Appendix-2

・承認フロー

・メール通知

・日本国内送金

・SEPA送金

1

目次

Chapter1 承認フロー........................................................................................... 2

承認フローの概要 ................................................................................................................. 2

設定手順 .............................................................................................................................. 3

作成例 ................................................................................................................................. 6

Chapter2 メール通知 .......................................................................................... 7

メール通知機能の概要 ......................................................................................................... 7

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金） .......................... 8

グループ・コンフィデンシャルペイメント メニューの概要 .......................................................... 8

受取人情報の登録方法 ........................................................................................................ 9

受取人マスターの登録手順 ................................................................................................... 9

受取人テンプレートの登録手順 ........................................................................................... 11

送金指図の作成・申請 ........................................................................................................ 13

留意事項 ............................................................................................................................ 16

エラーコード表 .................................................................................................................... 17

Chapter4 SEPA送金 ........................................................................................ 18

SEPA送金の概要 .............................................................................................................. 18

受取人情報の登録方法 ...................................................................................................... 19

受取マスターの登録手順 .................................................................................................... 19

受取人テンプレートの登録手順 ........................................................................................... 21

送金指図の作成・申請 ........................................................................................................ 23

2

Chapter1 承認フロー

承認フローの概要

◼ 複数の承認が必要な場合、承認者の階層を設定したり、取引金額に応じて必要な承認階層数を変更して適用する

など、承認フローを細かく設定することができます。承認階層の数（最大 4階層）、各階層での承認者の人数（最大

3人）を設定できます。また必要承認階層数は、取引金額に応じて設定することが可能です。

3

Chapter1 承認フロー

設定手順

◼ トップページで「管理」をクリックします。

◼ 「承認フロー 登録・照会」をクリックします。

◼ 「新規登録」をクリックします。

4

Chapter1 承認フロー

◼ 「承認フロー名」を入力します。

◼ 承認フロー明細を入力します。

◼ 承認フローを適用する機能やテンプレートを選択し、 <> を使って左の利用機能・テンプレートに設定します。

設定が完了したら「申請」をクリックします。

➢ 承認階層

承認金額にあわせた多段階承認を４段階まで組むことができます。

➢ 承認者数

各階層での必要承認者数を、1～3 名の間で選択します。

➢ 金額範囲

下限金額：０以上の数字で入力します。

上限金額：

最大で “9,999,999,999,999,999” （16桁）まで入力可能です。

➢ 承認者ユーザーID

承認者数で設定した人数以上の承認者を右のユーザー一覧から選択

します。

➢ ユーザー 一覧

承認権限を有するユーザーを表示。この一覧からユーザーを選択し、

<> を使って左の承認者ユーザーID に設定します。

承認フロー名

半角英数字にて入力ください。

5

Chapter1 承認フロー

◼ 内容を確認し、「申請」をクリックします。

◼ 承認フローの申請が完了したことを確認します。

続いて申請者と異なるアドミニストレーターが承認を行ってください。

6

Chapter1 承認フロー

作成例

サンプル 1

【条件】①ユーザー３名の内、いずれか２名で承認可能。

②上限金額は５００万とする。

サンプル 2

【条件】①１００万まではユーザー３名の内、いずれか２名で承認可能。

②それ以上の金額の場合は、①の条件に加えユーザー２名とアドミ１名の承認も必要とする。

③上限金額は５００万とする。

承認フロー情報

承認フロー名 Payments GCP

承認フロー明細

承認階層 承認者数 金額範囲(JPY): 下限金額 承認者ユーザーID

第１階層 2 User A

Admin1

Admin2

第２階層

第３階層

第４階層

金額範囲(JPY): 上限金額

利用機能・テンプレート

送金指図.New

送金指図.New(Template)

グループ・コンフィデンシャルペイメント指図

グループ・コンフィデンシャルペイメント指図(Confidential)

0

5,000,000

承認フロー情報

承認フロー名 Payments Approval Flow

承認フロー明細

承認階層 承認者数 金額範囲(JPY): 下限金額 承認者ユーザーID

第１階層 2 User A

User B

User C

第２階層 1 Admin1

Admin2

第３階層

第４階層

金額範囲(JPY): 上限金額

利用機能・テンプレート

送金指図.New

送金指図.New(Template)

ファイル転送指図

1,000,000

5,000,000

0

7

Chapter2 メール通知

メール通知機能の概要

◼ 申請や差戻の場合に、次に操作を行う承認者もしくは申請者に対し、メールで報告・連絡などを行う機能です。

◼ この機能でお知らせする通知内容は以下の 3種類です。

承認依頼通知 承認可能なユーザーに対し、承認が必要な申請が行われたことをお知らせします。

差戻通知 承認者によって差戻された場合、作成した申請者に対し、差戻されたことをお知らせします。

アップロード完了通知 シングルペイメント、グループペイメント、コンフィデンシャルペイメント*のデータアップロードが完了したことを申請者にお知らせします。

*ジャカルタ口座のみでご利用可能なサービスです。

◼ メール通知機能を利用するには、ユーザープロフィールのメールアドレス欄への登録が必要となります。

また、承認フローを適用している場合、「承認依頼通知」「差戻通知」を受け取るには、「承認フローにおけるメール

通知」項目をチェック済にする必要があります。

8

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

グループ・コンフィデンシャルペイメント メニューの概要

◼ 日本国内の当行支店口座から、日本円建ての国内送金を行うメニューです。

◼ 送金指図の作成方法は 3通りあります。

(1) 画面上で入力して指図の作成 ・・・ 「新規作成（グループ）」

何も入力されていない状態から指図を作成します。（本章の項目「送金指図の作成」で説明するもの）

(2) 作成済みの指図を利用して作成 ・・・ 「新規作成（グループコピー）」

承認済み、または一時保存中の指図データをコピーして、指図を作成します。

(3) データファイルをアップロードして作成 ・・・ 「データアップロード」

別途作成された指図データを GCMS Plusに取り込んで指図を作成します。

◼ はじめに申請権限保有ユーザーが指図を作成し、次に承認権限保有ユーザーがその内容を承認します。承認され

た送金指図は、銀行に送信され依頼が完了します。

作業手順

# 作業 申請者 承認者

1 受取人情報の登録申請* ■

2 受取人情報の承認 ■

3 グループ・コンフィデンシャルペイメント指図の作成・申請 ■

4 グループ・コンフィデンシャルペイメント指図の承認 ■

*ご契約時の申し込み状況によっては、受取人情報の登録はユーザー1名の操作で行うことができます。

お申込時に「受取人テンプレート」の利用を必須としている場合、

受取人情報の登録申請／承認が必須となります。

また、その場合、指図作成時に「新規作成（コピー）」はご利用

いただけません。

9

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

受取人情報の登録方法

◼ 受取人の登録方法は、ご契約時の申し込み状況によって異なります。下記の 2通りのうち一方をご利用頂けます。

• 受取人マスターの登録 ：ユーザー1名で登録可能です。

• 受取人テンプレートの登録 ：申請・承認作業が必要です。

受取人マスターの登録手順

◼ グループ・コンフィデンシャルペイメントメニューで、「受取人」をクリックします。

◼ 画面右下の「新規作成」をクリックします。

10

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

◼ 必要な情報を入力し、「登録」ボタンをクリックします。

◼ 「OK」をクリックします。

◼ 受取人情報の登録が完了したことを確認します。

ここで受取人マスターの登録は終了です。

受取人口座番号

口座科目（1桁）*＋口座番号（7桁）

*各口座科目は以下の通りとなります。

• 1: Ordinary account / 普通預金

• 2: Current account / 当座預金

• 4: Savings account / 貯蓄預金

• 9: Others / その他

名前

アルファベット・数字で入力します。

名前（カナ）

全半角英数カナで入力します。

名前略称

何も入力しないでください。

住所

何も入力しないでください。

11

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

受取人テンプレートの登録手順

◼ ご契約時に「グループ・コンフィデンシャルペイメント用テンプレート（受取人）のご利用」をお申込みいただいた場合

のみ利用可能です。

◼ グループ・コンフィデンシャルペイメントメニューで、「受取人テンプレート登録」をクリックします。

◼ 必要な情報を入力し、「申請」ボタンをクリックします。

受取人口座番号

口座科目（1桁）*＋口座番号（7桁）

*各口座科目は以下の通りとなります。

• 1: Ordinary account / 普通預金

• 2: Current account / 当座預金

• 4: Savings account / 貯蓄預金

• 9: Others / その他

名前

アルファベット・数字で入力します。

名前（カナ）

半角カタカナで入力します。

名前略称

何も入力しないでください。

住所

何も入力しないでください。

12

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

◼ 入力した内容を確認します。

◼ 受取人テンプレートの申請が完了したことを確認します。

続いて受取人テンプレートの承認を行ってください。

13

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

送金指図の作成・申請

◼ 「グループ・コンフィデンシャルペイメント」メニューのサブメニュー「指図作成」セクションから選択してください。

本章では、「新規作成（グループ）」の手順をご案内します。

◼ 作成する指図に共通する情報を入力し、「設定」をクリックします。

14

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

◼ 取引一覧セクションにある「新規作成」をクリックします。

◼ 必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。

受取人情報

受取人情報マスター、又は受取人テンプレートを登録している

場合、「事前登録から選択」をクリックすると、事前に登録した

受取人情報を呼び出すことができます。

15

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

◼ 取引指図の登録がすべて完了したら、「申請」をクリックします。

◼ 内容を確認し、再度「申請」をクリックします。

◼ グループ・コンフィデンシャルペイメント指図の申請が完了したことを確認します。

※続けて指図を作成する場合は、「連続作成（新規（グループ））」をクリックしてください。

続いてグループ・コンフィデンシャルペイメント指図の承認を行ってください。

16

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

留意事項

◼ 日本国内送金の場合、全件照会機能で送金指図や取引明細を照会するとエラーコードが表示される場合がありま

す。送金指図承認後に、エラーコードが表示されていないかご確認ください。

ステータス確認手順

◼ グループ・コンフィデンシャルペイメントメニューの「全件照会」をクリックします。

◼ 送金指図のステータスが「承認済（Submitted to Bank）」となっていることを確認します。

ステータス 説明

一時保存 一時保存されたことを表します。

申請済 申請されたことを表します。

一部承認済 多段階承認の場合、最終承認以外の承認が行われたことを表します。

承認済 (Processing) 最終承認され、送金処理待ちであることを表します。

承認済 (Submitted to Bank) 最終承認され、送金処理が正常終了したことを表します。

承認済 (Error xxx)

最終承認され、送金処理が異常終了したことを表します。

エラーコードについては、FAQエラーコード表を参照してください。

（xxx = エラーコード）

［R］列の「*」表示 差戻されたことを表します。

17

Chapter3 グループ・コンフィデンシャルペイメント（日本国内送金）

エラーコード表

エラーコード一覧

（ステータス）

エラーコード

（エントリー番号） 説明

【総合振込／給与・賞与振込／振込振替】

FC93030000 FC94050000

FC93030000 FC94050000

1日で受付可能な取引件数を超過しています。

【振込振替】

02000 32000

02000 32000

引落口座の残高が不足しています。

03000 28000

03000 28000

受取人口座が存在しません。

訂正の上、再度、送金指図を作成してください。

0A000 3A000

0A000 3A000

入金は振込先金融機関（受取人銀行）の営業開始後となる場合がございます

（受取人銀行の取扱により異なります）。

0B000 3B000

0B000 3B000

入金は振込先金融機関（受取人銀行）の営業開始後となります。

18000 18000 受取人情報の名前が誤っています。

訂正の上、再度、送金指図を作成してください。

31000 48000

31000 48000

受取人口座はサービス時間に制限のある口座です。

受付可能なサービス時間を確認の上、再度、送金指図を作成してください。

04000 34000

04000 34000

お客さまから受付後、当行での送金実行時に、送金指定日の 24 時（JST）を超

過しています（指定日相違）。

送金指定日を訂正の上、再度、送金指図を作成してください。

3C000 3C000 金融機関統廃合に伴う旧振込先情報での受付可能日時を超過しています。

受取人情報を確認の上、再度、送金指図を作成してください。

A8000 A8000 1日当りの振込上限件数を超過しています。

D00 D64 1日当りの振込上限金額を超過しています。

D00 D73 1明細あたりの振込上限金額を超過しています。

B8000 B8000 引落口座の 1日当りの振込上限金額を超過しています。

C8000 C8000 お客さまの 1日当りの振込上限金額を超過しています。

D8000 D8000 受取人口座の登録内容が変更されております。

E8000 E8000

お客さまから受付後、受取人口座確認時に、送金指定日の 24時（JST）を超過

しています（指定日相違）。

送金指定日を訂正の上、再度、送金指図を作成してください。

H8000 H8000 金融機関統廃合に伴う旧振込先情報での受付可能日時を超過しています。

受取人情報を確認の上、再度、送金指図を作成してください。

K8000 K8000 引落口座は振込延長時間帯に出金不可設定がされている口座です。

18

Chapter4 SEPA送金

SEPA送金の概要

◼ SEPA 送金サービスは、銀行に対して送金を依頼するサービスです。ユーロ建て欧州域内送金が対象です。

◼ はじめに申請権限保有ユーザーが指図を作成し、次に承認権限保有ユーザーがその内容を承認します。承認され

た送金指図は、銀行に送信され依頼が完了します。

◼ 指図作成方法は 5通りあります。

(1) 画面上で入力して 1件の指図を作成 ・・・ 「新規作成」（本書で説明）

(2) 画面上で入力して複数の指図をまとめて作成 ・・・ 「新規作成（グループ）」

(3) 作成済みの指図 1件を利用して作成 ・・・ 「新規作成（コピー）」

(4) 作成済みのグループ指図を利用して作成 ・・・ 「新規作成（グループコピー）」

(5) データファイルをアップロードして作成 ・・・ 「データアップロード」

指図作成手順

# 作業 申請者 承認者

1 受取人情報の登録・申請 ■

2 受取人情報の承認 ■

3 SEPA送金指図の作成・申請 ■

4 SEPA送金指図の承認 ■

*契約時のお申込み次第で、受取人情報の登録は、ユーザー1名の操作で登録を完了することができます。

お申込時に「受取人テンプレート」の利用を必須としている場

合、受取人情報の登録申請／承認が必須となります。

また、その場合、指図作成時に「新規作成（コピー）」「新規作成

（グループコピー）はご利用いただけません。

19

Chapter4 SEPA送金

受取人情報の登録方法

◼ 受取人の登録方法は、ご契約時の申し込み状況によって異なります。下記の2通りのうち一方をご利用いただけま

す。

• 受取人マスターの登録 ：ユーザー1名で登録可能です。

• 受取人テンプレートの登録 ：申請・承認作業が必要です。

受取マスターの登録手順

◼ SEPA送金メニューで、「受取人」をクリックします。

◼ 画面右下の「新規作成」をクリックします。

20

Chapter4 SEPA送金

◼ 必要な情報を入力し、「登録」ボタンをクリックします。

◼

◼ 「OK」をクリックします。

◼ 受取人情報の登録が完了したことを確認します。

SWIFT BIC

「選択」ボタンをクリックすると、銀行名から

SWIFT BICを検索することができます。

21

Chapter4 SEPA送金

受取人テンプレートの登録手順

◼ ご契約時に「SEPA用テンプレート（受取人、被取立人）のご利用」をお申込みいただいた場合のみ利用可能です。

◼ SEPA送金メニューで、「受取人テンプレート登録」をクリックします。

◼ 必要な情報を入力し、「申請」ボタンをクリックします。

SWIFT BIC

「選択」ボタンをクリックすると、銀行名から

SWIFT BICを検索することができます。

22

Chapter4 SEPA送金

◼ 入力した内容を確認します。

◼ 受取人テンプレートの申請が完了したことを確認します。

続いて受取人テンプレートの承認を行ってください。

23

Chapter4 SEPA送金

送金指図の作成・申請

◼ 「SEPA送金」メニューのサブメニュー「指図作成」セクションから選択してください。

本書では、「新規作成（グループ）」の手順をご案内します。

◼ 必要な情報を入力し、「申請」ボタンをクリックします。

受取人情報

受取人情報マスター、又は受取人テンプレートを登録している

場合、「事前登録から選択」をクリックすると、事前に登録した

受取人情報を呼び出すことができます。

24

Chapter4 SEPA送金

◼ 内容を確認し、「申請」をクリックします。

◼ SEPA送金指図の申請が完了したことを確認します。

※続けて指図を作成する場合は、「連続作成（新規）」をクリックしてください。

続いて SEPA送金指図の承認を行ってください。