RECLAM 水リサイクル装置...従来排水として放流していた水をMF膜、RO膜で処理する事により再利用水として回収し、ランニン グコストを低減します。
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九州大学病院広報室
812-8582 福岡市東区馬出 3-1-1 TEL:092-642-5205 FAX:092-642-5008
PRESS RELEASE(2016/8/2) URL:http://www.hosp.kyushu-u.ac.jp
■背 景
「国家戦略特区における規制改革事項等の検討方針」(平成 25年 10月 18日日本経済再生
本部決定)に基づく国での検討の結果、全国規模の措置として平成 26年 10 月1日に「臨床教
授等制度※」関連法が施行されました。
これを受け、福岡市と九州大学病院では、本年 2 月に全国で初めて本制度を活用した共同事業
「外国医師招へい事業」を実施しました。(内閣総理大臣決定の国家戦略特別区域方針により国
家戦略特区である福岡市において「外国医師の診療解禁拡大」に取り組むこととされています。)
今回は、その第 2回目の取り組みとして、平成 28 年 8 月に、ロボット支援膵切除術による低
侵襲手術の世界的権威である医師を米国から招へいし、九州大学病院において当該医師による先
端治療の提供(手術)を受けるとともに治療映像等を使った講演会を開催し海外医療機関へ同時
配信するものです。
※高度な医療技術を持った外国の医師がその技術を日本の医師に教授したり、海外のトップクラスの研究者が日本
の研究者と共同で国際水準の臨床研究を実施したりするために来日するようなとき、外国医師や受入病院が一定の要
件を満たす場合には、診療を行うことを容認することとした制度です。
■内 容
○日 時 :平成 28 年 8 月 8 日(月)19:00~21:00 ※要事前申込み
○会 場 :ホテル日航福岡本館 3階 都久志の間(福岡市博多区博多駅前 2-18-25)
○対 象 :九州大学の教職員・学生、福岡市内の医療関係者・医学部等の学生
○使用言語:英語及び日本語(同時通訳あり)
○プログラム:座長 九州大学病院 胆道・膵臓・膵臓移植・腎移植外科 中村 雅史 教授
九州大学病院 国際医療部 清水 周次 部長
◆19:00-19:10 開会挨拶 九州大学病院 石橋 達朗 病院長
福岡市保健福祉局健康医療部 大島 晶子 部長
◆19:10-19:30 「Current status of Minimally Invasive Pancreatic Resection in Japan」
~日本の低侵襲膵切除の現状~
九州大学病院 光学医療診療部 大塚 隆生 副部長
◆19:30-20:30 「Assessing Robotic Surgery Proficiency through video review」
~動画によるレビューを通じたロボット手術の熟達度評価~
ピッツバーグ大学医学部教授 Herbert Zeh Ⅲ 氏
◆20:30-20:35 閉会挨拶 九州大学病院国際医療部 清水 周次 部長
◆20:35-20:55 取材対応
「臨床教授等制度」に基づき招へいした外国医師による講演会
~ロボット支援膵切除術の現状とその将来像~を開催
概 要
九州大学病院では、福岡市と協力して、米国ピッツバーグ大学から Herbert Zeh Ⅲ(ヘル
ベルト・ゼー・Ⅲ世)教授をお招きし、膵腫瘍に対するロボット手術と講演会を開催いたしま
す。ロボット支援膵切除術は、日本でも約 20症例しかなく(平成 27年度現在)、九州大学病院
では初めて、また、臨床教授等制度を活用したロボット支援による膵臓手術は全国初となりま
す。
○講演者:
◆Herbert Zeh Ⅲ(ヘルベルト・ゼー・Ⅲ世)教授
1994 年 5 月ピッツバーグ大学医学部卒業、膵臓外科のメッカであるジョーンズホプキンス
大学病院で外科臨床修練を積み、国立衛生研究所で外科腫瘍学の研究に従事。2003年ピッツバ
ーグ大学消化管外科准教授、2015年ピッツバーグ大学医学部教授昇任。
Zeh 教授は、特にロボット支援膵切除術による低侵襲手術の世界的権威であり、その豊富な
臨床経験の報告は、ロボット支援膵切除術の論文では必ず引用されています。また、豊富な臨
床経験のみならず、国際学会での招待講演も多く、ロボット支援膵切除術の技術指導にも非常
に優れ、世界のトップリーダーとして注目されています。
■効 果
膵腫瘍にロボットを用いることで、拡大視効果や自由度の高い多関節機能により、より安全
な手術の確立が期待できるため、手技を身に付けた医師を増やし、日本において保険適用され
るよう症例を増やしていきたいと考えています
■今後の展開
本年 2月の事業に引き続き、日本において普及途上にある先端治療について市内の医療関係
者で情報を共有し、福岡市をはじめとする日本の医療水準のさらなる向上に繋げます。
また、本件共同事業を海外にも発信することにより、福岡市及び日本における医療のイメー
ジアップにも繋がるものと考えます。
【講演会に関するお問い合わせ】
九州大学病院広報室
電話:092-642-5205
FAX:092-642-5008
【外国医師招へい事業に関するお問い合わせ】
福岡市保健福祉局健康医療部医療事業課
医療の国際化担当
電話:092-711-4271
FAX:092-733-5535