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Page 1: バイオ研究のトータルソリューション MACS Instruments ......gentleMACS Octo Dissociator*3 gentleMACS Dissociator オーダー番号 130 -096 -427 130-095 937 130 093

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機器カタログ

バイオ研究のトータルソリューション

MACS® Instruments

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gentleMACSTM

信頼の自動組織分散・破砕装置

専用チューブ、プログラム、組織別プロトコールを組み合わせ、自動で組織を分散・破砕

サンプル調製を標準化されたシステムで行うことにより、 より再現性と信頼性の高い実験結果を得ることが出来ます。

各機種共通の特長

◆ 自動組織分散で時間の節約

 組織からviabilityの高い単細胞懸濁液を自動調製

 RNA抽出のための組織・細胞の自動ホモジナイズ

◆ 様々な組織に対応したプログラムと汎用プログラムがインストール済み

◆ 充実した組織別専用プロトコル

◆ サンプル調製手順の標準化

◆ キャップを閉じて操作でき、実験者の安全に高い配慮

◆ 無菌操作が可能

gentleMACSTM Octo Dissociator◆ 8本同時処理可能

◆ チューブごとに異なるプログラムを様々なタイミングで運転可能

◆ オリジナルプログラムの作成が可能

◆ USBポートからのプログラムアップデート

gentleMACSTM Octo Dissociator with HeatersgentleMACS Octo Dissociatorの性能はそのままに、さらにヒーターを搭載!

◆ 本体上でサンプルを37 C̊に加熱し、酵素反応が可能

◆ 組織分散キットと、専用プログラムを組み合わせれば

組織分散と酵素反応の完全自動化が可能*1

◆ USBポートからのプログラムアップデート

*1:一部対応していないキットもあります。

gentleMACSTM Dissociator◆ 2検体同時処理が可能

◆ カードによるプログラムアップデート

gentleMACS Dissociator

gentleMACS Octo Dissociator

gentleMACS Octo Dissociator with Heaters

組織細切 30分

組織細切 36sec 組織細切 37sec

酵素反応 37˚C 1時間

酵素反応 37 ˚C 30分

組織細切 36秒 組織細切 37秒

酵素反応 37˚C 1時間

ピペッティング 10分 ピペッティング 10分

全工程約3時間

全工程完全自動 約1時間!ヒーター付き本体

マニュアル(例)

【例】腫瘍組織の調製

酵素反応 37 ˚C 30分

酵素反応 37 ˚C 30分酵素反応 37 ˚C 30分

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gentleMACS™ Tubesドイツの技術とスイスの精密加工の粋を結集

ユニークなgentleMACS C Tubesは組織からの単細胞懸濁液を調製するために設計されています。M Tubesは分子生物学的研究のために、組織や細胞をホモジナイズする際に使用します。また、キャップ中央のシリコン膜にピペットを差込み、キャップを閉めたままチューブ内のサンプルを回収することが可能です。感染性サンプルなどを扱う研究者の安全に配慮しました。

C tubes M tubes

gentleMACS™ Octo Dissociator with Heaters

gentleMACS™ Octo Dissociator*3 gentleMACS™ Dissociator

オーダー番号 130-096-427 130-095-937 130-093-235

サ イ ズ(L × W × H) 465× 285×185 mm 347 × 215 ×195 mm

重  量 11 kg 4.7 kg

消費電力 450 W 320 W

電  源 100-240 VAC、50/60 Hz

回転速度 20‒4,000 rpm 200‒4,000 rpm

動作温度ヒーター使用時:4‒30 ˚C

ヒーター不使用時:4‒35 ˚C4‒35 ˚C

Heating unit加熱温度 37 ˚C – –

*3:ヒーター搭載モデルへのアップグレードはできません。

*2:gentleMACS OctoおよびgentleMACS Octo with Heatersは対応しておりません。

単細胞懸濁液調製

●脾臓などのリンパ組織  ●肝臓

●脳などの神経組織 ●皮膚 (ヒト、マウス )

●腫瘍組織 (ヒト、マウス ) ●心臓 ●肺

●骨格筋 (マウス、ラット )●Embryoid Body*2

●Lamina Propria ●脂肪組織 ●臍帯

●マウス前立腺 ●腎臓

●ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織

組織破砕

● total RNA、mRNA

●タンパク質 ●ミトコンドリア

●ウイルスサンプルの調製 

●感染サンプルからの細菌の調製

●核

プリセットプログラム対応組織特定のアプリケーションのために最適化されたプログラムが多数プリセットされています。さらに、汎用プログラムを組み合わせたり、オリジナルプログラムを作成することで、独自のプロトコルも作成可能です。

MACSmix TM Tube Rotator どこでも使えるコードレスチューブローテーター

MACSmix Tube Rotatorは、充電式バッテリーによりコードレスで使用可能なチューブローテーターです。冷蔵庫やインキュベーター内でもご利用いただけます。5つの回転モードが選択可能で、特に緩やかな攪拌を必要とするアプリケーションに最適です。

◆ 充電式バッテリーによりコードレスで使用可能

◆ 冷蔵庫やインキュベーター内で使用可能

◆ 5つの回転モードで最適な攪拌条件を選択

◆ 様々なチューブの攪拌に対応

◆ コンパクトで省スペース

本体仕様

サイズ(L × W × H)281×96×85 mm

チューブラック設置時の高さは110 mm

回転モード連続回転:12 rpm、16 rpm、20 rpm

インターバル回転:12 rpm(30秒間)– 休止1分間

          12 rpm(30秒間)– 休止5分間

設置可能なチューブ0.5 mL、1.0 mL、1.5 mLチューブを16本15 mL、50 mL、gentleMACSチューブを4本

動作時間 フル充電で30時間以上動作可能

電  源 入力電圧:100–240 VAC 周波数:50/60 Hz

バッテリー 単3型ニッケル水素充電池 4本

動作環境 温度:2–42 °C 湿度:0–85 % 標高:2,000 mまで

本体仕様

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autoMACS® Pro Separatorハイクオリティーな細胞分離がより簡単に

autoMACS Pro Separator は、MACSテクノロジーを利用したベンチトップ型の全自動磁気細胞分離装置です。autoMACS Pro

Separatorは1秒間に1,000万個におよぶ高速ソーティングを、細胞に非常に優しい条件下で行うことができます。Autolabeling機能を利用すれば、磁気標識から分離まで一連の磁気細胞分離の過程の完全自動化が可能で、より一層簡単な細胞分離を実現できます。この革新的なセルソーターが、研究現場に高い再現性と信頼性を備えたハイクオリティーな細胞分離を提供します。

◆ MACSテクノロジーに基づいた細胞に優しい分離

◆ 1秒間に1,000万個におよぶ細胞処理

◆ 磁気細胞分離の一連の操作を完全自動化

◆ 複数サンプルを自動連続分離

◆ タッチスクリーンで簡単操作

◆ センサーによるシステムの監視・制御

◆ 再現性の高い安定した結果

◆ クリーンベンチ内にも設置可能なコンパクト設計

完全自動化された細胞分離

マイクロビーズの標識から、細胞分離、 目的細胞の溶出、そして分離後の洗浄まで、全て自動で実行します。無人でソーティングが行えますので、時間を有効に活用できます。

マイクロビーズの自動標識

Autolabeling機能によりマイクロビーズの標識が自動で行えます。サンプルと試薬のボリュームを把握した精度の高いピペッティングにより、正確な磁気標識が実行されます。

優れた操作性能

高解像度のタッチスクリーンと直感的な操作画面を採用することで、機器の取り扱いを容易にしました。煩雑な操作は必要なく、画面を指でタッチするだけで初めての方でも簡単に細胞分離が行えます。

バーコードリーダーによる読み取り

使用する試薬情報をバーコードリーダーで読み取ることができます。autoMACS Pro

Separatorはこの情報をもとに、磁気標識や分離プログラムなど最適なプロトコールをロードします。

複数サンプルの自動連続分離

最大で6サンプルまでの自動連続分離が可能です。また同時に4種類の試薬を設置できます。分離中、サンプルはChill Rackで冷却されるので、細胞に優しい状態が保たれます。

センサーによるシステムの 監視・制御

分離・洗浄はもちろん、バッファーの供給状況、分離カラムの状態、周辺機器の接続情報をセンサーにより常時監視して制御しています。

たo

細機程

autoMACS® Pro Separator 革新的なセルソーター

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MACS®テクノロジーとは?MACSテクノロジーは、細胞表面抗原の発現に基づいて磁気により細胞を分離する技術です。特異的抗体が結合したナノサイズのマイクロビーズにより細胞を標識し、 MACSセパレーターに設置したMACSカラムに細胞を通すことで、細胞機能を維持した生きた細胞を迅速に優しく分離できます。

オーダー番号 130-092-545

分離プログラム 12種類

プロトコールシングルおよびダブルカラム分離

ポジティブセレクションおよびディプリーション

カラム容量総細胞数 4×109 個 磁気標識細胞数 2×108 個

ヒト末梢血 0.25–15 mL

サンプル吸引 / 溶出容量 0.2 – 50 mL(吸引)/ 0.5 – 52 mL(溶出) 

設置面積(W×D)*1、2 605×455 mm

高さ 392– 460 mm(調節可能)

重量 25 kg

電源 100 –240 VAC、50/60 Hz

消費電力 200 VA

*1 MACS MiniSampler装着時の設置面積です。

*2 設置時には、電源プラグ・コード類のための余分な奥行きスペースが必要になります。

本体仕様

確かな分離性能

一連の操作が自動で実行されるので、実験結果の変動を最小限に抑えた正確な分離が行えます。

ヒトCD4+ 細胞

Forward scatter

CD

4-P

E

ヒト末梢血単核球

Forward scatter

CD

4-P

E

ヒト末梢血単核球

CD45-FITC

CD

34

-PE

ヒトCD34+ 細胞

CD45-FITC

CD

34

-PE

ヒトCD14+ 細胞

Forward scatter

Sid

e s

catt

er

CD45-FITC

CD

14

-PE

安心の機器管理・維持システム

スタートアップやシャットダウン、流路系の洗浄が自動化されており、さらに除菌プログラムや機器のメンテナンスプログラムも完備されています。これらの機能により機器の管理・維持が非常に簡単に行えます。

充実のサポート体制

専任スタッフによる学術的、技術的なサポートとサービスを通して、機器の性能を最大限まで引き出します。 30年におよぶ細胞分離のノウハウで安心と信頼のサポートをご提供します。

磁気標識標的細胞をMACSマイクロビーズで磁気標識する。 (A)MACSマイクロビーズはおよそ50 nmの大きさの

ため、細胞表面に結合したマイクロビーズは視認できない。

磁気分離MACSセパレーターに設置したMACSカラムで細胞を分離する。フロースルーフラクションは磁気標識した細胞を除去したネガティブフラクションとして回収できる。

(B)セパレーターに設置したカラムでは磁気が増幅され、非常に小さい粒子による最小限の磁気標識でもカラム内に細胞を保持することが可能となる。カラムマトリックスは、生きた細胞を最大限の純度・回収率で分離できるようデザインされており、カラム内の球体間はおよそリンパ球サイズの20倍である。

磁気標識した細胞の溶出カラムをセパレーターから取り外し、カラムに保持されていた標識細胞をポジティブフラクションとして回収する。

MACS CD3 MicroBeadsあるいは他社のナノサイズビーズで標識したヒトPBMCを培養した。(C)MACS

マイクロビーズで標識したPBMC培養系ではビーズの凝集は見られなかった。(D)他のテクノロジーで標識した細胞ではビーズの凝集が確認された。

A

B

C D

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MultiMACSTM

多検体の並行磁気分離を実現

MultiMACSTM Cell24 Separator Plus 最大24サンプルを一度に処理

MultiMACS Cell24 Separator Plusは、最大24サンプルまで並行で細胞分離を

行える半自動のベンチトップ型磁気細胞分離装置です。

アプリケーション例

◆ 1ランで最大24サンプルから並行して細胞分離を実行可能

◆ ポジティブおよびネガティブ両方のフラクションを回収可能

◆ LS、LD、Whole Blood Columnsに対応し、 様々なストラテジーでの分離が可能

◆ 細胞に優しい磁気分離方式

◆ 半自動のベンチトップ型細胞分離機器として、またはリキッドハンドリングシステムと組み合わせた完全自動化システムとして使用可能

◆ プログラムの作成・編集が可能

で細胞分離を

ドリング

全血からの免疫系細胞の分離StraightFrom MicroBeadsと組み合わせることで、血液サンプルから直接細胞を分離できます。簡便かつ費用対効果の高い方法です。

造血系腫瘍多発性骨髄腫や慢性リンパ球性白血病、微小残存病変の研究において、細胞分離を行うことで各種アッセイの検出感度を改善することができます。

キメリズム解析MACSprep Chimerism MicroBeadsと組み合わせることで、Lineage特異的なキメリズム解析のための高純度な細胞を、末梢血から直接分離できます。

ミクログリアの分離Shake-off法では2週間要するミクログリアの精製が、CD11b MicroBeads (Microglia)なら1時間で完了します。

腫瘍検体腫瘍検体からの腫瘍浸潤リンパ球の分離、マウスxenograftモデルからのマウス細胞の除去など、多数の腫瘍サンプルからの細胞分離にもフレキシブルに対応できます。

様々な実験に柔軟に対応M u l t i M A C S C e l l24 S e p a r a t o r P l u sおよびMultiMACS Xは、Multi-24 Column Block(A)とSingle-Column Adapter(B)により、1回のオペレーションで処理するサンプル数を手軽に変更することができます。また、これらの装置はMulti-24 Column Block、LS、LD、Whole Blood

C o l u m n sに対応しており、複数のカラムの選択肢があることで、様々な容量のサンプルだけでなく様々な分離ストラテジーに対応することが可能です。

効率的で精確なロボティクスMultiMACS Xの4-tip liquid handling systemは、高精度のピペッティ ングによって信頼性を高めています。また液面センサーによって、サンプルのハンドリングを正確に行えるため、 再現性の高い結果が得られます。自動化されたピペッティングは実験誤差を解消し、時間の節約にもなり、さらに実験者の安全性にも貢献 します。リキッドハンドリングアームと調和して働くマニピュレーターアー ムが、カラムや消耗品の移動、ピペットチップ容器 などの移動・交換を行うことで、さらなる効率の向上と時間の節約を実現できます。

オーダー番号 130-098-637

サイズ(W × D × H) 本体:230×435×230 mm Elution Station:265×114×233 mm

重  量 本体:11 kg        Elution Station:4.6 kg

電  源 100 –240 VAC、50/60 Hz

消費電力 200 W

本体仕様

A

B

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MultiMACSTM X ハイスループットでの細胞処理に

MultiMACS Xは、MultiMACS Cell24 Separator Plusとリキッドハンドリング

ロボットを組み合わせた、完全に自動化された磁気細胞分離装置です。 お客様のアプリケーションに合わせたプログラムを作成し、多検体の自動細胞分離

処理を可能にします。

◆ 多数サンプルから多量サンプルまで対応

◆ 全自動化されたハイスループットの細胞処理

◆ 効率的で精確なロボティクス

◆ サンプルを緩やかに冷却

◆ トラッキング・ドキュメンテーション機能を含んだ、直感的に操作できる

ソフトウェア

◆ 一人ひとりのお客様に最適なカスタムアプリケーション

オーダー番号 130-118-515

サイズ(W × D × H) 1070×990×1020 mm

重  量 188 kg

電  源 100–240 VAC、50/60 Hz

消費電力 600 W

本体仕様

サンプルを穏やかに冷却MultiMACS X Chil l Rackは、サンプルと試薬を2–8°Cに保ちます。温度変化を最小限にして、遺伝子発現変化の少ない、生存率の高い細胞の分離を可能にします。

直観的に操作できるソフトウェアMultiMACS Xのタッチスクリーンのインターフェイスは、誰にでも簡単に扱え、自動化された細胞分離を一通り行うガイドにもなります。アクセスおよびオペレーションは権限を与えられたユーザーに限定することができます。特定のサンプルI D、試薬情報をバーコードを介して記録でき、各サンプルの詳しいトラッキングおよび分離プロセスのドキュメンテーションを行えます。このドキュメンテーションは、その後でラボラトリー情報管理システム(LIMS)で扱うことが可能です。

カスタマイズされたアプリケーションMultiMACS Xの全てのアプリケーションは、それぞれのお客様のワークフローに完璧に沿うように特別にカスタマイズされます。オープンアーキテクチャをベースにしているため、高い柔軟性を誇り、どのような自動細胞分離処理プロセスにも、完全自動細胞分離モジュールとして組み込むことが可能です。無菌環境を保つために、他社のラミナフローキャビネット内に設置することも可能です。

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超小型ベンチトップデザインクリーンベンチのような、限られた空間にもセットアップ可能です。

リキッドハンドリングシステムとの統合リキッドハンドリングシステムと組み合わせると、複数枚のプレート処理をすべて自動化できます。サンプルの入ったプレートをシステムにセットし、あとはMACSQuant Analyzerにすべてお任せください。

センサーによるシステムの監視・制御光るボトルラックは機器の状態を示します。 離れたところからも簡単に状態の確認が出来ます。

充実の自動化機能自動染色など各種自動機能が実験をよりスムーズにします。

機体間差の補正Smart Gainテクノロジーを使えば、複数台のMACSQuant Analyzersの機器設定を簡単にあわせることができます。その結果、表示されるプロットが同一になり、各装置で同じ解析を信頼性高く行うことができます。

MACSQuant® Analyzers いつも研究の中心に

細胞の絶対数測定Volumetric法を用いて、正確に細胞の絶対数カウントが可能です。高価な細胞数測定用の標準ビーズを用いる必要はありません。また、データ解析と同時に細胞数の測定が可能です。

高機能、ユーザーフレンドリーな 4つのフローサイトメーター

超小型、高性能フローサイトメーターMACSQuant Analyzer

シリーズは、基礎研究から細胞製品製造現場での品質管理まで、さまざまなシーンに最適なフローサイトメーターです。

◆ 3レーザー搭載、8カラーまたは14カラー解析可能

◆ 超小型ベンチトップデザイン(67cm×40cm×52cm)

◆ Volumetric 法による細胞の絶対数測定

◆ マイクロチューブ、96 /384 well プレート対応

◆ 充実の自動化機能(サンプル染色、測定、コンペンセーション、スタートアップ、シャットダウンなど)

◆ 各社リキッドハンドリングシステムとの統合可能

◆ Express mode によるワンタッチ測定と解析

◆ Smart gain テクノロジーで簡単に機体間差補正

◆ 21 CFR Part 11(米国連邦規則第21条第11章)に対応

◆ IQ/OQ を含む充実した機器サービス

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MACSQuant Analyzerは細胞製造の現場にも最適

高い再現性をもたらす自動解析

細胞療法のパートナーに

細胞医薬品等の製造過程において、細胞の表現型解析や細胞数カウントなどの品質評価は必須になります。MACSQuant Analyzersは、製造規模の大小を問わずデータ解析に対応できます。

Express Mode

Express Modeは、MACSQuantify™ ソフトウェアのadd-on機能です。この機能は自動でフローサイトメトリー解析を行うために設計されており、各アプリケーション専用のデータ取りこみ設定、自動ゲーティング機能、簡単にレポート作成ができる解析テンプレートを備えています。

自動ゲーティング機能は統計学的に算出して導き出されたアルゴリズムに基づいて作動します。算出には実際のフローサイトメトリー解析データを最大で1,100個 *1用いており、サンプルごとにプロット位置がばらついても、適切にゲーティングができるようにプログラムされています。個々のデータファイルを自動ゲーティングすることで、手動操作による変動を招くことなく、最適な解析が可能になります。

また、この機能を使えば、ヒューマンエラーを軽減し、再現性の高い解析が実現でき、細胞製造などの現場におけるSOP (standardized

operating procedures) に簡単に組み込むことができます。

カスタム Express Mode

もし既成のExpress Modeパッケージ *2の中に、適したプログラムが

無い場合、Express Modeのカスタム作成も承っております。

カスタムExpress Modeサービスを利用すれば、お客様の実験に合わせた自動ゲーティング機能、解析テンプレート、データ取りこみ設定を含むプログラムを作成することができます。

また、解析レポートを出力する際のファイル形式についても、ご指定いただけます。

詳しくは下記までお問い合わせください。 [email protected]

*1 既成のExpress Mode作成に使用された最大データ数

*2 プレインストールされているExpress Modeの内容は機種により異なります。

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ハイスループット384-wellおよび96-wellプレート両方に対応し、10パラメーターまでの解析が可能です。

スピード最速で96-wellプレート1枚あたり15分、384-wellプレート1枚あたり60分程度で解析できます。(測定量5 μL、Fast Mode時)

信頼性サンプルのタイプや量によらず、誤差の少ないデータを得られます。

柔軟性プレートだけでなくチューブに入っているサンプルの測定も可能です。

蛍光チャンネル数の増加14種類の蛍光チャンネルが使用できます。一度に染められるマーカーが増えることでサンプルの節約が可能です。

Violetレーザーでナノパーティクル解析Violetレーザーによる side scatterで、小さな粒子の解析を正確に行えます。

MACSQuant® Analyzers いつも研究の中心に

MACSQuant® X 革新的なベンチトップスクリーニング

MACSQuant Xは、高速かつ信頼のおける多検体スクリーニングを実現するコンパクトなフローサイトメーターです。MACSQuantシリーズの操作の簡便性はそのままに、短時間により多くのデータを得ることが出来ます。実験時間を短縮しつつ信頼性の高い結果を確実に得たい場合や、大規模スクリーニングに最適です。

サンプルの取り込み体積を5 μ Lに設定して、Fast Modeで各wellの蛍光ビーズをカウントした。高い精度で解析を行えることが示された。

MACSQuant® Analyzer 16 よりカラフルでより詳細な解析

MACSQuant Analyzer 16は従来のMACSQuantシリーズよりも蛍光検出チャンネルが増え、より多くのアプリケーションに対応できるようになりました。従来機種と同様にシングルチューブによる解析や、専用ラックを使った24本の5mLチューブ、96 wellプレートの自動解析に対応し、コンパクトなデザインでベーシックリサーチからアドバンスドリサーチまで幅広く対応します。MACSQuant Analyzer 16は多様化するニーズに対応するフレ

キシビリティーを有しています。

4,000

Wells –Nu

mb

er

of

ev

en

ts

3,000

2,000

1,000

0

1 96

1,000

Wells –

Nu

mb

er

of

ev

en

ts

3,000

4,000

2,000

0

1 384

Violetレーザーでナノパーティクル解析を行った。MACSQuant

Analyzer 16のvioletレーザーによるside scatterで、小さな粒子の解析を正確に行えることが示された。

Noise

100mm

160mm

200mm

240mm

900mm

500mm

300mm

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簡単操作自動コンペンセーション、キャリブレーション、スタートアップ、シャットダウン、染色、サンプル取り込みなど、様々な自動化機能が搭載されています。

利便性マイクロチューブ、5 mLチューブ、15 mLチューブ、96-wellプレートと言った様々な容器に対応。またプレートとチューブの切り替えもワンクリックで簡単に行えます。

正確なピペッティングと細胞絶対数測定精密なシリンジポンプにより、指定した体積を正確にピペッティングできます。そのため、内部標準ビーズを用いずに、サンプル中の細胞数をカウントすることが可能です。

蛍光タンパク質の検出に最適GFP、CFP、DsRedやmCherryなどの様々な“fruit蛍光タンパク質”を一度に解析が可能です。また、イエローレーザーでPEを励起することで、PEの検出感度が向上し、PEdim細胞集団の検出感度が増強しました。

一般的な蛍光色素にも対応もちろんFITC、PE-Cy5、APC、PE-Cy7など、一般的に使用される蛍光色素の検出に最適な光学系も搭載しています。

MACSQuant® Analyzer 10 ハイクオリティーなマルチカラー解析

MACSQuant Analyzer 10は、コンパクトボディーに3レーザーを標準装備し、最大10パラメーターまでの解析が可能です。分子相互作用、薬物動態学、 システムバイオロジー、海洋生物学など基礎研究から、細胞製品製造の現場における品質管理まで、さまざまな分野の研究者にとって最適なフローサイトメーターです。

MACSQuant® VYB イエローレーザーで蛍光タンパク質解析

MACSQuant VYBは、 MACSQuant Analyzer 10の機能をそのままに、 レーザーとフィルター構成を変更しました。レッドレーザーの代わりにイエローレーザーを搭載し、8つの蛍光検出チャンネルによって、さまざまな蛍光色素の使用を可能にしました。

Ce

lls/

mL

Dilution factor

,E+

,E+

,E+

. . . .. . .. .

細胞を連続希釈( 1、2、4、10、20倍( Dilution factor: 1、0.5、0.25、0.1、0.05))しMACSQuantで測定した。グラフはMACSQuantにより測定した各希釈倍率の細胞濃度を示す。1 mLあたりの細胞数は直線上にプロットされた。

CFP、GFP、YFP(上段)、mCherry、mKate2(下段)をCHO細胞に遺伝子導入し、遺伝子未導入のCHO細胞(紫色)と比較すると、高感度に検出できることがわかる。また、GFPとYFPは蛍光波長が近いためフローサイトメーターでの染め分けが困難だった。しかしMACSQuant VYBのPI検出チャンネルでは、YFP(黄色)とGFP(緑色)を明らかに区別することができる(右下)。

mCherry mKate

CFP eGFP YFP

PI

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本体仕様

MACSQuant® Analyzers いつも研究の中心に

MACSQuant X MACSQuant 16 MACSQuant 10 MACSQuant VYB

オーダー番号 130-105-100 130-109-803 130-096-343 130-096-116

本体サイズ(W× D× H) 669×400×392.5–520(調節可能)

本体重量 50 kg

電源 100–240 VAC、50/60 Hz

本体消費電力 450 W

モニター 15.6インチ HD タッチスクリーン

レーザー 405 nm、488 nm、640 nm 405 nm、488 nm、561 nm

フィルター

FSC : 488/10、SSC : 488/10

V1 : 450/50、V2 : 525/50

B1 : 525/50、B2 : 585/40、 B3 : 655-730、B4 : 750LP

R1 : 655-730、R2 : 750LP

FSC : 488/10、SSC : 405/10

V1 : 450/50、V2 : 525/50、 V3 : 579/34、V4 : 615/20、 V5 : 667/30

B1 : 525/50、B2 : 579/34、 B3 : 615/20、B4 : 667/30、 B5 : 725/40、B6 : 785/62

R1 : 667/30、R2 : 725/40、 R3 : 785/62

FSC : 488/10、SSC : 488/10

V1 : 450/50、V2 : 525/50

B1 : 525/50、B2 : 585/40、 B3 : 655-730、B4 : 750LP

R1 : 655-730、R2 : 750LP

FSC : 561/10、SSC : 561/10

V1 : 450/50、V2 : 525/50

B1 : 525/50、B2 : 614/50

Y1 : 586/15、Y2 : 615/20、 Y3 : 661/20、Y4 : 750LP

最小アップテーク可能量 1 μ L

流速 25–100 μ L/分に設定が可能、または 500, 1000, 2000 events/秒になるように自動で流速調整が可能

測定速度最大 15,000 events/秒

測定スピード(5 μ L 測定時)96-wellプレート:15分

384-wellプレート:60分96-wellプレート:25分

使用可能チューブタイプ384/96-wellプレート

5 mLチューブ

1.5 mLマイクロチューブ

96-wellプレート

5/15/50 mLチューブ

1.5 mLマイクロチューブ

サンプル攪拌ニードルのバイブレーションあるいはシェイカーの振盪による攪拌を選択可能

ピペッティングによる攪拌

細胞絶対数測定 対応(内部標準ビーズ不要)

濃縮カラムを用いた

高感度希少細胞解析非対応 対応

システムの自動化 スタートアップ、PMTキャリブレーション、蛍光補正、染色、測定、洗浄、シャットダウンの全てを自動

Express Mode

(プレインストールプログラム)搭載 一部搭載 搭載 一部搭載

Smart Gain technology 対応

21 CFR Part 11 対応

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再現性の高いリコンビナント抗体で自動解析をコンプリート

再現性を高めるには、フローサイトメーターの品質だけでなく、 抗体の品質も重要です。ミルテニーバイオテク社は高品質な抗体や各種フローサイトメトリー用試薬を提供しています。

とりわけミルテニーバイオテク社のリコンビナント技術で作成された抗体を使用すれば、試薬のばらつきによる影響が最小限になり、サンプルそのものの性質を反映した結果を得ることができ、再現性の向上が期待できます。

REAfinity™リコンビナント抗体 –フローサイトメトリー解析の神髄

ミルテニーバイオテク社では、再現性の向上を目的として、独自のリコンビナント抗体であるREAfinity抗体を開発して2012年から販売しており、クローン数や色素展開が大変豊富で、高い評価を受けています。REAfinity抗体はハイブリドーマ由来抗体の可変領域と、ヒト IgG1の重鎖およびκ軽鎖の定常領域の遺伝子を組み合わせて作られています。ミエローマ由来の特異性の無い軽鎖遺伝子は排除されているため、特異性の高い抗体の純度が高く、品質が安定しています。またFc領域に点変異を導入したことにより、Fc γレセプターにほとんど結合せず、ブロッキングステップを省略できます。さらにアイソタイプが1種類なので、異なるクローンを使用する場合でも、色素さえ同じであればアイソタイプコントロールを共有できます。REAfinity抗体を使用すれば、実験のセッティングを簡単に行え、 再現性の向上が期待できます。

こちらもご覧ください:www.miltenyibiotec.com/reafinity

Vio®Dyes – フローサイトメトリーのための明るい色素

オリジナル色素のVio Dyesシリーズは蛍光強度が強く、環境光への曝露や、パラホルムアルデヒドなどでの固定後も退色しにくい特長

があります。弱陽性の抗原や、重要な抗原の検出に最適です。

こちらもご覧ください:www.miltenyibiotec.com/vio

Ready-to-useキット

タイトレーション済みの ready-to-useキットを用いれば、 簡単に実験を行えます。条件検討の時間と1つ1つ試薬を買い集めるコストを削減でき、効率的な研究が可能です。またこれらのキットはMACSQuant Analyzersに搭載されているExpress Modeと組み合わせると自動解析を行うことが可能です。

カスタム抗体サービス

研究にあわせて、抗体をカスタマイズすることができます。 ミルテニーバイオテク社取り扱いのクローンであれば、低エンドトキシンのFunctional grade抗体の作製、蛍光色素標識*、標識なしのpure抗体作製などが可能です。また、お客様のお持ちのクローンの蛍光色素標識*も承ります。

詳しくはこちらもご覧ください:

www.miltenyibiotec.com/customab

*ミルテニーバイオテク社取り扱いの蛍光色素に限ります。

REAfinity抗体のアドバンテージ

• lot間差が最小• Fcγレセプターにほとんど結合しない• アイソタイプコントロールの共有が可能

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MACSQuant® Tyto® セルソーティングに変革をもたらす

飛躍的な技術革新

MACSQuant Tytoは、閉鎖系カートリッジを用いる革新的なセルソーターです。カートリッジには画期的なマイクロチップが搭載されており、このカートリッジを用いたマルチパラメーター高速フローソーティングにより、基礎研究および臨床応用に新しい可能性を切り拓きます。

MACSQuant Tyto® Cartridge

流路もサンプルも全てこの中にMACSQuant Tyto Cartridgeは、 input chamber、 positiveおよびnegative

chamberの3つのコンパートメントに分かれており、上部のキャップをはずすと各コンパートメント内の細胞を出し入れすることができます。蛍光標識された分離前の細胞は input chamberに入れます。 input chamber

内ではプロペラが回り常に細胞を懸濁しています。カートリッジ底部には、ソーティングシステムの心臓部である、マイクロチップが格納されています。マイクロチップでは蛍光に基づいた細胞分離を行います。蛍光シグナルを検出すると、マイクロチップ内の sorting valveが開閉して流路を切り換え、細胞をpositiveまたはnegative chamberに送り込みます。一般的な液滴荷電方式のソーターとは異なり、ドロップレット(液滴)の形成、細胞・バッファーの荷電は行いません。また、細胞が高い圧力にさらされることはありません。

カートリッジ方式ソーター本体には流路はありません。ソーティングは カートリッジの中だけで行われます。カートリッジはディスポーザブルなので、サンプルキャリーオーバーの心配もありません。

無菌細胞分離カートリッジは滅菌済みなので、無菌で細胞を分離できます。

迅速かつ簡単液滴形成は不要で、光軸調整も必要ありません。 カートリッジを挿入し、目的細胞にゲートして分取するだけです。

高い安全性閉鎖系カートリッジのため、エアロゾルは発生しません。 安全キャビネットに入れる必要もありません。

細胞に優しい低い圧力とマイクロチップ技術に基づいたソーティングにより、細胞は荷電されず、高いソーティング圧力にさらされることもありません。 細胞のviabilityや機能を損なわずにソーティングすることが可能です。

Positive collection

chamber

Input chamber

Mixing propellor Microchip

Negative

collection

chamber

Input

chamber

Positive

collection

chamber

Negative

collection

chamber

Air inlet

port

Microchip

MACSQuant Tyto Cartridge

MACSQuant Tyto Cartridge の底部およびマイクロチップの拡大写真。

MACSQuant® Tyto®

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14

ユニークなマイクロチップによる細胞分離

Microchip

Sort valve

Negative

collection

chamber

Positive

collection

chamber

Input

chamber

Mixing

propellor

. μm filter

Microchip

Air pressure line

Negative collection chamberPositive collection chamber

Input chamber

Air inlet port

Lasers

D filter

D filter

フィルターを通った空気が Tyto本体より供給され、カートリッジの底面にあるair inlet portからカートリッジ内へ入ります。その空気はさらに、portの入り口にある 0.1 μ mのフィルターを通り、 input chamber に向かって air pressure line中を流れます。再度 0.1 μ mのフィルターを通って input chamber に入り、input

chamber中の細胞を大変弱い空気圧で(< 3 psi)、 microchipに向けて押し流します。microchip と input chamberは 細い流路でつながれており、流路の入り口にある 3D フィルターを通ることで、細胞凝集塊が取り除かれます。

細胞は microchip 中で、 3 種類のレーザーによって検出されます。検出されたターゲット細胞は microchip内の sort valveで進路を変更されて、 positive collection chamberに集められます。それ以外の細胞は negative collection chamberに向かって流れていきます(拡大図参照)。

磁力によって sort valve は開きます。バルブが開くと、細胞は

positive collection chamberへ向かいます。 negative collection chamberへ細胞を送る際は、sort valve が閉じます。

オーダー番号 130-103-931

本体サイズ(W×D×H) 1,010×560×260 mm

本体重量 67 kg(外部モニター込み)

電源 100–240 VAC、50/60 Hz

本体消費電力 500 W(外部モニター込み)

モニター 32インチディスプレイおよび12インチタッチスクリーン

レーザー 405 nm、488 nm、638 nm

オーダー番号 130-104-791 130-106-088 170-076-011

包装 8 個 24 個 1 個

滅菌方法 Ethylene Oxide sterilization

無菌フィルター 0.1 μ m疎水性フィルター(air inletおよびoutlet ports)

流路径 25×50 μ m

ローディングボリューム 100 μ L–10 mL 500 μ L – 10 mL

最高ローディング濃度 5×10⁷ cells/mL*

細胞の回収 目的細胞:positive collection chamberから回収 非目的細胞: negative collection chamberから回収

バーコード カートリッジは個別にバーコードで標識されており、同定およびトレースが可能

*細胞の種類または計算方法に依存します。

フィルター

V1 : 450/50、V2 : 525/50

B1 : 525/50、B2 : 585/40、B3 : 655-730、B4 : 750LP

R1 : 655-730、R2 : 750LP

Backscatter and side scatter for detection of size and

granularity of cells

セルフローレート 最大 55,000 cells/秒*

バルブ開閉スピード 最大 30,000 valve actuations/秒*

ソーティングモード2 wayソーティングpositive(目的)細胞およびnegative(非目的)細胞

オペレーティングプレッシャー < 3 psi

温度設定 4–25 °C (under standard environmental conditions)

キャリーオーバー なし

1

2

3

MACSQuant Tyto Cartridges MACS GMP Tyto Cartridgeカートリッジ仕様

本体仕様

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CliniMACS Prodigy® 細胞プロセシングの各工程の自動化と統合化を実現

CliniMACS Prodigy®

CAR-T細胞などの細胞調製に

CliniMACS Prodigyは、細胞培養、細胞の磁気分離、遠心分離(バッファー交換や培地交換)、密度勾配遠心分離、遺伝子導入など、複雑な細胞プロセシングの各工程を閉鎖系(GCTP

環境下)で自動処理できる装置です。

◆ 細胞分離や洗浄濃縮、培養など各工程の自動化と

統合化を実現

◆ 閉鎖系での無菌操作を可能にした多様な機能とアクセサリー

◆標準化された細胞プロセシングによる高い信頼性と再現性

◆ 顧客ニーズに合わせた柔軟なプラットフォームを提供

するカスタマイズドプログラム

◆ クリーンルーム設備の縮小に貢献

◆ 次世代レベルの細胞療法開発のための強力なツール

◆CliniMACS® Electroporatorと組み合わせることで、 閉鎖系かつ自動化された効率的な遺伝子導入が可能

CAR-T細胞の製造がんの画期的な治療法として注目されているキメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法。その可能性は今や固形がんや感染症の治療にまで広がっています。しかし、CAR-T細胞の製造工程は非常に複雑かつ労働集約的であり、大きな課題となっています。CliniMACS Prodigyは、T細胞の分離から活性化、遺伝子導入、拡大培養まで、CAR-T細胞製造の全ワークフローを1台で実行することが可能です。全ての細胞プロセシング工程が自動化されており、高い再現性を有する標準化された細胞製造を実現できます。

C

ell s

epar

atio

n

Activation

Transduction Expan

sion

Final cell

product

Preparation

of starting

material

Process time: 14 days

ウイルス特異的T細胞の製造造血幹細胞移植後の免疫系回復期間において、ウイルス・真菌感染症は主な死因の1つとなっています。抗原特異的T細胞の養子移入が新たな治療法として報告されていますが、GMPに準拠した条件下での抗原特異的T細胞の製造は時間と労力を要し、大きな課題となっていました。CliniMACS Prodigy と CliniMACS Cytokine Capture System (IFN- γ ) は、 高度に自動化・標準化された閉鎖系無菌システムを実現し、わずか12時間で抗原特異的なCD4+およびCD8+ T細胞の分離が可能です。

Preparation of startingmaterial

Process time: 12 h

Final cellular product

Final cellular

product

Preparation of

starting material

A

nti

ge

n-s

pec

ific

stim

ulatio

n

Catchmatrix Reagent Secretion period Enrichm

ent Reagent Enrich

me

nt

Do

no

r screening

Qualit

y co

ntr

ol

Labeling with Labeling w

ith

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サイズ(W× D× H) 735× 400× 480(+600*) mm *バッグハンガー使用時の最大の高さ

重量 70 kg

電源 100–240 VAC、50/60 Hz

消費電力 810 VA

ポンプスピード 2–600 mL/min

ガス濃度調節 二酸化炭素、圧縮空気、窒素ガズ混合ユニット

(最小圧力:1 bar、最大圧力:2.5 bar)

温度調節 4–38 ˚C

遠心分離機能 最大 2,500 rpm (400× g)

マイクロスコープカメラ 最大 400倍

モニター 10.1インチ TFTタッチスクリーン

チューブシーラー CliniMACS Prodigy Tubing Sets PVCチューブ用

可能な細胞プロセシングステップ 細胞洗浄、密度勾配遠心分離、細胞の活性化、細胞の蛍光抗体標識、磁気細胞分離(細胞除去・濃縮)、ウイルスベクターによる遺伝子導入、細胞拡大培養、接着細胞の拡大培養・分化誘導、細胞培養、培地交換、最終細胞産物への製剤化

IPC/QC 統合された IPC/QCサンプリングポーチによる無菌下でのサンプルの採取

カスタマイズドアプリケーションサービス検証済みのすぐにご利用いただけるプログラムだけでなく、お客様のご要望に沿ったカスタマイズドプログラムをご提供いたします。お客様が手作業で行っている細胞製造工程を、CliniMACS Prodigyシステムプログラムへと翻訳することで、CliniMACS Prodigyで自動化かつGMPに準拠した工程へと変換することが可能です。

De

nsi

ty g

rad

ien

t

B

one marro

w

Cultivation and Cell Cultivation and

cen

trif

ug

atio

n

mononuclear c

ells

medium change splitting

medium

change Harve

st

Bone

marrow

Process time: 14 days

P2 MSCs

P1 MSCs

×2

×1

Final cell

product

De

nsi

ty g

rad

ien

t

B

one marro

w

Cultivation and Cell Cultivation and

cen

trif

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mononuclear c

ells

medium change splitting

medium

change Harve

st

Bone

marrow

Process time: 14 days

P2 MSCs

P1 MSCs

×2

×1

Final cell

product

本体仕様

接着性細胞の製造CliniMACS Prodigy Adhesive Cell Culture Process Softwareの9つのモジュールを柔軟に組み合わせることで、多能性幹細胞や間葉系幹細胞といった様々なタイプの接着性細胞のGMPに準拠した製造を可能にします。CliniMACS Prodigy TS 730 Tubing Setを使用することで、大規模な細胞製造へのスケールアップにも対応できます。

インタビュー お客様の細胞製造工程とご要望を明確にする

工程の仕様 お客様要件をCliniMACS Prodigyの仕様へ

翻訳し、承認を得る

プログラミング 工程の仕様に従い、CliniMACS Prodigyの

カスタマイズドプログラムを作成する

インストールおよび トレーニング

お客様施設でカスタマイズドプログラムの

インストール、デモンストレーション、

動作確認、トレーニングを行う

工程の検証 お客様によるカスタマイズドプログラム

の検証を実施する

*ワークフローの主要なステップは設計管理基準に従って文書化されます

2–

3ヶ月

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UltraMicroscope II

大きなサンプルの高速3Dイメージングのための光シート蛍光顕微鏡

◆ マウスの器官・組織全体など1cm3程度の大サンプルの高速

3Dイメージングが可能

◆ 左右両方向計6つの光シートによる均一な蛍光照明

◆ Dynamic Horizontal FocusingによるすぐれたZ方向解像度

◆ ほとんどの透明化プロトコルに対する屈折率補償

◆ フレキシブルな運用のズームボディタイプと高解像度用のチューブレンズタイプを選択可能

ズームボディセットアップ 無限遠補正光学セットアップ

調整可能な光シートサンプルに合わせて完全にマッチした設定を選択

均一な照明両方向3つ、計6つの光シートをサンプルに照射

高解像度イメージング透明化試薬にマッチしたチューブレンズをはじめ、 MI PLANシリーズなども搭載可能

簡単な操作ズームノブを回して倍率セットをするだけ

最適な感度とスピード広い視野のカメラ

大きなサンプル大きなチャンバーに、マウス胚・成体脳・器官、バイオプシーサンプルなど、まるごと設置

UltraMicroscope II 生命の複雑さをそのまま理解するために

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特 長

使用例

調整可能な光シートUltraMicroscope IIは、調整可能な光シートを搭載しており、 シート幅や開口数 (NA) 、レイリー長を自在に設定できます。

均一な蛍光照明UltraMicroscope II は、2×3の光シートを搭載しており、やや異なる角度で両方向から励起光をサンプルに照射します。

Dynamic Horizontal Focus技術UltraMicroscope IIは、サンプル全域にわたって撮影中に光シート焦点を

移動させる、Dynamic Horizontal Focus技術を搭載しています。

屈折率補償異なる透明化方法を用いると屈折率を補正する必要が生じます。UltraMicroscope II

では、CLARITYやベンジルエーテル、水などの屈折率補償をソフトウェア上で行うことができます。

High NA

Decreased Rayleigh length

(thin light sheet waist)

Highest precision

Y

Z Z

Y

Low NA

Increased Rayleigh length

(thick light sheet waist)

Smaller data quantities

High NA

Thin light sheet waist Dynamic horizontal focus

Y

Z

腫瘍学Weber, T.G. et al. 2014. Apoptosis imaging for monitoring DR5 antibody accumulation and pharmacodynamics in brain tumors

noninvasively. Cancer Res. 74: 1913.

Mendler, C.T. et al. 2016. Tumor uptake of anti-CD20 fabs depends on tumor perfusion. J. Nuc. Med. 57: 1971.

Pan, C. et al. 2019. Deep learning reveals cancer metastasis and therapeutic antibody targeting in whole body. bioRxiv. https://

doi.org/10.1101/541862

Breckwoldt, M.O. et al. 2019. Correlated MRI and Ultramicroscopy (MR-UM) of brain tumors reveals vast heterogeneity of tumor

infiltration and neoangiogenesis in preclinical models and human disease. Front. Neurosci. 12: 1004.

病理学Nojima, S. et al. 2017. CUBIC pathology: three-dimensional imaging for pathological diagnosis. Sci. Rep. 7: 9269.

Hägerling, R. et al. 2017. VIPAR, a quantitative approach to 3D histopathology applied to lymphatic malformations. JCI Insight. 2:

e93424.

Hildebrand, S. et al. 2018. Scalable cytoarchitectonic characterization of large intact human neocortex samples. bioRxiv. https://

doi.org/10.1101/274985

Noë, M. et al. 2018. Immunolabeling of cleared human pancreata provides insights into three-dimensional pancreatic anatomy

and pathology. Am. J. Path. 188:1530.

神経科学Lozovaya, N. et al. 2018. GABAergic inhibition in dual-transmission cholinergic and GABAergic striatal interneurons is abolished

in Parkinson disease. Nat. Commun. 9: 1422.

Liebmann, T. et al. 2016. Three-dimensional study of Alzheimer’s disease hallmarks using the iDISCO clearing method. Cell Rep. 6:

1138.

Renier, N. et al. 2016. Mapping of brain activity by automated volume analysis of immediate early genes. Cell 165: 1789

Susaki, E.A. et al. 2014. Whole-brain imaging with single-cell resolution using chemical cocktails and computational analysis. Cell

157: 726.

免疫学Hägerling, R. et al . 2013. A novel multistep mechanism for initial lymphangiogenesis in mouse embryos based on

ultramicroscopy. EMBO J. 32: 629.

Grüneboom, A. et al . 2019 A network of trans-cortical capillaries as mainstay for blood circulation in long bones. Nature

Metabolism 1: 236–250.

Frye, M. et al. 2018. Matrix stiffness controls lymphatic vessel formation through regulation of a GATA2-dependent transcriptional

program. Nat. Commun. 9: 1511.

A B

(A)左側だけから照射(B)左右計6つの光シートによる照射

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UltraMicroscope II 生命の複雑さをそのまま理解するために

ズームボディセットアップ  無限遠補正光学セットアップ

光シート

励起 単方向または双方向

光シート数 1–6

シート厚 4–24 μm

シート幅 1-20 mm

開口数 0.0135–0.135

焦点位置 動的

屈折率 1.33–1.56

ズームズーム モノズーム  –

ズーム率 0.63×–6.3× (1:10)  –

検出

対物レンズ 2× 1.1× 4× 12×

開口数 0.5 0.1 0.3 0.53

視野 (5.5 メガピクセルカメラ) 1.7–17.6 mm 19.7 mm 5.4 mm 1.8 mm

総合倍率(対物レンズ + ズーム率) 1.26–12.6× – – –

作動距離 5.6 mm(補正)10 mm

16 mm

17 mm 5.6 mm 

8.5 mm

10 mm

10.9 mm 

屈折率整合 1.33–1.56

色検出 7 フィルター

色彩補正 Dynamic 400–850 nm

イメージングチャンバー

イメージング液 水溶性バッファーまたは有機溶媒

サンプル駆動域(X, Y, Z) 1 cm, 1 cm, 1 cm

サンプルサイズ μm レンジから cm レンジまで

光源 レーザーモジュール 最大5レーザーライン 50–100 mW / ダイオード

一般情報 本体サイズ(W×H×D) 54×82×65 cm 54×73×65 cm

重量 47 kg(コントロール・レーザー除く)

仕 様

550万画素 sCMOS カメラ 420万画素 sCMOS カメラセンサータイプ 表面照射 scientifi c CMOS  表面照射 scientifi c CMOS 

画素数(W×H) 2560×2160 (550万画素 )  2048×2048 (420万画素 ) 

画素サイズ 6.5×6.5 μm 6.5×6.5 μm

センサーサイズ 16.6×14.0 mm  21.8 mm (対角 ) 13.3×13.3 mm  18.8 mm (対角 )

飽和電荷量 30,000 e- 30,000 e-

読み出しレート 200 MHz (100 MHz×2 sensor halves) 

560 MHz (280 MHz×2 sensor halves)

Slow Read 216 MHz (108 MHz×2 sensor halves)

Fast Read 540 MHz (270 MHz×2 sensor halves) 

読み出しモード ローリングシャッターおよびグローバルシャッター ローリングシャッターおよびグローバルクリア

読み出しノイズ [中央値 ] @ 200 MHz 

@ 560 MHz 

ローリングシャッター0.9  e- [1.2 rms] 

1.2 e- [1.6 rms] 

グローバルシャッター2.3 e- [2.5 rms] 

2.4 e- [2.6 rms] 

  

@ 216 MHz

@ 540 MHz

ローリングシャッター0.90 e- [1.1 rms]

1.10 e- [1.3 rms]

最大読み出しレート 560 MHz  540 MHz 

最大フレームレート Camera Link: 100 fps USB 3.0: 53 fps Camera Link: 100 fps USB 3.0: 53 fps

量子効率 60 %  82 % 

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MACSima™ 新しいイメージングプラットフォーム

MultiMACSTM

ウイルスや生体高分子も多検体同時分離

MultiMACS M96 Separator MultiMACS M96thermo Separator (温度制御可能マグネット搭載)

◆ 1ランで最大96サンプルから同時にタンパク質など生体高分子の分離、ChIPアッセイ、HIVウイルス粒子の精製などが可能

◆ 遠心分離およびバッファー除去ステップが不要

◆ プログラムの作成・編集が可能

◆ 温度制御できるマグネットを搭載したMultiMACS M96thermo

Separatorなら、カラム内のサンプル温度を37°Cまたは42°C

に制御し、カラム内での酵素反応(cDNA合成など)が可能

MACSima™ Imaging Platform

ひとつのサンプルから最大96色検出可能な ウルトラハイコンテント顕微鏡システム

◆ ひとつのサンプルから96種類のマーカーの検出が可能

◆ サンプル染色から画像撮影まで完全自動で処理

◆ 組織片・浮遊細胞・接着細胞に適用

◆ PFA・アセトン・FFPEなどさまざまな固定法に対応

◆ 得られた2D画像スタックから、クラスター化やヒート

マップなどさまざまなタイプのデータ出力が可能

Coming Soon !

本体仕様

オーダー番号 130-091-937 130-094-534

サイズ(W × D × H) 230×435×230 mm

重  量 11 kg

電  源 100–240 VAC、50/60 Hz

消費電力 200 W 365 W

MultiMACS M96 Separator MultiMACS M96thermo Separator

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単細胞懸濁液・ ホモジネート調製

臨床応用研究

細胞培養

フローサイトメトリー解析

磁気細胞分離

■自動組織分散・破砕装置 gentleMACS Dissociatorのプログラム選択・作成についての相談

■組織分散用酵素 Tissue Dissociation kitシリーズの選択についての相談

■装置の操作法、プロトコールや試薬に関する相談

■デブリ、死細胞、ミエリン片除去などサンプルのクリーニング製品群の選択、プロトコールや試薬に関する相談

■デモンストレーション、取り扱い説明、セミナーなど訪問サポート

■完全閉鎖式自動細胞調製装置 CliniMACS Prodigyのプログラムのカスタム作成

■装置の操作法、プロトコール、試薬に関する相談

■ロットごとに試験成績書を発行

■細胞製品製造から品質管理のシステム構築の相談

■治験実施に向けた相談や支援

■マスターファイル(MF)へ MACS GMP製品の登録* 、再生医療等製品材料適格性相談・支援

■幹細胞(ES, iPS, MSCなど)、神経系細胞、免疫細胞、がん細胞培養に適した培地・

サイトカイン・グロースファクターなど試薬選択に関する相談

■リサーチグレードからGMPグレードまで幅広い品揃えの中から、基礎研究と臨床応用研究のシームレスな

研究を行うための試薬選択に関する相談

■フローサイトメーター MACSQuant Analyzerシリーズの機器選定についての相談

■簡単解析機能 Express modeのカスタマイズ(アナライザーのみ)

■リキッドハンドリングシステムと組み合わせた自動化・多検体処理のシステム構築の相談

■セルソーター MACSQuant Tytoによる閉鎖式無菌ソーティングのアプリケーション相談・セットアップ

(GMPグレード対応)

■カスタム抗体サービス

■抗体染色パネル作成や色素選択の相談・支援

■装置の操作法、染色プロトコール、データ解析方法、試薬に関する相談

■デモンストレーション、取り扱い説明、セミナーなど訪問サポート

■autoMACS Pro SeparatorやMultiMACS Cell24 Separator Plusなど磁気細胞分離装置の選定についての相談

■マイクロビーズ、カラム、プログラムなどの選択についての相談

■リキッドハンドリングシステムと組み合わせた自動化・多検体処理のシステム構築の相談

■装置の操作法、プロトコールや試薬に関する相談

■デモンストレーション、取り扱い説明、セミナーなど訪問サポート

どんなに経験を積んでも実験をする際は不安を感じるものです。特に周りに相談できる経験者がいない場合、どのように実験を行ったらいいか迷うことがあると思います。ミルテニーバイオテク社は、初心者から経験者まで使いやすい製品を開発すること、それに加え豊富な情報と経験をあわせて丁寧なサポートを提供し、お客様がより有意義な実験を行えるようにすることを目指しています。また弊製品ラインアップは、サンプル調製、細胞分離、フローサイトメトリー解析、そして臨床応用研究のための機器と試薬であり、細胞研究を幅広くカバーしています。各ステップでミルテニーバイオテク社の製品をお使いいただくことで、お客様の研究をトータルでサポートできます。お気軽にご相談ください。

※ 一部有料サービスがございます。お問い合わせください。

みなさまの研究をトータルで支えます。

*MF登録自体は、規制当局による品質及び安全性に関する確認又は評価が行われたことを意味するものではありません。

また、販売名に含まれる「GMP」はブランド名「MACS GMP」の一部であり、規制当局によりGMP適合性調査・認証を受けたことを意味するものではありません。

Support 細胞研究のエキスパートによる高品質できめ細やかなサポート

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まずはご相談下さい。ミルテニーバイオテク社には、他にも様々な製品群がございます。 弊社製品についてご質問・ご相談がございましたら、まずは下記にご連絡ください。

ミルテニーバイオテク社の製品は基礎研究から臨床応用研究まで シームレスに対応しています。 ミルテニーバイオテク社は基礎研究から臨床研究へスムースに移行できるよう、基礎研究用からGMP/GCTPに準拠した製品や、

高度に自動化された各種装置を展開し、すべての基礎研究者とトランスレーショナルリサーチ (TR) 研究者・企業の皆様を応援しています。

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03-5646-9606 9:00–12:00 / 13:00–17:00 (土日祝日除く)

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特別な明示が無い限り、Miltenyi Biotec製品とサービスは研究目的にのみ提供され、治療・診断・検査に用いることはできません。MACS、autoMACS、MACSQuant、Vio、Tyto、CliniMACS Prodigyは、Miltenyi Biotec GmbHの登録商標です。またgentleMACS、MACSmix、MultiMACS、MACSQuantify、REAfinity、 MACSimaは、Miltenyi Biotec GmbHの商標です。また、本パンフレットに記載されている商品名等は、特に記載はなくても各社の商標、または登録商標です。製品の保証期間において、火災・地震・水害・雷害などの天災地変、およびその他の特殊な外部要因によって故障した場合は有償での修理となります。本パンフレットの内容の一部または全部を無断で転載あるいは複製することはご遠慮ください。