがある消費税の課税事業者の方だけでなく、例えば、会議費や交際費とし

て飲食料品等を購入する事業者の方や、消費税の免税事業者の方も、取扱商品の適用税率の確認や

適用税率ごとの区分経理など、制度の実施に向けた準備が必要となります。

県内の税務署では、事業者の方を対象として、消費税の軽減税率制度に関する説明会を開催します。

多くの事業者の方に関係のある制度ですので、是非、お越しください。

※上記説明会には、各税務署の管轄以外の方でも参加できます。※会場の都合上、入場しきれない場合がありますので、あらかじめ　ご了承ください。

○お問合せ先 ・甲府税務署　法人課税第１部門　０５５－２５４－６１０５（代表） ・山梨税務署　法人課税第１部門　０５５３－２２－１４１１（代表） ・大月税務署　法人課税第１部門　０５５４－２２－３１５１（代表） ・鰍沢税務署　法人課税部門　　　０５５６－２２－３１９１（代表）　※ 税務署の電話番号におかけいただいた後、自動音声案内に　　 従って「２」を選択してください。　※ 軽減税率制度に関する情報は、国税庁 HP（https://　　　 nta.go.jp）で確認できます。

軽減税率制度の普及で連携　国税庁や中小企業庁をはじめとする関係省庁と地

域経済団体等が連携し、消費税軽減税率制度の普及

を図っていくため「山梨県消費税軽減税率制度実施

協議会」（事務局は商工会連合会）が組織された。　

７月18 日に初会合が開催され、山梨県をはじめ県内

67 団体が参加。

当日は制度の概

要、レジ補助金

の申請、各団体

の活動など情報

交換を行った。

甲府税務署　甲府市丸の内 1-1-18韮崎市役所　韮崎市水神 1-3-1

山梨市民会館　山梨市万力 1830

甲州市民文化会館甲州市塩山上塩後 240

笛吹市スコレーセンター笛吹市石和町 626-1

市川三郷町役場　市川三郷町市川大門 1790-３富士川町民会館　富士川町鰍沢 655-57身延町総合文化会館身延町波木井 407

富士五湖文化センター富士吉田市緑ｹ丘 2-5-23上野原市文化ホール上野原市上野原 3832都留市文化ホール都留市上谷 1888-1大月市民会館大月市御太刀 2-11-22

10 /26（木）10 /31（火） ９/27（水）10 / ３（火） ９/26（火）10 / ６（金） ９/21（木） ９/28（木） ９/22（金） ９/26（火） ９/28（木）

10:00 ～ 12:0014:00 ～ 16:00

13:30 ～ 15:00

13:30 ～ 15:00

15:35 ～ 17:00

11/ 7（火）11/ 8（水）11/ 9（木）11/14（火）

税務署

甲府

山　　　

梨

大　

月

鰍　

沢

開催日 時　　間 開催日 時　　間開　催　場　所税務署 開　催　場　所

■説明会開催日時

平成３１年の改正に向け連携を協議

平成15年7月14日第三種郵便物認可

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平成２９年７月３１日発行第２９０号

受賞。翌年には料理が苦手な人でも手

軽に使える「心のぽん酢醤油」を開発。

　

更に、上野原市商工会で支援した小

規模事業者持続化補助金を活用して、

ラベル作成や商品ＰＲパンフレットを

作成し、平成二十八年国際味覚審査機

構審査会においても、優秀味覚賞二つ

星を受賞した。

　

戸塚醸造店は、より質の高い富士山

伏流水を求めて上野原市から移転する

計画であり、現在甕にある「心の酢」が

上野原市で醸造する最後の酢となる。

　

移転後の規模の拡大は余り考えてい

ないという。

　

「一から十まで自分で造りたい」とい

う戸塚さんの表情からは、一切の妥協を

許さない自信に満ち溢れた笑みがこぼ

れていた。

　

取材当日、工場を訪ねた際、「心の酢」

のラベルを

一枚一枚丁

寧に貼って

いた戸塚さ

ん。全ての

作業におい

て自らが携

わり、心を

込めている

様子が伺え

た。

　

「心の酢」・・・印象に残るネーミン

グと味わいのある文字。「ラベルも自分

で書いたものです」と照れながら話すの

は、上野原市にある戸塚醸造店代表の

戸塚治夫さん。

　

戸塚醸造店は、関東では珍しい甕（か

め）仕込みで米酢を醸造している。昔な

がらの醸造方法で、食品添加物を一切

使わず、麹造り・酒造り・純米酢造り・

熟成の全工程を一年以上かけて自社醸

造している。国内に約三〇〇軒の食酢

メーカーがあるが、静置発酵法で全工

程を自社醸造しているのは全国に十軒

程度しかない。

　

元々、地元の銀行マンだった戸塚さ

んが、得意先として訪問していた㈱青

苔寺米酢工場の長谷川邦夫さんと出会

い、米酢造りの喜びや楽しさ・体力が

衰えていく事への不安を聞きながら、後

継者がいない現実から廃業の相談も受

けていたある日、長谷川さんが体調を

崩して入院。米酢造りには酢酸菌が必

要不可欠であるが、手入れが行き届か

ず弱っていく酢酸菌を目の前に、放って

おく事が出来なかったと言う。そこで休

日を利用して手伝ううちに、米酢造り

の奥深さや難しさにはまってしまい転

職。「元々はものづくりがしたかった」と

戸塚さん。最初は、どうすれば良いのか

分からず悩む日々が続いた。本を読ん

だり、醸造学科の名誉教授にアポ無し

で連絡したり、甕の側で寝泊りして酢

本物の酢を造りたい！

　～ものづくりをしたかった元銀行マンが、得意先として

　　　　　　　　

出会った醸造家から米酢造りを承継～

　

戸塚醸造店

　　　　　　　

代表

戸塚

治夫さん

（上野原市商工会）

酸菌の発酵

を匂いでわ

かる様にな

るまでに四

年。酢酸菌

も元気にな

り、長谷川

さんの心・

酢酸菌・秘

伝の米酢造

りを忠実に

承継し、平成十七年一月、戸塚醸造店と

して歩み始めた。経営理念は、「安心・安

全・美味しい」。

　

「安心」については、原料米に有機栽

培米を、仕込み水に富士山伏流水を使

用。産地・生産者・栽培履歴など全て

を把握し公開している。

　

「安全」については、表示義務の有無

にかかわらず、食品添加物は一切使用し

ていない。

　

「美味しい」については、米酢表示基

準の四倍の量の米を使用することで、濃

厚な味わいになっている。実際に一口い

ただいてみると、食べ慣れている酢の味

よりもはるかに酸味を感じ、その後お米

の風味が口に広がる。

　

「安心・安全・美味しい」にこだわっ

た結果、平成二十七年国際味覚審査機

構審査会において、優秀味覚賞二つ星を

代表の戸塚治夫氏

甕仕込みの様子

戸塚醸造店

〒 409-0114　上野原市鶴島６４７TEL：０５５４−６２−６０９１F A X：０５５４−６２−６０３９H　P：http: / /www.komesu. jpMAIL：info@komesu. jp

平成２９年７月３１日発行 第２９０号 平成15年7月14日第三種郵便物認可

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中小企業景況調査

製造業

建設業

小売業

サービス業

上 昇 上 昇 上 昇

上 昇 上 昇 上 昇

上 昇 上 昇

表示好　調 やや好調 普　通 やや不振 不　振

-8.1-8.1 -5.4

20.0～ 0.0～19.9 -0.1～-19.9 -20.0～-39.9 -40.0～Ｄ Ｉ

　この調査は、県内１９商工会地域の製造業、建設業、小売

業、サービス業の４業種１６５社を対象に、売上額や資金繰

りなど前年同期や前期と比較しての状況や直面している経営

上の問題点など会員事業所の景気動向を把握するために四半

期ごとに調査し、集計値をＤＩ(※)で表している。

＝ 平成２9年4月～6月期 ＝○製造業の業況ＤＩは、前期マイナス32.4からマイナス5.4に上昇した。

○建設業の業況ＤＩは、前期マイナス4.2から4.0に上昇した。○小売業の業況ＤＩは、前期マイナス54.1からマイナス34.1に上昇した。

○サービス業の売上額ＤＩは、前期マイナス38.5からマイナス32.7に上昇した。

《主な経営上の問題点》需要の停滞（21.9％）、生産設備の不足・老朽化（18.7％）、大企業の進出による競争の激化（12.5％）

《売上額》 《採　算》 《資金繰り》

《主な経営上の問題点》大型店・中型店の進出による競争の激化（27.1％）、購買力の他地域への流出（18.7％）、消費者ニーズの変化・需要の停滞（14.6％）

《売上額》 《採　算》 《資金繰り》

-8.0-12.0 -8.0

-28.0-36.0 -38.0

-25.5-30.2 -35.8

《主な経営上の問題点》官公需要の停滞（26.1％）、大企業の進出による競争の激化（21.7％）、熟練技術者の確保難（13.0％）

（※）ＤＩとは、ディフュージョン・インデックス（景気動向指数）の略で、各調査項目について「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値のこと。

《完成工事額》 《採　算》 《資金繰り》

《主な経営上の問題点》消費者ニーズの変化（25.5％）、需要の停滞（23.4％）、大企業の進出による競争の激化（14.9％）

《売上額》 《採　算》 《資金繰り》

下 降 下 降

上 昇

横 這い

豊富な人材情報

全国ネットでサービスを提供

きめ細かなサービス

人材の紹介、従業員の方々の新しい職場を紹介・あっせんします

インターネットで最新の人材情報をどうぞ http:/ /www.sangyokoyo.or.jp/

甲府市丸の内２-１４-１３ ダイタビル２Ｆ

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経営者の皆様

平成15年7月14日第三種郵便物認可

8

平成２９年７月３１日発行第２９０号

　全国 1,650 青年部、約 45,700 名の青年部員が地域

貢献・福祉活動に取り組む「”絆“感謝運動」が、商

工会の日（６月１０日）に合わせ、一斉に行われた。

「青年部と地域の絆」、「青年部同士の絆」を確かめ合

い、互いの絆に感謝し、より一層深めていく事業と

なっている。

　この「”絆“感謝運動」は東日本大震災のとき、全

国の青年部が被災地の青年部を支援し、復興に大き

くコミットしたことをきっかけに始まった。

　その後、各地で発生する災害時の復興支援活動

等でも、青年部の「絆」の力はたびたび発揮された。

また、被災地の支援だけでなく、自らの商売の基盤

である地域との「絆」について再認識・感謝するこ

とも目的に加わり、この運動を地域単位で強化して

い くことに

なった。

　 具体的に

は、日頃、利

用し ている

駅や道路の

清掃活動や

商店街の鉢

植えなどの美

化作業、献血

や 交 通 安 全

啓発への協力

などの福祉活

動。

　県内の各商

工会でも様々

な取り組みが

されており、

平成２９年度に

実施または実施予定の活動は以下の通りである。

【駅前、道路やイベント会場などの清掃活動】道志

村、韮崎市、甲斐市、丹波山村、中央市、都留市、南都

留中部、山梨市、笛吹市、甲州市、昭和町、河口湖、南

アルプス市、大月市、上野原市、市川三郷町、南部町、

身延町【花の種の配布や商店街の鉢植え、草刈り活

動】富士川町、小菅村、北杜市、西桂町

【献血運動への協力】南部町、身延町【交通安全啓発

活動】北杜市

※各商工会青年部の活動は、山梨県青年部連合会

の Facebook ページで紹介している。https://www.facebook.com/shokokaiyamanashiseinenbu

青年部連合会

全国で「”絆“感謝運動」～青年部活動を通じて仲間と地域の絆を強化～

91NoNo 91

鉢植え活動

清掃活動

　国道５２号の鰍沢十谷入口を入ってすぐ

にそば処柳さんがあります。

　本格的な手打ちそば、うどんが食べられ

るお店でありながら、先代が大衆食堂をし

ていたなごりで、定食メニューも充実しています。お値段

も良心的なことから家族連れのお客様も多いとお聞きし

ました。

　新メニューの「ピリ辛大根そば」は、豚肉と白ネギ、糸

唐辛子をトッピングしたつけ汁で頂くつけそばで、汁の

中に入っている豚肉はひと手間かけて柔らかく独特な食

感です。さらに、そばの中

には細切り大根が混ざっ

ていて、一口食べると大

根のシャキシャキ感がそ

ばの美味しさを倍増させ

ています。別注文で、この

時期是非食べて頂だきたいのが「そばア

イス」。ローストしたそばの実がアイスに

トッピングされていて、ナッツのような食

感でとても美味しい一品です。

　親子３人で営業していて、まじめで手

間暇を惜

しまない人柄がすべて

の料理を美味しくしてい

る、そんなお店です。是

非、訪れてみてください。

（調査員 F ＆ O）

クチコミ情報

生そば　柳住　　所：〒４００−０６０１ 　　　　　南巨摩郡富士川町鰍沢５６３９−２２Ｔ Ｅ Ｌ：０５５６−２７−００３９営業時間： １１：００～２１：００ 定 休 日：火曜日

　Ｕ Ｒ Ｌ ：http://www.shokokai.or.jp/19/193681S0051

しあわせ調査員の

き