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USERS MANUAL PCI-2512C リードリレー32点(1a接点) リードリレー出力 出力信号電圧 DC:50V 最大出力電流 0.5A 独立絶縁 出力応答時間 動作:0.5ms 復帰:0.5ms 1a接点 32最大容量 10W

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USER’S MANUAL

PCI-2512C リードリレー32点(1a接点)

リードリレー出力 出力信号電圧 DC:50V

最大出力電流 0.5A

独立絶縁 出力応答時間 動作:0.5ms 復帰:0.5ms

1a接点 32点

リレー出力

最大容量 10W

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■ 安全にお使い頂くために

安全にご利用頂くために、本製品をご使用になる前に必ず取扱い上のご注意を最後までお読みください。

本製品は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。 継続的にご利用頂く場合でも、必ずUSER’S MANUALをお読みください。本製品のご使用には、ハードウェア,ソフトウェアの専門知識が必要です。 各図記号は以下のような意味を表しています。

警告! この表示を無視して誤った取扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う可能性があると思われる事項があることを示しています。

注意!

この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が障害を負うことが想定される内容および物的損害の発生が想定される事項があることを示しています。

禁止

分解禁止

接触禁止

行ってはならない禁止事項があることを示しています。指示内容をよく読み、禁止されている事項は絶対に行わないでください。

静電気注意 静電気により、製品破損の恐れがありますのでご注意ください。

注意 注意すべき点を示しています。

は、インタフェース社の登録商標です。 本書に掲載されている会社名,製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。

© 1998,2007 Interface Corporation 株式会社インタフェースの許可なく複製,改変等を行うことはできません。

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PCI-2512C

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製品ドキュメントのご紹介

本製品に関する情報を下記の通りご用意しております。 必要に応じて、適切なものをご利用ください。

マニュアル 内 容

ユーザーズマニュアル 無償 製品のセットアップ,ハードウェア仕様の説明です。 装置への組み込み作業時に必要となる基本的な作業に関する説明や、詳細な仕様や機能について説明しています。 ・I/Oモジュールの設置方法 ・ドライバソフトウェアのインストール方法 ・製品概要 ・機能説明 ・外部インタフェース部の仕様 ・外部機器との接続例

テクニカルデータブック (I/O公開資料)

無償 ハードウェア,ソフトウェアの設計をされている方向けの詳細な技術資料です。 I/Oマップ等、ハードウェアを直接制御する場合の制御方法,外部仕様等を記載しています。

無償:弊社Web site (www.interface.co.jp)からのダウンロードは無料です。 有償:ドキュメント類の冊子(印刷物)およびソフトウェアのCD-ROMでの提供は有料販売となります。

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PCI-2512C

取扱い上のご注意

警告!

弊社製品は、人命にかかわるような状況下で使用される機器に用いられることを目的として

設計,製造されたものではありません。 弊社製品を乗用移動体用,医療用,航空宇宙用,原子力制御用,海底中継用機器等、特殊用

途をご検討の際には、弊社お客様相談センタまでご照会ください。詳細は『40ページ 第12章 情報サービス』を参照してください。

引火性ガス等の近くで使用しないでください。

本製品を改造しないでください。(改造した場合の誤動作については、弊社は一切の責任を

負いません。)

注意!

以下の警告ラベル貼付付近には高温となる部品があるので、触らないでください。

外部回路に高電圧(50V以上)を接続した場合、以下の警告ラベル貼付付近は感電する危険

性があるので、触らないでください。

以下の警告ラベル貼付付近には回転する部品があるので、触らないでください。

静電気は、本製品の故障の原因となる恐れがあります。本製品を扱う際は、接地された金属

に触れる等して、人体等に帯電している静電気を放電してください。 下記のような取扱い時にはご注意ください。 ・本製品に触れる時 ・外部コネクタを接続する時 ・端子台の配線を行う時

Interface Corporation - 2 -

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PCI-2512C

外部ケーブルコネクタを接続したまま、I/Oモジュールの挿抜は行わないでください。隣のI/Oモ

ジュールとショートを起こす可能性があります。

本製品の金メッキ端子部や、はんだ面には手を触れないでください。 故障やケガをする恐れがあります。

表示された正しい電源,電圧,使用温度,湿度範囲でお使いください。

衝撃,振動,磁気や静電気の加わる場所での保管や、使用は行わないでください。故障や誤

動作の原因となります。

厳重な品質管理のもとに製造しておりますが、重要な設備、および故障することにより重大

な損失の発生が予想される設備への採用に際しては、重大事故にならないよう安全装置を

設置してください。

本製品のカードエッジ部にI/Oモジュール挿抜検出機能を持たせることで、コンピュータの電源

が“ON”の時誤ってI/Oモジュールの挿抜を行った場合でも、I/Oモジュールを故障から防止し

ます。 Safety Busは、I/OモジュールのHot Swapを保証したものではありません。 I/Oモジュールが無くなることによってOSのエラーが起こった際、ソフトウェアが停止すること

に対して保護はできません。

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PCI-2512C

設定環境条件

使用環境条件 周囲温度:0℃~50℃,湿度:20%~90%(非結露) 浮遊塵埃 特にひどくないこと 腐食性ガス ないこと ノイズ モータ等のノイズ源が近くにないこと 電源仕様 DC+5V(±5%):全出力OFF時:0.1A(TYP),

全出力ON時:0.6A(TYP) バス仕様 PCI ローカルバス(Rev. 2.1以上),32ビット,33MHz,5V/3.3V信号環境 外形サイズ スーパーショートサイズ[119.91(D) x 106.68(H)] 単位[mm] ※ 基板部のみ 占有スロット数 1スロット

点検

項 目 内 容 ケーブル接続 本製品のコネクタとケーブルが正しく接続されていること。 カードエッジ 汚れ,腐食等がないこと。 コネクタ接触部 汚れ,腐食等がないこと。 IC,I/Oモジュール上 いちじるしいホコリや異物が付着していないこと。

保管

本製品を保管する際は、購入した時と同様の状態で保管してください。

導電袋

1. 本製品を導電袋に入れます。

2. 梱包材で本製品を包み込み、パッケージ(箱)に入れます。

3. 直射日光と湿気を避けて、常温で保管します。

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PCI-2512C

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目 次

製品ドキュメントのご紹介 1

取扱い上のご注意 2

第 1章 製品概要 7

1.1 機能と特長 ..................................................................................................................................... 7

第 2章 初期設定 8

2.1 各部説明 ......................................................................................................................................... 8

第 3章 セットアップ 9

3.1 コンピュータへの設置方法......................................................................................................... 9

第 4章 ソフトウェアのインストール 10

4.1 Windows用................................................................................................................................... 10 4.1.1 デバイスドライバのインストール................................................................................ 11 ■Windows Vistaをご使用の場合 ...................................................................................... 11 ■Windows XP Embedded,Windows XP,Windows Server 2003をご使用の場合............ 14 ■Windows 2000をご使用の場合 ....................................................................................... 16 ■Windows NT 4.0をご使用の場合 ................................................................................... 17 ■Windows Meをご使用の場合.......................................................................................... 17 ■Windows 98をご使用の場合 ........................................................................................... 18 ■Windows 95をご使用の場合 ........................................................................................... 19

4.1.2 ユーティリティディスクのインストール.................................................................... 20 4.1.3 ユーティリティディスクのアンインストール ........................................................... 20

4.2 Linux用 ........................................................................................................................................ 21 4.2.1 ソフトウェアのインストール ........................................................................................ 21 ■カーネルバージョンについて ........................................................................................ 22 ■デバイスドライバのインストール ................................................................................ 23

4.2.2 アンインストール ............................................................................................................ 23

第 5章 システムからの取り外し 24

5.1 取り外し方法 ............................................................................................................................... 24

第 6章 ハードウェア説明 25

6.1 ハードウェア仕様 ....................................................................................................................... 25

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PCI-2512C

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第 7章 機能説明 27

7.1 割り込み機能 ............................................................................................................................... 27 7.1.1 割り込みマスク設定 ........................................................................................................ 27 7.1.2 割り込み発生論理設定(IR.IN1)...................................................................................... 27

第 8章 外部接続 28

8.1 外部接続 ....................................................................................................................................... 28 8.2 I/Oコネクタピンアサインメント(CN1).................................................................................. 29 8.3 信号説明 ....................................................................................................................................... 30 8.4 接続概略図 ................................................................................................................................... 31

8.4.1 リレー接点出力部 ............................................................................................................ 31 8.5 接続説明 ....................................................................................................................................... 32

8.5.1 リレー接点出力部 ............................................................................................................ 32 8.5.2 リセット部(RSTOUT/P.OUT,RSTIN) ............................................................................ 35 8.5.3 デジタル入力部 ................................................................................................................ 36

第 9章 USER’S MANUALと本製品の対応状況 37

9.1 本製品の版数 ............................................................................................................................... 37 9.2 USER’S MANUALと本製品の対応状況 ................................................................................. 37

第 10章 初期設定(11版,12版用) 38

10.1 各部説明 ..................................................................................................................................... 38

第 11章 オプション品一覧 39

11.1 オプション品一覧 ..................................................................................................................... 39

第 12章 情報サービス 40

12.1 情報の入手方法 ......................................................................................................................... 40 12.2 製品使用登録 ............................................................................................................................. 40 12.3 FAQ(よく寄せられる質問) ...................................................................................................... 40

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第1章 製品概要

PCI-2512Cは、PCIバスに準拠した、32個のリードリレー出力をもった接点出力製品です。 本製品にはタイマカウンタを内蔵しておりインターバルタイマとして使用できます。 また、コネクタからリセット出力,外部リセット入力,デジタル入力をサポートしています。

1.1 機能と特長

●高信頼性リードリレー採用 低レベルから高レベル負荷の開閉まで安定した接点性能が得られ高信頼・長寿命です。また、

接点部がガラス管に封入されているため耐環境性に優れています。

●高速動作 動作,復旧時間が速く、チャタリング時間も短いので、応答性のよいシステムを構築できます。

●リセット信号出力/電源状態出力(RSTOUT/P.OUT) 本製品のリセット信号または電源状態をコネクタCN1の28番ピンから出力しています(JP3にて選択)。これにより外部回路側にてI/Oモジュールの状態を検知することができます。

●外部リセット入力 本製品に対して外部からリセットをかけるための入力です。本信号により、リレー出力等をク

リアできます。同時にコンピュータへ割り込みをかけることができます。

●デジタル入力(IR.IN1) 本製品はデジタル入力を1点持っています。これにより、外部からの信号を利用した制御を行うことができます。

●タイマカウンタ搭載 タイマカウンタ機能を持っているので、インターバルタイマとして使用できます。ソフトウェ

アにより、基準クロックを10μs,100μs,1ms,10ms,100msから選択でき、分周値を1~15まで設定できます。また、このタイマ出力は割り込み要求信号として使用できます。

●フレキシブルな割り込み設定 複数の割り込み入力をそれぞれ非同期に入力することができます。また、ソフトウェア設定に

よりコンピュータへの割り込みを要因ごとにマスク設定/マスク解除することができます。

●PCI 5V/3.3V信号環境対応 本製品は、PCIの3.3Vコネクタ、または5Vコネクタで使用可能です。

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PCI-2512C

第2章 初期設定

2.1 各部説明

本製品の版数が11版または12版のI/Oモジュールをご使用の場合は、『38ページ 第10章 初期設定(11版,12版用)』をご覧ください。なお、本製品の版数については、『37ページ 9.1 本製品の版数』をご覧ください。

96ピンハーフピッチコネクタ(オス)(CN1) 外部接続用に使用します。

LED1 RSW1

I/Oモジュール識別用ロータリスイッチ(RSW1) 複数枚使用する場合は、I/O モジュールごとに異なる値を設定してください(最大 16枚使用可能)。同一型式の I/Oモジュールを 1枚だけ使用する場合は、“0”に設定します(出荷時設定“0”)。

CN1

アクセス LED(LED1) アクセス LEDです。本製品に I/Oアクセスした場合に緑色に点灯します。LED1は 1回のアクセスで 500ms間点灯します。連続してアクセスした場合、最後のアクセスから 500ms後に消灯します。

A B

リセット信号出力/電源状態出力の設定(JP3) コネクタCN1の28番ピンからの出力をリセット信号出力または電源状態出力から選択できます。

設 定 説 明

BA 電源状態出力(P.OUT)

BA リセット信号出力(RSTOUT)

BA

未使用 [コネクタ CN1の 28番ピンは NC]

(出荷時設定)

注意!

本製品と弊社製DIO製品を接続した場合、接続方法によっては RSTOUT/P.OUTとRSTINが接続され、リセット状態のままになることがあ

ります。必要に応じてJP3を“未使用”に設定してください。

JP3

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第3章 セットアップ 本章では、本製品を使用するための準備について説明します。

<作業の流れ> コンピュータへの設置方法

↓ ドライバインストール

↓ ソフトウェアセットアップ方法

以上でI/Oモジュールのセットアップは完了です。I/Oモジュールが正常に動作するか動作確認することをお勧めします。 なお、アンインストール,I/Oモジュールの取り外し方法については、『20ページ 4.1.3 ユーティリティディスクのアンインストール』,『24ページ 第5章 システムからの取り外し』を参照してください。

3.1 コンピュータへの設置方法

※ 写真は実物と異なる場合があります。 ①コンピュータ本体の電源が“OFF”であることを確認し、電源ケーブルをACコンセントから外します。その後、外装カバー,スロットカバーを外します。

②拡張用スロットへI/Oモジュールを差し込みます。

基板の左右の端に力を入れ、カツンとショックがあるまで押し込む。

I/Oモジュール

コンピュータ

PCIコネクタ

金メッキ端子がコネクタに隠れていることを確認する。

ビス留め

<例>

注意!

本製品は正しい向きに実装してください。間違った向きに実装した場合、コンピュータ,I/Oモ

ジュールを破損する恐れがあります。 ③パネルをコンピュータ本体とビス留めしてください。

④本体へ外装カバーを元通り取り付け、電源ケーブルをACコンセントに接続します。その後、コンピュータを起動します。

以上でI/Oモジュールの設置は完了です。次にドライバのインストールを行います。

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第4章 ソフトウェアのインストール

本製品を使用するためには、デバイスドライバをインストールする必要があります。

お知らせ

デバイスドライバは、弊社Web siteよりダウンロード(無料)できます。 ダウンロードするためには、ユーザID登録が必要になります。

DLL関数,サンプルプログラム,ユーティリティの使用方法等につきましては、ソフトウェア付属

のHelpを参照してください。

4.1 Windows用

弊社ソフトウェアは、次のように構成されています。 • ドライバディスク デバイスドライバが入っています。 ダウンロード方法 >> 弊社Web siteよりご使用のOSに対応しているGPC-2000のDriver Diskをダウンロードします。 >> ダウンロードしたプログラムを実行すると、フォルダが作成されます。

※ 詳細は、『11ページ 4.1.1 デバイスドライバのインストール』を参照してください。

• ユーティリティディスク Readme,Help,サンプルプログラム,ユーティリティ等が入っています。 ダウンロード方法 >> 弊社Web siteよりGPC-2000のUtility Diskをダウンロードします。 >> ダウンロードしたプログラムを実行すると、「SETUP」フォルダが作成されます。 >>「SETUP」フォルダ内のSETUP.EXEを実行してください。プログラムが起動しインストール

が開始されます。

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4.1.1 デバイスドライバのインストール

■Windows Vistaをご使用の場合

Administratorsのグループに所属しているユーザが、インストールを行ってください。 ※ 「続行するにはあなたの許可が必要です」と警告が表示されることがあります。その場合、 「続行」をクリックしてください。

①Windows Vistaが起動すると、「新しいハードウェアが見つかりました」が表示されます。

②「ドライバソフトウェアを検索してインストールします(推奨)」をクリックします。

③「オンラインで検索しません」をクリックします。

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④「ディスクはありません。他の方法を試します」をクリックします。

⑤「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します(上級)」をクリックします。

⑥ドライバ保存先の「¥Win2000」フォルダを指定し、「次へ」をクリックします。

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⑦ファイルのコピーが始まります。 ※ 「ドライバソフトウェアの発行元を検証できません」と表示された場合、「このドライバ ソフトウェアをインストールします」をクリックします。

⑧インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「閉じる」ボタンをクリックします。

以上で、Windows Vista用のドライバインストールは完了です。

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■Windows XP Embedded,Windows XP,Windows Server 2003をご使用の場合

Administratorsのグループに所属しているユーザが、インストールを行ってください。 ※ Windows XP Embeddedは、Windows XPと同様の手順で、ドライバのインストールができます。

(ただし、OSイメージにデバイスの検出に必要なコンポーネントが含まれている必要があります。)

①Windows XP Embedded,Windows XP,Windows Server 2003が起動すると、「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されます。

②「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

③「次の場所で最適のドライバを検索する」を選択し、「次の場所を含める」にチェックをつけ、

ドライバ保存先の「¥Win2000」フォルダを指定し、「次へ」をクリックします。

ドライバ保存先の「¥Win2000」フォルダを指定します。

④ファイルのコピーが始まります。

⑤インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリッ

クします。

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以上で、Windows XP Embedded,Windows XP,Windows Server 2003用のデバイスドライバの インストールは完了です。デバイスドライバのインストール完了後以降は、システム起動時に前

頁②のように「新しいハードウェアの検索ウィザード」が起動することはありません。デバイス

ドライバのインストールが完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行ってくださ

い。

• Windows XP Embedded 用ハードウェア情報ファイルのインポートをする場合 ・ドライバダウンロード方法 ①弊社Web siteよりGPC-2000のDriver Disk [Windows Vista,XPe,XP,2003,2000]をダウンロードします。

②ダウンロードしたプログラムを実行すると、「Win2000」フォルダが作成されます。

・ドライバインストール方法 ①Windows XP Embedded 開発環境の Component Database Manager を起動します。

②弊社製品のハードウェア情報ファイルをインポートします。作成した「Win2000」フォルダ内の拡張子がSLDのファイルを、画面の指示に従ってインポートしてください。

③以上で、ハードウェア情報のインポートは完了です。

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■Windows 2000をご使用の場合

Administratorsのグループに所属しているユーザが、インストールを行ってください。 ①Windows 2000が起動すると、「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。

②「デバイスドライバに最適なドライバを検索する(推奨)」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

③「検索場所のオプション」で「場所を指定」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

④「参照」ボタンをクリックし、「製造元のファイルのコピー元」にドライバ保存先の「¥Win2000」フォルダを指定します。その後、「OK」ボタンをクリックします。

⑤デバイスドライバが見つかった旨のダイアログボックスが表示されるので、「次へ」ボタンを

クリックします。 ⑥ファイルのコピーが始まります。 ⑦インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリッ

クします。

以上で、Windows 2000用のデバイスドライバのインストールは完了です。 デバイスドライバのインストール完了後以降は、システム起動時に上記②のように「新しいハー

ドウェアの検索ウィザード」が起動することはありません。デバイスドライバのインストールが

完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行ってください。

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■Windows NT 4.0をご使用の場合

① ドライバ保存先の¥WinNTフォルダ内のGPC2512C.INFファイルを右クリックします。

② メニューの中から「インストール」を選択します。

③ 画面の指示に従ってインストールを行ってください。

ドライバのインストールが完了したら、ソフトウェアのセットアップを行ってください。

■Windows Meをご使用の場合

① Windows Meが起動します。 ② 「新しいハードウェアの追加ウィザード」が表示されます。

③「ドライバの場所を指定する」を指定し、「次へ」をクリックします。

④「使用中のデバイスに最適なドライバを検索する(推奨)」を指定し、「検索場所の指定」にチェックをつけ、ドライバ保存先の「¥Win95」フォルダを指定し「次へ」をクリックします。

ドライバ保存先の「¥Win95」フォルダを指定します。

⑤ドライバが見つかった旨のダイアログが表示されます。「次へ」をクリックします。 ⑥ファイルのコピーが始まります。

⑦インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリッ

クします。 以上で、Windows Me用のドライバのインストールは完了です。 デバイスドライバのインストール完了後以降は、システム起動時に上記②のように「新しいハー

ドウェアの検索ウィザード」が起動することはありません。デバイスドライバのインストールが

完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行ってください。

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■Windows 98をご使用の場合

① Windows 98が起動します。

② 「新しいハードウェアの追加ウィザード」が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックしま

す。 ③「使用中のデバイスに最適なドライバを検索する(推奨)」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

④「検索場所の指定」を選択します。次に、「参照」ボタンをクリックし、ドライバ保存先フォ

ルダを指定します。その後、「次へ」ボタンをクリックします。

ドライバ保存先フォルダを指定します。

⑤インストールする準備ができた旨のダイアログボックスが表示されるので、「次へ」ボタンを

クリックします。 ⑥ ファイルのコピーが始まります。

⑦インストールが完了した旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリッ

クします。 以上で、Windows 98用のドライバのインストールは完了です。 デバイスドライバのインストール完了後以降は、システム起動時に上記②のように「新しいハー

ドウェアの検索ウィザード」が起動することはありません。デバイスドライバのインストールが

完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行ってください。

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■Windows 95をご使用の場合

① Windows 95が起動します。 ② 「デバイスドライバウィザード」が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。 ③デバイスが見つからない旨のダイアログボックスが表示されるので、「場所の指定」ボタンを

クリックします。 ④「参照」ボタンをクリックし、ドライバ保存先の「¥Win95」フォルダを指定します。 その後、「OK」ボタンをクリックします。

⑤ドライバが見つかった旨のダイアログボックスが表示されるので、「完了」ボタンをクリック

します。 以上でWindows 95用のドライバのインストールは完了です。 デバイスドライバのインストールが完了したら、ユーティリティディスクのインストールを行っ

てください。

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4.1.2 ユーティリティディスクのインストール

次の手順で、ソフトウェアGPC-2000のインストールを行ってください。

①弊社Web siteからダウンロードした圧縮ファイルを解凍*して、解凍フォルダ内の「SETUP.EXE」を実行してください。Help,サンプルプログラム等が指定ドライブにインストールされます。

②画面に表示される指示に従って操作してください。

インストールに成功すると、「スタート」メニューの「プログラム」に「Interface GPC-2000」が登録されます。なお、ソフトウェアの使用方法につきましては、Helpをご覧ください。 *:解凍方法 A. ハードディスクに適当な名前のフォルダを新規に作成します。 B. ダウンロードした各ファイルを手順Aで作成したフォルダにコピーします。 C. 手順Bでコピーした各ファイルを実行すると自動的に解凍が始まり、フォルダとファイルが作成されます。

4.1.3 ユーティリティディスクのアンインストール

GPC-2000のアンインストールを行うには、下記のような手順で行ってください。 • Windows Vistaの場合 「コントロールパネル」-「プログラムのアンインストール」から、「Interface GPC-2000」を選択し、「アンインストール」を実行してください。 • Windows XP Embedded,Windows XP,Windows Server 2003の場合 「コントロールパネル」-「プログラムの追加と削除」から、「Interface GPC-2000」を選択し、「削除」を実行してください。 • Windows 2000,Windows NT 4.0,Windows Me,Windows 98,Windows 95の場合 「コントロールパネル」-「アプリケーションの追加と削除」から、「Interface GPC-2000」を選択し、「変更と削除」を実行してください。

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4.2 Linux用

弊社ソフトウェアは、次のように構成されています。 • ドライバディスク ソフトウェアを動かすために必要なファイルが入っています。

ダウンロード方法 >> 弊社Web siteよりGPG-2000のDriver Disk [Linux/RTLinux]をダウンロードします。 >> SHのCPUをご使用の方は、弊社Web siteよりGPG-2000のDriver Disk [SHLinux/SH-RTLinux]を

ダウンロードします。 >> 弊社Web siteよりダウンロードして頂いたファイルはアーカイブとなっています。ファイル

を解凍してから使用してください。

4.2.1 ソフトウェアのインストール

GPG-2000をダウンロードしたディレクトリを/tmpとして説明を行っています。 ① スーパーユーザになります。

%su

Password:-------------rootのパスワード ② アーカイブをダウンロードしたディレクトリに移り、アーカイブを解凍します。

#cd /tmp

#tar xvzf gpg2000.(アーキテクチャ名).tgz ③ 下記のファイルが展開したディレクトリに解凍されます。 lgpg2000.(アーキテクチャ名※1).tgz Linux用アーカイブ rgpg2000.(アーキテクチャ名※1).tgz RTLinux用アーカイブ common.tgz 共通モジュール用アーカイブ readme.txt 最新情報記載ファイル install インストール用シェルスクリプト install_ja.txt インストール補助ファイル product.txt インストール補助ファイル sh4.txt インストール補助ファイル ※2

※1. アーキテクチャ名には、i386またはsh4が入ります。 ※2. IBM PC/AT互換機用には含まれていません。

④ インストーラを使用して、インストールを行います。

#sh install ⑤ インストーラが起動しますので、画面の指示に従ってインストールを行ってください。

最新(readme.txt)の表示、インストールするコンポーネントの確認等を行い、インストールが行われます。

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PCI-2512C

Interface Corporation - 22 -

■カーネルバージョンについて

予め用意しているドライバと異なるカーネルバージョンに組み込む場合は、警告が出たり、組み

込めない場合があります。 組み込めない場合や、組み込めても正常に動作しない場合は、次の手順でドライバをコンパイル

し直してください。 ①「インストールディレクトリ/common」ディレクトリにある全てのモジュールに対してコンパイルを行い、インストールします。

<dpg0100> #cd /usr/src/interface/common/dpg0100/src

#make

#make install

<dpg0101>

#cd /usr/src/interface/common/dpg0101/src

#make

#make install

② Linuxのドライバのsrcディレクトリに移動し、モジュールのコンパイルを行い、インストールします。 #cd /usr/src/interface/gpg2000/(アーキテクチャ名)/linux/drivers/src

#make

#make install ③ 各ドライバに用意されているドライバ組み込み用シェルスクリプト(insdio.sh)を同様に実行します。

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PCI-2512C

- 23 - Interface Corporation

■デバイスドライバのインストール

ドライバモジュールの組み込み方法 ① スーパーユーザになります。

%su

Password:-------------rootのパスワード ② 共通モジュール,ドライバモジュールの組み込みを行います。 ドライバ組み込み用シェルスクリプトを実行してください。

例)インストールディレクトリがデフォルトの場合

#cd /usr/src/interface/gpg2000/(アーキテクチャ名)/linux/drivers

#sh insdio.sh また、デバイスノードを作成するために、デバイス番号設定ユーティリティ(dpg0101)を実行します。dpg0101の使用方法はHelpを参照してください。

#sh setup.sh ※ 新しくデバイスをシステムに組み込んだ場合は、全てのデバイスに対してデバイス番号設定プログラムでデバイスノードを作成してください。複数カテゴリのドライバ使用時にドライバの

ロード順番が前回と変わった場合には、ドライバのロード順番を、デバイス番号設定プログラ

ムを実行した際の順番に戻してください。やむをえず、ドライバのロード順番を変更する場合

は、デバイス番号設定プログラムで再設定を行ってください。 ③ プログラムを作成し、デバイスの制御を行います。プログラムの作成方法については、チュートリアルを参照してください。

④ドライバモジュールの組み込みの解除は、ドライバ組み込み解除用シェルスクリプトを実行し

てください。

例)インストールディレクトリがデフォルトの場合 #cd /usr/src/interface/gpg2000/(アーキテクチャ名)/linux/drivers

#sh rmdio.sh

4.2.2 アンインストール

アンインストールを行うシェルスクリプトを実行します。

① インストールディレクトリ下の「gpg2000/(アーキテクチャ名)」ディレクトリにあるuninstallを実行してください。

例)インストールディレクトリがデフォルトの場合

#cd /usr/src/interface/gpg2000/(アーキテクチャ名)

#sh uninstall

② アンインストーラが起動しますので、画面の指示に従ってアンインストールを行ってください。

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PCI-2512C

Interface Corporation - 24 -

第5章 システムからの取り外し

5.1 取り外し方法 ①コンピュータ本体の電源が“OFF”であることを確認し、電源ケーブルをACコンセントから外します。その後、外装カバーを外します。

②I/Oモジュールを留めているビスを外します。

③I/Oモジュールを指先でつまんで軽く左右にゆすりながら引き出します。

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PCI-2512C

- 25 - Interface Corporation

第6章 ハードウェア説明

6.1 ハードウェア仕様

全体仕様 項 目 仕 様

対応バス PCI ローカルバス(Rev. 2.1以上),32ビット,33MHz,5V/3.3V信号環境 占有スロット数 1スロット データ転送方式 I/O転送(I/OマップドI/O方式) 占有I/Oポート数 16ポート(自動的に割り付けられます。) 外形サイズ スーパーショートサイズ[119.91(D) x 106.68(H)] 単位[mm]

※ 基板部のみ 重量 140g 電源仕様 DC+5V(±5%):全出力OFF時:0.1A(TYP),

全出力ON時:0.6A(TYP) 使用環境条件 周囲温度:0℃~50℃,湿度:20%~90%(非結露) I/Oコネクタ CN1:96ピンハーフピッチコネクタ(オス)

使用コネクタ: PCR-E96LMDC(本多通信工業製)(相当品) 適合コネクタ: PCR-E96DSFA+(本多通信工業製)(相当品)

絶縁方式 独立絶縁 絶縁耐圧 バス= チャンネル間:DC+500V,

チャンネル= チャンネル間:DC+50V 絶縁抵抗 バス= チャンネル間:DC+500Vにて1MΩ以上,

チャンネル= チャンネル間:DC+50Vにて1MΩ以上 タイマ機能 インターバルタイマ

基準クロック:10μs,100μs,1ms,10ms,100ms 分周値:1~15

割り込み機能 3点(IR.IN1,インターバルタイマ,RSTIN) レベル:1種(自動的に割り付けられます。)

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PCI-2512C

Interface Corporation - 26 -

リレー接点出力部

項 目 仕 様 出力点数 32点 接点構成 1a接点 使用リレー リードリレー J-105XD(サンユー工業製)(相当品) 最大負荷電圧 DC+50V 最大通電電流 0.5A 最大負荷容量 10W/点 最小適用負荷 10μA 開時絶縁抵抗値 1010 Ω(100V.DC)

出力接点仕様

閉時接点抵抗値 150mΩ(初期値)(MAX) 動作時間 動作 0.5ms以下(接点バウンス時間を含む) 応

答時間復帰時間 復帰 0.5ms以下(接点バウンス時間を含む)

出力論理 “1”→“ON”(短絡) “0”→“OFF”(開放)(初期値)

制御信号部 項 目 仕 様

入力信号名 IR.IN1,RSTIN 入力形式 フォトカプラ入力 最大定格電圧 DC+24V 入力信号電圧 DC+12V~DC+24V 入力信号電圧範囲 DC0V~DC+24V +COM印加電源電圧範囲 DC+12V~DC+24V 入力抵抗(保護機能) 2.2kΩ(逆接続保護ダイオード付き,漏れ電流対策抵抗付き:1.5kΩ) Lowレベル入力電流 IIL= -5mA(DC+12V時)~-10mA(DC+24V時)(TYP) 入力OFF電流 -0.5mA以下

しきい値電流 -0.8mA~-3.5mA(印加電圧換算:+2.8V~+9.0V) 出力信号名 RSTOUT/P.OUT 出力形式 オープンコレクタ出力(シンク型) 最大定格電圧 DC+50V 推奨動作電圧範囲 DC+5V~DC+24V 最大出力電流 IOL= +10mA(MAX) Lowレベル出力電圧 VOL= 0.4V(MAX)(IOL= +2.4mA時)

出力OFF時漏れ電流 IOH= +10μA(MAX)

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- 27 - Interface Corporation

第7章 機能説明

7.1 割り込み機能

本製品はコンピュータへ割り込みをかける割り込み機能をもっています。 コンピュータは下記の要因により割り込みを受け付けた後、各要因の割り込みフラグをクリアす

ることで次の割り込みが可能となります。

コンピュータへの割り込み要因 デジタル入力信号(IR.IN1) 外部リセット入力信号(RSTIN) インターバルタイマ

割り込み機能の設定は、ソフトウェアにより設定できます。 また、設定を変更した場合、変更箇所に対応した割り込み要求はクリアされます。

7.1.1 割り込みマスク設定

各割り込み要因ごとにコンピュータへの割り込みを許可/不許可に設定することができます。 電源投入時 または リセット時は、全ての割り込み許可設定は割り込み不許可になります。 外部リセット入力信号(RSTIN)によるリセット時は、外部リセット入力信号の割り込み許可設定のみ保持されます。

7.1.2 割り込み発生論理設定(IR.IN1)

デジタル入力信号は、割り込み発生論理“High”→“Low”(立ち下がりエッジ)または “Low”→ “High”(立ち上がりエッジ)を設定することができます。 電源投入時またはリセット時は、割り込み発生論理が“High”(開放)→“Low”(短絡)になります。

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PCI-2512C

第8章 外部接続

8.1 外部接続

本製品と外部機器を接続して動作させる場合には、次の点にご注意ください。

注意!

出力負荷電圧はDC+50V以下、出力負荷電流は0.5A以下です。また、出力負荷容量は10W以下です。電圧,電流,容量はそれぞれ最大値です。電流を最大値(0.5A)で使用する場合は、

容量(10W)より計算し、電圧は低く下げて(20V以下)ご使用ください。

接点保護回路を外部に取り付けてください。 (サージ電圧による誤動作防止,リレー接点寿命の延長等の対策となります。)

外部リセット入力(RSTIN),デジタル入力(IR.IN1)における入力信号レベルは、DC+12V~

DC+24Vの範囲です。DC+24Vを超える電圧は故障の原因となります。

リセット出力(RSTOUT),電源状態出力(P.OUT)における出力駆動電流は10mA以下です。

10mAを超える場合は故障の原因となります。また推奨動作電源はDC+5V~DC+24Vの範

囲です。

Interface Corporation - 28 -

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PCI-2512C

8.2 I/Oコネクタピンアサインメント(CN1) CN1:96ピンハーフピッチコネクタ(オス)

(PCR-E96LMDC(本多通信工業製)(相当品))

969594939291908988878685848382818079787776757473727170696867666564636261605958575655545352515049

NC NC 48474645444342414039383736353433323130292827262524232221201918171615141312111098765432

NC OUT16C OUT16A OUT15C OUT15A OUT14C OUT14A OUT13C OUT13A OUT12C OUT12A OUT11C OUT11A OUT10C OUT10A OUT9C OUT9A NC NC RSTOUT/P.OUT -RCOM +FCOM NC NC IR.IN1 NC NC NC NC OUT8C OUT8A OUT7C OUT7A OUT6C OUT6A OUT5C OUT5A OUT4C OUT4A OUT3C OUT3A OUT2C OUT2A OUT1C OUT1A NC NC

- 29 - Interface Corporation

注意!

※ [ ]内の数字は本多通信工業の刻印番号です。本多通信工業の刻印番号と本製品のピ

ン番号は一致していませんのでご注意ください。

NC:本製品内部で未接続

NCOUT32COUT32AOUT31COUT31AOUT30COUT30AOUT29COUT29AOUT28COUT28AOUT27COUT27AOUT26COUT26AOUT25COUT25A

NCNC

RSTIN+RCOM

NCNCNCNCNCNCNCNC

OUT24COUT24AOUT23COUT23AOUT22COUT22AOUT21COUT21AOUT20COUT20AOUT19COUT19AOUT18COUT18AOUT17COUT17A

NCNC 1

[48]※[96]※

[49]※ [1]※

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PCI-2512C

Interface Corporation - 30 -

8.3 信号説明

信号名 ピン 番号

入出力方向 機 能

OUT1A~OUT32A OUT1C~OUT32C

3~18, 31~46, 51~66, 79~94

出力 リレー接点出力信号です。(1a接点)

IR.IN1 23 入力 デジタル入力信号です。 この信号はコンピュータへの割り込み信号として使用することができます。

RSTOUT 28 出力 リセット出力信号です。本製品に対してかけられた各リセット信号(PCIバスリセット,パワーオンリセット,外部リセット)をOR論理にて出力しています。

P.OUT 28 出力 本製品の電源状態出力信号です。 RSTIN 76 入力 外部リセット入力信号です。このリセット信号を入力す

ることにより、リレー出力回路等をクリアすることができます。また同時にコンピュータへ割り込みをかけることができます。この信号はレベル入力です。この信号が入力されている間は、リセット機能以外の機能を制御することができません。

+FCOM※ 26 - IR.IN1用絶縁部電源入力 +RCOM※ 75 - RSTIN用絶縁部電源入力 -RCOM 27 - RSTOUT/P.OUT用絶縁部電源グランド

※ +FCOM,+RCOMはそれぞれ絶縁されています。

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PCI-2512C

8.4 接続概略図

弊社オプション品を使用することにより、簡単に外部回路と接続することができます。 『29ページ 8.2 I/Oコネクタピンアサインメント(CN1)』と『32ページ 8.5 接続説明』を確認して接続を行ってください。

8.4.1 リレー接点出力部

●リレー接点出力として使用した場合

OUT32A

端子台 外部電源 DC+50V(MAX)

OUT32Cケーブル

+-

カソード アノード 抵抗※

発光ダイオード

I/Oモジュール

※ ヒント

<LED駆動時における外部接続抵抗値の求め方> 使用するLEDの仕様を LED動作電流:ILED(A) LED順方向電圧:VLED(V) とし、 駆動用電源電圧:VDD(V) ON抵抗と配線抵抗:RON(Ω) とすると、外部接続抵抗R(Ω)は次式から求まります。 R= (VDD-VLED)/ILED-RON

使用するLEDの仕様,駆動電源電圧に適した抵抗を接続してください。 抵抗での消費電力P(W)は次式から求まります。 P= ILED

2 ×R 使用する抵抗の定格電力を超えないようにしてください。

- 31 - Interface Corporation

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PCI-2512C

8.5 接続説明

回路図中の部品は全て相当品を使用しています。

8.5.1 リレー接点出力部

リレー接点は、32点のリードリレー接点出力が可能です。OSにより割り当てられたI/Oポートアドレスに対してOUT命令を実行することにより、リレーを制御することができます。 リレー接点出力は、出力負荷電圧DC+50V以下,出力負荷電流0.5A以下,出力負荷容量10W以下でご使用ください。

リレーコイル

内部回路 <CN1> 外部回路

発光ダイオード

外部電源(リレー駆動用) DC+50V(MAX)

+ -

外部電源(リレー駆動用) DC+50V(MAX)

+ -

OUT1A3

OUT1C4

OUT32A93

OUT32C94

Ry

Ry LED駆動

J-105XD

J-105XD

R

出力データ リレー(1a接点) 外 部 回 路

“1” → “ON” リレー“ON”またはLED“点 灯” “0” → “OFF” リレー“OFF”またはLED“消 灯”

電源投入時または、リセット時は全て“0”(1a接点“OFF”)になります。

Interface Corporation - 32 -

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PCI-2512C

●接点保護回路例 接点保護素子や保護回路を使用することで、接点寿命を延ばしたり、逆起電力の抑制ができ

ます。しかし、これらは正しく使用しないと逆効果になりますのでご注意ください。下記に、

接点保護回路の代表例を記述します。 適用回路例 DC

特長・その他 素子の選び方

CR方式

誘導負荷C

R

電源

負荷がリレー,ソレノイド等の場合は、復帰時間が遅れます。 電源電圧が24V~48Vの場合は負荷間に接続すると効果的です。

C,Rの目安としては C:接点電流1Aに対して0.5~1(μF) R:接点電圧1Vに対して0.5~1(Ω) です。負荷の性質やリレー特性のバラツキ等により必ずしも一致しません。Cは接点開離時の放電抑制効果を受け持ち、Rは次回投入時の電流制限の役割ということを考慮し、実験にてご確認ください。 Cの耐電圧は一般に200V~300Vのものをご使用ください。

ダイオード 方式

誘導負荷D

電源

コイルに蓄えられたエネルギーを並列ダイオードによって、電流の形でコイルへ流し、誘導負荷の抵抗分でジュール熱として消費させます。この方式はCR方式よりも更に復帰時間が遅れます。

ダイオードは逆耐電圧が回路電圧の10倍以上のもので順方向電流は負荷電流以上のものをご使用ください。 回路電圧がそれ程高くない (5V~24V)電子回路の場合、電源電圧の2~3倍程度の逆耐電圧のものでも使用可能です。

ダイオード +

ツェナー ダイオード 方式

ZD誘導負荷

D

電源

ダイオード方式では復帰時間が遅れすぎる場合に使用すると効果があります。

ツェナーダイオードのツェナー電圧は、電源電圧程度のものを使用します。

バリスタ 方式

誘導負荷バリスタ

電源

バリスタの定電圧特性を利用して、接点間にあまり高い電圧が加わらないようにする方式です。この方法も復帰時間が多少遅れます。 電源電圧が24V~48V時は負荷間に接続すると効果的です。

カット電圧Vcは下記の条件内になるように選びます。 接点耐電圧> Vc >(電源電圧×1.5) ただし、VCを高く設定しすぎると高電圧へのカットが働かなくなるため、効果が弱くなります。

- 33 - Interface Corporation

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PCI-2512C 次のような接点保護回路の使用は避けてください。

電源

負荷C

しゃ断時のアーク消弧には非常に効果がありますが、接点の投入時にCへの充電電流が流れるので、接点が溶着しやすくなります。

電源

負荷C

しゃ断時のアーク消弧には非常に効果がありますが、接点の開路時にCへエネルギーが蓄えられているため、接点の投入時に放電電流が流れるので、接点が溶着しやすくなります。

通常、直流誘導負荷は、抵抗負荷に比べ開閉が困難とされていますが、適切な保護回路を使用す

ることで、抵抗負荷と同じように使用できます。

Interface Corporation - 34 -

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8.5.2 リセット部(RSTOUT/P.OUT,RSTIN)

本製品のリセット機能は、PCIバスからのリセット信号,本製品内蔵のパワーオンリセット信号、さらに外部リセット入力信号(RSTIN)のOR回路により構成されています。 このリセット信号はコネクタより出力することができます(RSTOUT)。またJP3により電源状態出力信号(P.OUT)と切り替えることができます。 外部リセット入力信号が入力されると、コンピュータに対して割り込み信号が入力されます。この割り込みはソフトウェアによりマスクの設定/解除ができます。 RSTOUT/P.OUT信号の最大定格電流は+10mAです。

●RSTOUT

RSTOUTとして使用する場合は、JP3をA側に設定してください。

PS2801-4

内部回路

P.OUT +5V

PHC

-RCOM

R

27

<CN1> 外部回路

RSTOUT 28 R

LED

A

JP3 B

駆動用電源 DC+50V(MAX) 推奨動作電圧範囲 DC+5V~DC+24V

リセット 外 部 回 路

“ON” → LED“点 灯” “OFF” → LED“消 灯”

●P.OUT

P.OUTとして使用する場合は、JP3をB側に設定してください。

内部回路

RSTOUT

-RCOM 27

<CN1> 外部回路

P.OUT 28 R

LED

A

JP3 B

PS2801-4

+5V

PHCR

駆動用電源 DC+50V(MAX) 推奨動作電圧範囲 DC+5V~DC+24V

電 源 外 部 回 路 “ON” → LED“点 灯” “OFF” → LED“消 灯”

- 35 - Interface Corporation

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PCI-2512C ●RSTIN

入力信号のレベルは、DC+12V~DC+24Vの範囲でご使用ください。 RSTINの入力時間(スイッチ“ON”の時間)は、30μs以上としてください。

<CN1>

TTL

PS2805-4 2.2kΩ

+5V内部回路

+RCOM

RSTIN

外部電源 DC+12V~DC+24V

外部回路

スイッチR

R

75

76

PHC

1.5kΩ

R

リセット 外 部 回 路

“ON” ← スイッチ“ON” “OFF” ← スイッチ“OFF”

8.5.3 デジタル入力部

●IR.IN1

入力信号のレベルは、DC+12V~DC+24Vの範囲でご使用ください。

<CN1>

TTL

PS2805-4 2.2kΩ

+5V 内部回路

+FCOM

IR.IN1

外部電源 DC+12V~DC+24V

外部回路

スイッチR

R

26

23

PHC

1.5kΩ

R

信号レベル 外 部 回 路“Low” ← スイッチ“ON” “High” ← スイッチ“OFF”

Interface Corporation - 36 -

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PCI-2512C

第9章 USER’S MANUALと本製品の対応状況

9.1 本製品の版数

本製品の版数は、本製品の表面または裏面に印刷しています。印刷している場所は本製品のサイ

ズにより異なります。下図を参照してください。

本製品裏面(はんだ面)

<スーパーショートサイズの場合> <ショートサイズの場合>

本製品表面(部品面)

P/xxx/x-xxx[

- 37 - Interface Corporation

○]

本製品の版数

P/xx

x/x-

xxx

]

本製品の 版数

[○

9.2 USER’S MANUALと本製品の対応状況

USER’S MANUALのバージョンと本製品の版数は、下記のように対応しています。 USER’S MANUALのバージョン 本製品の版数

Ver. 1.0 11版 Ver. 1.1 11版 Ver. 1.2 12版 Ver. 1.3 12版 Ver. 1.4 12版 Ver. 1.5 12版 Ver. 1.6 12版 Ver. 1.7 13版 Ver. 1.8 13版 Ver. 1.9 13版 Ver. 2.0 13版 Ver. 2.1 13版

注意!

USER’S MANUALのバージョンと本製品の版数は異なりますので、ご注意ください。

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第10章 初期設定(11版,12版用)

10.1 各部説明

本製品の版数が11版または12版のI/Oモジュールをご使用の場合は、本章をご覧ください。なお、本製品の版数については、『37ページ 9.1 本製品の版数』をご覧ください。

96ピンハーフピッチコネクタ(オス)(CN1) 外部接続用に使用します。

LED1 RSW1

I/Oモジュール識別用ロータリスイッチ(RSW1) 複数枚使用する場合は、I/O モジュールごとに異なる値を設定してください(最大 16枚使用可能)。同一型式の I/Oモジュールを 1枚だけ使用する場合は、“0”に設定します(出荷時設定“0”)。

CN1

アクセス LED(LED1) アクセス LEDです。本製品に I/Oアクセスした場合に緑色に点灯します。LED1は 1回のアクセスで 500ms間点灯します。連続してアクセスした場合、最後のアクセスから 500ms後に消灯します。

1 3

リセット信号出力/電源状態出力の設定(JP3) コネクタCN1の28番ピンからの出力をリセット信号出力または電源状態出力から選択できます。

設 定 説 明

13

電源状態出力(P.OUT)

13

リセット信号出力(RSTOUT)

13

未使用 [コネクタ CN1の 28番ピンは NC]

(出荷時設定)

13

設定禁止

注意!

本製品と弊社製DIO製品を接続した場合、接続方法によっては RSTOUT/P.OUTとRSTINが接続され、リセット状態のままになることがあ

ります。必要に応じてJP3を“未使用”に設定してください。

JP3

Interface Corporation - 38 -

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PCI-2512C

- 39 - Interface Corporation

第11章 オプション品一覧

11.1 オプション品一覧

詳細は弊社Web site(www.interface.co.jp)を参照してください。 接続ケーブル

型 式 説 明 ECO-6410 96ピンハーフピッチ切離ケーブル(1.0m) ECO-6420 96ピンハーフピッチ切離ケーブル(2.0m) ECO-6610 96ピンハーフピッチケーブル(1.0m) ECO-6620 96ピンハーフピッチケーブル(2.0m) ECO-6640 96ピンハーフピッチケーブル(4.0m) ECO-6650 96ピンハーフピッチケーブル(5.0m) ECO-6410Y 96ピンハーフピッチ融着ケーブル(1.0m) ECO-6420Y 96ピンハーフピッチ融着ケーブル(2.0m) ECO-6450Y 96ピンハーフピッチ融着ケーブル(5.0m)

端子台

型 式 説 明 TNS-9600 垂直96ピン圧着式ネジ変換端子台 TNS-9601 垂直96ピンネジ変換端子台 TNS-9602 垂直96ピンスクリューレス変換端子台 TNS-9603 垂直96ピンMIL変換端子台 TNS-9606 垂直96ピンD-sub37ピン×4変換端子台

コネクタパック

型 式 説 明 COP-2700 96ピンハーフピッチケーブル側コネクタ(1個) COP-2701 96ピンハーフピッチケーブル側コネクタ(10個) COP-2800 96ピンハーフピッチケーブル側コネクタはんだ付タイプ(1個)

ソフトウェア

型 式 説 明 BPA-0507 DI/DO用 ActiveXコントロール BPC-0506 デジタル入出力製品・LabVIEW対応ユーティリティ GPC-2000 Windows用デジタル入出力ボード対応ドライバソフトウェア GPD-2000 デジタル入出力ボード DOS対応ライブラリ GPG-2000 デジタル入出力ボード Linux/RT対応ドライバソフトウェア

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PCI-2512C

Interface Corporation - 40 -

第12章 情報サービス

12.1 情報の入手方法

弊社Web siteでは様々なサービスを提供しております。

日本: www.interface.co.jp 海外: www.interface-world.com

ダウンロードするためには、ユーザID登録が必要になります。 製品情報 新製品情報,製品の個別仕様,セレクションガイド サポート オンラインQA,製品修理,貸出サービス,FAQ,用語集 購入方法 販売店一覧,通信販売 ダウンロード マニュアル,ソフトウェア,チュートリアル(入門書)

※ Web siteの内容については、随時更新していますので、上記と異なる場合があります。

12.2 製品使用登録

弊社Web siteより製品使用登録を行うことで、保証期間が最大2年延長になります。 また、製品のバージョンアップ情報を電子メールでお届けします。製品到着後1年以内に登録してください。 http://www.interface.co.jp/usr_register/prdc_regist.asp 製品の保証期間は、Web siteの製品保証照会システムにて確認できます。 http://www.interface.co.jp/support/warranty/warranty_info.asp

12.3 FAQ(よく寄せられる質問)

弊社Web site上に製品のFAQを掲載しています。 製品に関する質問等がございましたら、FAQを参照してください。

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PCI-2512C

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改訂履歴 Ver. 年 月 改 訂 内 容 2.1 2007年1月 ●章構成見直し。

●『第4章 4.2.1 ケーブル側適合コネクタ』削除。 ●『第9章 ソフトウェア説明』削除。 ●『第10章 困った時は』削除。 ●『第11章 オプション品一覧』 ・オプション品型式変更。 ●『第12章 12.2 製品使用登録』追加。 ●『第12章 12.3 FAQ(よく寄せられる質問)』追加。 ●ソフトウェア Windows Vista対応。

2.0 2005年12月 ●『第4章 4.4.1 リレー接点部』 ・OUT32Aピン番号修正。 ●ソフトウェア Windows XP Embedded対応。 ●フォーマット変更。

1.9 2004年12月 ●USER'S MANUAL PCI-2512CをMPB-J2512Cに変更。 ●『第1章 1.1 箱の中身をお確かめください』, 『第1章 1.2 USER'S MANUALの構成』削除。 ●『第1章 1.3 オプション品のご紹介』 ・COP-2700,COP-2800追加。 ●『第2章 セットアップ』変更。 ●ソフトウェア Windows Server 2003対応。

1.8 2004年7月 ●部品変更(PU1A-05D→J-105XD)。 ●『第5章 5.1 ハードウェア仕様』 ・【リレー接点出力部】 応答時間記載内容変更。

1.7 2002年4月 ●『第1章 1.1 箱の中身をお確かめください』 ・ジャンパ設定用レセプタクルを1個追加。(ハードウェア変更) ●『第2章 セットアップ』変更。 ●『第8章 USER'S MANUALとボードの対応状況』追加。 ●『第9章 ハードウェア仕様(11版,12版用)』追加。 ●PCI 5V/3.3V信号環境対応。(ハードウェア変更) ●ボードの形状を変更。(ハードウェア変更) ・ショートサイズ→スーパーショートサイズ。 ・PCIカードエッジコネクタ部3.3Vキーウェイ追加。 ●JP3の形状を変更。(ハードウェア変更) ●付属ソフトウェア Windows XP対応。

1.6 2000年10月 ●付属ソフトウェア Windows Me対応。 1.5 2000年5月 ●箱の中身変更。

・英語版ユーティリティは添付されません。 弊社Web siteよりダウンロードしてご使用ください。 ・付属ソフトウェアをフロッピーディスクからCDに変更。

1.4 2000年2月 ●『第5章 ハードウェア仕様』 ・最小適用負荷追加。 ●付属ソフトウェア Windows 2000対応。

1.3 1999年8月 ●『第4章 4.2.3 リセット部(RSTOUT/P.OUT,RSTIN)』 ・RSTIN回路 入力時間の注意事項追加。 ●付属ソフトウェア 対応言語の更新。

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PCI-2512C

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改訂履歴 Ver. 年 月 改 訂 内 容 1.2 1999年2月 ●基板のバージョンアップ(ボード基板[12]版用)。

・JP2削除。 ・Safety Bus対応。

1.1 1998年7月 ●付属ソフトウェアのバージョンアップ(GPC-2512C Ver. 2.0)により、 関数体系,対応言語等の変更。 ●自己診断機能の説明を追加。

1.0 1998年1月 新規作成

このマニュアルは、製品の改良その他により将来予告なく改訂しますので、予めご了承ください。

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補償について ● 本製品(ハードウェア,ソフトウェア)のシステム組み込み,使用、ならびに本製品から得られる結果に関する一切のリスクについては、本製品の使用者に帰属するものとします。 ● 本製品に含まれるバグ、あるいは本製品の供給(納期遅延),性能、もしくは使用に起因する付帯的損害もしくは間接的損害に対して、弊社に全面的に責がある場合でも、弊社はその製品に対する改良(正常に動作する)、代品交換までとし、金銭面での賠償の責任は一切負わないものとしますので、予めご了承ください。 ● 本製品(ソフトウェアを含む)は、日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊社は一切責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、海外での保守サービスおよび技術サポート等は行っておりません。

保証について

●弊社の保証規定によります。一部の製品および機械的な可動部分のある製品は1年間です。 ソフトウェア,消耗品(バッテリー等)は除きます。 注)保証期間は弊社Web siteでシリアル番号を入力することにより、ご確認できます。 インターネットに接続できない方は、お客様相談センタまでご連絡ください。 ●保証期間内は、原則として無償修理とします。(送料はお客様のご負担を条件とさせて頂きます。) ただし、保証期間内であっても下記の場合は有償修理となります。 ①お客様による輸送,移動時の落下,衝突等、お客様のお取扱いが適正でないために生じた故障,損傷の場合および消耗品 の交換 ②火災,地震,水害等の天災および異常電圧による故障,損傷の場合 ③弊社製品に接続している弊社指定機器以外の機器の故障に起因する故障の場合 ④弊社以外で修理,改造した場合 ⑤弊社製品の説明書に記載された使用方法および注意事項に反するお取扱いによって生じた故障の場合 ●保証は、本製品が日本国内で使用される場合に限り有効です。 ●保証期間を過ぎた場合には、全て有償修理扱いとなります。 再修理の保証は、修理完了後6ヶ月以内で同一部品が故障した場合のみです。(ただし、修理が可能な箇所であることとします。)その場合は、前回の修理報告書を必ず添付してください。添付されていない場合は新規修理の扱いとなります。

輸出する際の注意事項

本製品は、外国為替および外国貿易法の規定により、戦略物資等輸出規制品に該当します。 従って、日本国外に持ち出す際には、日本国政府の輸出許可申請等必要な手続きをお取りください。

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■サポート体制 本製品についてのお問い合わせは、お客様相談センタで承ります。弊社Web siteのオンラインQA(「サポート」→「お客様相談センタ」をクリック)、E-mailまたはフリーダイヤルをご利用ください。

■修理・メンテナンス体制 故障した場合は弊社Web siteのオンライン修理依頼、もしくは修理依頼書を弊社Web siteからダウンロードし必要事項を記入の上、故障品と一緒に下記までお送りください。※ 送料はお客様にてご負担願います。

■お問い合わせ先 お客様相談センタ TEL 0120-447213 FAX 0120-458257

(祝日および弊社休業日を除く月~金 AM9:00~PM5:00迄) E-mail [email protected]

故障品お問い合わせ 営業支援センタ TEL(082)262-1630 FAX(082)262-1552 (祝日および弊社休業日を除く月~金 AM9:00~PM5:00迄)

故障品の送付 〒873-0231 大分県国東市安岐町下原1428 株式会社インタフェース 大分事業所 修理受付係

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