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PXI ExpressNI PXIe-8135 ユーザマニュアルSubtitle

NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

2013 年 11月373716B-0112

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法的情報保証NIのデバイスは受領書などの書類によってされる請求から 1年間、素材および製造技術上の陥について保証されます。National Instruments Corporation(以下「NI」という)は弊社の裁量により、保証期間中、陥があると証明される製品を修理、交換致します。本保証は部品および労務費に及びます。NIのソフトウェア製品が記録されている媒体は、素材および製造技術上の陥によるプログラミング上の問題に対して、受領書などの書によってされる請求から 90間保証致します。NIは、保証期間中にこのような陥の通知を受け取った場合、弊社の裁量により、プログラミングの指どおりに実できないソフトウェア媒体を修理、交換致します。NIは、ソフトウェアの操作が中断されないこと、および陥のないことを保証致しません。お客様は、保証の対象となる製品をNIに返却する前に、返品確認 (RMA: Return Material Authorization)番号をNIから取得し、パッケージ外に明記する必要があります。NIは、保証が及んでいる部品をお客様に返却する輸送費を負担いたします。本書の内容については万全を期しており、技術的内容に関するチェックも念にっております。技術的な誤りまたは誤植があった場合、NIは、本書を所有するお客様への事前の通告なく、本書の次の版を改訂する権利を有します。誤りと思われる個所がありましたら、NIへご連絡ください。NIは、本書およびその内容により、またはそれに関連して発した損害に対して、切責任を負いません。NIは、ここに記載された以外、明示または黙示の保証は致しません。特に、商品性または特定用途への適合性に関する保証は致しません。NI側の過失または不注意により発した損害に対するお客様の賠償請求権は、お客様が製品に払われた額を上限とします。NIは、データの消失、利益の損失、製品の使用による損失、付随的または間接的損害に対して、その損害が発する可能性を通知されていた場合でも、切の責任を負いません。NIの限定保証は、訴訟式、契約上の責任または不法為に対する責任を問わず、過失責任を含め、適用されます。NIに対する訴訟は、訴訟原因の発から 1年以内に提起する必要があります。NIは、NIの合理的に管理可能な範囲を超えた原因により発した履遅延に関しては切の責任を負いません。所有者がインストール、操作、保守に関するNIの指書に従わなかったため、所有者による製品の改造、乱用、誤用、または不注意な動、さらに停電、サージ、災、洪、事故、第三者の為、その他の合理的に管理可能な範囲を超えた事象により発した損害、陥、動作不良またはサービスの問題については、本書に定める保証の対象となりません。著作権著作権法に基づき、National Instruments Corporation(米国ナショナルインスツルメンツ社)の書による事前の許可なく、本書のすべてまたは部を写真複写、記録、情報検索システムへの保存、および翻訳を含め、電子的または機械的ないかなる形式によっても複製または転載することを禁止します。National Instrumentsは他者の知的財産を尊重しており、お客様も同様の針に従われますようお願いいたします。NIソフトウェアは著作権法その他知的財産権に関する法律により保護されています。NIソフトウェアを用いて他者に帰属するソフトウェアその他のマテリアルを複製することは、適用あるライセンスの条件その他の法的規制に従ってそのマテリアルを複製できる場合に限り可能であるものとします。エンドユーザ使用許諾契約(EULA)および他社製品の法的注意事項は以下の場所にあります。商標National Instrumentsの商標の詳細については、ni.com/trademarksに掲載されている「NI Trademarks and Logo Guidelines」 をご覧下さい。ARM, Keil, and μVision are trademarks or registered of ARM Ltd or its subsidiaries.LEGO, the LEGO logo, WEDO, and MINDSTORMS are trademarks of the LEGO Group. ©2013 The LEGO Group.TETRIX by Pitsco is a trademark of Pitsco, Inc.©2013FIELDBUS FOUNDATION™ and FOUNDATION™ are trademarks of the Fieldbus Foundation.EtherCAT® is a registered trademark of and licensed by Beckhoff Automation GmbH.CANopen® is a registered Community Trademark of CAN in Automation e.V.DeviceNet™ and EtherNet/IP™ are trademarks of ODVA.Go!, SensorDAQ, and Vernier are registered trademarks of Vernier Software & Technology. Vernier Software & Technology and vernier.com are trademarks or trade dress.Xilinx is the registered trademark of Xilinx, Inc.Taptite and Trilobular are registered trademarks of Research Engineering & Manufacturing Inc.FireWire® is the registered trademark of Apple Inc.Linux® is the registered trademark of Linus Torvalds in the U.S. and other countries.Handle Graphics®, MATLAB®, Real-Time Workshop®, Simulink®, Stateflow®, and xPC TargetBox® are registered trademarks, and TargetBox™ and Target Language Compiler™ are trademarks of The MathWorks, Inc.Tektronix®, Tek, and Tektronix, Enabling Technology are registered trademarks of Tektronix, Inc.The Bluetooth® word mark is a registered trademark owned by the Bluetooth SIG, Inc.

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The ExpressCard™ word mark and logos are owned by PCMCIA and any use of such marks by National Instruments is under license.The mark LabWindows is used under a license from Microsoft Corporation. Windows is a registered trademark of Microsoft Corporation in the United States and other countries.

本文書中に記載されたその他の製品名および企業名は、それぞれの企業の商標または商号です。National Instruments Alliance Partner ProgramのメンバーはNational Instrumentsより独している事業体であり、National Instrumentsと何ら代理店、パートナーシップまたはジョイント・ベンチャーの関係にありません。特許National Instrumentsの製品 /技術を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報(ヘルプ→特許情報 )、メディアに含まれているpatents.txtファイル、または「National Instruments Patent Notice」(ni.com/patents)のうち、該当するリソースから参照してください。

輸出関連法規の遵守に関する情報ナショナルインスツルメンツの輸出関連法規遵守に対する針について、また必要なHTSコード、ECCN、その他のインポート /エクスポートデータを取得する法については、「輸出関連法規の遵守に関する情報」(ni.com/legal/export-compliance)を参照してください。

National Instruments Corporation製品を使用する際の警告(1) National Instruments Corporation(以下「NI」という)の製品は、外科移植またはそれに関連する使用に適した機器の備わった製品として、または動作不良により体に深刻な障害を及ぼすおそれのある命維持装置の重要な機器として設計されておらず、その信頼性があるかどうかの試験も実されていません。(2) 上記を含むさまざまな用途において、不適切な要因によってソフトウェア製品の操作の信頼性が損なわれるおそれがあります。これには、電供給の変動、コンピュータハードウェアの誤作動、コンピュータのオペレーティングシステムソフトウェアの適合性、アプリケーション開発に使用したコンパイラや開発用ソフトウェアの適合性、インストール時の間違い、ソフトウェアとハードウェアの互換性の問題、電子監視・制御機器の誤作動または故障、システム(ハードウェアおよび /またはソフトウェア)の時的な障害、予期せぬ使用または誤用、ユーザまたはアプリケーション設計者の側のミスなどがありますが、これに限定されません(以下、このような不適切な要因を総称して「システム故障」という)。システム故障が財産または体に危害を及ぼす可能性(身体の損傷および死亡の危険を含む)のある用途の場合は、システム故障の危険があるため、1つの形式のシステムにのみ依存すべきではありません。損害、損傷または死亡といった事態を避けるため、ユーザまたはアプリケーション設計者は、適正で慎重なシステム故障防止策を取る必要があります。これには、システムのバックアップまたは停止が含まれますが、これに限定されません。各エンドユーザのシステムはカスタマイズされ、NIのテスト用プラットフォームとは異なるため、そしてユーザまたはアプリケーション設計者が、NIの評価したことのない、または予期していない法で、NI製品を他の製品と組み合わせて使用する可能性があるため、NI製品をシステムまたはアプリケーションに統合する場合は、ユーザまたはアプリケーション設計者が、NI製品の適合性を検証、確認する責任を負うものとします。これには、このようなシステムまたはアプリケーションの適切な設計、プロセス、安全レベルが含まれますが、これに限定されません。

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コンプライアンス電磁両性に関する情報このハードウェアは、ハードウェアの適合宣言 (DoC)1 に記載される電磁両性 (EMC) の制限、および当該する規制基準に基づいて所定の試験が実施され、これらに適合するものと認定されています。 これらの基準および制限は、ハードウェアを意図された電磁環境で操作する場合に、有害な電磁妨害から保護するために設けられました。 たとえば、感度またはノイズのハードウェアが近接する場所で使用されるなどの特別な場合は、電磁妨害が起こる可能性を最限に抑えるために追加の軽減対策を実する必要がある場合もあります。このハードウェアは当該する EMCの規制基準に準拠していますが、特定の設置において電磁妨害が起こらない保証はありません。 ハードウェアによるラジオおよびテレビ受信への電磁妨害が起こる可能性、そして許容できない性能低下を最限に抑えるには、ハードウェアのドキュメントおよび DoC1 の手順に厳密に従って取り付け、使用してください。ハードウェアの電源を切し、正規の無線通信サービスまたはその他の隣接する電気装置に電波妨害を起こしていると判断した場合は、以下の措置を取ってください。• レシーバ(妨害を受けているデバイス)のアンテナを再設定する。• トランスミッタ(妨害を起こしているデバイス)をレシーバに対して再配置する。• トランスミッタを異なるコンセントに接続し、トランスミッタとレシーバを異なる分岐回路に配置する。海中または工業地帯などの特殊な EMC環境で使用する場合、EMC基準に準拠するために、属、シールドケースの使用が必要な可能性のあるハードウェアもあります。 製品の設置要件については、ハードウェアのユーザドキュメントおよび DoC1 を参照してください。

ハードウェアが試験対象または試験導線に接続されている場合、システムは障害により影響を受けやすくなり、地域の電磁環境に電磁妨害を起こす可能性があります。このハードウェアを住宅地域で使用されますと、有害な混信を引き起こすことがあります。 ユーザは自己負担で電磁妨害の問題を解決するか、ハードウェアの操作を停止する必要があります。ナショナルインスツルメンツによって明的に許可されていない変更および修正は、地域の取締規則下でハードウェアを操作するユーザの権利を無効にする可能性があります。

1 適合宣言 (DoC) には、ユーザまたは設置者に対する重要な EMC準拠および手順が記載されています。 この製品の適合宣言を手するには、ni.com/certification(英語)にアクセスして型番または製品ラインで検索し、該当するリンクをクリックしてください。

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© National Instruments | vii

目次このマニュアルについてドキュメントセットの使用法....................................................................................................xi関連ドキュメント.................................................................................................................................xi

第 1章概要PXI Expressの利点 ................................................................................................................................1-1NI PXIe-8135.............................................................................................................................................1-2

説明 ....................................................................................................................................................1-2機能概要 ..........................................................................................................................................1-2

NI PXIe-8135の機能概要 ................................................................................................1-3ナショナルインスツルメンツのソフトウェア.......................................................................1-4掃除..............................................................................................................................................................1-6

第 2章取り付けおよび構成NI PXIe-8135を取り付ける...............................................................................................................2-1

PXI Expressシャーシからコントローラを取り外す ..................................................2-3BIOSセットアップユーティリティ .............................................................................................2-4

BIOSセットアップユーティリティにアクセスする..................................................2-4Mainセットアップメニュー .................................................................................................2-5Advancedセットアップメニュー ....................................................................................2-5

SATA Configurationサブメニュー ...........................................................................2-6CPU Configurationサブメニュー.............................................................................2-7Video Configurationサブメニュー .........................................................................2-8Power/Wake Configurationサブメニュー .........................................................2-8ExpressCard Configurationサブメニュー...........................................................2-9PCI Configurationサブメニュー...............................................................................2-9Memory Configurationサブメニュー....................................................................2-10AMT Configurationサブメニュー ............................................................................2-10USB Configurationサブメニュー ..............................................................................2-10Serial/Parallel Port Configurationサブメニュー ..............................................2-11

Serial Port Configurationサブメニュー.......................................................2-12Parallel Port Configurationサブメニュー ..................................................2-12

LabVIEW RTセットアップメニュー ..................................................................................2-12現在のハードウェアスイッチ設定............................................................................2-13LabVIEW RT Configuration Overridesサブメニュー ......................................2-13

Bootセットアップメニュー ..................................................................................................2-13Boot Settings Configurationサブメニュー ..........................................................2-14Hard Drive BBS Prioritiesサブメニュー ..................................................................2-15

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目次

viii | ni.com

CD/DVD ROM Drive BBS Prioritiesサブメニュー.............................................. 2-15Floppy Drive BBS Prioritiesサブメニュー .............................................................. 2-15Network Device BBS Prioritiesサブメニュー ...................................................... 2-15

Securityメニュー........................................................................................................................ 2-15Save & Exitメニュー ................................................................................................................. 2-16

BIOS診断ユーティリティ ................................................................................................................ 2-17BIOS診断ユーティリティにアクセスする..................................................................... 2-17ハードドライブ診断ユーティリティ ................................................................................ 2-17メモリ診断ユーティリティ ................................................................................................... 2-17

システム CMOS .................................................................................................................................... 2-17LabVIEW RTのインストール .......................................................................................................... 2-18

LabVIEW RTソフトウェアのインストール.................................................................... 2-18LabVIEW RT構成スイッチ...................................................................................................... 2-20

ドライバおよびソフトウェア ........................................................................................................ 2-21PXI Expressの機能................................................................................................................................ 2-22

PXI Expressのトリガ接続 ....................................................................................................... 2-22PXI Expressシャーシの構成 ............................................................................................................ 2-22

PXI Expressシステムの構成................................................................................................... 2-22RAMをアップグレードする ........................................................................................................... 2-23ハードドライブのリカバリ ............................................................................................................. 2-24OSをインストールする .................................................................................................................... 2-25

USB CD/DVD-ROMからインストールする ................................................................... 2-25ExpressCard............................................................................................................................................ 2-25

ExpressCardを取り付ける .................................................................................................... 2-25ExpressCardを取り外す......................................................................................................... 2-26

取り外し可能なハードドライブ ................................................................................................... 2-26取り外し可能なハードドライブを取り付ける............................................................. 2-26取り外し可能なハードドライブを取り外す.................................................................. 2-27

第 3章I/O情報フロントパネルコネクタ .................................................................................................................. 3-1フロントパネル ..................................................................................................................................... 3-2

DisplayPort ..................................................................................................................................... 3-4COM1............................................................................................................................................... 3-5イーサネット ................................................................................................................................ 3-6パラレルポート............................................................................................................................ 3-7ユニバーサルシリアルバス ................................................................................................... 3-9トリガ ............................................................................................................................................... 3-11GPIB(IEEE 488.2)....................................................................................................................... 3-12ExpressCard/34スロット(オプション)....................................................................... 3-13取り外し可能なハードドライブ(オプション).......................................................... 3-15

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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フロントパネルの機能 .......................................................................................................................3-17データストレージ.................................................................................................................................3-17

第 4章構成についての般的な質問般的な質問 ..........................................................................................................................................4-1起動オプション......................................................................................................................................4-1ケーブルおよび接続 ............................................................................................................................4-2ドライバソフトウェアのインストール .....................................................................................4-3アップグレード情報 ............................................................................................................................4-4PXI Expressの構成 ................................................................................................................................4-6

第 5章トラブルシューティング

付録 A仕様

付録 B技術サポートおよびプロフェッショナルサービス

用語集

索引

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このマニュアルについてこのマニュアルには、ナショナルインスツルメンツの PXIe-8135組み込みコンピュータキットの取り付けおよび構成法が記載されています。

ドキュメントセットの使用方法コントローラの取り付けおよび使用手順の簡単な説明が記載されている『NI PXIe-8135取り付けガイド』をまずお読みください。

このマニュアル「NI PXIe-8135 ユーザマニュアル」には、デフォルトの取り付けおよび構成を変更する法、そしてハードウェアの使用に関する詳細な情報が含まれています。

関連ドキュメント以下のドキュメントには、このマニュアルを使用する上で役につ情報が記載されています。• 『PICMG EXP.0 R1.0 CompactPCI Express Specification』(英語)、PICMG(PCI Industrial Computers Manufacturers Group)

• 『Standard for Information Technology for Transport Independent Printer/System Interface』(英語)、IEEE Standard P1284.1-1997(C/MM)

• 『PCI Express Base Specification』(Rev. 2.1、PCI Special Interest Group、英語) • 『PXI-5 PXI Express Hardware Specification』(Rev. 1.0、PXI Systems Alliance、英

語)• 『PXI-6 PXI Express Software Specification』(Rev. 1.1、PXI Systems Alliance、英

語)• 『Serialized IRQ Support for PCI Systems Specification』(Revision 6.0、Compaq

Computer et al.、英語)• 『ExpressCard Standard』(Release 2.0、PCMCIA、英語)

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1概要この章では、PXI Expressおよび NI PXIe-8135組み込みコントローラの概要を記載します。

PXI Expressの利点PXI Systems Alliance(PXISA)により規定されている PXI(PCI eXtensions for Instrumentation)業界標準準のオープン規格は、1998年にリリースされてからテスト、測定、および制御システムで急速に導され、普及しました。PXIの使用が急速に増加した主な要素の 1つは、通信バックプレーンにおける PCIの使用です。PCIから PCI Expressへの進化により、PC産業における利用可能なバス帯域幅が向上すると同時に、PCI Expressを PXI規格に統合することによって PXIがより多くのアプリケーションニーズを満たすことが可能になりました。バックプレーンでPCI Express技術を利用することで、PXI Expressでの利用可能な PXI帯域幅は最大132 MB/sから最大 8 GB/sに増加し、帯域幅は 60倍以上向上しました。

PXI Expressは、ハードウェアおよびソフトウェアの両の PXIモジュールとの互換性を最大限にします。PXI Expressハイブリッドスロットは、PCIおよび PCI Express両の信号を送信し、PXI通信およびトリガ、もしくはより新しい PXI Express規格を使用するデバイスが利用可能です。PCI Expressは PCIと同じ OSおよびドライバモデルを使用するため、PXIなどの PCIベースシステム、そして PXI ExpressなどのPCI Expressベースシステムの間でソフトウェアの互換性が維持されます。

PXI同様に PXI Expressは CompactPCI仕様を利用して、機械的整合性に優れ、ハードウェアのコンポーネントの取り外しがより簡単な堅牢なモジュールフォームファクタを定義します。PXI Express製品は、工業環境下の極端な衝撃、振動、温度、および湿度に必要な環境パフォーマンスレベルをよりく、より慎重に定義し提供しています。強制環境試験および能動冷却が CompactPCIの機械仕様に追加されたことにより、システム統合が簡易化され、マルチベンダ相互運用が確されました。

計測システムの厳しいタイミングおよび同期要件は、PXI Expressの統合機能で満たされています。PXI Expressに保持される PXIで利用可能なスタートリガバス、10 MHzシステム基準クロック、トリガバスのみでなく、複数モジュール同期用の100 MHz差動システム基準クロックが搭載された新しいタイミングおよび同期機能、そして正確なクロックおよびトリガ信号用の 3つの差動スタートリガバスが追加されました。差動タイミングおよび同期信号により、PXI Expressシステムの耐ノイズ性、そして周波数でのクロック信号の転送機能が向上します。

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第 1章 概要

1-2 | ni.com

NI PXIe-8135

説明NI PXIe-8135 PXI Express/CompactPCI Express組み込みコンピュータは、帯域幅のPXI Express/CompactPCI Express対応システムコントローラです。NI PXIe-8135コントローラは、最新の実装技術を利用して標準の I/O機能を単ユニットに統合しています。NI PXIe-8135組み込みコントローラを NI PXIe-1085などの PXI Express対応シャーシと組み合わせると、PCと完全な互換性を持つ耐久性に優れた型パッケージのコンピュータになります。

各モジュールの標準 I/Oには、DisplayPortビデオポート(x 2)、RS-232シリアルポート(x 1)、パラレルポート(x 1)、Hi-Speed USB 2.0ポート(x 4)、Hi-Speed USB 3.0ポート(x 2)、PCIベース GPIBコントローラ(x 1)、ギガビットイーサネットコネクタ(x2)、リセットボタン、および PXI Expressトリガが含まれます。

NI PXIe-8135には、クアッドコア Intel Core i7-3610QEプロセッサ、デュアルチャンネル DDR3、1600 MHzメモリコントローラ、すべての標準 I/O、統合ハードドライブが搭載されています。

メモ 取り外し可能なハードドライブバリアントは、単チャンネルDDR3です。

NI PXIe-8135には、オプションの ExpressCard/34拡張スロットバリアント、およびオプションのフロントパネルからアクセスできる取り外し可能なハードドライブもあります。

機能概要このセクションでは、NI PXIe-8135組み込みコンピュータの主な論理ブロックの機能に関する説明を記載します。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | 1-3

NI PXIe-8135の機能概要NI PXIe-8135は、PXI Express 3Uサイズフォームファクタのモジュール式 PCです。図 1-1は、NI PXIe-8135の機能ブロック図です。以下の図は、される各論理ブロックの説明です。

図 1-1. NI PXIe-8135 ブロック図

NI PXIe-8135は、CPUモジュールおよび I/O(ドータカード)モジュールの以下の論理ブロックから構成されています。CPUモジュールには、以下の論理ブロックがあります。• SO-DIMMブロックは、それぞれ最大 8 GB(合計 16 GB)まで利用できる 2つの

64ビット DDR3 SDRAMソケットで構成されています。

メモ NI PXIe-8135の取り外し可能なハードドライブバリアントには、合計が最大 8 GBの単 SDRAMソケットがあります。

• SMB-PXI Expressトリガは、PXI Expressトリガとフロントパネルの SMB間で経路設定可能な接続を提供します。

Intel7

CPUIntel Core

i7

SO-DIMMDDR3 SDRAM

PC3 12800A/B

Express/34

x1 PCIE

USB

USB 2.0 x4

SATA

FLASH

SMB

I/OLPT

COM1

x16

PXI

GPIBGPIB

USB 2.0 x4Intel 82579

PHY

RJ451

SATA

x4 D

MI2

GPU ATIRadeonE4690 x4

PCIE

LPC

PLX 8733PXIExpress

4x4

Intel 82574

MAC/PHY

RJ452

x1 PCIE

SPI

PCI

USB 3.0 x2

USB 3.0 x2

x1 PCIE

FDI

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第 1章 概要

1-4 | ni.com

• ATI Radeon E4690組み込み GPUは、グラフィックを駆動します。• ウォッチドッグタイマブロックは、コントローラをリセットまたはトリガを成

することができるウォッチドッグタイマで構成されています。• Intel 7シリーズチップセットは、PCI、USB、シリアル ATA、ExpressCard、

PXI Express、および LPCバスに接続します。• USBコネクタは、Intel 7シリーズチップセットを Hi-Speed USB 2.0インタフェー

スおよび USB 3.0インタフェースに接続します。• シリアル ATAハードディスクは、250 GB以上のノートブック対応ハードディス

クです。1 シリアル ATAインタフェースは、最大 600 MB/sの転送レートを可能にします。ハードディスクはまた、NCQ(ネイティブコマンドキューイング)をサポートしています。

メモ NI PXIe-8135の取り外し可能なハードドライブのシリアル ATAインタフェースを使用すると、最大 300 MB/sの転送レートが可能になります。

• PXI Expressコネクタは、NI PXIe-8135を PXI Express/CompactPCI Expressバックプレーンに接続します。

• スーパー I/Oブロックは、NI PXIe-8135が提供するその他の周辺機器をします。 NI PXIe-8135には、1つのシリアルポート、ECP/EPPパラレルポートがあります。

• 82579と 82574の両のギガビットイーサネットポートは、10 Mビット、100 Mビット、または 1,000 Mビットイーサネットインタフェースのいずれかに接続します。 両ポートはデュアルスタックイーサネットコネクタに配置されています。

• GPIBブロックには、GPIBインタフェースが含まれています。• ExpressCard/34スロットには、ExpressCard/34モジュールを搭載できます。

ナショナルインスツルメンツのソフトウェアナショナルインスツルメンツでは、NI PXIe-8135と使用できる数種類のソフトウェアツールを開発しました。

ナショナルインスツルメンツのハードウェアとソフトウェアを緒に使用することで、PXI Expressシステムの性能を最大にめることができます。NI-DAQmxなどの主要なハードウェアドライバを LabVIEW、Measurement Studio、およびLabWindows™/CVI™ アプリケーション開発環境と組み合わせて使用すると、NIハードウェアをより度に制御することができるようになります。さまざまなバスと計測器の通信を簡易化する計測器ドライバは、ni.com/idnetで手可能です。

LabVIEWは、USB、IEEE 488.2、VXI、シリアル、PLC、およびブラグインボードなどの異なる多くの計測器からデータを集録でき、使用が簡単で強なグラフィカルプログラミング環境です。LabVIEWは、強なデータ解析ルーチンを利用して、集録し

1 使用温度範囲拡張オプション付きコントローラは、80 GBハードドライブを提供します。

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© National Instruments | 1-5

たデータを意味のあるデータに変換します。アドオンツールは、特化した追加機能を提供します。詳細については、ni.com/labviewおよび ni.com/toolkits/jaをご覧ください。

Microsoftの Visual Basic、Visual C++、および Visual Studio .NETを使用するユーザ向けに、Measurement Studioは各言語に対して計測 /オートメーションツールを追加します。詳細については、ni.com/jp/mstudioをご覧ください。

LabWindows/CVIは、仮想計測器アプリケーションを作成するための対話式 ANSI Cプログラミング環境です。LabWindows/CVIは、ユーザインタフェース作成用のドラッグアンドドロップ式エディタ、テストプログラム論理構築用の完全な ANSI C環境、自動コード成ツールセット、そして自動テストシステム構築、監視アプリケーション、または研究実験用のユーティリティを提供します。詳細については、ni.com/lwcvi/jaをご覧ください。

NI-DAQmxは、アプリケーション開発環境または NI SignalExpressなどの対話式環境から呼び出すことができる広範な関数のライブラリを提供します。これらの関数は、ナショナルインスツルメンツのマルチファンクション DAQ製品の直感的な APIを提供します。含まれる機能は、アナログ(A/D変換)、バッファ型データ集録(速 A/D変換)、アナログ出(D/A変換)、波形成、デジタル I/O、カウンタ /タイマ操作、SCXI信号調整、RTSIまたは PXI Express同期、セルフキャリブレーション、メッセージ処理、そして拡張メモリへのデータ集録です。詳細については、ni.com/

daqをご覧ください。

ナショナルインスツルメンツのモジュール式計測器は、各製品の機能に適した専用ドライバを使用します。Express VIではカスタマイズされた対話式計測器のプログラミングを 1つのインタフェースでうことができ、ソフトフロントパネルには各計測器の機能テストをうためのプログラミングの必要がないインタフェースが搭載されています。NIスイッチ、DMM、速 DIO、速デジタイザ、およびソースには、性能なモジュール式計測器システム用のカスタマイズされた専用ドライバがあります。NI-RFSGおよび NI-RFSAの 2つのドライバを使用し RFアプリケーション、そして NI-DAQmxではダイナミック信号集録を利用できます。詳細については、ni.com/

modularinstrumentsをご覧ください。

PXI Expressタイミングおよび同期製品で、PXI Expressシステムのタイミングおよびトリガ機能を拡張することができます。これらの製品は、精確なクロックソース、マルチシャーシ同期用のトリガカスタム経路設定、クロック共有などを提供し、NI-Syncを利用してプログラミングすることが可能です。詳細については、ni.com/pxiをご覧ください。

NI-VISAは、ナショナルインスツルメンツが実装した VISA仕様です。VISAは、USB、シリアル、GPIB、PXI、PXI Express、VXI、およびその他の種類の計測器と通信し、制御するための共通 APIです。この APIは、移植可能アプリケーションおよび計測器ドライバの作成をサポートします。NI-VISAで PXI Express計測器ドライバを作成する法については、『NI-VISA Getting Started Manual』(英語)および NI-VISAディレクト

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第 1章 概要

1-6 | ni.com

リの readme.txtファイルを参照してください。詳細については、ni.com/jp/visa

をご覧ください。

Linux対応 LabVIEWおよび Linux上で NI-DAQmxドライバによる多数のデバイスへのサポートにより、Linux OSで VIを作成できるようになりました。Linuxにおける計測器制御は Linux対応 NI-VISAドライバにより強化され、部の NIモジュール式計測器が対応しています。詳細については、ni.com/linuxをご覧ください。

掃除低速のドライエアを使用して、NI PXIe-8135コントローラを掃除します。コンポーネントの周りを掃除する必要がある場合は、柔らかいブラシを使用します。

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© National Instruments | 2-1

2取り付けおよび構成この章には、NI PXIe-8135コントローラの取り付けおよび構成に関する情報が記載されています。

NI PXIe-8135を取り付けるこのセクションには、NI PXIe-8135の般的な取り付け法が記載されています。特定の手順および警告については、PXI Expressシャーシのユーザマニュアルを参考にしてください。1. NI PXIe-8135を取り付ける前に、シャーシの電源プラグをコンセントに差し込み

ます。モジュールを取り付けている間に、電源コードがシャーシを接地して、モジュールを電気的破損から保護します。

注意 体およびシャーシを電気事故の危険から保護するために、NI PXIe-8135モジュールの取り付けが完了するまで必ずシャーシの電源を切ったままにしてください。

2. シャーシでシステムコントローラスロット(スロット 1)へのアクセスを遮るフィラーパネルを取り外します。

3. ケースの属部分に触れ、服や身体の静電気を放電します。

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第 2章 取り付けおよび構成

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4. 図 2-1にすように 4本のブラケット固定ネジから保護用プラスチックカバーを外します。

図 2-1. ネジの保護用カバーを外す

5. 脱着ハンドルが下向きになっていることを確認します。NI PXIe-8135を、システムコントローラスロットの上下にあるカードガイドと揃えます。

注意 NI PXIe-8135を差し込む際に脱着ハンドルを持ち上げないでください。ハンドルが下向きになっていないと、シャーシの脱着レールを妨げるため、モジュールを正しく差し込むことはできません。

6. ハンドルが脱着レールに引っ掛かるまで、ハンドルを持ちながらモジュールをゆっくりシャーシに差し込みます。

7. モジュールがバックプレーンのレセプタクルコネクタにしっかりと接続されるまで脱着ハンドルを持ち上げます。NI PXIe-8135のフロントパネルは、シャーシのフロントパネルと同位置である必要があります。

8. フロントパネルの上下で 4本のブラケット固定ネジを締めて、NI PXIe-8135をシャーシに固定します。

9. デバイスが正しく取り付けられたかどうか確認します。

1 ネジの保護用カバー(4つ)

1

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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10. キーボードとマウスを適切なコネクタに接続します。PS/2キーボードおよびPS/2マウスを使用している場合は、Yスプリッタアダプタを使用して、1つのUSBコネクタに接続します。図 4-1「Yスプリッタケーブル」を参照してください。

11. DisplayPortモニタビデオケーブルを DisplayPortコネクタに接続するか、コントローラに付属する DisplayPort-VGAアダプタを使用して VGAモニタをDisplayPortコネクタに接続します。

12. デバイスをシステム構成で必要なポートに接続します。13. シャーシの電源を投します。14. コントローラが起動することを確認します。コントローラが起動しない場合は、

第 5章「トラブルシューティング」の「NI PXIe-8135が起動しない場合はどうすればよいですか?」セクションを参照してください。

図 2-2は、NI PXIe-1082シャーシのシステムコントローラスロットに取り付けたNI PXIe-8135をしています。

図 2-2. PXI Expressシャーシに取り付けられた NI PXIe-8135コントローラ

PXI Expressシャーシからコントローラを取り外すNI PXIe-8135コントローラは、取り扱いが簡単です。PXI Expressシャーシからユニットを取り外すには、以下の手順に従ってください。1. シャーシの電源を切断します。2. フロントパネルの 4本のブラケット固定ネジを外します。3. 脱着ハンドルを下に押します。4. ユニットをスライドしてシャーシから取り出します。

1 NI PXIe-1082シャーシ2 NI PXIe-8135コントローラ

3 脱着レール

1

2

3

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第 2章 取り付けおよび構成

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メモ PXI Expressシャーシの制御モードセレクタスイッチがデフォルトの位置にない場合、押しボタンリセットまたはWindowsの使用によりNI PXIe-8135をシャットダウンしようとすると、コントローラの Power OK LEDが点滅します。この場合、リモート制御および電圧監視コネクタ上のリモート制御ピンを使用して、シャーシの電源を切断する必要があります。リモート制御および電圧監視制御機能の詳細については、PXI Expressシャーシのユーザマニュアルを参照してください。

BIOSセットアップユーティリティBIOSセットアッププログラムで NI PXIe-8135の構成設定を変更することができます。BIOSは、ハードウェアとオペレーティングシステムソフトウェア間の低レベルインタフェースで、システムが起動されるとハードウェアを構成およびテストをいます。BIOSセットアッププログラムには、設定を構成し、NI PXIe-8135コントローラの機能を有効にするためのメニューが含まれています。

NI PXIe-8135コントローラはデフォルト設定のままの構成で正常に動作するので、BIOSセットアッププログラムを使用する必要はほとんどありません。

注意 BIOS設定を変更すると、コントローラの不正動作が発し、コントローラを起動できなくなる場合があります。このような問題が起こった場合、「システム CMOS」セクションの手順に従い、デフォルト設定に復元してください。構成を熟知している場合を除き、設定は絶対に変更しないでください。

BIOSセットアップユーティリティにアクセスするBIOSセットアッププログラムを起動するには、以下の手順に従います。1. NI PXIe-8135コントローラの電源を投するか、再起動してください。2. Press <DEL> to enter setupというメッセージが表されたら、キーボードの

<Delete>キーを押してください。しばらくすると、セットアッププログラムがロードします。BIOSセットアッププログラムにると、Mainメニューが表されます。

以下のキーを使用して、BIOSセットアップを操作します。• 左矢印、右矢印 —異なるセットアップメニュー間を移動します。サブメニュー

を表している場合には、これらのキーは使用できません。<Esc>を押してサブメニューを閉じる必要があります。(テンキーの矢印を使用するには、Num Lockをオフにする必要があります。)

• 上矢印、下矢印 —セットアップメニューのオプション間を移動します。(テンキーの矢印を使用するには、Num Lockをオフにする必要があります。)

• <Enter>—サブメニューを展開するか、選択した構成オプションで利用可能なすべての設定を表します。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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• <Esc>—サブメニューの親メニューに戻ります。最上位のメニューでは、Exitメニューへのショートカットの役割をします。

• <+> および <->—選択した構成オプションで利用可能なすべての設定間を移動します。

• <Tab>—時間および付フィールドを選択します。• <F9>—BIOS構成設定に最適なデフォルト値をロードします。最適なデフォルト

値は、出荷時の構成デフォルト値と同じです。

Mainセットアップメニューよくアクセスおよび修正される BIOS設定はMainセットアップメニューにあります。Mainセットアップメニューでは、以下の構成情報をします。• BIOS Version and Build Date—NI PXIe-8135コントローラ BIOSのバージョンと

BIOSをビルドした付を表します。• Embedded Firmware Version—ビルトインハードウェア機能の識別に役ちま

す。• Processor Type, Base Processor Frequency, and Active Processor

Cores—NI PXIe-8135コントローラで使用するプロセッサのタイプ、プロセッサ速度とアクティブプロセッサコアの数を表します。

• Total Memory—BIOSが検出するシステム RAMのサイズを表します。• PXIe Chassis Information—全体的なシャーシリンク構成、各リンクのリンク幅、

および各リンクの速度を表します。

また、Mainセットアップメニューには以下の設定が含まれています。• System Time—この設定は、バッテリバックアップ式リアルタイムクロックに格

納される時間を制御します。ほとんどのオペレーティングシステムには、この設定を変更するオプションが含まれています。 <+>および <->キー、<Enter>および<Tab>キーを併用して、これらの値を変更します。

• System Date—この設定は、バッテリバックアップ式リアルタイムクロックに格納される付を制御します。ほとんどのオペレーティングシステムには、この設定を変更するオプションが含まれています。 <+>および <->キー、<Enter>および<Tab>キーを併用して、これらの値を変更します。

Advancedセットアップメニューこのメニューには、通常は修正を必要としない BIOS設定が含まれています。起動できないディスクやリソースの競合などの特定の問題が発する場合は、これらの設定を調べる必要がある場合もあります。

注意 このメニューの設定を変更すると、コントローラが不安定になったり、起動できなくなる場合があります。この場合、「システム CMOS」セクションの手順に従い、BIOS設定をデフォルト設定に戻します。

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第 2章 取り付けおよび構成

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Advancedセットアップメニューには以下の設定およびサブメニューが含まれています。• SATA Configuration—この設定を使用して、SATA Configurationサブメニューに

アクセスします。詳細については、「SATA Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• CPU Configuration—この設定を使用して、CPU Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「CPU Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• Video Configuration—この設定を使用して、Video Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「Video Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• Power/Wake Configuration—この設定を使用して、Power/Wake Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「Power/Wake Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• ExpressCard Configuration—この設定を使用して、ExpressCard Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「ExpressCard Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• PCI Configuration—この設定を使用して、PCI Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「PCI Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• Memory Configuration—この設定を使用して、Memory Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「Memory Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• AMT Configuration—この設定を使用して、AMT Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「AMT Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• USB Configuration—この設定を使用して、USB Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「USB Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• Serial/Parallel Port Configuration—この設定を使用して、Serial/Parallel Port Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「Serial/Parallel Port Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

SATA Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替設定をハードディスクドライブ(HDD)インタフェースに適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• SATA Controller—この設定は、オンボード SATAコントローラが有効か無効かど

うかを指定します。デフォルト値は Enabledです。– SATA Mode Selection—この設定は、AHCIモードが SATAポートに対して有

効か無効かどうかを決定します。Windows 2000などの部のオペレーティ

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ングシステムは AHCIモードをサポートしていません。この設定を使用して、AHCIモードを無効にし IDEモードを有効にして、互換性のない OSでも問題なく利用することができます。デフォルト値は AHCIです。

• Internal Drive (SATA)—この項目は、システムで検出されたオンボード SATAドライブを表します。

• Removable Hard Drive—この項目は、取り外し可能なハードドライブ(が取り付けられている場合)を表します。

CPU Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替設定を CPUに適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• Hyper Threading—この設定によって、Intelのハイパースレッド技術を有効また

は無効にできます。デフォルト値は Enabledです。ハイパースレッドを有効にすると、アプリケーションによっては仮想 CPUのコアを追加してパフォーマンスを向上させることができます。ハイパースレッドによりアプリケーションのジッタが増大するため、リアルタイムシステムでは注意してこの設定を有効にする必要があります。BIOSの構成が LabVIEW Real-Timeを起動するように設定されている場合、ハイパースレッドは自動的に無効になります。LabVIEW Real-Timeモードでハイパースレッド機能を手動で有効にする法については、「LabVIEW RT Configuration Overridesサブメニュー」を参照してください。

• Enabled CPU Cores—この設定により、プロセッサのアクティブ CPUコア数を選択します。 有効な値は All、3、2、および 1です。 デフォルト値は Allです。

• Turbo Boost—この設定によって、Intelのターボブースト技術を有効または無効にできます。デフォルト値は Enabledです。ターボブーストを有効にすると、CPUコアがベース周波数よりい周波数で短時間実し、他のコアはアイドル状態になります。ターボブーストを有効にすることによりアプリケーションのジッタが増大するため、リアルタイムシステムでは注意してこの設定を有効にする必要があります。可能な最大のターボブースト周波数を得るには、C-States設定も有効にしてください。 BIOSの構成が LabVIEW Real-Timeを起動するように設定されている場合、ターボブーストは自動的に無効になります。 LabVIEW Real-Timeモードでターボブースト機能を手動で有効にする法については、「LabVIEW RT Configuration Overridesサブメニュー」を参照してください。

• C-States—この設定は CPUの電源管理を有効 /無効にします。デフォルト値はEnabledです。C-Statesを有効にするとプロセッサはアイドル状態の CPUコアをスリープ状態にし、ターボブーストの有効時にアクティブコアがベース周波数よりい周波数で実します。C-Statesを有効にすることによりアプリケーションのジッタが増大するため、リアルタイムシステムでは注意してこの設定を有効にする必要があります。BIOSの構成が LabVIEW Real-Timeを起動するように設定されている場合、C-Statesは自動的に無効になります。LabVIEW Real-Time

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第 2章 取り付けおよび構成

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モードで C-Statesを手動で有効にする法については、「LabVIEW RT Configuration Overridesサブメニュー」を参照してください。

• Hardware Prefetcher—この設定によって、CPUキャッシュハードウェア先読み機能を有効または無効にできます。 デフォルト値は、LabVIEW Real-Timeを起動する場合は Disabled、その他の OSを起動する場合は「Enabled」です。ハードウェア先読み機能を有効にすると、部のアプリケーションによるシステムパフォーマンスが向上しますが、制御アルゴリズムの動作確定性が低下することがあります。

• Adjacent Cache Line Prefetch—この設定によって、メモリから CPUキャッシュへの近接キャッシュラインの先読み機能を有効または無効にできます。 デフォルト値は、LabVIEW Real-Timeを起動する場合は Disabled、その他の OSを起動する場合は「Enabled」です。近接キャッシュラインの先読み機能を有効にすると、部のアプリケーションによるシステムパフォーマンスが向上しますが、制御アルゴリズムの動作確定性が低下することがあります。

Video Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替設定をビデオ構成に適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• Primary Display—この設定は、ビデオアダプタが複数存在する場合に BIOSがプ

ライマリアダプタとして使用するビデオアダプタを指定します。外部ビデオアダプタをプライマリグラフィックスアダプタとして使用するには、Add-in Board Videoを選択します。 デフォルト値は Onboard ATI Videoです。

Power/Wake Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替構成をチップセットとコントローラの電源およびウェイク機能に適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• Restore After Power Loss—この設定は、AC電源を喪失した後コントローラが返

す電源状態を指定します。有効な値は Stay Offおよび Turn Onです。デフォルト値は Stay Offです。Stay Offに設定した場合、AC電源が復元するとコントローラはソフト電源切断状態になります。Turn Onに設定した場合、AC電源が復元するとコントローラの電源はオンになります。

• Power Button Off Behavior—この設定は、PXI Express電源ボタンの動作を指定します。 選択できる値は Normalおよび Disableです。デフォルト値は Normalです。Normalに設定した場合、電源ボタンは OSによって制御されます。 Disableに設定した場合、電源ボタンを押しても何も起こりません。 Disableオプションは、PXI Expressシャーシの制御モードスイッチと緒にのみ使用する必要があります。

• ExpressCard WAKE#—この設定は、ExpressCardデバイスがオフになっているシステムをウェイクする機能を有効または無効にします。デフォルト値はDisabledです。

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• PXIe Backplane WAKE#—この設定は、PXI Express周辺モジュールの電源がオフになっているシステムをウェイクする機能を有効または無効にします。デフォルト値は Disabledです。

• SMBus ALERT#—この設定は、システム管理デバイスの ALERT#信号をアサートすることで電源がオフになっているシステムをウェイクする機能を有効または無効にします。デフォルト値は Disabledです。

ExpressCard Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替設定を ExpressCard構成に適用します。これらの設定は、ExpressCardポートにあらかじめ割り当てるメモリ領域、I/O領域、および PCIバス番号を決定し、PCI Expressに対応しないオペレーティングシステムでホットプラグ ExpressCardデバイスのサポートを可能にします。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• ExpressCard Resources—この設定は、Reserved Buses、Reserved Memory、

および Reserved I/O設定を有効または無効にします。この設定のデフォルト値は Enabledです。この設定が無効になっている場合、このサブメニューでバス、メモリ、I/Oオプションが非表になります。この設定を無効にすると、Reserved Busesは 0に、Reserved Memoryは 0Mに、Reserved I/Oは 0Kになります。

• Reserved Buses—この設定は、ExpressCardスロットにホットプラグされる可能性のある ExpressCard PCI-PCIブリッジに対して、BIOSによって予約される PCIバスの数を決定します。この設定のデフォルト値は、8 PCIバスです。

• Reserved Memory—この設定は、ExpressCardスロットにホットプラグされる可能性のある PCI-PCIブリッジに対して、BIOSによって予約されるメモリ領域の量(バイト)を決定します。この設定のデフォルト値は、64Mバイトのメモリです。

• Reserved I/O—この設定は、ExpressCardスロットにホットプラグされる可能性のある PCI-PCIブリッジに対して、BIOSによって予約される I/O領域の量(バイト)を決定します。この設定のデフォルト値は、4Kバイトの I/O領域です。

PCI Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替設定を PCIデバイスに適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• 64-bit Memory-Mapped IO—この設定は、4 GB境界を超えるメモリマップの IO

サポートを有効または無効にします。 これは 64ビット OSおよび多数の PCIデバイスを使用する場合に役ちます。デフォルト値は Disabledです。

• PCIe Max Payload Size—この設定は PCIeデバイスの最大ペイロードサイズを決定します。 有効なオプションは、Autoおよび 128 Bytesです。 デフォルト値はAutoで、存在するデバイスを基に BIOSが最適値を選択します。

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第 2章 取り付けおよび構成

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• Option ROM Monitor—この設定は、オプション ROM実時間の制限を有効または無効にします。デフォルト値は Disabledです。

• Option ROM Monitor Timeout—この設定は、オプション ROMが実するまでの待ち時間を秒で指定します。 オプション ROMがこの時間に実しない場合は、システムはリブートします。 この設定は、Option ROM Monitorが Enabledに設定されている場合にのみ表されます。デフォルト値は 1秒です。

Memory Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替設定をメモリに適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• Memory Performance Mode—この設定は、メモリのパフォーマンスモードを有

効または無効にします。デフォルト値は Enabledです。

AMT Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替設定を Intel Advanced Management Technology (AMT)およびそのManagement Engineに適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• Management Engine Setup Prompt—この設定によって、BIOS POST画上の

Intel AMT Management Engine設定プロンプトを有効または無効にします。 この設定が「Enabled」に設定されている場合、BIOS POST画で <Ctrl-P>を押してManagement Engineを構成することができます。デフォルト値は Disabledです。

• Unconfigure Management Engine—この設定によって、次に起動する際にManagement Engineを工場出荷時の設定にリセットすることができます。 このオプションは、Management Engineがリセットされた後にデフォルト値に戻ります。デフォルト値は Disabledです。

• USB-Based Configuration—この設定によって、コントローラに接続されているUSBデバイス上にあるManagement Engine構成ファイルを基にManagement Engineの自動構成を有効または無効にすることができます。デフォルト値はDisabledです。

USB Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替構成を USBポートに適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• USB Devices—この項目は、デバイスタイプにより分類され、システム内で検出

されたデバイスの総数をします。• Legacy USB Support—この設定は、レガシー USBサポートが有効か無効かを指

定します。レガシー USBサポートは、システムの起動中、または DOSなどのレガシーオペレーティングシステムで USBキーボードおよびマウスを使用できる

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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機能を表します。デフォルト値は Enabledです。このオプションは、LabVIEW Real-Timeの起動中に自動的に無効になり、アプリケーションのジッタを削減します。

• Overcurrent Reporting—この設定は、過剰な電流をソーシングしている USBポートが存在する場合に、BIOSがオペレーティングシステムに通知できるようにします。この設定のデフォルト値は Disabledです。

• Transfer Timeout—この設定は、Control、Bulk、Interrupt USB転送のタイムアウト値を指定します。この設定のデフォルト値は 20秒です。

• Device Reset Timeout—この設定は、電源投時セルフテストが USB大容量記憶デバイスの起動を待機する秒数を指定します。デフォルト値は 20秒です。

• Device Power-Up Delay—この設定は、デバイスがコントローラにデバイス自体を適切にレポートするまでの最大時間を指定します。Autoに設定されている場合、ルートポートは 100 ms許容され、ハブポートの遅延値は、ハブデスクリプタから取得されます。この設定のデフォルト値は Autoです。

• Device Power-Up Delay in Seconds—この設定は、電源投時セルフテストがUSBデバイスまたはハブの起動を待機する秒数を指定します。この設定は、Device Power-Up DelayがManualに設定されている場合のみ表されます。デフォルト値は 5秒です。

また、USB大容量記憶デバイスが存在している場合、検出された各デバイスに対して以下のオプションを使用することができます。• Emulation Type—この設定は、BIOSが USB大容量記憶デバイスをシステムに表

させる法を指定します。このオプションを使用して、USB大容量記憶デバイスをフロッピー、Zip、ハードディスク、または CD-ROMドライブとして表することができます。デフォルト値は Autoです。この設定により、BIOSが容量 USBフラッシュディスクドライブをフロッピードライブ、大容量 USBフラッシュディスクドライブをハードディスクドライブとして扱うことができます。

Serial/Parallel Port Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替構成をシリアルおよびパラレルポートに適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• Serial Port Configuration—この設定を使用して、Serial Port Configurationサブ

メニューにアクセスします。詳細については、「Serial Port Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• Parallel Port Configuration—この設定を使用して、Parallel Port Configurationサブメニューにアクセスします。詳細については、「Parallel Port Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

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第 2章 取り付けおよび構成

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Serial Port Configurationサブメニュー• Serial Port—この設定は、オンボードシリアルポートを有効または無効にしま

す。デフォルト値は Enabledです。• Device Settings—この項目は、オンボードシリアルポート用に現在のベースア

ドレスおよび割り込み要求レベル(IRQ)情報を表します。• Change Settings—この項目は、オンボードシリアルポート用にベースアドレス

および割り込み要求レベル(IRQ)情報を変更します。デフォルト値は Autoです。

Parallel Port Configurationサブメニュー• Parallel Port—この設定は、オンボードパラレルポートを有効または無効にしま

す。デフォルト値は Enabledです。 • Device Settings—この項目は、オンボードパラレルポート用に現在のベースア

ドレスおよび割り込み要求レベル(IRQ)情報を表します。• Device Mode—この設定は、パラレルポート用に代替操作モードを有効にしま

す。通常、デフォルト設定をすべてのアプリケーションに使用できます。デフォルト値は、STD Printer Modeです。

• Change Settings—この項目は、オンボードパラレルポート用にベースアドレスおよび割り込み要求レベル(IRQ)情報を変更します。デフォルト値は Autoです。使用可能なオプションは、パラレルポート用に選択される Device Modeにより異なることにご注意ください。

LabVIEW RTセットアップメニューLabVIEW RTがコントローラにインストール済みの場合、このメニューを使用してLabVIEW RTのための起動オプションを構成します。LabVIEW RTを使用していない場合は、これらの設定をデフォルトのままにする必要があります。

メモ 以下の設定により、図 2-4にすスイッチ動作は無効になります。詳細については、「LabVIEW RT構成スイッチ」のセクションを参照してください。スイッチからの設定を使用するには、各オプションに対して Use Switch Settingを選択します。

• Boot Configuration—の設定は、コントローラが LabVIEW RT、LabVIEW RT Safe Mode、またはWindows 7などインストールしたどの OSを起動するかを選択します。デフォルト値は、Use Switch Settingです。

• Reset IP Address—コントローラが以前に構成したサブネットとは異なるサブネットに配置されている、または現在の IPアドレスが無効である場合、LabVIEW RT起動中にこのスイッチを使用して、IPアドレスおよび他の TCP/IP設定を工場出荷時のデフォルト設定にリセットします。デフォルト値は Use Switch Settingです。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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メモ デフォルト設定で、ターゲットは DHCPを使用してネットワークへの接続を試みます。 ターゲットが DHCP接続を開始できない場合、ターゲットは 169.254.x.xのリンクローカル IPアドレスを使用してネットワークに接続します。

• Disable Startup VI—スタートアップ VIが原因でコントローラがアクセスできない場合、このスイッチを使用して起動時に VIが自動的に実されないようにします。デフォルト値は Use Switch Settingです。

• LabVIEW RT Configuration Overrides—この設定を使用して、LabVIEW RT Configuration Overridesサブメニューにアクセスします。詳細については、「LabVIEW RT Configuration Overridesサブメニュー」のセクションを参照してください。

現在のハードウェアスイッチ設定このサブメニューは、LabVIEW RT構成スイッチの現在の値を表し、Boot Configuration、Reset IP Address、Disable Startup VIスイッチの状態をします。これらの設定およびそれを制御するスイッチについての詳細は、この章の「LabVIEW RT構成スイッチ」セクションを参照してください。

LabVIEW RT Configuration OverridesサブメニューLabVIEW Real-Timeモードで起動中にジッタを最に抑えるために、次の機能は自動的に無効になります。これらの機能は手動で有効にすることができます。各機能の詳細については、「CPU Configurationサブメニュー」を参照してください。• CPU Hyper Threading—デフォルト値は、Use RT Defaultです。• CPU C-States—デフォルト値は、Use RT Defaultです。

Bootセットアップメニューこのメニューを使用して、起動処理および起動デバイスの優先順位に関する設定を構成します。• Boot Settings Configuration—この設定を使用して、Boot Settings Configuration

サブメニューにアクセスします。詳細については、「Boot Settings Configurationサブメニュー」のセクションを参照してください。

• PXI Drive Boot—この設定は、起動サポートが SCSIドライブなどのレガシー大容量記憶デバイスに対して有効か無効かを指定します。有効時に、起動サポートに対応したレガシー大容量記憶コントローラが Boot Option Prioritiesメニューに表されます。デフォルト値は Enabledです。

• PXE Network Boot—この設定は、PXEネットワーク起動エージェントが有効か無効かを指定します。有効時に、Intel Boot Agentが Boot Option Prioritiesメニューに表され、ローカルサブネット上の PXEサーバから起動することが可能になります。Intel Boot Agentデバイス名は、Boot Option Prioritiesメニューで IBA GE Slot 00c9 v1310の前にくることに注意してください。この設定を適用するには、システムを再起動する必要があります。デフォルト値は Disabledです。

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第 2章 取り付けおよび構成

2-14 | ni.com

• Boot Option Priorities—これらの設定は、ローカルハードディスクドライブ、USBフラッシュディスクドライブまたは USB CD-ROMドライブなど取り外し可能なデバイス、または PXEネットワーク起動エージェントなどの起動可能なデバイスを BIOSが確認する順番を指定します。BIOSは最初に 1st Boot Deviceに関連するデバイス、次に 2nd Boot Deviceと 3rd Boot Deviceに関連するデバイスの順番で起動を試みます。複数の起動デバイスが存在しない場合、BIOSセットアップユーティリティはこれらの構成オプションのすべてを表しません。起動デバイスを選択するには、希望するオプションで <Enter>を押して、表されたメニューから起動デバイスを選択します。また、Disabledを選択して特定の起動デバイスを無効にすることもできます。

メモ 特定タイプの 1つのデバイスのみがこのリスト内に表されます。同じタイプのデバイスが 2つ以上存在する場合、Device BBS Prioritiesサブメニューを使用して、同じタイプのデバイスの優先順位を変更します。

対応するタイプの起動可能なデバイスが 1つ以上存在する場合、以下のサブメニューが表されます。• Hard Drive BBS Priorities—この設定を使用して、Hard Drive BBS Prioritiesサブメ

ニューにアクセスし、起動可能なハードドライブデバイスの優先順位を変更もしくは無効にします。詳細については、「Hard Drive BBS Prioritiesサブメニュー」のセクションを参照してください。

• CD/DVD ROM Drive BBS Priorities—この設定を使用して、CD/DVD ROM Drive BBS Prioritiesサブメニューにアクセスし、起動可能な CD/DVD ROMドライブデバイスの優先順位を変更もしくは無効にします。詳細については、「CD/DVD ROM Drive BBS Prioritiesサブメニュー」のセクションを参照してください。

• Floppy Drive BBS Priorities—この設定を使用して、Floppy Drive BBS Prioritiesサブメニューにアクセスし、起動可能なフロッピードライブデバイスの優先順位を変更もしくは無効にします。詳細については、「Floppy Drive BBS Prioritiesサブメニュー」のセクションを参照してください。

• Network Device BBS Priorities—この設定を使用して、Network Device BBS Prioritiesサブメニューにアクセスし、起動可能なネットワークデバイスの優先順位を変更もしくは無効にします。詳細については、「Network Device BBS Prioritiesサブメニュー」のセクションを参照してください。

Boot Settings Configurationサブメニューこのサブメニューを使用して、代替構成を起動設定に適用します。通常、出荷時のデフォルト設定は最適な互換性および構成を提供するため、これらの設定を修正する必要はありません。• Setup Prompt Timeout—この設定は、BIOSセットアップメニューのキー(<Delete>)が押されるまでシステムが待機する時間(秒数)を指定します。デフォルト値は、2です。

• Bootup NumLock State—この設定は、電源投時のキーボードの NumLock状態を指定します。デフォルト値は Onです。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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Hard Drive BBS Prioritiesサブメニュー• Boot Option #1、Boot Option #2、Boot Option #3—これらの設定は、ハードド

ライブデバイスの起動優先順位を指定します。最も優先順位がいデバイスがメインの Boot Option Prioritiesリストに表されます。デバイスが起動デバイスとして使用されないように設定する必要がある場合、各デバイスを Disabledにすることも可能です。

CD/DVD ROM Drive BBS Prioritiesサブメニュー• Boot Option #1、Boot Option #2、Boot Option #3— これらの設定は、CD/DVD

ROMドライブデバイスの起動優先順位を指定します。最も優先順位がいデバイスがメインの Boot Option Prioritiesリストに表されます。デバイスが起動デバイスとして使用されないように設定する必要がある場合、各デバイスをDisabledにすることも可能です。

Floppy Drive BBS Prioritiesサブメニュー• Boot Option #1、Boot Option #2、Boot Option #3—これらの設定は、フロッ

ピードライブデバイスの起動優先順位を指定します。最も優先順位がいデバイスがメインの Boot Option Prioritiesリストに表されます。デバイスが起動デバイスとして使用されないように設定する必要がある場合、各デバイスをDisabledにすることも可能です。

Network Device BBS Prioritiesサブメニュー• Boot Option #1、Boot Option #2、Boot Option #3—これらの設定は、ネット

ワークデバイスの起動優先順位を指定します。最も優先順位がいデバイスがメインの Boot Option Prioritiesリストに表されます。デバイスが起動デバイスとして使用されないように設定する必要がある場合、各デバイスを Disabledにすることも可能です。

Securityメニューこのメニューを使用して、BIOSのセキュリティオプションを有効にします。• Administrator Password—この設定は、BIOSセットアップユーティリティへの

アクセスに必要なパスワードを指定します。管理者のパスワードのみが設定されている場合、このパスワードは BIOSセットアッププログラムへのアクセスのみを制限し、BIOSセットアッププログラムを開始する際にのみする必要があります。デフォルトでは、パスワードは指定されていません。

• User Password—この設定は、BIOSセットアップユーティリティへのアクセスまたはシステムの起動に必要なパスワードを指定します。ユーザのパスワードのみが設定されている場合、このパスワードは起動時または BIOSセットアッププログラムの開始時にする必要があります。BIOSセットアッププログラムでは、ユーザが管理者の権限を持ちます。デフォルトでは、パスワードは指定されていません。

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第 2章 取り付けおよび構成

2-16 | ni.com

Save & ExitメニューSave & Exitセットアップメニューには、BIOSのデフォルト構成の終了、保存、およびロード用のあらゆるオプションが含まれています。この画の代わりに、<F9>を押して最適な BIOSのデフォルトの設定をロードし、<F10>を押して変更を保存し、セットアップを終了することもできます。

Exitセットアップメニューには以下の設定が含まれています。• Save Changes and Reset—BIOS設定に加えられたすべての変更が NVRAMに保

存されます。その後、セットアッププログラムが終了し、コントローラを再起動します。<F10>キーを使用してこのオプションを選択することもできます。

• Discard Changes and Reset—このセッション中に BIOSセットアッププログラムで変更した BIOS設定は、破棄されます。その後、セットアッププログラムが終了し、コントローラを再起動します。<Esc>キーを使用してこのオプションを選択することもできます。

• Save Changes—このセッション中に BIOS設定に加えられた変更は、NVRAMに保存されます。セットアッププログラムはアクティブなままで、さらに変更することができます。

• Discard Changes—このセッション中に BIOSセットアッププログラムで変更した BIOS設定は、破棄されます。BIOSセットアッププログラムは継続してアクティブです。

• Restore Factory Defaults—このオプションは、すべての BIOS設定を工場出荷時のデフォルトに戻します。これは、不正または無効な設定により、コントローラの予期せぬ動作が起こる場合に便利です。起動順序、パスワードなどのデフォルト以外の設定が工場出荷時のデフォルトに戻ることに注意してください。<F9>キーを使用してこのオプションを選択することもできます。

• Save As User Defaults—このオプションは、現在の BIOS設定のコピーをユーザのデフォルト設定として保存します。このオプションは、カスタム BIOSセットアップ構成を保持することができます。

• Restore User Defaults—このオプションは、すべての BIOS設定をユーザのデフォルト設定に戻します。このオプションは、前回保存したカスタム BIOSセットアップ構成に戻すことができます。

• Boot Override—このオプションは起動可能なすべてのデバイスを表し、ユーザが今回の起動のために Boot Option Prioritiesリストを無効にすることができます。BIOSセットアップオプションに変更が切加えられなかった場合、システムは、再起動せずに選択されたデバイスに対して起動を続します。BIOSセットアップオプションが変更され、保存された場合、再起動が必要となり、起動の無効選択は有効になりません。

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BIOS診断ユーティリティ搭載されている BIOS診断ユーティリティを使用して、コントローラのハードドライバとメモリをテストすることができます。

BIOS診断ユーティリティにアクセスするBIOS診断ユーティリティを起動するには、以下の手順に従います。1. コントローラの電源を投するか再起動します。2. <F2> to run diagnosticsというメッセージが表されたら、<F2>キーを押し

ます。しばらくすると、まず診断ユーティリティがロードします。

ハードドライブ診断ユーティリティBIOS診断ユーティリティが開始すると、まずハードドライブをテストします。 はじめにクイックテストをい、その後総合的なテストを実します。テスト中に <Esc>キーを押すことでいつでもテストを中止およびスキップすることができます。両テストが完了またはスキップされた後に、テスト結果が表されます。両テストが成功、またはスキップされると、Press any key to continueが表されます。テストを続するには、キーボード上の任意のキーを押す必要があります。

メモ ハードドライブテストに失敗すると、コントローラは起動できません。ユーザはコントローラの電源を切ってハードドライブを取り換えるよう指されます。

メモリ診断ユーティリティメモリ診断ユーティリティは、ハードドライブ診断ユーティリティを終了するキーを押したすぐ後に開始します。テスト中に <Esc>キーを押すことでいつでもメモリテストを中止およびスキップすることができます。メモリユーティリティが完了またはスキップされた後に、テスト結果が表されます。メモリテストが成功、またはスキップされると、Press any key to continueが表されます。コントローラを続して起動するには、キーボード上の任意のキーを押す必要があります。

メモ メモリテストに失敗すると、コントローラは起動できません。ユーザはコントローラの電源を切ってメモリを取り換えるよう指されます。

システム CMOSNI PXIe-8135にはバッテリバックアップ式のメモリが含まれていて、BIOS構成情報を格納します。

CMOS内容をクリアするためには、以下の手順に従ってください。1. シャーシの電源を切断します。2. シャーシからコントローラを取り外します。

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第 2章 取り付けおよび構成

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3. 図 2-3ですように押しボタンスイッチを押します。4. 10秒待機します。5. コントローラをシャーシに再度取り付けます。

図 2-3. CMOS内容をクリアする

LabVIEW RTのインストールこのセクションには、LabVIEW RTソフトウェアの PXI Expressコントローラへのインストールおよびスイッチ構成が記載されています。

LabVIEW RTソフトウェアのインストール以下のセクションでは、LabVIEW Real-Time実時に PXI Express組み込みコントローラの設定に必要な手順について説明します。このセクションでは、コントローラの起動モードを構成し、IP設定を確認または変更し、LabVIEW Real-Timeソフトウェアをインストールします。

1 押しボタンスイッチ SW2

1NI P

XIe

-813

5

Em

be

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LabVIEW RTソフトウェアをインストールするには、以下の手順に従ってください。1. Real-timeオペレーティングシステム上で NI PXI Express組み込みコントローラを

起動します。コントローラを LabVIEW RT上で起動させるように構成するには、このマニュアルの「LabVIEW RT構成スイッチ」セクションまたは「LabVIEW RTセットアップメニュー」セクションを参照してください。ソフトウェアが切インストールされていない場合、PXI Expressコントローラは自動的に LabVIEW RT Safe Modeで起動します。LabVIEW RT Safe Modeは、基本的なリアルタイムオペレーティングシステムでロードし、DHCPを使用してネットワークへの接続を試みます。DHCPが使用できない場合は、リンクローカル IPアドレスを使用してネットワークに接続します。

ヒント モニタをデスクトップ PCに接続して、IPアドレスおよびMACアドレスなどの起動のメッセージを表させることができます。

2. 同じサブネット内の別のコンピュータでMeasurement & Automation Explorer(MAX)を起動し、リモートシステムを展開します。MAXは、PXI Expressコントローラのモデル名と、その後に続くMACアドレスを表します(例 : NI-PXIe-8135 00802f108562)。

メモ 別のコンピュータにも LabVIEW、LabVIEW RT、その他の必要なドライバがインストールされている必要があります。

ヒント コントローラを識別するために、コントローラの側にあるPXI ExpressコントローラのMACアドレスを記録してください。このラベルは、取り外してコントローラの前に貼り付けることもできます。

3. 適切な PXI Expressコントローラをクリックして、右側のペーンに表されるネットワーク設定タブにアクセスします。

4. (オプション)RTターゲット名を名前テキストボックスにします。5. (オプション)IP設定セクションで RTターゲットのネットワーク構成オプショ

ンを設定し、適用ボタンをクリックします。ネットワーク設定の構成については、『MAXヘルプ』の目次タブからMAXリモートシステムヘルプ→ LabVIEW Real-Timeターゲット構成→ネットワーク設定を構成するにアクセスし、「ネットワーク設定を構成する」のブックを参照してください。

メモ IPまたは識別の設定が変更された場合、変更を適用するためにコントローラの再起動を促すプロンプトが表されます。RTターゲットを自動的に再起動するには、はいをクリックします。また、リモートシステムの下のターゲット名を右クリックし、再起動を選択して、コントローラを再起動することもできます。

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第 2章 取り付けおよび構成

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PXI Expressコントローラを再起動した後に、PXI Expressコントローラが割り当てられた名前でリモートシステムカテゴリに表されます。

6. リモートシステムに表された PXI Expressコントローラを展開し、ソフトウェアを選択します。

7. ツールバーのソフトウェアの追加と削除ボタンをクリックして、LabVIEW Real-Timeソフトウェアウィザードを起動します。

8. RTターゲットに LabVIEW Real-Timeソフトウェアと必要なデバイスドライバをインストールします。サポートされているソフトウェアの最新情報は、ナショナルインスツルメンツのウェブサイト ni.com/jp/infoで、Info Codeとして「jpzsxs」としてください。

ソフトウェアのインストールが完了し、コントローラが自動的に再起動した後、LabVIEW Real-Timeを使用してコントローラをプログラムすることが可能になります。

メモ RTターゲットの設定に関する詳細については、ホストコンピュータにインストールされている『RT Getting Started Guide』を参照してください。

LabVIEW RT構成スイッチLabVIEW RTがコントローラにインストール済みの場合、LabVIEW RT構成スイッチを使用して LabVIEW RTを構成します。LabVIEW RTを使用していない場合、これらのスイッチは OFFの位置のままである必要があります。コントローラがこれらのスイッチを読み取るのは、システムリセット後のみです。

NI PXIe-8135コントローラには、以下の LabVIEW RT構成スイッチが含まれます。• スイッチ 1—Boot LabVIEW RT:このスイッチをONに設定して、LabVIEW RTを起

動します。• スイッチ 2—Boot Safe Mode:このスイッチを ONに設定して LabVIEW RTを

セーフモードで起動し、TCP/IP設定を再構成し、ソフトウェアをホストコンピュータからダウンロードまたはアップデートします。このスイッチにより、スイッチ 1の動作は無効になります。コントローラをセーフモードで起動すると、組み込み LabVIEW RTエンジンは起動しません。設定またはソフトウェアの変更後に、このスイッチが OFFの状態でコントローラを再起動し、通常の操作を再開します。

• スイッチ 3—Disable Startup VI:スタートアップ VIが原因でコントローラにアクセスできない場合、このスイッチを ONに設定して、起動時に VIが自動的に実されないようにします。

• スイッチ 4—Reset IP Address:このスイッチを ONに設定して、IPアドレスおよび他の TCP/IP設定を工場出荷時のデフォルト設定にリセットします。コントローラを異なるサブネットに配置する場合、または現在の TCP/IP設定が有効の場合にこのスイッチを使用します。

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メモ デフォルト設定で、ターゲットは DHCPを使用してネットワークへの接続を試みます。ターゲットが DHCP接続を開始できない場合、ターゲットはリンクローカル IPアドレスまたは 169.254.x.xを使用してネットワークに接続します。

図 2-4は、LabVIEW RT構成スイッチの位置をしています。この図でしたスイッチは OFFの位置にあります。

図 2-4. LabVIEW RT構成スイッチ

ドライバおよびソフトウェアハードドライブには、周辺機器用ソフトウェアおよびマニュアルのソフトコピーが含まれる imagesディレクトリがルートディレクトリにあります。imagesディレクトリの下のディレクトリ構造は、複数のレベルに論理的に構成されています。

imagesディレクトリには、manualsディレクトリ、osディレクトリ、およびdriversディレクトリがあります。

manualsディレクトリには、Adobe Acrobat形式のクイックリファレンスガイド、テクニカルリファレンスマニュアル、およびナショナルインスツルメンツのソフトウェアマニュアルが含まれています。マニュアルにアクセスするには、ディレクトリを c:¥images¥manualsに変更し、ディレクトリの内容の覧を表します。

osディレクトリには、コンピュータにインストールされたオペレーティングシステムに対応するサブディレクトリが含まれています。

driversディレクトリには、システム周辺機器用ドライバのインストーラが含まれています。これらのファイルおよびディレクトリは製造元の配布ディスクからそのままコピーされるため、周辺機器により命名規則が異なります。

1 スイッチ 1—Boot LabVIEW RT2 スイッチ 2—Boot Safe Mode

3 スイッチ 3—Disable Startup VI4 スイッチ 4—Reset IP Address

2 14

3

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第 2章 取り付けおよび構成

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PXI Expressの機能PXI Expressのトリガ接続NI PXIe-8135フロントパネルの SMBコネクタは、PXI Expressバックプレーントリガラインと接続できます。トリガの割り当てプロセスは、2つのリソースが同じトリガラインに接続されて、トリガが 2回発し、場合によりハードウェアが損傷するのを防ぎます。このマニュアルの出版時点では、このソフトウェアはWindowsで利用できません。詳細はナショナルインスツルメンツまでご連絡ください。

PXI Expressシャーシの構成コントローラにインストールした PXI Expressプラットフォームサービスソフトウェア(キットに付属する National Instruments Driver DVDまたは PXI Platform Services CDで手可能)は、PXI Expressシステムコンポーネントを自動的に識別して、pxiesys.iniファイルおよび pxisys.iniファイルを成します。コントローラに付属するMeasurement & Automation Explorer(MAX)から PXI Expressシステム全体を構成することができます。MAXでは、PXI Expressシステムパラメータを定義する pxiesys.iniおよび pxisys.iniファイルを作成します。また、MAXではトリガを経路設定し、予約するためのインタフェースを提供しているため、DAQmxなどのドライバによる動的トリガ経路設定において、操作の重複によるトリガラインの破損を回避します。PXI Expressトリガの経路設定および予約に関する詳細については、ni.com/supportからアクセスできる技術サポートデータベースのドキュメントID「3TJDOND8」(「PXIタイミングおよびトリガ機能の使用」)を参照してください。

単または複数のシャーシシステムにおいて、その構成手順は同じです。

PXI Expressシステムの構成1. Measurement & Automation Explorer(MAX)を起動します。2. ツリー構図で、デバイスとインタフェースを展開します。3. デバイスとインタフェースで、PXIシステムを展開します。PXI Expressシャーシ

が認識され、PXIシステムに表されます。4. PXIシステム内で認識された各 PXI Expressシャーシを右クリックし、次のモデル

として識別サブメニューから適切なシャーシモデルを選択します。さらに PXIシステムを展開すると、NI-VISAで認識されるシステム内のすべてのデバイスが表されます。

PXI Expressの仕様では、PXI Expressシャーシとシステムモジュールで多くの組み合わせが利用可能です。システムインテグレータのために、PXI Expressシャーシおよびシステムモジュールの製造元は製品の機能をドキュメント化する必要があります。PXI Expressデバイスでは、ドライバおよび /または識別のための .iniファイルを提供する必要があります。NI PXI Expressシャーシおよびコントローラでは、これらのファイルがコントローラに付属する NI PXIプラットフォームサービスソフトウェアの

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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部として提供されます。システムインテグレータ、構成ユーティリティおよびデバイスドライバはこれらの .iniファイルを使用することができます。

NI PXIプラットフォームサービスソフトウェアではシステムモジュールドライバ、シャーシドライバおよび chassis.iniファイルを使用して、PXI/PXI Expressシステム記述ファイル(pxisys.iniと pxiesys.ini)を成します。デバイスドライバおよび他のユーティリティソフトウェアは、pxiesys.iniおよび pxisys.iniファイルを読み取って、システム情報を取得します。初期化ファイルの詳細については、www.pxisa.org(英語)にある PXI Expressの仕様を参照してください。

RAMをアップグレードするSO-DIMMをアップグレードすると、NI PXIe-8135の RAM容量を変更することができます。

RAMをアップグレードするには、PXI Expressシャーシから NI PXIe-8135を取り外します。メモリ容量およびシステム性能を最適化するには、2つのモジュールスロットの両で同じサイズと速度のメモリモジュールを使用します。各スロットで異なるサイズのモジュールを使用できますが、2つの致するモジュールを使用する場合よりシステム性能が遅くなります。ただし、2つ異なるモジュールを使用すると、1つのモジュールを使用する場合よりは性能が向上します。

ナショナルインスツルメンツは、NI PXIe-8135コントローラと使用できる以下のSO-DIMMを提供しています。 • PC2-12800(DDR2 1600)4 GB、256 MB × 64、CL 9、1.18 in.(最大)(NI製品番

号 782341-4096)

• PC2-12800(DDR2 1600)8 GB、512 MB × 64、CL 9、1.18 in.(最大)(NI製品番号 782341-8192)

メモ ナショナルインスツルメンツが販売する DDR3 SO-DIMMは、NI PXIe-8135で動作することを試験および検証済みです。ナショナルインスツルメンツから DDR3 SO-DIMMモジュールを購することをお勧めします。その他の市販の DDR3 SO-DIMMモジュールは正常に動作することが保証されていません。

メモリモジュールをメモリソケットに取り付ける場合、下のソケットに先に取り付け、それから上のソケットに取り付けます。 メモリモジュールを 1つだけ使用する場合は、下のソケットに取り付けます。

NI PXIe-8135取り外し可能ハードドライブのオプションには、最大 8 GBバイトまでの DDR3 SO-DIMMモジュールをサポートできるモジュールスロットが 1つ搭載されています。

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第 2章 取り付けおよび構成

2-24 | ni.com

図 2-5. NI PXIe-8135コントローラに DDR3 SO-DIMMを取り付ける

ハードドライブのリカバリNI PXIe-8135コントローラには、ハードドライブを元のデフォルト状態に復元する 2つの法があります。ハードトライブベースのリカバリは、ハードドライブの特別な場所に保存されたデフォルトのバックアップを復元し、追加のメディアなしでコントローラが復元されます。NI PXIe-8135コントローラにはまた、外部 USB CD/DVD-ROMを介してオペレーティングシステムをハードドライブに再インストールできる OSリカバリ CDが付属しています。 これらのツールの詳細については、ni.com/supportからアクセスできる技術データベースのドキュメント ID「2ZKC02OK」(「PXI、VXIコントローラへのハードドライブ復元と OSインストール」)を参照してください。

メモ ハードドライブリカバリのホットキーは <F4>です。ハードドライブのリカバリツールにアクセスするには、起動プロセス中に画が最初に表されたら、<F4>を押したままにします。

工場出荷時にインストールされていたオペレーティングシステムを CDから復元する必要がある場合は、外部 USB CD/DVD-ROMドライブで、付属する再インストールCDを使用することができます。OS再インストール CDを使用して PXI Expressコントローラを起動し、OSを復元します。CDを使用して OSを復元した後に、その他のソフトウェアを再インストールする必要がある場合もあります。

1 上部ソケットに取り付けた DDR3 SO-DIMMモジュール 2 DDR3 SO-DIMMソケット

1

22

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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メモ OSを復元すると、ハードディスクの内容が消去されます。必要なファイルはバックアップしてください。

OSをインストールするNI PXIe-8135コントローラには、プリインストールされた OSが含まれています。場合によっては、異なる OSをインストールすることもできます。その場合、以下のガイドラインに注意してください。

USB CD/DVD-ROMからインストールするNI PXIe-8135では、USB CD/DVD-ROMからWindows 7またはWindows XPをインストールできます。USB CD/DVD-ROMドライブの代わりに、PXI-SCSIアダプタで外部SCSI CD-ROMを使用することができます。

メモ オペレーティングシステムのインストールまたは変更の詳細については、ni.com/supportからアクセスできる技術データベースのドキュメント ID「2ZKC02OK」(「PXI、VXIコントローラへのハードドライブ復元とOSインストール」)を参照してください。

ExpressCardこのセクションでは、ExpressCard™ モジュールの取り付けおよび取り外しに関する情報を記載します。

ExpressCardを取り付けるNI PXIe-8135の実中に ExpressCardモジュールを取り付けることができます。NI PXIe-8135は、自動的にカードを検出します。ExpressCardには通常、スロットに挿するをす印またはラベルが付いています。カードには、間違って挿することを防ぐために溝が付いています。

ExpressCardを取り付けるには、以下の手順に従ってください。1. カードを持ち、上が左を向くようにします。2. コネクタに完全に接続されるまでカードを挿します。コネクタには、自動取り

出し機能が付いています。カードを挿した後に取り出されたら、もう度接続されるまでカードを挿します。

カードを取り付けられない場合は、無理に押し込まないでください。カードの向きを確認して、再度差し込んでください。

NI PXIe-8135は、ExpressCardを自動的に認識し、適切なドライバをロードします。他社のカードでは、追加ドライバのインストールが必要な場合もあります。詳細はExpressCardの製造元にお問い合わせください。

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第 2章 取り付けおよび構成

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ExpressCardを取り外すExpressCardモジュールを取り外すには、モジュールを押しつけ、カードを取り出します。カードをスライドしてスロットから取り出します。

注意 データの損失およびその他の問題を防ぐには、NI PXIe-8135から取り外す前に ExpressCardデバイスとの通信を停止します。Windowsでは、ハードウェアの安全な取り外しツールを使用して、ExpressCardを安全に停止します。

取り外し可能なハードドライブこのセクションでは、取り外し可能なハードドライブの取り付けおよび取り外しに関する情報を記載します。

注意 取り外し可能なハードドライブは、NI PXIe-8135に電源を投する前に取り付ける必要があり、動作中に取り外してはいけません。

取り外し可能なハードドライブを取り付ける取り外し可能なハードドライブを取り付けるには、次の手順に従ってください。1. ドライブの上部側が右にくるように取り付け可能なハードドライブを持ちます(図 2-6参照。)

2. コネクタに完全に接続されるまで取り付け可能なハードドライブを挿します。 番奥にあるコネクタに接続するまで挿抵抗が増します。

3. 容易にドライブを挿できない場合、強制的に挿しないでください。 アラインメントを確認して、再試してください。 取り外し可能なハードドライブは完全に挿されている状態のとき、NI PXIe-8135のフロントと揃っていないことがあります。

4. つまみネジを締めます。 つまみネジがかみ合わない場合、取り外し可能なドライブが完全に挿されていない可能性があります。 再度取り外して完全に挿するよう試みてください。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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図 2-6. NI PXIe-8135コントローラに取り付け可能なハードドライブを取り付ける

取り外し可能なハードドライブを取り外す取り外し可能なハードドライブを取り外すには、次の手順に従ってください。1. シャーシの電源を切断します。 2. つまみネジを緩めます。3. 取り外し可能なハードドライブをコネクタから抜いてスロットから引き出しま

す。

破損を防ぐため、ハードドライブを使用していないときは元の静電気防止用袋にれて保管してください。

1 取り外し可能なハードドライブ 2 つまみネジ(2つ)

1

2

2

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3I/O情報フロントパネルコネクタ表 3-1は、さまざまな周辺機器および対応する NI PXIe-8135外部コネクタ、バスインタフェース、および機能の覧です。

表 3-1. NI PXIe-8135周辺機器の概要

周辺機器 外部コネクタ 説明

ビデオ DisplayPort (2コネクタ)

ATI Radeon E4690組み込み GPU

シリアル COM1(9ピン D-SUB) 16550 RS-232シリアルポート

イーサネットポート 1

LAN(RJ45、デュアルスタック)

10/100/1000イーサネットIntel 82579 WOL対応

イーサネットポート 2

LAN(RJ45、デュアルスタック)

10/100/1000イーサネットIntel 82574 WOL非対応

パラレル パラレルポート(36ピンチャンプ)

IEEE 1284

USB 2.0 USB 4ピンシリーズ Aタイプレセプタクル(4ポート)

USB 2.0対応

USB 3.0 USB 9ピンシリーズ Aタイプレセプタクル(2ポート)

USB 3.0および USB 2.0対応

PXI Expressトリガ

トリガ(SMB) PXI Expressトリガをバックプレーントリガバスと接続

GPIBデバイス GPIB(25ピン Micro D) 汎用インタフェースバス、IEEE 488.2

ExpressCardのオプションExpressCard/34モジュール

ExpressCard/34スロット ExpressCard/34拡張

取り外し可能なハードドライブのオプション

取り外し可能なハードドライブ

取り外し可能な HDD 取り外し可能なハードディスクドライブ

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第 3章 I/O情報

3-2 | ni.com

フロントパネル図 3-1および図 3-2は、NI PXIe-8135のフロントパネルの配置および寸法をします。寸法は、インチ [ミリメートル ]でされています。

図 3-1. NI PXIe-8135フロントパネルの配置および寸法(ExpressCardのオプション)

NI PXIe-8135Embedded Controller

0.000 in. [0 mm]

0.00

0 in

. [0

mm

]

1.37

0 in

. [34

.80

mm

]

1.70

5 in

. [43

.31

mm

]

0.84

5 in

. [21

.46

mm

]

4.392 in. [111.56 mm]

1.070 in. [27.18 mm]

1.235 in. [31.36 mm]

2.064 in. [52.43 mm]2.125 in. [53.96 mm]

2.904 in. [73.77 mm]

3.553 in. [90.26 mm]

3.658 in. [92.91 mm]

1.234 in. [31.34 mm]

2.124 in. [53.95 mm]

3.390 in. [86.10 mm]3.420 in. [86.86 mm]

0.34

1 in

. [8.

66 m

m]

0.86

4 in

. [21

.95

mm

]0.

997

in. [

25.3

3 m

m]

1.19

9 in

. [30

.45

mm

]1.

421

in. [

36.0

9 m

m]

2.03

1 in

. [51

.60

mm

]

2.78

1 in

. [70

.64

mm

]

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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図 3-2. NI PXIe-8135フロントパネルの配置および寸法(取り外し可能なハードドライブのオプション)

NI PXIe-8135Embedded Controller

0.000 in. [0 mm]

0.00

0 in

. [0

mm

]

1.37

0 in

. [34

.80

mm

]

1.70

5 in

. [43

.31

mm

]

0.84

5 in

. [21

.46

mm

]

4.392 in. [111.56 mm]

1.070 in. [27.18 mm]

1.235 in. [31.36 mm]

2.064 in. [52.43 mm]2.125 in. [53.97 mm]

2.904 in. [73.77 mm]

3.553 in. [90.26 mm]

3.658 in. [92.91 mm]

1.234 in. [31.34 mm]

2.124 in. [53.95 mm]

2.738 in. [69.54 mm]

3.420 in. [86.86 mm]

0.34

1 in

. [8.

66 m

m]

0.86

4 in

. [21

.95

mm

]0.

997

in. [

25.3

3 m

m]

1.19

9 in

. [30

.45

mm

]1.

421

in. [

36.0

9 m

m]

2.03

1 in

. [51

.60

mm

]

2.78

5 in

. [70

.74

mm

]

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第 3章 I/O情報

3-4 | ni.com

DisplayPort図 3-3は、NI PXIe-8135の DisplayPortコネクタの位置およびピン配列をします。表 3-2は、DisplayPortコネクタ信号の覧および説明です。

図 3-3. DisplayPortコネクタの位置およびピン配列

表 3-2. DisplayPortコネクタ信号

ピン 信号名1 ML_Lane0(p)

2 GND

3 ML_Lane0(n)

4 ML_Lane1(p)

5 GND

6 ML_Lane1(n)

7 ML_Lane2(p)

8 GND

9 ML_Lane2(n)

10 ML_Lane3(p)

11 GND

12 ML_Lane3(n)

NI PXIe-8135Embedded Controller

1

1920

2

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COM1図 3-4は、NI PXIe-8135の COM1コネクタの位置およびピン配列をします。表 3-3は、COM1コネクタ信号の覧および説明です。

シリアルポートメイトコネクタ(製品番号 745491-5)の製造元は、AMPです。

図 3-4. COM1コネクタの位置およびピン配列

13 CONFIG1

14 CONFIG2

15 AUX CH (p)

16 GND

17 AUX CH (n)

18 ホットプラグ検出19 リターン20 DP_PWR

表 3-2. DisplayPortコネクタ信号 (続き)

ピン 信号名

1

59

6

COM1

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第 3章 I/O情報

3-6 | ni.com

イーサネット図 3-5は、NI PXIe-8135のデュアルスタックイーサネットコネクタの位置およびピン配列をします。表 3-4は、イーサネットコネクタ信号の覧および説明です。

メイトコネクタ(製品番号 554739-1)の製造元は、AMPです。

図 3-5. イーサネットコネクタの位置およびピン配列

表 3-3. COM1コネクタ信号

ピン 信号名 信号の説明1 DCD# データキャリア検出2 RXD# データ受信3 TXD# データ転送4 DTR# データ端末準備完了5 GND グランド6 DSR# データセット準備完了7 RTS# 送信準備完了8 CTS# 送信可9 RI# 被呼表

メモ : シャープ記号(#)は、アクティブ LOW信号をします。

Ethernet

1

8

8

1

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メモ イーサネットコントローラは自動クロスオーバーを実するため、クロスケーブルを使用する必要がありません。

パラレルポート図 3-6は、NI PXIe-8135の IEEE 1284(パラレル)コネクタの位置およびピン配列をします。表 3-6は、IEEE 1284(パラレル)コネクタ信号の覧および説明です。

パラレルポートアダプタケーブルは、ナショナルインスツルメンツから購可能です(製品番号 777169-01)。

表 3-4. イーサネットコネクタ信号

ピン 高速イーサネット ギガビットイーサネット1 TX+ TX_A+

2 TX- TX_A-

3 RX+ RX_B+

4 NC TX_C+

5 NC TX_C-

6 RX- RX_B-

7 NC RX_D+

8 NC RX_D-

表 3-5. 10/100/1000 LANコネクタ LED状態

LED 色 LEDの状態 条件ACT/LINK

緑 OFF LANリンクが確されていません。

ON(定常状態) LANリンクが確されました。

ON(より明るく点滅) コントローラは、LAN上の他のコンピュータと通信しています。

10/100/1000

(なし) OFF 10 Mbit/秒データレートが選択されました。

緑 ON 100 Mbit/秒データレートが選択されました。

オレンジ

ON 1000 Mbit/秒データレートが選択されました。

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第 3章 I/O情報

3-8 | ni.com

図 3-6. パラレルポートコネクタの位置およびピン配列

表 3-6. パラレルポートコネクタ信号

ピン

デフォルト構成(LPT)

信号名 信号の説明1 BUSY デバイスビジー2 SLCT 選択3 ACK# 肯定応答4 FAULT#(ERROR#) 障害5 PAPEREND 用紙切れ6 PD0 データビット 0

7 PD1 データビット 1

8 PD2 データビット 2

9 PD3 データビット 3

10 PD4 データビット 4

11 PD5 データビット 5

12 PD6 データビット 6

13 PD7 データビット 7

14 INIT# プリンタを初期化

Parallel Port

1

18

19

36

NI PXIe-8135Embedded Controller

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ユニバーサルシリアルバス図 3-7は、NI PXIe-8135のユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタの位置およびピン配列をします。各コントローラは、フロントパネルに 4つの USBポートがあります。表 3-7は、USBコネクタ信号の覧および説明です。

図 3-7. USBコネクタの位置およびピン配列

15 STROBE# ストローブ16 SLCTIN# を選択17 AUTOFD# 自動改18 +5V +5 V

19〜 35 GND グランド36 NC 未接続

メモ : シャープ記号(#)は、アクティブ LOW信号をします。

表 3-6. パラレルポートコネクタ信号 (続き)

ピン

デフォルト構成(LPT)

信号名 信号の説明

USB 2.01

4

NI PXIe-8135Embedded Controller

9

5 4

1USB 3.0

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第 3章 I/O情報

3-10 | ni.com

表 3-7. USB 2.0コネクタ信号

ピン 信号名 信号の説明1 VCC ケーブル電源(+5 V)2 -Data USBデータ -

3 +Data USBデータ +

4 GND グランド

表 3-8. USB 3.0コネクタ信号

ピン 信号名 信号の説明1 VCC ケーブル電源(+5 V)2 -Data USBデータ -

3 +Data USBデータ +

4 GND グランド5 StdA_SSRX- USBデータ受信 -

6 StdA_SSRX+ USBデータ受信 +

7 GND_DRAIN グランド8 StdA_SSTX- USBデータ送信 -

9 StdA_SSTX+ USBデータ送信 +

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トリガTRIGコネクタは、PXI Expressトリガとバックプレーンバス間を接続設定するためのソフトウェア制御のトリガ接続です。

図 3-8は、NI PXIe-8135での TRIGコネクタの位置をします。表 3-9は、トリガコネクタ信号の覧および説明です。

図 3-8. TRIGコネクタの位置およびピン配列

表 3-9. TRIGコネクタ信号

ピン 信号名 信号の説明1 TRIG トリガ

2(シールド) GND グランド

12

NI PXIe-8135Embedded Controller

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第 3章 I/O情報

3-12 | ni.com

GPIB(IEEE 488.2)図 3-9は、NI PXIe-8135の GPIBコネクタの位置およびピン配列をします。表 3-10は、GPIBコネクタ信号の覧および説明です。

GPIBメイトコネクタ(製品番号 MDSM-25SC-Z11-V51)の製造元は、ITT Canonです。

図 3-9. GPIBコネクタの位置およびピン配列

表 3-10. GPIBコネクタ信号

ピン 信号名 信号の説明1 DIO1# データビット 1

2 DIO2# データビット 2

3 DIO3# データビット 3

4 DIO4# データビット 4

5 EOI# 最後または認識6 DAV# データ有効7 NRFD# データ受信不可8 NDAC# データ未受信9 IFC# インタフェースクリア10 SRQ# サービス要求11 ATN# 注意

GPIB

13

1

25

14

NI PXIe-8135Embedded Controller

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ExpressCard/34スロット(オプション)NI PXIe-8135コントローラのフロントパネルにオプションの ExpressCard/34スロットがあり、I/O拡張および取り外し可能なストレージとして活用できます。

図 3-10は、NI PXIe-8135の ExpressCard/34スロットの位置およびピン配列をします。表 3-11は、ExpressCardコネクタ信号の覧および説明です。

図 3-10. ExpressCard/34スロットの位置およびピン配列

12 SHIELD シャーシグランド13 DIO5# データビット 5

14 DIO6# データビット 6

15 DIO7# データビット 7

16 DIO8# データビット 8

17 REN# リモート有効

18〜 25 GND 論理グランド

メモ : シャープ記号(#)は、アクティブ LOW信号をします。

表 3-10. GPIBコネクタ信号 (続き)

ピン 信号名 信号の説明

ExpressCard/34

1

26

NI PXIe-8135Embedded Controller

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第 3章 I/O情報

3-14 | ni.com

表 3-11. ExpressCardコネクタ信号

ピン 信号名 信号の説明1 GND グランド2 USBD- USBデータ -

3 USBD+ USBデータ +

4 CPUSB# USB存在5 RESERVED 後で使用するため仕様により予約済み6 RESERVED 後で使用するため仕様により予約済み7 SMBCLK SMBusクロック8 SMBDATA SMBusデータ9 +1.5V 電源10 +1.5V 電源11 WAKE# PE起動12 +3.3VAUX 電源13 PERST# PEリセット14 +3.3V 電源15 +3.3V 電源16 CLKREQ# クロック要求17 CPPE# PE存在18 REFCLK- 基準クロック -

19 REFCLK+ 基準クロック +

20 GND グランド21 PERn0 PEデータ受信 -

22 PERp0 PEデータ受信 +

23 GND グランド24 PETn0 PEデータ転送 -

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取り外し可能なハードドライブ(オプション)NI PXIe-8135コントローラのフロントパネルにオプションの取り外し可能なハードドライブがあり、取り外し可能なストレージとして活用できます。

図 3-11は、NI PXIe-8135の取り外し可能なハードドライブの位置およびピン配列をします。表 3-11は、取り外し可能なハードドライブ信号の覧および説明です。

図 3-11. 取り外し可能なハードドライブの位置およびピン配列

25 PETp0 PEデータ転送 +

26 GND グランド

メモ : シャープ記号(#)は、アクティブ LOW信号をします。

表 3-11. ExpressCardコネクタ信号 (続き)

ピン 信号名 信号の説明

NI PXIe-8135Embedded Controller

S1

S7

P1

P15

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第 3章 I/O情報

3-16 | ni.com

表 3-12. 取り外し可能なハードドライブコネクタ信号

ピン 信号名 信号の説明S1 GND グランドS2 A+ SATA送信S3 A- SATA送信S4 GND グランドS5 B+ SATA受信S6 B- SATA受信S7 GND グランドP1 3.3 V 電源P2 3.3 V 電源P3 3.3 V 電源P4 GND グランドP5 GND グランドP6 GND グランドP7 5 V 電源P8 5 V 電源P9 5 V 電源P10 GND グランドP11 GND/オプション グランド /動作 /スタッガードスピン

アップP12 GND グランドP13 NC 接続なしP14 NC 接続なしP15 NC 接続なし

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フロントパネルの機能NI PXIe-8135のフロントパネルには、以下の機能が搭載されています。• システムリセット押しボタン(ボタンを押して、コントローラをリセットしま

す)• PCの状態をす 2つのフロントパネル LED

– PWR OK/FAULT LEDは、コントローラの状態をします。LEDは、以下のいずれかの状態をします。• 緑 ON(定常状態)—PXI Expressおよびオンボード電源が規制制限内で

ONです。• 緑点滅 —コントローラはソフト電源切断状態になり、電源を安全に切

断できます。• OFF—コントローラの電源が OFFです。• 赤点滅 —コントローラが起動中に電源レールの問題を検知しました。• 赤点灯 —コントローラは過熱障害を検知し、システムを保護するため

にシャットダウンしました。– DRIVE LEDは、内部ハードディスクへのアクセスが発したことをしま

す。– USER1 LEDは 2色(緑 /色)LEDです。USER1 LEDを LabVIEWアプリ

ケーションの要求を満たすように定義できます。– USER2 LEDは 2色(緑 /色)LEDです。USER2 LEDを LabVIEWアプリ

ケーションの要求を満たすように定義できます。

データストレージNI PXIe-8135データストレージには、以下の機能が搭載されています。• 内部シリアル ATAハードドライブ

– 250 GB以上、2.5 in. ノートパソコン用ハードドライブ– NCQ(ネイティブコマンドキューイング)対応– 転送レート 600 MB/s(最大)までサポート

• 取り外し可能シリアル ATAハードドライブ(取り外し可能ハードドライブのオプションのみ)– 250 GB以上、2.5 in. ノートパソコン用ハードドライブ– NCQ(ネイティブコマンドキューイング)対応– 転送レート 300 MB/s(最大)までサポート

• USBストレージサポート —USB CD/DVD-ROM、大容量記憶デバイス、またはフロッピードライブ

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4構成についての般的な質問この章には、NI PXIe-8135組み込みコントローラ使用時の構成に関する般的な質問の回答が記載されています。

般的な質問NI PXIe-8135フロントパネルの LEDは何を示していますか?第 3章「I/O情報」の「取り外し可能なハードドライブ(オプション)」セクションにある LEDの状態に関する記述を参照してください。

NI PXIe-8135コントローラをシャットダウンした後に、ポート 1のイーサネット LEDが点滅します。コントローラを取り外す、または電源を切断するのは安全ですか?NI PXIe-8135のポート 1 Intel 82579イーサネットデバイスは、シャットダウン後も電源が投された状態を維持します。コントローラを取り外す、または電源を切断しても安全です。

メモリ、ハードドライブ、時間 /日付などの構成はどのように確認することができますか?BIOSのセットアップでこれらのパラメータを参照することができます。BIOSセットアップを起動するには、NI PXIe-8135を再起動し、メモリテストの実中に <Delete>を押します。詳細については、第 2章、「取り付けおよび構成」の「BIOSセットアップユーティリティにアクセスする」セクションを参照してください。

内部シリアル ATAハードドライブと外部ハードドライブを同時に使用することは可能ですか?はい、できます。詳細については、第 2章、「取り付けおよび構成」の「BIOSセットアップユーティリティ」セクションを参照してください。

起動オプションどのデバイスから起動することができますか?NI PXIe-8135は以下のデバイスから起動することができます。• 内部シリアル ATAハードドライブ• 外部 SCSIハードドライブまたは SCSI CD/DVD-ROM(PXI-8214などの SCSIアダ

プタを使用する場合)• 同じサブネット上のネットワーク PXEサーバ

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第 4章 構成についての般的な質問

4-2 | ni.com

• USBハードドライブ、USB CD/DVD-ROMまたは USBフラッシュドライブなどの外部 USB大容量記憶デバイス

• 外部 USBフロッピードライブ• Option ROMを提供する大半の PCIまたは PCIeベースのデバイス

メモ USBデバイスから起動する際にいくつかの制限があります。 Windows 7およびWindows XPは USB CD/DVD-ROMからインストールできますが、Windowsの以前のバージョンはインストールできません。NI PXIe-8135の BIOSは、USBデバイスが DOS環境で動作するように構成します。

コントローラがこれらのデバイスから起動するように構成するにはどうすればよいですか?コントローラを構成するには、2つの法があります。• コントローラを再起動し、メモリテスト中に <Delete>を押して BIOSセット

アップを起動します。Bootメニューを選択します。すべての起動可能なデバイスがデバイスタイプの順番で表されます。1st Boot Device、2nd Boot Deviceおよび 3rd Boot Device設定を切り替えて、起動の順番を設定することができます。

• 起動する順番を切変更せずに異なるデバイスから起動するには、POST中に<F10>を押します。BIOSが POSTを完了し、コントローラが OSを起動する直前に、Bootメニューが表されます。起動するデバイスのタイプを選択することができます。

ケーブルおよび接続コントローラに PS/2マウスおよび PS/2キーボードをどのように接続すればよいですか?NI PXIe-8135には PS/2コネクタがないため、図 4-1にした USB Yスプリッタケーブルまたは類似のデバイスを使用して PS/2マウスおよび PS/2キーボードを接続する必要があります。ナショナルインスツルメンツの Yスプリッタケーブル(製品番号 778713-02)は、ni.com/productsのオンラインカタログから手できます。

図 4-1. Yスプリッタケーブル

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Yスプリッタケーブルがない場合はどうすればよいですか?その場合もマウスとキーボードを使用することができますか?Yスプリッタケーブルがない場合は、USBキーボードを USBコネクタに接続します。また、USBマウスを USBコネクタに接続することもできます。

NI PXIe-8135に標準 25ピン LPTケーブルをどのように接続すればよいですか?NI PXIe-8135では Cタイプ LPTコネクタを使用します。大半のパラレルポートデバイスでは、Aタイプのコネクタを使用します。デバイスを標準 Aタイプ LPTコネクタと併用するには、Cタイプ→ Aタイプ LPTアダプタを使用する必要があります。パラレルポートアダプタケーブル(製品番号 777169-01)は、ni.com/productsのオンラインカタログから手できます。

ドライバソフトウェアのインストールビデオドライバをインストールまたは再インストールするにはどうすればよいですか?ni.com/supportからアクセスできる技術サポートデータベースのドキュメントID「3H3COSD8」(「PXI/VXIコントローラ用の周辺機器ドライバ」)を参照してください。

イーサネットドライバをインストールまたは再インストールするにはどうすればよいですか?ni.com/supportからアクセスできる技術サポートデータベースのドキュメントID「3H3COSD8」(「PXI/VXIコントローラ用の周辺機器ドライバ」)を参照してください。

GPIBドライバをインストールまたは再インストールするにはどうすればよいですか?コントローラが工場から出荷される時に、デフォルトで GPIBポート用の NI-488.2ドライバがインストールされています。デフォルトでインストールされているドライバを変更するには、以下の手順に従ってください。1. ni.com/downloadから最新の GPIBドライバをダウンロードします。2. ドライバをインストールし、ドライバがデバイスマネージャで GPIBドライバを

検出したことを確認します。詳細については、ni.com/support/installを参照してください。

CDからソフトウェアをインストールするにはどうすればよいですか?

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第 4章 構成についての般的な質問

4-4 | ni.com

NI PXIe-8135はコンパクトサイズであるため、統合型 USB CD/DVD-ROMドライブを搭載できません。 Windows 7またはWindows XPを使用している場合は、以下のオプションがあります。• USB CD/DVD-ROM—Windows 7およびWindows XPは、ブートインストール CD

を使用した USB CD/DVD-ROMからのインストールに対応。• SCSI CD-ROM—Windows 7およびWindows XPは、ブートインストール CDを使

用した SCSI CD-ROMからのインストールに対応。• マッピングされたネットワークドライブ —イーサネットを使用して別のコン

ピュータに接続することが可能。別のコンピュータ上で USB CD/DVD-ROMドライブを共有する場合、共有 USB CD/DVD-ROMドライブを NI PXIe-8135上のドライブ名にマッピングすることができます。

USB CD/DVD-ROMドライブ(製品番号 778492-01)は、ナショナルインスツルメンツにより提供されています。

アップグレード情報システムメモリをアップグレードするにはどうすればよいですか?DDR3 SO-DIMMをアップグレードすると、NI PXIe-8135の RAM容量を変更することができます。

RAMをアップグレードするには、PXI Expressシャーシから NI PXIe-8135を取り外します。メモリ容量およびシステム性能を最適化するには、2つのモジュールスロットの両で同じサイズと速度のメモリモジュールを使用します。各スロットで異なるサイズのモジュールを使用できますが、2つの致するモジュールを使用する場合よりシステム性能が遅くなります。ただし、2つ異なるモジュールを使用すると、1つのモジュールを使用する場合より性能が向上します。

ナショナルインスツルメンツは、NI PXIe-8135コントローラと使用できる以下のタイプの SO-DIMMを提供しています。 • PC2-12800(DDR2 1600)4 GB、256 MB × 64、CL 9、1.18 in.(最大)(NI製品番

号 782341-4096)

• PC2-12800(DDR2 1600)8 GB、512 MB × 64、CL 9、1.18 in.(最大)(NI製品番号 782341-8192)

メモ ナショナルインスツルメンツが販売する DDR3 SO-DIMMは、NI PXIe-8135で動作することを試験および検証済みです。ナショナルインスツルメンツから DDR3 SO-DIMMモジュールを購することをお勧めします。その他の市販の DDR3 SO-DIMMモジュールは正常に動作することが保証されていません。 メモリモジュールをメモリソケットに取り付ける場合、下のソケットに先に取り付け、それから上のソケットに取り付けます。 メモリモジュールを 1つだけ使用する場合は、下のソケットに取り付けます。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

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NI PXIe-8135取り外し可能ハードドライブバリアントには、最大 8 GBバイトまでの DDR3 SO-DIMMモジュールをサポートできるモジュールスロットが 1つ搭載されています。

図 4-2. NI PXIe-8135コントローラに DDR3 SO-DIMMを取り付ける

新しい BIOSをアップデートするにはどうすればよいですか?ftp.ni.com/support/pxi/から新しい BIOSをダウンロードすることができます。詳細については、技術サポートデータベースのドキュメント ID「2GIGKD0Z」(「PXI/VXI組み込みコントローラ BIOSバージョンの判断およびアップグレードについて」)を参照してください。

最新のソフトウェアドライバはどこから入手することができますか?最新のナショナルインスツルメンツのソフトウェアは、ni.com/downloadsから手できます。周辺機器ドライバについては、ni.com/supportからアクセスできる技術サポートデータベースのドキュメント ID「3H3COSD8」(「PXI/VXIコントローラ用の周辺機器ドライバ」)を参照してください。

1 上部ソケットに取り付けた DDR3 SO-DIMMモジュール 2 DDR3 SO-DIMMソケット

1

22

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第 4章 構成についての般的な質問

4-6 | ni.com

NI PXIe-8135には内部フロッピードライブがありません。外部ドライブを使用する方法はありますか?はい、あります。NI PXIe-8135コントローラは USBフロッピードライブに対応し、このドライブから起動することができます。詳細については、「起動オプション」のセクションを参照してください。USBフロッピードライブ(製品番号 778492-02)は、ナショナルインスツルメンツにより提供されています。

PXI Expressの構成フロントパネルで SMBトリガをどのように使用すればよいですか?詳細については、第 2章「取り付けおよび構成」の「PXI Expressの機能」セクションを参照してください。

NI PXIe-8135が PXI-8220または PXI-8221と動作しない理由は何ですか?シリアル化された IRQラインは、NI PXIe-8135上の Intel 7 Seriesチップセットに経路設定されません。このため、ISA割り込みを使用した PCカードが NI PXIe-8135と動作できなくなります。

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© National Instruments | 5-1

5トラブルシューティングこの章には、NI PXIe-8135組み込みコンピュータ使用時のトラブルシューティングに関する般的な質問の回答が記載されています。

NI PXIe-8135が起動しない場合はどうすればよいですか?コントローラが起動しない要因はいくつかあります。以下は、考えられる要因と解決策です。注意点 :

• どの LEDが点灯していますか? PWROK/FAULT LEDが緑色に点灯している必要があります。Drive LEDは、起動中のディスクにアクセス時に点滅します。

• ディスプレイに何が表されていますか?特定の画(BIOS、オペレーティングシステムなど)でハングアップしていますか?画に何も表されていない場合は、他のモニタを使用してみてください。モニタは他の PCで使用できますか?ハングアップしてしまう場合は、ナショナルインスツルメンツの技術サポートにお問い合わせの際、画に何が最後に表されていたかをお伝えください。

• システムに変更はありましたか?最近、システムを移動しましたか?雷が発しましたか?最近、新しいモジュール、メモリチップ、またはソフトウェアを追加しましたか?

• 詳細なトラブルシューティングの手順については、シャーシのユーザマニュアルを参照してください。

解決策 :

• シャーシが正常に機能している電源に差し込まれていることを確認します。 • シャーシのヒューズまたはサーキットブレーカ、もしくは電源(UPSなど)を確

認します。• コントローラモジュールがシャーシにしっかり取り付けられていることを確認し

ます。• シャーシからその他のすべてのモジュールを取り外します。• 不要なケーブルまたはデバイスを取り外します。• コントローラを異なるシャーシに取り付けます。• 類似したコントローラを同のシャーシに取り付けます。• CMOSをクリアします。(第 2章「取り付けおよび構成」の「システム CMOS」

セクションを参照してください。)• コントローラのハードドライブを修復します。 (第 2章「取り付けおよび構成」

の「ハードドライブのリカバリ」セクションを参照してください。)

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第 5章 トラブルシューティング

5-2 | ni.com

• RAMが正しく取り付けられていることを確認します。• 取り付け可能なハードドライブオプションでは、HDDシャトルが正しく取り付

けられていることを確認してください。

Windowsの画面が表示される前までコントローラは正常に起動しますが、この画面が正常に表示されません。字化け、またはい画面が発する、あるいはモニタに非同期のメッセージが表示されます。ビデオカード出がモニタの制限以上に設定されている場合、このような問題が発します。Windowsをセーフモードで起動する必要があります。このためには、コントローラを再起動してください。Windowsが起動を開始したら、<F8>キーを押します。ビデオドライバをリセットして、設定値を低くします。解像度を 800 × 600、リフレッシュレートを 60 Hzに設定します。再起動した後に、Windowsのテストオプションを使用して、これらの値をくすることができます。これらの設定は、コントロールパネルの画面の詳細設定タブで変更できます。あるいは、より新しくて大きな別のモニタで試します。

特定のモジュールがシャーシに取り付けられていない間は、システムが正常に起動します。この問題の最も考えられる要因として、モジュールの破損が挙げられます。モジュールを異なるシャーシに取り付ける、または異なるコントローラと動作させます。また、システムに接続した外部ケーブルまたは端子台を取り外します。それでもモジュールが動作しない場合、破損していることが考えられます。この問題を解決するには、モジュールの製造元にお問い合わせください。トラブルシューティングが必要なシャーシおよびコントローラに特有の詳細情報については、ni.com/supportから技術サポートデータベースまたは製品マニュアルのセクションを参照してください。

CMOSが破損しています。デフォルト設定に戻すにはどうすればよいですか?1. 第 2章「取り付けおよび構成」の「BIOSセットアップユーティリティにアクセ

スする」セクションに記載した BIOSセットアッププログラムを起動します。2. <F9>を押して、BIOSのデフォルトをロードします。3. 確認プロンプトに対して Y(Yes)と回答します。4. Save and Exit Setupを選択します。

または、以下の手順に従って CMOSをデフォルト設定に戻してください。1. シャーシの電源を切断します。2. シャーシからコントローラを取り外します。3. 図 5-1ですように CMOSをクリアするボタン(SW2)を押します。4. 10秒待機します。5. コントローラをシャーシに再度取り付けます。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | 5-3

図 5-1. CMOS内容をクリアする

1 押しボタンスイッチ SW2

1NI P

XIe

-813

5

Em

be

dd

ed

Co

ntr

oll

er

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© National Instruments | A-1

A仕様この付録には、NI PXIe-8135組み込みコントローラの電気、機械、および環境仕様が記載されています。

機能NI PXIe-8135

CPU Intel Core i7 3610 QE

CPU周波数 2.3 GHz(ベース)3.3 GHz(シングルコアターボモード)

On-die L2キャッシュ 256 KB × 4(1コアあたり 256 KB)

デュアルチャンネル DDR3 RAM、PC3 12800

4 GB(標準)16 GB(最大)

単チャンネル DDR3 RAM、PC3 12800* 4 GB(標準)8 GB(最大)

ハードドライブ 250 GB以上のシリアル ATA†

イーサネット 10/100/1000 BaseTX、2ポート

PXI Express 4リンク構成 x4、x4、x4、x4

PXI Express 2リンク構成 x8、x8

GPIB(IEEE 488コントローラ) あり

シリアルポート(RS-232) あり(1)

パラレルポート あり(1)

Hi-Speed USB(2.0)ポート あり(4)

Hi-Speed USB(3.0)ポート あり(2)

ExpressCard/34スロット あり

PS/2キーボード /マウスコネクタ なし

PXI Expressトリガバス /出 あり

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付録 A 仕様

A-2 | ni.com

電気特性

物理特性ボード寸法 ..................................................................4スロット 3U PXI Expressモジュールスロット要件 .............................................................1つのシステムスロットと 3つのコント

ローラ拡張スロット適合性............................................................................ 『PXI Express Specification 1.0』に完全準

拠重量 ................................................................................1.30 kg(2.87 lb)(標準)

環境仕様最大使用度 .............................................................2,000 m(800 mbar)(周囲温度 25時)汚染度............................................................................2

室内使用のみ。

注意 NI PXIe-8135を掃除する際は、属製でない柔らかいブラシを使用してください。再び使用する前に、デバイスが完全に乾き汚染物質がないことを確認します。

取り外し可能なハードドライブ あり(1)

オペレーティングシステム Windows 7 Professional、Windows XP Professional SP3(組み込みシステム用)

* 取り外し可能なハードドライブオプション。† 使用温度範囲拡張オプション付きコントローラは、80 GB(最)ハードドライブを搭載しています。 LabVIEW RT用に構成されたコントローラは、80 GB(最)SATAハードドライブを提供します。

電圧 (V)

電流(A)

標準 最大+3.3 V 3.75 A 5.4 A

+5 V 1.5 A 2.0 A

+12 V 3.5 A 5.0 A

-12 V 0.00 A 0.00 A

+5 V Aux 0.3 A 0.4 A

NI PXIe-8135

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | A-3

動作環境NI PXIe-8135

周囲温度範囲標準 ............................................................ 5〜 50 1

(IEC-60068-2-1および IEC-60068-2-2に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F Class 3最温度制限値の範囲内。)

温度範囲拡張オプション .............................................. 0〜 55 1

(IEC-60068-2-1および IEC-60068-2-2に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F Class 3最低温度制限値およびMIL-PRF-28800F Class 2最温度制限値の範囲内。)

相対湿度範囲................................................... 10〜 90%、結露なきこと(IEC-60068-2-56に準拠して試験済み)

注意 よりい温度範囲に対応するシャーシで使用する場合でも、この動作温度を超えないようにしてください。

保管環境NI PXIe-8135

周囲温度範囲標準 ............................................................ -40〜 65

(IEC-60068-2-1および IEC-60068-2-2に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F Class 3最低温度制限値の範囲内。)

温度範囲拡張オプション .............................................. -40〜 71

(IEC-60068-2-1および IEC-60068-2-2に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F Class 3制限値の範囲内。)

相対湿度範囲................................................... 5〜 95%、結露なきこと(IEC-60068-2-56に準拠して試験済み。)

1 プロセッサは、動作温度で合理的な範囲で負荷のい処理をった場合でも CPUの周波数が下がらないと予想されます。

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付録 A 仕様

A-4 | ni.com

耐衝撃 /振動動作時衝撃 .................................................................. 最大 30 g、半正弦波、11 msパルス

(IEC-60068-2-27に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F Class 2制限値の範囲内。)

ランダム振動動作時 ..................................................................5〜 500 Hz、0.3 grms(ソリッドステート

ハードドライブ付き)非動作時 .............................................................5〜 500 Hz、2.4 grms

(IEC -60068-2-64に準拠して試験済み。非動作時のテストプロファイルはMIL-PRF-28800F、Class 3の要件を上回る。)

メモ 仕様は事前の通知なしに変更されることがあります。

安全性この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の規格要件を満たすように設計されています。• IEC 61010-1、EN 61010-1

• UL 61010-1、CSA 61010-1

メモ ULおよびその他の安全保証については、製品ラベルまたは「オンライン製品認証」セクションを参照してください。

注意 このドキュメントに記載されている手順以外の法で NI PXIe-8135を使用した場合、NI PXIe-8135に装備されている保護機能が正常に動作しない場合があります。

電磁両性この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の EMC規格の必要条件を満たします。• EN 61326-1 (IEC 61326-1): Class A エミッション、基本イミュニティ• EN 55011 (CISPR 11): Group 1、Class Aエミッション• AS/NZS CISPR 11: Group 1、Class Aエミッション• FCC 47 CFR Part 15B: Class Aエミッション• ICES-001: Class Aエミッション

メモ 米国では(FCC 47 CFRに従って)、Class A機器は商業、軽工業、および重工業の設備内での使用を目的としています。欧州、カナダ、オーストラリア、およびニュージーランドでは(CISPR 11に従って)、Class A機器は重工業の設備内のみでの使用を目的としています。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | A-5

メモ Group 1機器とは(CISPR 11に従って)材料の処理または検査 /分析の目的で無線周波数エネルギーを意図的に成しない工業用、科学、または医療向け機器のことです。

メモ EMC宣言および認証については、「オンライン製品認証」セクションを参照してください。

CEマーク準拠この製品は、該当する EC理事会指令による基本的要件に適合しています。• 2006/95/EC、低電圧指令(安全性)• 2004/108/EC、電磁両性指令(EMC)

オンライン製品認証この製品の製品認証および適合宣言(DOC)を手するには、ni.com/

certification(英語)にアクセスして型番または製品ラインで検索し、保証の欄の該当するリンクをクリックしてください。

環境管理ナショナルインスツルメンツは、環境に優しい製品の設計および製造に努めています。NIは、製品から特定の有害物質を除外することが、環境および NIのお客様にとって有益であると考えています。

環境に関する詳細は、ni.com/environmentからアクセス可能な「Minimize Our Environmental Impact」ページ(英語)を参照してください。このページには、ナショナルインスツルメンツが準拠する環境規制および指令、およびこのドキュメントに含まれていないその他の環境に関する情報が記載されています。

廃電気電子機器(WEEE)欧州のお客様へ 製品寿命を過ぎたすべての製品は、必ずWEEEリサイクルセンターへ送付してください。WEEEリサイクルセンターおよびナショナルインスツルメンツのWEEEへの取り組み、および廃電気電子機器のWEEE指令 2002/96/EC準拠については、ni.com/environment/weee(英語)を参照してください。

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付録 A 仕様

A-6 | ni.com

電池の交換および廃棄電池指令 このデバイスには、寿命のコイン電池が含まれています。電池交換が必要な場合は、本ナショナルインスツルメンツの技術サポート(ni.com/support)までご連絡ください。電池 /アキュムレータおよび廃棄電池 /アキュムレータに関する EU電池指令 2006/66/ECの準拠情報については、ni.com/environment/batterydirective(英語)を参照してください。

Cd/Hg/Pb

RoHSNational Instruments

(RoHS) National Instruments RoHS ni.com/environment/rohs_china (For information about China RoHS compliance, go to ni.com/environment/rohs_china.)

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© National Instruments | B-1

B技術サポートおよびプロフェッショナルサービスナショナルインスツルメンツのウェブサイト(ni.com)のユーザプロファイルにログインして、お客様向けサービス用にカスタマイズされたアクセスページを表します。技術サポートおよびその他のサービスについては、弊社のウェブサイト(ni.com)の下記のセクションを参照してください。• サポート—技術サポート(ni.com/support)には以下のリソースがあります。

– セルフヘルプリソース—質問に対する回答やソリューションが必要な場合は、ナショナルインスツルメンツのウェブサイト(ni.com/support)でソフトウェアドライバとアップデート、検索可能な技術サポートデータベース、製品マニュアル、トラブルシューティングウィザード、種類豊富なサンプルプログラム、チュートリアル、アプリケーションノート、計測器ドライバなどをご利用いただけます。ユーザ登録されたお客様は、NIディスカッションフォーラム(ni.com/jp/dforum)にアクセスすることもできます。

– 標準サポート・保守プログラム(SSP)—NIのアプリケーションエンジニアによる電話または Eメールでの個別サポートを受けることができるプログラムです。ソフトウェア製品(部を除く)または NI Developer Suiteを含むバンドルソフトウェアをご購のお客様には、「標準サポート・保守プログラム (SSP)」の 1年間のメンバーシップを自動的にご提供いたします。また、お客様のニーズに合わせて SSP契約を延することにより、その特典を継続して確実にご利用いただけるオプションもご用意しております。詳細につきましては、ni.com/sspをご覧ください。その他の技術サポートオプションについては、ni.com/servicesをご覧いただくか、ni.com/contactからお問い合わせください。

• トレーニングと認定—トレーニングおよび認定プログラムについては、ni.com/trainingを参照してください。また、世界各地で登録可能なオンサイトトレーニングを提供しております。

• システムインテグレーション—時間の制約がある場合や社内の技術リソースが不している場合、またはプロジェクトで簡単に解消しない問題がある場合などは、ナショナルインスツルメンツのアライアンスパートナーによるサービスをご利用いただけます。詳しくは、最寄りの NI営業所にお電話いただくか、ni.com/allianceをご覧ください。

• 適合宣言(DoC)—適合宣言とは、適合宣言書によるさまざまな欧州閣僚理事会指令への適合宣言です。この制度により、電磁両性(EMC)に対するユーザ保護や製品の安全性に関する情報が提供されます。ご使用の製品の適合宣言は、ni.com/certification(英語)から手できます。

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付録 B 技術サポートおよびプロフェッショナルサービス

B-2 | ni.com

• Calibration Certificate—ご使用の製品でキャリブレーションがサポートされている場合、ni.com/calibrationから Calibration Certificate (英語)を取得できます。

弊社ウェブサイトのWorldwide Officesセクション(ni.com/niglobal(英語))からは、お問い合わせ先、サポート電話番号、電子メールアドレス、現のイベント等に関する最新情報を提供する各国支社のウェブサイトにアクセスできます。

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© National Instruments | 用語集 -1

用語集

記号 接頭語 値n ナノ 10-9

μ マイクロ 10-6

m ミリ 10-3

K キロ 103

M メガ 106

G ギガ 109

T テラ 1012

記号° 度。

Ω オーム。

% パーセント。

A

A アンペア。

AC 交流。

B

B バイト。

BIOS Basic Input/Output System(基本 I/Oシステム)。BIOS機能は、すべての PCまたは PC互換機の基本レベルで、BIOS関数は、コンピュータハードウェアのリソースを有効に使用するのに必要な基本操作を実します。

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用語集

用語集 -2 | ni.com

C

C 摂氏。

CMOS Complementary Metal Oxide Semiconductor(相補型属酸化膜半導体)。チップ実装に使用するプロセス。

CompactPCI Express より堅牢な機械的フォームファクタを必要とする産業用および /または組み込みアプリケーション向けに、PCI仕様を改良したもの。CompactPCI Expressは、ラックマウントシステムのコンパクトサイズと堅牢性のみならず、PCIの性能を必要とするアプリケーションに対して、標準規格のフォームファクタを提供する。

D

DC 直流。

DDR Double Data Rate(ダブルデータレート)。

DMA Direct Memory Access(ダイレクトメモリアクセス)。CPU(中央処理装置)の介なしでデータがデバイスと内部メモリ間で転送される法。

DVI Digital Visual Interface(デジタルビジュアルインタフェース)。コンピュータのフラットパネル LCDディスプレイやデジタルプロジェクタなどのデジタルディスプレイの画質を最大化するために設計されたビデオコネクタ。産業団体のデジタルディスプレイワーキンググループ(DDWG)により策定された。

E

ECP Extended Capabilities Port(拡張機能ポート)。

EEPROM Electronically Erasable Programmable Read Only Memory(電気的に消去可能な読み出し専用メモリ)。

EMC Electromagnetic Compatibility(電磁両性)。

EMI Electromagnetic interference(電磁妨害)。

EPP Enhanced Parallel Port(拡張パラレルポート)。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | 用語集 -3

F

FCC Federal Communications Commission(米国連邦通信委員会)。

G

g 1. グラム。2. 9.8 m/s2 に等しい加速度の単位。

GPIB General Purpose Interface Bus(汎用インタフェースバス)(IEEE 488)。

grms ランダム振動の単位。ランダム振動のテストプロファイルにおける加速レベルの 2乗平均平根。

H

Hz ヘルツ。1秒あたりの周期数。

I

I/O Input/Output( /出)。機器とユーザ間の通信を実現するのに使用する技術、メディアおよびデバイス。

IDE Integrated Drive Electronics(統合ドライブエレクトロニクス)。ハードディスクおよび組み込みコントローラ。

IEEE Institute of Electrical and Electronics Engineers(米国電気電子技術者協会)。

in. インチ。

IRQ# 割り込み信号。

ISA Industry Standard Architecture(業界標準アーキテクチャ)。初期 PCバスアーキテクチャ、特に 16ビット ATバスを指す。

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用語集

用語集 -4 | ni.com

K

KB メモリのキロバイト数。

L

LAN Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)。限定した地域内でユーザに通信を提供するネットワーク。サーバ、ワークステーション、ネットワークオペレーティングシステムおよび通信リンクから構成される。

LED Light-emitting diode(発光ダイオード)。

M

m メートル。

MB メモリのメガバイト数。

MTBF Mean Time Between Failure(平均故障間隔)。

N

NI-488または NI-488.2 GPIBシステム用ナショナルインスツルメンツ製ソフトウェア。

NI-DAQ データ集録計測器用ナショナルインスツルメンツ製ソフトウェア。

NI-VISA ナショナルインスツルメンツが実装した VISA標準。インタフェースに依存しないソフトウェアで、VXI、GPIBおよびシリアル計測器に統したプログラミングインタフェースを提供する。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | 用語集 -5

P

PCI Peripheral Component Interconnect(周辺機器相互接続)。PCIバスは、多重化アドレスおよびデータラインを備えた性能 32ビットまたは 64ビットバス。

PCMCIA Personal Computer Memory Card International Association(PCメモリーカード国際協会)。

PXI Express PCI eXtensions for Instrumentationの略で、性能の計測要件を満たす電気的機能を CompactPCI Expressに実装したもの。トリガ、ローカルバスおよびシステムクロック機能を提供する。また、CompactPCI Express製品との双向の相互運用性も提供する。

R

RAM Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)。コンピュータの主要ワークスペース。

RMS Root Mean Square(二乗平均平根)。 「grms」の項を参照。

S

s 秒。

SDRAM Synchronous Dynamic RAM(同期式ダイナミック RAM(ランダムアクセスメモリ))。コンピュータが頻繁に更新する必要があるストレージ。

SO-DIMM Small Outline Dual In-line Memory Module(型デュアルインラインメモリモジュール)。

SPIバス Serial Peripheral Interface(シリアル周辺インタフェース)。クロックしたシリアルビットストリームを受信するデジタル電子機器の大半を制御する標準インタフェース。

U

USB Universal Serial Bus(ユニバーサルシリアルバス)。

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用語集

用語集 -6 | ni.com

V

V ボルト。

VGA Video Graphics Array(ビデオグラフィックスアレイ)。すべての PCのビデオディスプレイに求められる必要最低限の標準規格。

W

W ワット。

か拡張 ROM オンボード EEPROM。デバイス特有の初期化およびシス

テム起動機能を搭載する場合がある。

きキャッシュ 頻繁に使用するデータを時的に格納するのに使用する

速メモリの部。

け計測器ドライバ 特定の計測器または計測器ファミリを制御するために設

計されたルーチンのセット。LabWindows/CVIまたはLabVIEW用に必須の関連ファイル。

し周辺機器 モニタ、キーボード、プリンタ、プロッタ、ディスクま

たはテープドライブ、グラフィックスタブレット、スキャナ、マウスなどのコンピュータに接続するハードウェアデバイス。

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | 用語集 -7

はバックプレーン コネクタおよびコネクタピンを接続するための信号パス

があるプリント回路基板のアセンブリ。

まマスタ PXI Expressバックプレーン上でデータ転送を開始する PXI

Expressデバイスの機能部分。転送は読み取りまたは書き込みのいずれかになる。

りリソース ISA割り込みレベル、DMAチャンネルおよび I/Oアドレ

スを含むコンピュータ内デバイスで使用するハードウェア設定。

わ割り込み デバイスが別のデバイスからのサービスを要求する手段。

割り込みレベル デバイスが割り込みできる相対的優先順位。

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© National Instruments | 索引 -1

索引AAdvancedセットアップメニュー、2-5AMT Configurationサブメニュー、2-10

BBIOS

新しい BIOSにアップデートする、4-5

診断ユーティリティ、2-17設定を確認する、4-1セットアップ

Advancedセットアップメニュー、2-5

AMT Configurationメニュー、2-10

Boot Settings Configurationメニュー、2-14

Bootセットアップメニュー、2-13

CD/DVD ROM Drive BBS Priorities Configurationメニュー、2-15

CPU Configurationメニュー、2-7

ExpressCard Configurationメニュー、2-8、2-9

Floppy Drive BBS Priorities Configurationメニュー、2-15

Hard Drive BBS Priorities Configurationメニュー、2-15

LabVIEW RT Optionsセットアップメニュー

Configuration Overridesメニュー、2-13

LabVIEW RT Optionsメニュー、2-12

Mainセットアップメニュー、2-5

Memory Configurationメニュー、2-10

Network Device BBS Priorities Configurationメニュー、2-15

PCI Configurationメニュー、2-9

SATA Configurationメニュー、2-6

Save & Exitメニュー、2-16Serial/Parallel Port

ConfigurationメニューParallel Portメニュー、

2-12Serial Portメニュー、2-12

USB Configurationメニュー、2-10

Video Configurationメニュー、2-8

起動する、2-4Boot Settings Configurationメニュー、

2-14Bootセットアップメニュー、2-13

CCalibration Certificate(NIリソース)、

B-2CD/DVD ROM Drive BBS Prioritiesメニュー、2-15

CEマーク準拠仕様、A-5CMOS

デフォルト設定に戻す、5-2内容をクリアする(図)、2-18、5-3

COM1コネクタコネクタ位置およびピン配列(図)、

3-5コネクタ信号(表)、3-6

CPU Configurationメニュー、2-7

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索引

索引 -2 | ni.com

DDDR SO-DIMM

取り付ける、4-4図、2-24、2-27、4-5

DisplayPort位置およびピン配列(図)、3-4コネクタ信号(表)、3-4

DRIVE LED、3-17

EExpressCard

Configurationメニュー、2-9コネクタ位置およびピン配列(図)、

3-13、3-15コネクタ信号(表)、3-14モジュールコネクタ、3-1モジュールを取り付ける、2-25モジュールを取り外す、2-26

FFloppy Drive BBS Prioritiesメニュー、

2-15

GGPIB(IEEE 488.2)

コネクタ位置およびピン配列(図)、3-12

コネクタ信号(表)、3-12デバイスコネクタ、3-1ドライバのインストール、4-3

GPIBドライバをインストールする、4-3

HHard Drive BBS Prioritiesメニュー、2-15

IIEEE 488.2、3-12imagesディレクトリ、2-21Intel 7シリーズチップセット、1-4

LLabVIEW、1-4

RT Optionsメニュー、2-12RT構成スイッチ、2-20RTソフトウェアのインストール、

2-18RTのインストールおよび構成、

2-18LabVIEW RT

RT構成スイッチ(図)、2-21LabVIEW RT Optionsセットアップメニュー

LabVIEW RT Configuration Overridesサブメニュー、2-13

LabWindows/CVI、1-5LED、フロントパネル LED、3-17、4-1Linuxサポート、1-6LPTケーブル、NI PXIe-8135に接続する、

4-3

MMainセットアップメニュー、2-5manualsディレクトリ、2-21Measurement Studio、1-5Memory Configurationサブメニュー、

2-10

NNetwork Device BBS Prioritiesメニュー、

2-15NI PXIe-8115 BIOSをセットアップする、

2-4NI PXIe-8135

BIOSセットアップユーティリティ、2-4

DDR SO-DIMMを取り付ける(図)、2-24、2-27、4-5

PXI Expressシャーシから取り外す、2-3

PXI Expressシャーシに取り付ける、2-1図、2-3

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | 索引 -3

PXI Expressのトリガ接続、2-22PXI Expressの利点、1-1RAMをアップグレードする、2-23、

4-4機能概要、1-2コネクタ

COM1コネクタおよび信号、3-5

DisplayPortコネクタおよび信号(表)、3-4、3-16

ExpressCardコネクタおよび信号、3-13

GPIB(IEEE 488.2)コネクタおよび信号、3-12

トリガコネクタおよび信号、3-11

取り外し可能なハードドライブコネクタおよび信号、3-15

パラレルポートコネクタおよび信号、3-7

ユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタおよび信号、3-9

周辺機器の概要(表)、3-1仕様、A-1説明、1-2ソフトウェア、1-4データストレージ、3-17トラブルシューティング、5-1ハードドライブのリカバリ、2-24ブロック図、1-3フロントパネル

LED、4-1機能、3-17コネクタ、3-1システムリセット押しボタン、

3-17寸法、3-2、3-3

論理ブロック、1-3NI PXIe-8135の機能概要、1-2NI-DAQmx、1-5NI-VISA、1-5NIサポートとサービス、B-1

OOSディレクトリ、2-21OSのインストール

USB CD/DVD-ROMから〜、2-25概要、2-25

OSをインストールするUSB CD/DVD-ROMから〜、2-25概要、2-25

PPCI Configurationメニュー、2-9Power/Wake Configurationメニュー、

2-8PS/2、PS/2マウスとキーボードをコントローラに接続する、4-2

PWROK/FAULT LED、3-17PXI Express

トリガコネクタ、3-1コネクタ、機能(論理ブロック)、

1-4シャーシ構成、2-22特徴、2-22トリガ接続、2-22

PXI Expressの機能、2-22

RRAM

アップグレードする、2-23、4-4ナショナルインスツルメンツの

DDR3 SO-DIMM(メモ)、2-23、4-4

SSATA Configurationメニュー、2-6Save & Exitメニュー、2-16Serial/Parallel Port Configurationメニュー、2-11

Parallel Portメニュー、2-12Serial Portメニュー、2-12

SO-DIMM論理ブロック、1-3

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索引

索引 -4 | ni.com

UUSB Configurationメニュー、2-10USER LEDS

USER1、3-17USER2、3-17

VVideo Configurationメニュー、2-8

WWEEE情報、A-5

YYスプリッタケーブル

〜なしでマウスとキーボードを使用する、4-3

PS/2マウスおよびキーボードと使用する、2-3

図、4-2

あ安全仕様、A-4

いイーサネット、コネクタ、3-1

位置およびピン配列(図)、3-6信号(表)、3-7

うウェブリソース、B-1

か環境管理、仕様、A-5

WEEE情報、A-5関連ドキュメント、xi

きキーボード、PS/2マウスとキーボードをコントローラに接続する、4-2

技術サポート、B-1技術サポートデータベース、B-1起動オプション、コントローラを構成する、4-2

け計測器ドライバ(NIリソース)、B-1

こ構成、PXI Expressシャーシ、2-22構成についての般的な質問

PXI Expressの構成、4-6アップグレード情報、4-4般的な質問、4-1起動オプション、4-1ケーブル /接続、4-2ドライバのインストール、4-3

コネクタCOM1コネクタおよび信号、3-5DisplayPortコネクタおよび信号、

3-4ExpressCardコネクタおよび信号、

3-13GPIBコネクタおよび信号、3-12イーサネットコネクタおよび信号、

3-6周辺機器の概要(表)、3-1トリガコネクタおよび信号、3-11パラレルポートコネクタおよび信号、3-7

ユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタおよび信号、3-9

さサポート

技術、B-1サンプル(NIリソース)、B-1

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NI PXIe-8135 ユーザマニュアル

© National Instruments | 索引 -5

しシステム CMOS、2-17システムリセット押しボタン、3-17周辺機器の概要(表)、3-1仕様

CEマーク準拠、A-5安全性、A-4オンライン製品認証、A-5環境管理、A-5

WEEE情報、A-5機能、A-1耐衝撃 /振動、A-4電気特性、A-2電磁両性、A-4動作環境、A-2、A-3物理特性、A-2保管環境、A-3

シリアル ATAコントローラ、SCSIハードドライブと併用する、4-1

シリアル ATAハードディスク、1-4シリアルポート、3-1診断ツール(NIリソース)、B-1

すスーパー I/O論理ブロック、1-4スイッチ、LabVIEW RT構成(図)、2-21

そソフトウェア「ドライバ」の項も参照LabVIEW、1-4LabWindows/CVI、1-5Measurement Studio、1-5NI-DAQmx、1-5NI-VISA、1-5ナショナルインスツルメンツのソフトウェア、1-4

ハードドライブにインストールされた、2-21

ソフトウェア(NIリソース)、B-1

た耐衝撃 /振動仕様、A-4

てデータストレージ、3-17適合宣言(NIリソース)、B-1電気仕様、A-2電磁両性、A-4

と動作時の環境仕様、A-2、A-3ドキュメント

NIリソース、B-1関連ドキュメント、xiドキュメントセットの使用法、xi

ドライバ最新のドライバを手する、4-5ディレクトリ、2-21取り付け

GPIB(IEEE 488.2)、4-3ビデオ、4-3

ドライバ(NIリソース)、B-1トラブルシューティング

CMOSリセット、5-2コントローラが起動しない、5-1破損したモジュール、5-2ビデオディスプレイ、5-2

トラブルシューティング(NIリソース)、B-1

トリガ、4-6コネクタ位置およびピン配列(図)、

3-11コネクタ信号(表)、3-11

取り付け「構成」の項も参照PXI Expressシャーシから NI

PXIe-8135を取り外す、2-3PXI Expressシャーシに取り付けた

NI PXIe-8135(図)、2-3脱着ハンドルの位置(注意)、2-2手順、2-1

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ネジの保護用カバーを外す(図)、2-2

取り外し可能なハードドライブコネクタ信号(表)、3-15取り付け、2-26

トレーニングと認定(NIリソース)、B-1

なナショナルインスツルメンツ

ソフトウェア、1-4ナショナルインスツルメンツの DDR3

SO-DIMM(メモ)、2-23、4-4ナショナルインスツルメンツのサポートとサービス、B-1

ねネジの保護用カバー、外す(図)、2-2

はハードウェアをリサイクルする、A-5ハードドライブ、3-17

リカバリ、2-24〜にインストールしたファイルとディレクトリ、2-21

取り外し可能、3-15コネクタ位置およびピン配列(図)、3-16取り付け、2-26

ハードドライブにインストールしたディレクトリとファイル、2-21

ハードドライブにインストールしたファイルとディレクトリ、2-21

パラレルポートコネクタ、3-1コネクタ位置およびピン配列(図)、

3-8コネクタ信号(表)、3-8

ひビデオ、3-1

概要(表)、3-1ドライバのインストール、4-3

ビデオドライバをインストールする、4-3

ふ物理仕様、A-2プログラミングサンプル(NIリソース)、B-1

フロッピードライブ、外部フロッピードライブを使用する、4-6

フロントパネルLED、4-1機能、3-17コネクタ

DisplayPort、3-1、3-4ExpressCard、3-1、3-13GPIB、3-1、3-12PXI Expressトリガ、3-1USB、3-1、3-9イーサネット、3-1シリアル、3-1、3-5トリガ、3-11取り外し可能なハードドライブ、3-1、3-15

パラレルポート、3-1、3-7寸法、3-2、3-3

へヘルプ

技術サポート、B-1

ほ保管環境仕様、A-3

まマウス、PS/2マウスとキーボードをコントローラに接続する、4-2

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めメイトコネクタ

COM1、3-5GPIB(IEEE 488.2)、3-12イーサネット、3-6パラレルポート、3-7

もモジュール式計測器、1-5

ゆユニバーサルシリアルバス(USB)

概要(表)、3-1コネクタ位置およびピン配列(図)、

3-9コネクタ機能、1-4コネクタ信号(表)、3-10